【梅雨明け作戦2日目】五竜岳（遠見尾根）【甲56.8】

2021年07月18日(日) [日帰り]

• GPS: 09:25
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,429m
• 下り: 2,425m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:25

距離 23.0km 登り 2,429m 下り 2,436m

3:49 エスカルプラザ駐車場
5:07 白馬五竜アルプス平
5:21 5:30 アルプス展望ペアリフト乗り場
5:34 5:36 地蔵の頭
5:47 見返り坂
6:01 6:02 一ノ背
6:11 6:12 二ノ背
6:20 6:22 小遠見山
6:24 五竜登山口
6:36 6:37 中遠見山
7:03 7:04 大遠見山
7:26 西遠見標柱
7:35 西遠見山
8:23 白岳
8:27 五竜山荘
9:06 9:09 五竜岳分岐
9:11 9:39 五竜岳
9:41 五竜岳分岐
10:10 10:11 五竜山荘
10:15 遠見尾根分岐
10:50 西遠見山
10:55 西遠見標柱
11:11 11:12 大遠見山
11:33 11:34 中遠見山
11:44 五竜登山口
11:46 11:47 小遠見山
11:52 二ノ背
11:58 一ノ背
12:07 見返り坂
12:16 地蔵の沼
12:19 アルプス展望ペアリフト乗り場
12:29 白馬五竜アルプス平
13:14 エスカルプラザ駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

