那須岳 はりきって那須五峰チャレンジ!完歩したけど体力の限界でした、、、トホホ
- GPS
- 12:07
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,237m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
黒尾谷岳 6:20
南月山 7:15
山頂駅 8:15
朝日岳 10:00
三本槍岳11:30
到着時刻/高度: 18:09 / 1068m
※ログが途中で一旦切れてるんですけど、ルートはもみの木平からの往復です。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しばらく進むと「もみの木平A」という矢印看板が現れるのでそこを右折、付きあたりは進入禁止になってるので手前で右折、その突き当たりを右に曲がった所が登山口になっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
峰の茶屋跡避難小屋から朝日岳に向かう途中は鎖場があるけれど、注意して通れば問題ありません。 山全体として、整備がここ数年進められているので、どんどん歩きやすくなっている気がします。 道標も立派なものが整備されてはじめておりました。 |
写真
感想
前々からいつかはやってみたいと思っていた那須五峰縦走
那須岳はいくつかの山塊でなっていて、
正確には那須岳という山はありません。
その主峰は茶臼岳で、ロープウェイでアプローチできるので
すごく手軽に登山を楽しめます
そのお隣の朝日岳も、
比較的お手軽に高度感のある登山が楽しめるので
人気があるようです。
諸説ありますが、
南から順番に黒尾谷岳、南月山、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳とならぶ5つの山は
那須五峰と呼ばれます。
一つ一つの山を個別に歩く事はよくあったんですけど
一気に歩くとなると私は体力的に心配でした。
でも、一度やってみたいという思いにかられていたので
今回トライする事にしました。
ダメな時にはドロップアウトできる下山道も沢山あるのがこの山の魅力です。
入山は、ハイランド別荘地内にあるもみの木平からアプローチして、
まず黒尾谷岳を目指します。
自分の中で一番苦手なルートがから始まります。
まだ薄暗い森の中を一人で黙々とあるいていきます。
「クマでませんように、クマでませんように!」と願いながらの山歩きです。
最近の那須では、もっと街の方にまで目撃情報が多発しているようなので、
本当にマイナールートは怖いです。
そそくさと南月山まで一気に抜けて行くと、
一気に展望が広がり目の前に茶臼の雄大な姿がドーーーン!
迫力のある景色が大好きです。
南月山から茶臼岳へ向かう尾根歩きは、
開放感があって
どんどん茶臼が近づいてきて大きく迫力ある姿がせまって来る感じがすきです。
茶臼岳に登る前に一旦ロープウェイの山頂駅に立ち寄ってトイレを拝借。
ベンチでザックをあけて、朝食?をしっかりと食べる事にしました。
南月山までは誰とも会いませんでしたが、
茶臼岳の周回に入ると、途端に人とすれ違います。
やはり茶臼は人気のある山ですね。
ブレイク終了後、一気に茶臼岳山頂を通過して、
朝日岳まで移動です。
ここまで気分良く歩けるので、調子に乗り過ぎてかなり足を使ってしまっている感じです。
後半に苦しむ事になる事も、この時には考え及ばず、、、、、
朝日岳の山頂で二度目のブレイクです。
パンやナッツなど、カロリー高めのものを体内に詰め込みます。
水分もしっかりととります。
天気良くって気持ちいいですが、
水分の減りがペース早い!
2リットル持ってきた飲料は、
このあとの行程を考えるとまあ、足りません。
那須岳の水場は、丁度いい場所に無いんだよなー
三斗小屋までまわって、お水いただきに行くしか無いかなー
延命水でもいいけどなー
ここまで一気にあるきましたが、
すでに五分の四峰を登ってきました。
あとは三本槍を登れば、コンプリート。
しかしながら、三本槍に向かう登りで一気にペースダウンです。
押さえ気味に来たつもりでしたが、
オーバーペースだったかな〜
帰りの事も考えると、
慎重に体と相談しながら歩かなくてはなりません。
なんとか三本槍岳にも登り、
やった〜那須五峰達成!!!!と喜んだのもつかの間。
戻りのルートに悩みます。
当初の予定では、
大峠周りでダイナミックな山行を考えていましたが、
体力を考えると、消極的になります。
水を貰う事を考えると、
延命水まで降りるか、
三斗小屋まわりにするかだと思います。
悩んだ結果、隠居倉から三ど小屋をまわり
姥が平から牛ヶ首にあがるルートを選択。
三本槍から一旦来た道をもどり、
熊見曽根から隠居倉へ。
こちらからみる那須岳もダイナミックでいいものです。
秋の紅葉の時期にまた来てみたいと思う景色ですね。
隠居倉から三斗小屋へは急激な下りです。
この下りが一番キツかったような気がしました。
ここで体力の限界を感じ、
途中で、腕、足、腹筋が痙攣を始めちゃって、、、、、
えー、、、やばい、、、
どーしようー、、、
と、あせります。
とりあえず、立ち止まって休憩。
水分も残り少ないので、
脱水症状なのか熱中症なのか、、、、、
ダメ元で、ポッケにあった熱中症対策の塩飴をほおばってみました。
すると一気に体が動くようになりました。
炭水化物とか水分とか、糖分とか塩分とか、、、、
山を歩くと色んな栄養素がしっかりと体を動かしている事をしっかりと感じ取れますね〜
エネルギーが無いと、山は歩けないな〜
水が無いと、体は動かないなー
としみじみと感じながらもう一踏ん張りして、三斗小屋へ
三斗小屋温泉では、煙草屋さんと大黒屋さんの2件の宿が営業されています。
ここに泊らないと入れない三斗小屋温泉は、秘湯ですね。
大黒屋さんの前にある水場から、水分をしっかりといただき、
ここからが本格的な帰り道。
ドロップアウトを選択する事はやめて、
ふたたび南月山〜黒尾谷岳〜もみの木平を目指します。
しかし、
疲れていたせいか、痛恨のルートミス。
姥が平に向かおうと思っていた所、
延命水を通って峰の茶屋跡下にある避難小屋まで来てしまいました。
これなら素直に延命水を目指せば良かった。。。Orz
というのは後の祭り。
ふらふらになりながら、
峰の茶屋跡まで登り、
牛ヶ首まで横移動。
この頃には、山にだーれもいなくなってます。
さみしーーーー
たぶん3時半ごろだったかな?
日も傾きはじめ、
南月山まで戻った頃には、
ちょっと日暮れな雰囲気です。
ここから先のルートは、
日暮れの寂しさもあって
まじでクマが恐いよー
というのも、
途中でお話ししたお兄ちゃんが
先週赤面山を歩いていたら、
すぐ脇の笹がカサカサいうのでよく見たら
熊が二本足で立っていた。って言うんです。
幸いにも一心不乱に逃げて無事だったそうですが、
そんな話を聞いたあとでは妄想がどんどん膨らみます。
以前、春先に黒尾谷から南月山を歩いた際には、
雪についた熊の足あとにであって
背筋がぞーーーーっとした事もありました。
いつもよりも鈴が活発になるように
ザックの取り付け位置も変更して、
なるべくリンリンと鈴をならしながら進みます。
もうこの頃には
足も自由に動かない感じになってましたが、
怖さが先立ち、
南月山から黒尾谷岳の間だけは
設定タイムの半分の時間で駆け抜けました。
しんじられない、、、、、
その反動で、
黒尾谷の下山は、
ロボットの様にカクカクと不器用に体を動かしながら、
やっとの思いで無事下山。
自分の体力の限界と
ペース配分を知るには
良い機会となりました。
もうお腹いっぱい
しばらく山はいらないです(; ;)
那須岳噴煙ごぉー
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