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Yamareco

記録ID: 333670
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜奥穂高岳(南稜ルート)〜北穂高岳〜槍ヶ岳〜西岳〜大天井岳〜燕岳〜中房温泉

2013年08月13日(火) ~ 2013年08月15日(木)
 - 拍手
GPS
52:00
距離
33.3km
登り
3,907m
下り
3,969m

コースタイム

1日目:上高地5:30-岳沢小屋7:30-南稜取付8:30-トリコニー喫11:40-南稜ノ頭14:50-奥穂高岳山頂15:00-穂高小屋15:30泊

2日目:穂高小屋4:00-涸沢岳4:20-北穂高岳6:00-北穂高小屋6:15-南岳小屋8:40-南岳9:00-中岳10:00-大喰岳10:30-槍ヶ岳山荘11:00-槍ヶ岳山頂11:30-ヒュッテ大槍12:30-ヒュッテ西岳14:30泊

3日目:ヒュッテ西岳4:00-西岳4:20-赤岩岳5:15-大天井ヒュッテ-大天荘7:00-大天井岳山頂7:15-大下り8:40-燕山荘9:10-燕岳9:40-中房温泉12:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
上高地まで夜間バス 中房温泉から乗り合いバスでJR穂高駅
出発の上高地。肌寒いけれど直ぐに暑くなるから上着は着ない。
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出発の上高地。肌寒いけれど直ぐに暑くなるから上着は着ない。
綺麗だけど急がないと
綺麗だけど急がないと
今日のルートが一望できる。中央の雪渓を登ります。
今日のルートが一望できる。中央の雪渓を登ります。
アイゼンは持ってこなかったですが、急勾配ではないので登れます。
アイゼンは持ってこなかったですが、急勾配ではないので登れます。
雪渓より取り付いて左上のコブがトリコニー。このうちの喫と曲から南稜ノ頭へ向かいます。
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雪渓より取り付いて左上のコブがトリコニー。このうちの喫と曲から南稜ノ頭へ向かいます。
雪渓が途中で途切れてて飛び降りるしかない。
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雪渓が途中で途切れてて飛び降りるしかない。
裏側はこんな感じ。
さ、登ります。トレースは目の前にあります。
さ、登ります。トレースは目の前にあります。
潜ります。ザックが引っかかる。間違ってもザックに色々くくりつけてはなりません。
潜ります。ザックが引っかかる。間違ってもザックに色々くくりつけてはなりません。
ここはそのまま登って目の前の岩を目指す。
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ここはそのまま登って目の前の岩を目指す。
だいぶ近づいた。
この隙間がトリコニー喫の名物螺旋階段。隙間を通って上に登って飛んで渡ります。
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この隙間がトリコニー喫の名物螺旋階段。隙間を通って上に登って飛んで渡ります。
曲も過ぎれば最後の登り。間違っても右へ巻いてはいけません。稜線をそのまま登らないと下ってしまいます。この先懸垂下降点有ですが、すぐ脇からクライムダウン可能
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曲も過ぎれば最後の登り。間違っても右へ巻いてはいけません。稜線をそのまま登らないと下ってしまいます。この先懸垂下降点有ですが、すぐ脇からクライムダウン可能
岩に登ってる最中に雷鳥が飛び込んで来て心臓飛び出るかと思った。
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岩に登ってる最中に雷鳥が飛び込んで来て心臓飛び出るかと思った。
吊り尾根と合流して山頂へ。
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吊り尾根と合流して山頂へ。
奥穂高岳山頂
穂高小屋から見る夕焼け。人が凄いです。僕はトイレ前の石畳の上で寝ました。寒くて夜寝付けなくてうるさかったかもしれません。
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穂高小屋から見る夕焼け。人が凄いです。僕はトイレ前の石畳の上で寝ました。寒くて夜寝付けなくてうるさかったかもしれません。
翌日。さくっと槍穂縦走しましょう。
翌日。さくっと槍穂縦走しましょう。
北穂高岳山頂。
大キレット。南岳方面から来る人が多くてすれ違いの渋滞になる。
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大キレット。南岳方面から来る人が多くてすれ違いの渋滞になる。
槍ヶ岳山荘まで着ました。11時半くらいの段階でもうテン場埋まりそうでした。
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槍ヶ岳山荘まで着ました。11時半くらいの段階でもうテン場埋まりそうでした。
槍の山頂へ。渋滞があるので誰が登っても20分ってところでした。
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槍の山頂へ。渋滞があるので誰が登っても20分ってところでした。
槍ヶ岳山頂。
東鎌尾根を下って西岳へ
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東鎌尾根を下って西岳へ
西岳ヒュッテからの穂高連峰。テン場からの眺めは◎です。
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西岳ヒュッテからの穂高連峰。テン場からの眺めは◎です。
帰りは表銀座で中房温泉へ。大天井岳山頂。
槍がもう遠い。
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帰りは表銀座で中房温泉へ。大天井岳山頂。
槍がもう遠い。
最後にいるか岩。
撮影機器:

感想

待ちに待ったお盆です。

ご先祖様には申し訳ないですが、年に2回のチャンスなので山へ行きます。

今回は北アルプスを上高地から入って奥穂高岳〜槍ヶ岳の縦走でおまけに表銀座が加わっています。

メインは初日の奥穂南稜ルートのバリエーションルート。
ヤマレコにもいくつか記録があって大変参考にさせて頂きました。
もし、この記録を見て参考にされる方がいらっしゃいましたら、ぜひ他の人の記録も参考にして下さい。

それと重要な事ですが、このお盆期間であっても僕以外誰一人として出会いませんでした。トレースは案外はっきりと残っていますが、一日2パーティーも通過していないようです。万が一何かあった場合誰も助けてくれませんのでご注意を!

特別用意した装備は、シモンのサブバイルくらいです。ザイルは悩んだ末に持ちませんでした。
お守りに緊急用にスリング数本と5m程度のロープは持っていきます。

雪渓は岩とぶつかる所で溶けてすっぱり割れてしまっているので、脇から飛び降ります。そこからはハイマツに隠れたトレースを辿って藪漕ぎです。

このルートは8割くらい藪漕ぎです。

ザックが大きすぎるとトレースを追いかけられない場面が出てくるかもしれません。なるべくコンパクトにまとめておいた方がいいです。


トリコニー喫から道なりに曲を過ぎて北へ向かう稜線を追いますが、
ここで僕は右に巻いてしまい。吊尾根との谷間に当たって引き返しました。
横着して巻こうとか思わずにそのまま稜線の背中に乗って上りましょう。

最後に懸垂下降点がありますが、慌てずに西方面を見てみると4手くらいでクライムダウンできる場所があります。ザイルがあればベストですが、普段からクライミングされてる方なら問題ないです。

南稜ノ頭に到着すれば後は一般道なので迷う事はないです。


その日は穂高小屋にテント泊。15時過ぎて到着した時点で既にテン場は満員。
小屋の裏や表にテントを張らせてもらいました。平らで快適ですが、石が冷たい。


翌日4時に出発。月はないですが、星空の下の道を歩きます。
4時の時点で既に空が赤み出てきますので、案外すぐ日の出です。
1時間後にはヘッドランプ不要です。

北穂高岳までは難所なし。大キレットも初日のルートから見れば楽勝なので、渋滞に振り回されずに落ち着いて渡れば大丈夫。北穂→南岳は人数が少なく、北から南へ向かってくる人がやはり多いです。

南岳からはかなり気持ちがいい稜線歩きです。日差しは強いですが、今回のルートの中では一番気持ちがいい。徐々に近づく槍を眺めながら緩やかな登りを進む。


とりわけこの先は感想もないですが、5月の残雪期に行った東鎌尾根の変貌ぶりを体感しながら西岳の遠さにひーひー言いながら3日目には結構ヘロヘロでした。

しかし天気にも恵まれて大変良い山行となりました。

無事に下山できてよかったです。


西岳のテン場や合戦尾根の最後の方でお会いした方とも楽しいお話が出来ました。
ありがとうございました。


また何処かでお会いできれば嬉しいです。













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