ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 339274
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳〜蝶ヶ岳【三股からソロテン泊でのループ】

2013年08月28日(水) ~ 2013年08月29日(木)
 - 拍手
GPS
17:37
距離
19.3km
登り
2,525m
下り
2,501m

コースタイム

8/28
06:15三股林道ゲート
06:30三股登山口
11:54石室12:12
12:16前常念岳
13:22常念小屋分岐
13:39常念岳14:00
14:17常念小屋分岐
15:00常念小屋着
8/29
06:30常念小屋出立
07:45常念小屋分岐
08:00常念岳08:10
11:28蝶槍
11:43横尾分岐
12:15蝶ヶ岳
12:40最終ベンチ12:53
14:18まめうち平
14:49力水
15:04三股登山口
15:13三股林道ゲート
天候 8/28
晴れ、のち曇り
8/29
快晴!!
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股林道ゲート前に駐車
※現在、三股までの烏川林道は工事をしています
 通行止めの時間帯がありますので、事前に確認して下さい
コース状況/
危険箇所等
三股登山口に登山ポスト有
常念小屋テン場代\600、水\200/L(小屋泊者は無料)
迷うような場所は無いと思いますが、岩場では気を付けて下さい
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股の駐車場ゲート。
ここから登山口まで歩きます
三股の駐車場ゲート。
ここから登山口まで歩きます
登山口のポストへ登山計画書を提出。
ちなみにケータイ電波の状況が案内されてました
登山口のポストへ登山計画書を提出。
ちなみにケータイ電波の状況が案内されてました
au微妙だなぁ…
最初はゆっくり歩き出しました
最初はゆっくり歩き出しました
樹林帯の急登を登って行きます
1
樹林帯の急登を登って行きます
泥や木の根に引っ掛かり、いつの間にかストックのキャップを二つとも無くしてしまいました…(泣)
泥や木の根に引っ掛かり、いつの間にかストックのキャップを二つとも無くしてしまいました…(泣)
直接日が当たらないので涼しいです
直接日が当たらないので涼しいです
このハシゴをのぼり、
1
このハシゴをのぼり、
やっと前常念が見えてきました
1
やっと前常念が見えてきました
岩稜帯を手足で登ります
岩稜帯を手足で登ります
ガスってきました
ガスってきました
目の前の岩しか見えません
1
目の前の岩しか見えません
ガスの合間から前穂が少〜しだけ見えます
ガスの合間から前穂が少〜しだけ見えます
石室に到着。
ちょっと休憩します
1
石室に到着。
ちょっと休憩します
休憩してます
前常念の三角点。
見落しそうですね
前常念の三角点。
見落しそうですね
廃道となった常念小屋直通ルート
廃道となった常念小屋直通ルート
やっと常念岳山頂が見えてきました!
1
やっと常念岳山頂が見えてきました!
常念岳への最後の登りに差し掛かるところで、
槍ヶ岳がうっすらと見えます
1
常念岳への最後の登りに差し掛かるところで、
槍ヶ岳がうっすらと見えます
アップ!
何とか見えます
1
アップ!
何とか見えます
常念岳登頂☆
バックがガスってて残念…
2
常念岳登頂☆
バックがガスってて残念…
常念小屋へ下る途中、雷鳥親子に遭遇
3
常念小屋へ下る途中、雷鳥親子に遭遇
今回も見れてラッキー!
3
今回も見れてラッキー!
常念小屋に到着です。
テント設営します
1
常念小屋に到着です。
テント設営します
一ノ沢方面にちょっとだけ雲海
一ノ沢方面にちょっとだけ雲海
docomoの電波塔
この日のテントは15張り近くありました
3
この日のテントは15張り近くありました
二日目の朝。
これから日が登りますが、良い天気になりそうです!
1
二日目の朝。
これから日が登りますが、良い天気になりそうです!
日の出を待つ人々
3
