富士山でびゅ〜は攻めの御殿場ルートで！（1泊ご来光登山）

2013年08月21日(水) ~ 2013年08月22日(木)

• GPS: 13:06
• 距離: 19.7km
• 登り: 2,432m
• 下り: 2,426m

コースタイム

8月21日
11:18　御殿場口新五合目
11:28　大石茶屋
12:17 新五合五勺
13:30 新六合目
14:30 六合目
14:59 七合目
15:13-15:20 七合四勺　わらじ館（スイカ休憩）
16:10 七合九勺　赤岩八合館（泊）

22日
2:40 七合九勺　赤岩八合館
4:02 御殿場口頂上
4:12 富士宮口頂上（トイレ）
4:45 伊豆岳付近でご来光待ち
5:07 ご来光
5:15 御鉢巡り開始（反時計回り）
6:14 剣が峰（撮影待ち時間15分程）
6:31 御殿場口頂上
7:10-7:43 七合九勺　赤岩八合館(朝食)
8:08 七合目
8:29 宝永山
9:02 新五合五勺
9:22-10:52 大石茶屋
10:57 御殿場口新五合目

天候

21日　曇り
22日　晴れ雲多し

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 飛行機

21日　東京駅7:20-（高速バス）-9:30御殿場駅10:35-（登山バス）-11:10御殿場口新五合目
※高速バスは渋滞等により定刻20分遅れ着

22日　御殿場口新五合目12:00-(登山バス)12:35御殿場駅（待ちぼうけ…）16:30-(高速バス)-18:50羽田空港19:30-（飛行機）-21:20長崎空港
※高速バスは渋滞により定刻20分遅れ着

コース状況／危険箇所等

・大石茶屋から七合四勺わらじ館まで売店・トイレ無し
（大石茶屋―わらじ館　ガイドブックのコースタイムで約4時間半〜5時間）
　十分な水と行動食が必要。また緊急に用を足したくなっても隠れられそうな場所はほぼありませんでした。
・登山道は明瞭。下山道やブル道とクロスする個所が何箇所かあり、しっかり道標を確認して進む事。
・頂上付近は気温5度前後。強風のため、感覚的には0度前後でした。ご来光待ちには十分な防寒が必要。
・御世話になった山小屋　赤岩8合館
　http://www.dumbo33.net/shop/asobu/akaiwa.html
・大変参考になったサイト　富士さんぽ
　http://www.fujisanpo.com/

写真

8/20 16:29

前日、スカイツリーで高度順応（笑）

8/20 16:01

高度感〜♪

8/20 15:50

富士山は見えず…明日に期待！

8/21 9:17

いよいよ登山日。足柄SAから見た富士山。実物はデカイね〜！期待が高まります！

8/21 11:18

バスを乗り継ぎ、5合目へ。

8/21 11:15

5合目は標高1440m。既に長崎の登山可能な最高峰、雲仙普賢岳より高い！

8/21 11:15

明らかに軽装弾丸なグループがいましたが、登山口のスタッフが止める気配はありませんでした。
その後そのグループとはちょくちょく会いましたが、無事ご来光＆下山出来たようです。