エスカルプラザ駐車場

コース状況／危険箇所等

今回のコースで最も厄介なのはスキー場内の道。砂利で歩きにくいだけでなく、下りの時には大変滑る。
稜線の岩場は難儀している人はいたが、足掛かりは豊富。

写真

7/18 3:57

未明にエスカルプラザ駐車場を出発し、スキー場のゲレンデを登り始める。

7/18 4:21

堂々たる頚城山塊に「おー」と感嘆の声が漏れる。

7/18 4:26

カモシカ様と遭遇。

7/18 4:33

ゲレンデ内の砂利道がとても歩きにくい上にスキー場特有の急勾配(一応ジグザグ道だが、それでも急）もあって、予想以上に時間がかかる。

7/18 4:42

ゴンドラ駅周辺で見込んでいた日の出は、そのかなり手前の道中で迎える。

7/18 4:51

太陽が完全に顔を出した。

7/18 5:06

ゴンドラ駅に着いたのはその15分後。距離と時間の想定が激アマだったな。

7/18 5:10

遠見尾根歩きの始まり。

7/18 5:12

しばらくは白馬五竜高山植物園の花々を楽しむ。まずはコマクサ。

7/18 5:13

・・・。

7/18 5:13

もうちょい花の知識があればなあと思う。

7/18 5:17

ニッコウキスゲ

7/18 5:29

ペアリフト乗り場に仮設トイレ（常時水洗）があったので、出せるものは出しておくかとしばらく踏ん張ったが何も出なかった。

7/18 5:31

植物園内では写真付きのプレートがあるので、何の花かわかる。これはナメルギボウシ。

7/18 5:31

シモツケソウ

7/18 5:33

地蔵の頭

7/18 5:34

地蔵の頭から五竜岳

7/18 5:34

唐松岳

7/18 5:34

白馬岳

7/18 5:34

なだらかな北側は栂池の方。小蓮華山、白馬乗鞍岳。

7/18 5:34

雲海に浮かぶ頚城山塊、雨飾山。

7/18 5:37

新しくできたと思われる看板。完全予約制の今こそ、泊山行がしやすいのかもしれない。

7/18 5:39

当面は木段が整備された遊歩道的な道。

7/18 5:46

見返り坂

7/18 6:00

一ノ背　髪って何だ？髪って。

7/18 6:10

二ノ背まで来てようやく小遠見山のピークが間近になる。

7/18 6:13

鹿島槍ヶ岳を見ながら小遠見山に向かう。

7/18 6:15

五竜山荘を視認する。

7/18 6:19

小遠見山到着。ここまで結構長かった。

7/18 6:19

小遠見山から槍ヶ岳。

7/18 6:20

だんだんと雲が薄くなってきている。

7/18 6:23

って、ええ！？ここが登山口？ここまで結構しんどかったのだが。

7/18 6:34

気を取り直して登山開始。富士山も先っぽが見える。

7/18 6:35

中遠見

7/18 6:41

方向を変えて稜線に近づいて行く。

7/18 6:56

澄み渡った青い空も良いが、谷間に薄っすらと残る雲もまた良し。

7/18 6:57

ここでは今がシャクナゲの時期なんだな。

7/18 7:00

木道が整備され始めた。ということは、ここは湿地帯だ。

7/18 7:01

池塘が現れた。

7/18 7:01

残雪が現れ始める。

7/18 7:02

大遠見。この辺りはピークでない所に標柱がある。

7/18 7:07

イワカガミ

7/18 7:08

一旦、白岳のピークまで上がってからでないと五竜山荘に行けない。

7/18 7:16

道の上にも雪が結構な量で現れた。

7/18 7:23

富士山のシルエットが見えた。手前の平たい山はピーク部に何かたくさん立っているので、王ヶ頭だと思われる。

7/18 7:23

八ヶ岳と富士山

7/18 7:24

青い空、岩と緑の稜線、白い雪。この雪の端っこに「西遠見」の標柱あり。

7/18 7:28

ハイマツの実

7/18 7:35

これからいよいよ稜線に向かって登り詰めていく。

7/18 7:40

薄っすらと棚引く雲が山水画のように美しい。

7/18 7:43

7/18 7:50

ザレ場に階段あり。階段が無ければかなり登りづらいと思う。

7/18 7:52

稜線近くになり岩場登りが増える。

7/18 7:57

足掛かり豊富な岩場でも恐怖心が勝つと足運びが悪くなりがち。下りのグループを腰掛けて待つ。

7/18 7:59

雪壁についつい「お〜」と感嘆の声が漏れる。下りの時には手形がたくさんついていた。

7/18 8:00

山荘まではあと一息。山頂まではあと二息。

7/18 8:03

シナノキンバイかな？

7/18 8:06

7/18 8:08

コバイケイソウ。何やら百花繚乱の様相を呈してきた。

7/18 8:08

7/18 8:10

白岳手前、鎖場が連続する。

7/18 8:17

7/18 8:21

白岳のピークから奥の方にある真の山頂をようやく望む。

7/18 8:21

白岳から立山

7/18 8:22

唐松岳

7/18 8:22

頚城山塊

7/18 8:22

四阿山、浅間山

7/18 8:22

八ヶ岳と富士山

7/18 8:22

中央アルプス、御嶽

7/18 8:22

五竜山荘と五竜岳山頂

7/18 8:23

