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Yamareco

記録ID: 336105
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

神室山 西の又コースからパノラマコース

2013年08月18日(日) [日帰り]
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GPS
06:29
距離
12.3km
登り
1,196m
下り
1,196m

コースタイム

09:37 パノラマコース登山口
10:01 第1徒渉点(つり橋)
10:14 第2徒渉点(つり橋)
10:56 第3徒渉点
12:10 御田ノ神
12:33 西ノ又分岐
12:49 神室山頂 13:00
13:03 避難小屋 13:14
13:17 神室山頂
13:30 西ノ又分岐
14:10 水晶森分岐
14:16 前神室山
15:00 第2ピーク
16:06 パノラマコース登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
役内を抜け、案内に従い砂利道を走っていくと鳥居が右手に見える。ここにも案内があり鳥居をくぐって走っていくが、極端に道が荒れてくる。パンクに注意と思っていたのに帰りにパンクさせてしまう。
また林道は登山口手前で土砂により崩壊していて、駐車場にまで行けないので、少し広くなった所に駐車する。
歩き始めても土砂により道が荒れている。流木などを避けながら歩くことになる。
登山ポストはパノラマコース登山口と西の又コース登山口の2か所の案内板前にある。
登山道も崩壊した所が多く、歩き辛い。第2徒渉点を過ぎてから、第3徒渉点の間が酷い。
クマのひるね坂の終盤は笹やぶこぎになる。
有屋口分岐を過ぎると前神室山までの間は草などが視界を遮りやすくなり足元が見づらい。前神室山手前は藪こぎ状態。
前神室山を過ぎてもしばらくは草木が足元を隠す状態。
第1ピークから次のピークの間も藪こぎ状態でこの間が一番ひどいかも。
第1、第2徒渉点のつり橋は揺れが強いうえに、足元が金属なので濡れていたりすると滑りやすく注意が必要。

この鳥居が目印、この先道は急に荒れてくる。
1
この鳥居が目印、この先道は急に荒れてくる。
登山口手前、土砂で埋まった道
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登山口手前、土砂で埋まった道
パノラマコース登山口
パノラマコース登山口
流入した土砂が
西の又登山口のポスト
西の又登山口のポスト
最初の吊橋
この先道は崩壊していた
1
この先道は崩壊していた
2番目の吊橋
ブナの林の中の快適な道
ブナの林の中の快適な道
ところどころ道は崩壊している
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ところどころ道は崩壊している
滝が見えてくると最後の渡渉地点
滝が見えてくると最後の渡渉地点
第3渡渉地点
不動明王、直ぐ横に水場がある
不動明王、直ぐ横に水場がある
辛い急登が続く
開けた所に出た
御田の神
御田の神
ニッコウキスゲ
山頂に雲が
西ノ又分岐
わずかに見えた山頂
わずかに見えた山頂
花は多い
神室山頂
避難小屋
避難小屋内部、左にバイオトイレ
避難小屋内部、左にバイオトイレ
水晶森分岐
前神室山
藪が濃くなる
ざんげ坂
第2ピーク
第1ピーク
こんな感じの藪漕ぎが続く
1
こんな感じの藪漕ぎが続く
真っ直ぐに急な坂を下りていく。
真っ直ぐに急な坂を下りていく。

感想

昨日秋田の方たちの歓迎に3時まで呑んでしまい。朝起きたら6時半だった。朝食を摂り、車で南下していく。
役内の集落を抜け案内に従い林道へ、程なく右に鳥居がありそこを右折する。
しかし道は急に荒れてくる。パンクに注意しながら走らせる。やがて前に土砂が流れ込んだ所があり、通行止めになった。歩いて確認すると、その向こうが登山口らしいので引き返し、少し道幅が広くなった所で、車を停める。
しかし、ブヨが大量に車にくっついて離れない。

