立山・剱岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,867m
- 下り
- 1,879m
コースタイム
8月18日 剣山荘4:45ー5:05一服剱5:10ー5:50前剱5:55ー6:40カニのたてばいー7:10剱岳7:25ー7:50カニのよこばいー9:40剣山荘(昼食)10:50ー12:10剱御前小屋12:20ー14:20みくりが池温泉
天候 | 8月17日:晴れ時々曇り 8月18日:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山ケーブル始発6:00で、5:20券売開始。WEB予約分は券売所後ろの情報案内所で対応していた。ケーブル、高原バスともに臨時増発あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は室堂ターミナルの派出所に提出するらしい。 室堂平の地獄谷遊歩道は噴煙のため通行禁止中 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ついに憧れの剱岳!というかロッククライミングのような岩場の登山に恐怖を抱き避けてきた剱岳だったけれど、cornheadさんが着々と計画立案し半ば強引に山行が決定した剱岳。もうやるっきゃないと腹を決めて。
前日、仕事を定時に終え急いで自宅を出発。2時頃立山駅駐車場に到着。一番近い駐車場が数台空いていてホッ。3時間程仮眠してケーブルカー6時始発乗車のため切符売り場に並ぶ。意外と余裕で乗ることができ順調。美女平駅では待ち時間なくすぐバスが出発し室堂に7時到着。
下山後に宿泊するみくりが池温泉に荷物を預け、8時立山三山スタートです。雄山登頂を目指すたくさんの観光客の中に混じりながら登りました。日本三大霊山の一つと言われていて雄山神社に有料で入らなければ頂上に到達しないのです。なので、登拝。次に大汝山へ。ここからは観光客・お子ちゃまは激減し、富士の折立まで気持ちよく尾根歩きです。別山へはしっかり急登が続き登り返しがつらい。そんな時にカップルの大喧嘩に遭遇し妄想を膨らませながらやっとこさ別山登頂。早く剣山荘にチェックインしたく北峰はスキップ。
剣山荘は剱岳に近い分、立山からは遠い。剱沢経由で予定通り15時前に到着。
剣山荘は山荘とは思えないほど今までにない清潔感たっぷりで感激でした。シャワーもあるし水洗トイレだし、イッテQのイモトも泊まったようだし。
いよいよ5時剱岳へ。朝食時間まで待てず、前日予約しておいたお弁当を寝起きに食べて出発。(北岳で朝食べずにスタートして元気が出なかったのを反省して。)一服剱では御来光を見ることができ写真撮影、そしてすぐ出発。ペンキマークを見つけながら前剱を越え噂のカニのタテバイに来る。前の人としっかり間隔を開け、鎖と岩をつかみながら3点支持で必死に登りました。剣岳に登頂した頃には背景真っ白、でも記念撮影する。おやつを食べながら北アルプスの登った山々を見たく待ったけれど期待外れ。わずか15分休憩し下山開始しました。すぐにカニのヨコバイへ。最初の右足の置き場が分からずプチパニック。垂直に切り立った岩、鎖しか頼れない恐怖、急に足がガクガク震えたけれど慎重に渡りました。タテバイよりヨコバイの方が怖かったぁ。。。前剱過ぎたところで雷鳥の親子に遭遇。1メートルくらいまで寄って来てくれて感動でした。しばらく癒されながら雷鳥休憩した後はノンストップで剣山荘に戻りました。
10時剣山荘テラスにてゆっくり1時間のランチをし、剱御前経由で下山開始しました。岩岩が続き登りがきつかったため、往路でつかった剱沢経由にすれば良かったと後悔しながら進んでいる途中、水源の看板が目に入る。とびっきり冷たいきれいな水を飲むことができ、こっちのルートで良かったとcornheadさんと満足。
剣御前小屋から雷鳥沢までの間に歩荷してる青年と3人もすれ違う。すれ違うたびに何キロ背負ってるんだろうと想像しながらも感謝し思わずおじきする。
滑りやすいザレザレ道を気を遣いながら下り、雷鳥沢からは登りの階段が続ききつい。
やっとみくりが池温泉に14時チェックインし温泉に入り、ソフトクリームをご褒美にいただきました。
先月の北岳は最悪の天候と韓国人団体のおかげででいいとこなしでしたが、今回はブロッケン現象や雷鳥に出会い、また、何と言っても剱岳登頂できたことが大きな財産となりました。
先月の白峰三山縦走では悪天候のおかげでさんざんな目に遭ったため、今回こそは、と内心祈りながらの立山&剣岳山行であった。2日間概ねいい天気に恵まれ、剣岳山頂の眺望こそダメだったが、それ以外では、雷鳥にブロッケン、そしてすてきな山小屋との出会い等、うれしいご褒美をいくつも頂くことができて、感謝感激あめアラレちゃん。いい思い出ができました。
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