五竜山荘と五竜岳山頂

7/18 8:27

テント場は広くないが、好立地と言える。

7/18 8:28

7/18 8:29

7/18 8:30

山頂まではまだ遠いが、道が稜線上ではなく山腹を巻いているのがせめてもの気休めになる。

7/18 8:31

7/18 8:52

山腹を巻く道をある程度登ったら、また岩場登りになる。

7/18 9:01

最後の一登り

7/18 9:05

山頂、ではなく、五竜岳分岐。

7/18 9:10

そして五竜岳到着。さだまさしの「そして空になる〜♪」が頭の中でずっと流れている。

7/18 9:14

五竜岳から唐松岳

7/18 9:14

北信五岳を遠方に望む。

7/18 9:15

四阿山と浅間山

7/18 9:15

奥秩父と八ヶ岳

7/18 9:15

富士山。南の方は早くも雲が出始めている。

7/18 9:15

蛇行する高瀬川が見える。

7/18 9:15

鹿島槍ヶ岳

7/18 9:16

槍ヶ岳と奥穂高

7/18 9:16

長野県側から見る立山連峰。

7/18 9:16

剱岳

7/18 9:29

山頂の先は通行禁止の×印。

7/18 9:37

白馬〜五竜の稜線にも雲が迫ってきた。

7/18 9:38

最後に立山連峰をもう一望する。

7/18 9:50

下山に移行する。

7/18 10:07

荒々しい山も緑があるだけで穏やかに見える。

7/18 10:09

五竜山荘に戻ると人気が無くなっていた。

7/18 10:09

五竜山荘から山頂を見返す。

7/18 10:11

7/18 10:16

帰りの白岳から五竜山荘と山頂。

7/18 10:19

ついに上空にも雲が及ぶ。

7/18 10:22

下りの岩場。細かい砂礫で滑らないように注意する。

7/18 10:22

雪の白とバイケイソウの白。

7/18 10:22

雪の斜面は滑走してみたい。

7/18 10:31

雲が増えたとはいえ、引き続き晴れ間が優勢。

7/18 10:35

岩場は下りの方が下が見える分恐怖感がある。

7/18 10:36

この階段を下りれば遠見尾根だ。

7/18 10:37

遠見尾根に移るところで稜線を再度見上げる。

7/18 10:40

登っている時から何だか沢音がするな〜と思っていたのだが、目を凝らしてみると大きな落差の滝があった。名のある滝なのだろうか？

7/18 10:42

7/18 10:44

単に下る一方でないのが地味にしんどい。

7/18 10:50

道の所々に岩の名残が。

7/18 10:53

ピンクが濃い目の石楠花。

7/18 10:53

遠見尾根の一本道。百名山にしては道が細い。

7/18 10:55

帰路の西遠見

7/18 11:00

雪解け水が道を削っている。

7/18 11:06

7/18 11:10

帰路の大遠見

7/18 11:10

他の多くの下山者と同様、大遠見で一息つく。

7/18 11:32

帰路の中遠見

7/18 11:43

まだ山の中だが、「登山口」まで戻ってきた。

7/18 11:46

小遠見を帰りは巻こうと思ったが、やはり踏んでおく。

7/18 11:47

登りは大変だった小遠見までの道のりも帰りは楽だ。

7/18 11:52

二ノ背を過ぎる。

7/18 11:58

一ノ背を過ぎたところで遊弋するパラグライダーを正面に捉える。

7/18 12:06

見返り坂で稜線を見返す。

7/18 12:07

登山道整備の資材が乱雑に置かれている。

7/18 12:13

帰りは地蔵の沼経由にする。

7/18 12:14

キスゲとワタスゲ

7/18 12:15

地蔵の沼

7/18 12:19

スキー場の突端に着く。

7/18 12:22

リフトとキスゲ

7/18 12:25

これで白馬五竜岳に登った気には、ならないなあ。

7/18 12:28

植物園まで戻ってきた。

7/18 12:33

あとはゲレンデ内の下り。

7/18 12:35

下る途中、目の前をカモシカがダッシュして行ったが、もしかして朝に出会った方かしらん。

7/18 12:41

ゲレンデ内は日射が照り付けるので、僅かな陰を見つけては小休止する。

7/18 13:01

テレキャビンの下を右に左に下る。下りでは何回も滑ったが、テレキャビンの乗客に笑われないよう、転けないように頑張った。

7/18 13:07

完全に下山して平和が訪れる。

7/18 13:13

エスカルプラザ駐車場に無事到着。天気も予想以上に持った。素晴らしい。そして、ありがとう。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

梅雨明けはでかい山行をやりたいと思って後立山連峰の一つ、五竜岳をメイン山行とする。
小遠見山までの道のりは意外と長く、前日飯縄山で歩きすぎたかなと若干後悔しかけたが、今標高何mとか、山頂まであとどのくらいだとか、そのような雑念を滅却して無心で歩いているうちにだんだんと身体が慣れてきて、加えて、360度の大展望が心を癒してくれ、終始飽きることなく歩くことができた。
道中、夏の高山植物が咲き乱れていたのもポイント高し。