光岳・聖岳
- GPS
- 58:49
- 距離
- 51.4km
- 登り
- 4,759m
- 下り
- 4,758m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:46
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:55
天候 | 1日目晴れ(午後から雨)/2日目晴れ(午後から雷雨)/3日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰りは松本まで戻り、あずさで新宿総武線で千葉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
芝沢ゲート〜易老渡 舗装と砂利道が交互に続きます 易老渡〜面平 樹林帯の急登 面平〜易老岳 樹林帯で視界はほとんど無し 易老岳〜三吉平 少し下げますが西側の景色が綺麗でした 三吉平〜光岳 枯沢のゴーロ道歩きづらい。途中の静香平の水場で 生き返りました。 易老岳〜希望峰 樹林帯の中を歩きます。 希望峰〜茶臼岳 木道や立ち枯れの木々が続く水平道 茶臼岳〜上河内岳 開けた稜線今回の歩きで唯一だった。 上高地岳〜聖平小屋 一旦南岳に上げるも急坂の降り 聖平小屋〜小聖岳 薊畑で荷物をデポして登ります。道は樹林帯がほとんど 小聖岳〜聖岳 ザレ場の急登 山頂は広く雄大な景色が目の前に広がります 薊畑〜苔平 倒木や木の根など歩きづらい、 大きなザックは引っかかって大変そう 西沢渡〜便々島 ロープウェイはかなり体力使いそう。堰堤の下あたりで 石伝いに渡れます。 便々島〜易老渡 遊歩道って看板がありましたが崩落がひどく歩きづらい。 |
その他周辺情報 | 2021年7月現在 国道152号線から芝沢ゲートまでは道が細くすれ違いに注意必要。砂防ダムの工事車両の出入りがある。路上に石が大量にあるので落石に注意が必要。。 ダム発電所から砂利道になるが2躯でも大丈夫。ただし、車高の低い車は腹を擦るかもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
携帯トイレ
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感想
行こう行こうと予定をしてはキャンセルを繰り返した光岳と聖岳の縦走ようやく実現してきました。
オリンピック4連休に休暇を1日プラスして前日を完全移動日にして途中温泉や食料の買い出しを挟みつつも17時に芝沢ゲートに到着。まだそれ程混んでいなくこんなものかな?って思っていましたが暗くなってからひっきりなしに車が来ていました。
2時には完全に目が覚めて4時行動開始を1時間早めて行動開始します。芝沢ゲートから易老渡までの林道は約1時間のコースタイムでした。多くの方は自転車できてデポしますが、ここに車停められたら往復2時間の時間短縮でき楽でしょう。気持ちを切り替えて橋を渡り気持ちを整え登りを開始します。
最初の1歩目から易老岳までは九十九折の急登でした。基本は樹林帯で整備された杉林の中を歩きます。急登が効いてかなり息が上がり風もないので汗が噴き出てきます。途中で日が明けてきて日差しが差し込んできました。天気は良く暑くなる予感、、、
面平で一旦休憩してさらに足を動かします。ただただ急坂で景色は殆ど無く黙々を歩くのみでした。何度か息を整えようやく易老岳、自分には見つけられませんでしたが山頂の碑があったみたい。休憩もそこそこにこの日の宿泊地の光岳の避難小屋に向かいます。
一旦三吉平まで下げます。途中中央アルプスが見えて気分が上がりますがすぐにゴーロの登りになります。なかなか歩きにくい道で浮石も多く慎重に歩きました。何度か息を整え静平の水場。地図上では枯れる事もと書いていましたがいい勢いで水は出ていました。とりあえずこの日の夜分の水だけを確保して小屋を目指します。
木道を2度歩くと光岳小屋、避難小屋は2階建てで広いスペースがありました。自分は4番目くらいだったので場所を確保できましたがこの日は最終的に満員状態。テント場に至ってはテン場から溢れてトイレの通路前にも張ってる状況でした。
