上越国境が繋がった(清水峠〜蓬峠プラス大源太)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大源太山から国境稜線に向かっての下りは急峻で崩れやすい。ローブ・クサリが十分になく、登り利用が妥当と感じました。 |
写真
感想
今回30年前から残していた蓬峠〜清水峠間を歩き、上越国境稜線がようやく繋がった。
上越国境は、南は(苗場山の南の)白砂山に始まって三国峠〜平標山〜谷川岳〜巻機山〜丹後山と北上し、大水上山(越後三山の南)で折り返し平ヶ岳〜景鶴山〜尾瀬の東電小屋で終わる稜線。夏道はないところが過半だが、豪雪地帯が故に、4月から6月くらいまでの残雪期には快適な山行ができる。学生時代上越が好きなO先輩に連れられて始まり6〜7回に分けて殆ど歩いたが、唯一蓬峠と清水峠の間を残したまま30年が過ぎた。もうO先輩も完全踏破する気配がないようなので、遠慮せずに踏破することとした。
前夜土樽PAに前泊したが寝過ごし、旭原登山口スタートは7:23となった。コースタイムは10時間なので日暮れ前に下りたい。2度の渡渉を経て尾根筋に上がる。何組かの年配パーティを追い越し大源太山に到着。苗場・谷川。朝日・巻機と稜線の奥に平ヶ岳と至仏も見える。万太郎が一番カッコいい。
先を急ごうと下りにかかる。流石に上越のマッターホルンだけあってとんでもない急な下りだ。一部クサリやロープはあるが十分ではない。先月行った剱岳より恐怖感がある。ここは登りに使った方がいいな。
七ッ小屋分岐から清水峠までは相当な下りだ。行ってしまうともうコース変更はできない。11:00で残りコースタイムが6時間、下手すると暗くなる。しかし今回の目的は峠間を歩くことだ。勇気出して下る。
笹原のなか群馬側からの涼しい風が気持ちいい。30分で清水峠に着くと東電施設の前で昼食、食欲ないがシャリバテしないように掻き込む。清水峠は昔ここから確か秋に巻機まで行って以来。今やその道はない。
案の定登りはきつい。七ッ小屋山から蓬峠は大幅短縮できたので余裕が出た。蓬峠で今回の目的を果たした。O先輩・M君先に達成したよ。30年も勿体ぶって来なかったというのも自分のことながら何かいい感じである。
しかし人と会わないな。こんなに天気いいのに。国境稜線上からは大源太がずっとカッコ良く見えていた。シンゴヤ分岐から下る。胸丈の笹が茂っていて足元が見えない。シンゴヤの頭は見えているので間違いはしないが、何が出るか不安になり、時々笛を吹きながら歩いた。シンゴヤの頭からは急傾斜ではあるが道はよくなり、順調に下った。蓬峠から登山口まで誰とも合わず。
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