常念岳〜蝶ヶ岳【三股からソロテン泊でのループ】
- GPS
- 17:37
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,525m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
06:15三股林道ゲート
06:30三股登山口
11:54石室12:12
12:16前常念岳
13:22常念小屋分岐
13:39常念岳14:00
14:17常念小屋分岐
15:00常念小屋着
8/29
06:30常念小屋出立
07:45常念小屋分岐
08:00常念岳08:10
11:28蝶槍
11:43横尾分岐
12:15蝶ヶ岳
12:40最終ベンチ12:53
14:18まめうち平
14:49力水
15:04三股登山口
15:13三股林道ゲート
天候 | 8/28 晴れ、のち曇り 8/29 快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※現在、三股までの烏川林道は工事をしています 通行止めの時間帯がありますので、事前に確認して下さい |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股登山口に登山ポスト有 常念小屋テン場代\600、水\200/L(小屋泊者は無料) 迷うような場所は無いと思いますが、岩場では気を付けて下さい |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
ソロテン泊での第二弾として、常念岳〜蝶ヶ岳へ。
最初から最後までテン泊装備を背負った縦走ができ、かつ景色が良く、そして登山口までマイカーでアクセスし易い山として選びました。
今まで北アルプスへは縁が無く行けずじまいでしたので、今回が初めての北アルプスとなります。
中央道と長野道を使い、前日の25:30に梓川PA到着後に少し仮眠をしました。
安曇野ICを下車し西に向かい、きれいな形をした常念岳を正面にしたまま車を走らせます。三股ゲート駐車場に05:45到着。
その日の駐車場は7割位埋まってました。
≪8/28≫
三股登山口で計画書を提出し、常念岳を目指します。
先回のテン泊山行は麓に幕営してからの登山だったので、18圓離謄麈饒備を背負ったまま登るのは今回が初めてです。
ザックが肩に食込みながらも重心を意識しながら、また歩きながらザックの調整を細かにしながら登って行きました。
急登でしたが木陰で気持ちの良い樹林帯を詰めていき、岩に掛かっているハシゴ(脚立?)を越えると岩稜帯に出ます。
その辺りから見晴らしは良くなるのですが、段々ガスがわき出して周りの山々が隠れるようになってしまいました。
あまり高度感も感じることが無いまま、淡々と岩を手足を使って高度を稼ぎ前常念石室に到着。
石室で小休止をとります。
今日の景色はオアズケかな?でも明日の天気は期待できそうだったな…。と何てこと無い事を思いながらガスの合間の前穂を見ながらオニギリを食べました。
前常念経由で登る方はあまり見えないようで、下る方とあいさつを交わす以外ほとんど独りで静かな登りとなりました。
常念小屋の分岐を過ぎ、常念岳山頂までの最後の登りに差し掛かる辺りで、槍ヶ岳がお目見えしました。
恥ずかしい話しですが、生で初めて槍ヶ岳を見ました。若干ガスで覆われてましたがハッキリと分ります。自然と写真を何枚も撮ってました。
常念岳登頂を果たし、山頂では周りの山々をゆっくり見渡しました。
感動的でした。
未だ登れてない穂高エリアをじっくりと堪能してから、常念小屋まで下ります。
小屋で受付けを済ませ、テントの準備に入りました。
先回の山行とは違い、やはりある程度の標高ですので太陽が隠れると肌寒く感じられます。その分、テントの中、またシュラフに包まれる感覚は何とも気持ち良いものです。苦労して背負って登った甲斐があります。
山頂からは、奈良からみえている女性の方と御一緒させてもらいました。
この夏の時期、燕岳ふもとの宿で働きつつ休みの日はこのエリアの山を登られているそうで、非常に羨ましい限りです。
この日の夜空は曇っていてあまり星が見えませんでしたが瞬間的に雲が晴れることがあり、その一瞬見える星が非常に印象的でした。
≪8/29≫
夜は思った以上に冷え込み、何度も寒さで目が覚めました。
そのためとは思いませんが二度寝をしてしまい、出立時間が遅れることに…
開き直って日の出を見たり、少し朝焼けた槍ヶ岳を見ながら朝食を摂りました。
奈良の女性の方とは、燕岳に行くときはまた宜しくとあいさつをして小屋で分れました。
天気は快晴!
槍も穂高も、周りの山々もバッチリ。最高の気分で常念岳を後にします。
蝶ヶ岳までは何度か登り返しがあるので、覚悟して岩場を下ります。
周りには絶景だらけ。
何度も何度も周りの山々を眺めては足を止めてしまい、時間がかせげません。
蝶槍に差し掛かるあたりでは早くも槍穂に雲がかかってきました。
本当はもう少し見れると良かったのですが、こればかりは仕方ありません。
蝶ヶ岳に近づくにつれ風が強く吹き始めました。
蝶ヶ岳山頂でも写真をサクッと撮るだけでサッサと三股に向けて下山します。
まめうち平までの下りでは、落差の大きい箇所が続いたためあまり時間を稼げずにほぼ標準CTとなりましたが、まめうち平を過ぎてからは走りやすい箇所が多かったため可能な限り走りました。
二日目出発時間が遅れた割には林道工事の通行止め解除の時間帯に間に合いそうだったからです。
何とか15時ちょっと過ぎに駐車場に到着しました。まだ通行止め解除中で、なんとかそのまま麓まで車を走らせることができました。
下山後は温泉に入り、そばをいただきました。
今回も大きな失敗はなく、天候に恵まれ充実した山行となりました。
今回の山行ベースで次回はどこに登ろうかな…?
2日目、風が強かったようですが、眺望もよく最高でしたね。
私は、この山域はまだ未踏なので、何時かは燕岳まで縦走してみたいですね。
それにしても、いいペースで登っていますね。
ありがとうございます。
生槍は今回が初めてだったので、その分感動も大きかったです。
登りたい気持ちが一段と強くなりました。またいつか槍の企画あれば宜しくお願いします^^
この日は本当に天気に恵まれ、燕岳までの稜線も気持ち良さそうでしたよ。
今度もテント担いで稜線歩きしたいので白峰三山あたりなんか良いかな?と考えています
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する