8/21 11:19

滞在は10分程。さぁ行きますか…

8/21 11:28

大石茶屋

8/21 11:43

山頂はガスの中〜

8/23 12:18

ヤマホタルブクロ

8/23 12:18

8/23 12:18

フジアザミ。原始の植物の雰囲気を感じるのは自分だけでしょうか？

8/21 12:02

広大な黒砂のすそ野に火山性の植物。原始の地球の雰囲気。

8/21 11:50

最初の砂道はゆるい勾配。

8/21 11:56

さっそうと下る下山者を眺めながらジグザグジグザグ登ります

8/21 12:17

五合五勺。

8/21 12:27

標高2000m。未体験ゾーン突入ですが、このあたりまでは余裕あり。しかし…

8/21 12:30

段々と急になる勾配、薄くなる空気。余裕も消え若干キツくなってきた…

8/21 12:50

さっそうと下る少年。ベテランの雰囲気！

8/21 13:50

高度があがるにつれて足が前にでなくなる…。
曲がり角ごとに止まって深呼吸しながらフラフラ登ります…このジグザグ登り、トラウマになりそうww

8/21 13:49

新六合目にて。直線にホレボレしてるおじ様

8/21 14:18

宝永山

8/21 14:28

遂に山頂現る！そんなに遠くは感じないんだけど、足取りはさらに重く…

8/21 14:50

8/23 11:38

六合目。美人山ガールに撮ってもらい超笑顔な人。

8/21 15:15

やっと山小屋！思わずスイカに飛びつく

8/21 15:19

スイカ、美味すぎ。

8/21 15:30

七合目からは溶岩の道。歩きやすいはずなんだけど、空気の薄さで足取りはいまだ重く…

8/21 16:58

それでも何とか本日の目的地、赤岩八合館着。今までの登山で一番しんどかった！！！！！

8/21 18:04

本日は約90名宿泊。

8/21 17:14

夕食は名物カレー食べ放題！食べた過ぎてブツ撮りを忘れ2杯目を撮影（笑）美味かった〜

8/21 18:14

夕食後は雲を眺める。

8/23 11:57

雲が近い！

8/21 18:24

日没が迫る…

8/21 18:15

雲が多く、影富士はハッキリせず。残念…

8/21 20:15

夜は満月と夜景に…

8/21 20:02

ピカッ！

8/21 20:14

ゴロゴロ〜

8/21 20:04

ド〜ン！！満月・夜景に雷の光の競演。大きな稲妻が走る度に歓声が！もはや花火見物気分（笑）

8/21 16:26

敷き布団は三人に一人。掛け布団は一人一枚。ザック等の荷物は頭の上に棚があります。狭いけど結構暖かくて快適でした♪

8/22 3:05

2日目。2時40分スタート。御殿場ルートの光の列。

8/22 4:02

体調は快調なのに足取りはやっぱり重く。それでも無事御殿場口山頂へ。

8/22 4:48

ご来光30分前、空が明るく。この時点ですでに泣きそう…

8/23 12:03

光が伸び

8/22 4:59

雲が燃え

8/22 5:06

いよいよ

8/22 5:01

富士宮側で待つ人々

8/22 5:01

自分は伊豆岳付近で待ちました。

8/22 5:07

遂にご来光。泣きました！

8/22 5:13

今まで見てきた太陽の、どれとも違う太陽でした！

8/22 5:23

8/22 5:28

御鉢巡り開始〜吉田口山頂

8/22 5:38

金名水

8/22 5:41

わずかですが雪も

8/22 5:49

朝の影富士

8/22 5:57

剣が峰の記念撮影の列。順番はちゃんと守りましょう（怒）

8/23 12:05

三角点と山頂碑

8/22 6:14

割り込まれ気分ダウンでしたが、気を取り直して。

8/22 6:17

馬の背

8/22 6:23

ヤマネチ奉納！美人山ガールに撮影してもらったため若干のテレが…

8/22 6:31

さぁ下りますか…

8/22 7:10

山小屋の朝は忙しそうです…

8/22 7:17

朝に暖かい食事が取れるとは♪

8/22 7:43

また来たい！けど御殿場登りはもう嫌（笑）

8/22 8:04

一瞬快晴。

8/22 8:08

8/22 8:10

いよいよ大砂走り。走る気満々ですが…

8/22 8:13

最初は岩が多く、また砂も浅いのであんまり走れず。

8/22 8:22

砂煙をあげて下山する人々。楽しみだ〜

8/22 8:29

の前にちょっと寄り道。

8/22 8:34