支度を車内で済ませ直ぐに出発する。土砂を越え、少しでパノラマコースの登山口があった。ポストに届けを出し、歩き始めるが、林道も流れ込んだ土砂や流木で荒れた道だった。最近の豪雨のせいなのか。先が思いやられる。西ノ又登山口にもポストがあり、そこを過ぎて直ぐに林道は崩壊していた。やがて山道となりブナの生い茂る道を歩いていく。程なく最初の吊橋だ。揺れる上に足場が金属なので雨のときなど滑りやすいだろう。川の右岸を歩いていくが、水の流れが美しく、心地良い響きに歩く気分も盛り上がってくるが、道が崩壊したところに出会う。間もなく2番目の吊橋になった。この橋は向こうに上っているので、濡れた中下りに使うと緊張するだろう。吊橋を渡ると川を離れ、山に登っていく。ブナの森の中気持ちが良いが、今日は暑い。身体から汗が吹き出てくる。最高気温が32度を超えるらしい。ただし道は細く山の淵につけられていて、小さな沢や土砂崩れなどで崩壊している所が何箇所かあり、歩き辛い思いをする。やがて左手前方に滝が見えてきた。道は下って、ここで渡渉するが、問題はない。ただ、上流から流れてきた流木が多く、この山の急峻さを感じた。

渡渉後、いきなりの急登が始まる。直ぐに不動明王と書かれた小さな祠の前(この地点で標高800mぐらい)を過ぎ、斜面を直登するようにキツイ登りが続く。流石に昨日のお酒のせいか、ペースが上がらずに、のんびり確実に歩くことしか出来ない自分がいた。標高が1000mを越え、振り返ると木々の間から前神室山が見えた。1100mを越え笹が生い茂って道を覆うようになると少し斜度が緩んできた。尾根に出たようだ。ここからは時計回りに回り込む。

景色が開けたので昼食を摂った。やがて御田の神というところを過ぎ、下っていくと、ニッコウキスゲが咲き乱れる窪地となった。この雰囲気は良いな。高原を歩く感じだ。道は左に折れ、尾根に取り付いていく。トンネルをくぐると神室山が見えた。稜線を行くのだが両側に花が咲き乱れている。ちょっとした感動を覚えたが、雲が山頂を隠し始めた。まあ見えただけでもOKとしておこう。急に風も出てきて、寒くなってくる。小さなピークを幾つか過ぎ西ノ又分岐に、左に折れ山頂に向かう。時々雲間から山頂が顔を出すのを励みに登っていくと12:49に到着。
すっかり雲の中で、展望が無く、休憩後避難小屋に向かう。

小屋は新しく、2階にも部屋があり、バイオトイレも完備した快適な小屋だった。ここなら泊まっても良いなと思わせてくれる、そんな非難小屋だった。山頂に戻り西ノ又分岐に引き返す。ここでも花は結構な数があって美しい。
これで雲が無ければ最高なのだろうが。まあ仕方ないと言い聞かせて歩いていく。分岐から前神室山へ歩いて行くのだが、パノラマコースと言うわりには笹被りの道になっていた。足元も隠れて歩き辛い。

水晶森分岐を左手に見送ると益々藪が濃くなってくる。一気に登ってしまうと前神室山に着く。ここで一息入れて降りていく。ただこの先も藪こぎを強いられる。第3ピークが見えるところで展望が得られるが、又藪が増えてくる。雲が晴れてきて栗駒山がハッキリ見えてきたのは嬉しいのだが、道はざんげ坂になって急坂を下っていく。第2ピーク、第1ピークと踏み、次のピークまでの間が一番の藪漕ぎになった。

ピークを過ぎ一息つくと急な坂を一気に下りていく。又この頃になると暑さが身にしみてくる。さすがに32度の気温はキツイ。疲れた足に堪えるのを我慢しながら一気に登山口に降りて行った。無事帰って来れて良かったというのが正直な感想かな。今年は豪雨が多く、このままでは益々登山道の崩壊が進むだろう。晴れていれば展望は素晴らしく花も多い山なのだが、登るのに大変な山になってしまうかも。結局帰りは、荒れた林道でタイヤを切ってしまい。パンクしてしまって、サイドウオールの為タイヤ交換となってしまった。

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