上高地〜奥穂高岳(南稜ルート)〜北穂高岳〜槍ヶ岳〜西岳〜大天井岳〜燕岳〜中房温泉
- GPS
- 52:00
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,907m
- 下り
- 3,969m
コースタイム
2日目:穂高小屋4:00-涸沢岳4:20-北穂高岳6:00-北穂高小屋6:15-南岳小屋8:40-南岳9:00-中岳10:00-大喰岳10:30-槍ヶ岳山荘11:00-槍ヶ岳山頂11:30-ヒュッテ大槍12:30-ヒュッテ西岳14:30泊
3日目:ヒュッテ西岳4:00-西岳4:20-赤岩岳5:15-大天井ヒュッテ-大天荘7:00-大天井岳山頂7:15-大下り8:40-燕山荘9:10-燕岳9:40-中房温泉12:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
待ちに待ったお盆です。
ご先祖様には申し訳ないですが、年に2回のチャンスなので山へ行きます。
今回は北アルプスを上高地から入って奥穂高岳〜槍ヶ岳の縦走でおまけに表銀座が加わっています。
メインは初日の奥穂南稜ルートのバリエーションルート。
ヤマレコにもいくつか記録があって大変参考にさせて頂きました。
もし、この記録を見て参考にされる方がいらっしゃいましたら、ぜひ他の人の記録も参考にして下さい。
それと重要な事ですが、このお盆期間であっても僕以外誰一人として出会いませんでした。トレースは案外はっきりと残っていますが、一日2パーティーも通過していないようです。万が一何かあった場合誰も助けてくれませんのでご注意を!
特別用意した装備は、シモンのサブバイルくらいです。ザイルは悩んだ末に持ちませんでした。
お守りに緊急用にスリング数本と5m程度のロープは持っていきます。
雪渓は岩とぶつかる所で溶けてすっぱり割れてしまっているので、脇から飛び降ります。そこからはハイマツに隠れたトレースを辿って藪漕ぎです。
このルートは8割くらい藪漕ぎです。
ザックが大きすぎるとトレースを追いかけられない場面が出てくるかもしれません。なるべくコンパクトにまとめておいた方がいいです。
トリコニー喫から道なりに曲を過ぎて北へ向かう稜線を追いますが、
ここで僕は右に巻いてしまい。吊尾根との谷間に当たって引き返しました。
横着して巻こうとか思わずにそのまま稜線の背中に乗って上りましょう。
最後に懸垂下降点がありますが、慌てずに西方面を見てみると4手くらいでクライムダウンできる場所があります。ザイルがあればベストですが、普段からクライミングされてる方なら問題ないです。
南稜ノ頭に到着すれば後は一般道なので迷う事はないです。
その日は穂高小屋にテント泊。15時過ぎて到着した時点で既にテン場は満員。
小屋の裏や表にテントを張らせてもらいました。平らで快適ですが、石が冷たい。
翌日4時に出発。月はないですが、星空の下の道を歩きます。
4時の時点で既に空が赤み出てきますので、案外すぐ日の出です。
1時間後にはヘッドランプ不要です。
北穂高岳までは難所なし。大キレットも初日のルートから見れば楽勝なので、渋滞に振り回されずに落ち着いて渡れば大丈夫。北穂→南岳は人数が少なく、北から南へ向かってくる人がやはり多いです。
南岳からはかなり気持ちがいい稜線歩きです。日差しは強いですが、今回のルートの中では一番気持ちがいい。徐々に近づく槍を眺めながら緩やかな登りを進む。
とりわけこの先は感想もないですが、5月の残雪期に行った東鎌尾根の変貌ぶりを体感しながら西岳の遠さにひーひー言いながら3日目には結構ヘロヘロでした。
しかし天気にも恵まれて大変良い山行となりました。
無事に下山できてよかったです。
西岳のテン場や合戦尾根の最後の方でお会いした方とも楽しいお話が出来ました。
ありがとうございました。
また何処かでお会いできれば嬉しいです。
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