避難小屋で寝場所を確保した後、知ってはいましたが残念山頂を登頂し光石へ、片道7分と書いていましたが思った以上に下げたとこにあり、午後からガスも上がってきて景色は皆無でした。しばらくは山頂、光石にいましたが一向に回復しないので小屋に戻り昼夜兼用で食事タイムとしました。調理中に雨が降りはじめ本降りとなりました。そそくさと食事をとりしばらく小屋で休みました。隣の登山者と少しお話をしましたが、75歳の健脚で前の日に畑薙から悪沢を1泊して来たという話を聞き驚きましたがさらに65歳から百名山を目指しこれで98座後二つと聞いてさらに驚きました。しばらく談笑をして窓から外を見ると雨も止んで景色が見えそうになっていたので小屋を出てみると、富士山まで見える景色が待っていました。しばらく景色を堪能して就寝します。
朝は2時に起床予定でした。隣の方が2時半に目覚ましを掛けておかげで目が覚めて慌てて準備して3時半には行動開始できました。この日はアップダウンが続く道で稜線もあるのでマイペースで歩きます。静平でこの日の水を2.5ℓ確保して先に進みます。易老岳を過ぎたあたりで朝日が上がってきて幻想的な形式が広がりました。朝日を浴びながら希望峰の鞍部まで水平道でゆったり歩きました。仁田岳への分岐はスルーして茶臼岳を目指します。仁田池で少し休憩して茶臼岳に上がります。
茶臼岳山頂は絶景、今まで歩いた道とこれから歩く道と聖岳が一望できてしばらく見とれていましたが、午後から天候悪化するとの情報をだったので急いで先に進みます。茶臼小屋への分岐からすばらしき稜線、左右の景色が広がり疲れも忘れさせてくれます。奇岩竹内門でしばらく休憩して上河内岳へ上がります。結構な急登で息絶え絶えながらゆっくり上がります。肩に荷物をデポして山頂へ山頂は残念ながらガスが出てきて景色は皆無でした。この日の宿泊小屋は狭いとの情報もあったので急いで先に進みます。
一旦南岳に標高を上げて聖平小屋に向けて標高を下げます。下の道は結構な急坂で足場も悪くザレていて登りだったら辛そうな道でした。だいぶ下げた時日光キスゲが見えてくると聖平小屋への分岐が出てきます。分岐から木道を歩くと聖平小屋、営業はしていないので避難小屋を利用しますがここは結構狭かったです。ここでも早めに着いたので場所選びは苦労しませんでしたが後から後からと避難小屋を利用する方々が来られあっという間に満員になりました。ここでも隣になった方も聖岳で98座目との事、やはり百名山を目指しているとこの山域は最後の方になるのかな?水場は近くを流れている沢に汲みにいきました。しばらく外のベンチで昼飯を食べゆっくりしていると激しい雷雨になり雨に打たれた方々が急いで降りてきていました。ここで同じ行程を共にした四名と意気投合して次の日に一緒に行動する事になりました。結構疲れて心折れかけていたのでとてもありがたい話でした。しばらくゆっくりして就寝します。
朝はご来光を目掛け2時行動開始です。朝1時に起きるも準備にもたついて出発は2時10分でした。薊畑まで満月の月夜に照らされながら歩いて薊畑へ、ここで荷物をデポして身軽になって先に進みます。暗がりの中だったので良く分かりませんでしたが小聖岳までは樹林帯、小聖岳からの聖岳はでかいの一言、ここで息を整えてアタック開始します。この辺で夜が白んできて少しづつ夜から朝に変わっていきます。遠くには富士山が見え背中には満月が沈みながら登ると聖岳の山頂、少し待つと太陽が少しづつあがってきます。しばらく山頂でこの瞬間を楽しんで名残惜しいですが下山します。
薊畑で荷物をピックアップして便々島に向けて下山します。苔平までは倒木がひどく、木の根っこが滑るなど歩きづらい区間でした。、もう降るだけなので休憩を多めに降ります。造林小屋跡までは黙々と降りました。登りに使うのは辛そう。造林小屋下のロープウェイに、自分は堰堤の下あたりを石伝いに渡ってきましたが、これを使ったら腕が死んじゃいそう。ロープウェイから便々島までは遊歩道、、と書いていましたが崩落が進み歩きづらい道でした。易老渡に着くとあとは長い林道を歩いてゴールです。
これで97、98座と残るは2座今年中には達成できそうです。
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