宝永山からの富士山。これはこれで赤富士かもね〜

8/22 8:50

いよいよ爆走区間！麓に向かって一直線に…走ったら膝を破壊しそうだったので、滑るようにくだりました。それでも超楽しい！！

8/22 8:54

大砂走り下山道脇を登るコンビ。若いってスバラシイ！？

8/22 9:02

あっと言う間に五合五勺。登りの苦労って一体…

8/22 9:08

五合五勺からははブル道と共通のためか砂が固く、走ると普通のランニングになりました…

8/22 9:26

予定より大分早く大石茶屋へ。冷え冷えビール、美味すぎる！

8/22 9:43

かき氷も美味すぎる！

8/22 10:57

大石茶屋でまったりして下山！

8/22 11:09

祝☆世界遺産！

8/22 12:51

炎の赤富士ラーメン

8/22 13:52

温泉施設はバスの都合が悪く、いちばん近くの銭湯で汗を流しました。

撮影機器：

Canon PowerShot A560 Canon

SO-04E Sony

装備

個人装備

登山靴

１

靴下

２

インソール

１

ズボン

２

１つ予備

Ｔシャツ

３

アンダーウェア

２

パンツ

１

アームカバー

1

ファーストエイド

1

手袋

2

吸ちゃんと防水

ネックウォーマー

１

タオル

１

バンダナ

１

ザック

１

レインコート

１

ウインドブレーカー

１

ヘッドライト

１

ラジオ

１

予備電池

３

単４

地図

１

コンパス

１

財布

１

ボディシート

１

カメラ

１

カメラ電池

２

単三

スマホ充電器

１

水類

５

スポーツドリンク

２

行動食

１

感想

おみ

富士山の主要4ルート中、もっとも過酷と言われる御殿場ルート。
しかし地図見る限り、五合目から7合九勺の山小屋までなら距離にして約8km。
普段20kmくらい歩くし、せっかくの富士山。混雑の無い御殿場ルートでのんびり登るのもいいんじゃ♪♪♪と甘く、長崎名物カステラ並みに甘くみてましたが日本一の山は全然甘くなかった！！！！
普段の登山で「キツイなぁ」と思う事はあっても「ツラい」とまで思った事はなかったんですが、初めて「ツラい」と感じました。
しかし、富士山のスケール感や自然、一緒に山頂へ向かう人々との会話、山小屋の食事エトセトラエトセトラ。そして何よりの念願のご来光。
ツラかったけど、頑張って歩いて良かったなぁと思えました。さすが日本一の山！！

ただ、嫌な事もチラホラあり。雑誌やネットで見聞きはしてましたが、実際遭遇してみると、普段地元（長崎）中心の登山ばかりしている自分には色々カルチャーショックでした。
それら行動の記録詳細は長くなったので下記の日記に。

1日目　http://www.yamareco.com/modules/diary/40542-detail-56888

2日目　http://www.yamareco.com/modules/diary/40542-detail-56889

ちなみタイトルは山小屋で初めてで御殿場ルートにしましたって話したら「攻めるねぇ」と云われた事によります（笑）
攻めてたソロの人、他のにも数名いましたが自分含め皆こんなにキツイと思ってなかったみたいです（笑）
山小屋の雰囲気も良く機会があればまた行きたいですが、御殿場ルートの登りは後10年くらいは遠慮したいです（笑）

狙い通り人も少なくゆっくり（きつかったので(笑)）と雄大な富士山楽しめましたが、単独ならではの楽しみ方をするにはちょっと寂しい感じも。
その所為かいつも以上に色々な人に話しかけてました（^^;）
次回行くなら是非人を誘って、ルートはプリンスルートが良いかもなぁ。

コメント

つー

美人山ガール
との写真は？？

お疲れ様でした。
天気にも恵まれ、楽しめたみたいですね

おみ

fuuuさん
ご期待に添えず申し訳ないですm(__)m

美人山ガールの記録は僕の脳内にしかありません

次は美人山ガールと一緒に登りたいです。御殿場ルート以外で(笑)

mscl

おめでとうございます♪
ご来光 綺麗ですね〜。

さすが！テレ気味の「ヤマネチ」素敵です

御殿場ルートってすごいきつそうですね

でも、無事達成されて何よりです
おつかれさまでした

おみ

msclさん
ありがとうございます

６合目までの砂道で十分体力奪われた後、空気の薄さがやっくるので想像以上の過酷さでした

でも大砂走りはそんな苦しさも忘れるくらい楽しかったですよ

ヤマネチ…まだまだ修行が足らんデス