日の出を待つ人々
少しだけ雲に隠れてます。
でも幻想的な風景です
4
少しだけ雲に隠れてます。
でも幻想的な風景です
ちょっとだけモルゲンロートになってますかね?
1
ちょっとだけモルゲンロートになってますかね?
槍が近い!
二日目も晴れました!
最高のスタートです
2
二日目も晴れました!
最高のスタートです
出発します
常念岳山頂から。
昨日はガスって見えなかった槍や穂高もバッチリ、最高の景色です
2
常念岳山頂から。
昨日はガスって見えなかった槍や穂高もバッチリ、最高の景色です
前穂、奥穂、北穂、涸沢岳バッチリです。
早く登ってみたい!
2
前穂、奥穂、北穂、涸沢岳バッチリです。
早く登ってみたい!
今日は大天井岳もバッチリ。
その奥の剱岳まで何とか見えます
2
今日は大天井岳もバッチリ。
その奥の剱岳まで何とか見えます
本当に良い景色ですね…
2
本当に良い景色ですね…
槍アップ。
自分のデジカメの限界です
3
槍アップ。
自分のデジカメの限界です
先月あった会社同好会企画の前穂北尾根登攀…
結局行けなかったけど、良い景色見れたので良しとします
1
先月あった会社同好会企画の前穂北尾根登攀…
結局行けなかったけど、良い景色見れたので良しとします
南アルプスの奥にはうっすらと富士山も見えました
1
南アルプスの奥にはうっすらと富士山も見えました
さて、蝶ヶ岳に向かいます。
いくつかのアップダウンがあります
1
さて、蝶ヶ岳に向かいます。
いくつかのアップダウンがあります
ニコちゃんマーク(?)と槍。
癒されます
1
ニコちゃんマーク(?)と槍。
癒されます
振返って常念岳。
山容がカッコ良い!
4
振返って常念岳。
山容がカッコ良い!
樹林帯の前で小休止。
クリフバーありがとうございます。
頂きます!
1
樹林帯の前で小休止。
クリフバーありがとうございます。
頂きます!
蝶槍がはっきりと目の前に。
まだまだ下って登るのか…
2
蝶槍がはっきりと目の前に。
まだまだ下って登るのか…
自分の体力では、テン泊装備背負っての登り返しが足にきます
自分の体力では、テン泊装備背負っての登り返しが足にきます
蝶槍登頂〜
すでに槍ヶ岳は雲の中
(11:00過ぎ)
1
蝶槍登頂〜
すでに槍ヶ岳は雲の中
(11:00過ぎ)
蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
体感ですが風速10m近くはあったんじゃないでしょうか?
1
蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
体感ですが風速10m近くはあったんじゃないでしょうか?
分りにくいですが風も強く吹いていたので、写真だけ撮ってさっさと下山です
3
分りにくいですが風も強く吹いていたので、写真だけ撮ってさっさと下山です
蝶ヶ岳から下った所にある最終ベンチ付近からの常念
蝶ヶ岳から下った所にある最終ベンチ付近からの常念
ここでちょっと休憩。
朝戻しておいたアルファ米で気力回復
ここでちょっと休憩。
朝戻しておいたアルファ米で気力回復
まめうち平まではなかなか時間が稼げませんでしたが、ここからはスピードアップ
まめうち平まではなかなか時間が稼げませんでしたが、ここからはスピードアップ
ゴジラ(?)みたいに本当に見えますね〜
3
ゴジラ(?)みたいに本当に見えますね〜
力水頂きました。
15:00〜15:30に駐車場に間に合うよう、さらにダッシュ!
1
力水頂きました。
15:00〜15:30に駐車場に間に合うよう、さらにダッシュ!
吊り橋は慎重に
15:13駐車場到着。
何とか通行止め解除時間帯に間に合いましたが、足がフラフラです
1
15:13駐車場到着。
何とか通行止め解除時間帯に間に合いましたが、足がフラフラです
詳しくないのですが、安曇野といったらわさびとそばでしょうか?
味が期待できそうで開いている店を何とか探し、『一葉』で天ぷらそばいただきました。
美味しかったです☆
3
詳しくないのですが、安曇野といったらわさびとそばでしょうか?
味が期待できそうで開いている店を何とか探し、『一葉』で天ぷらそばいただきました。
美味しかったです☆
食事を終えた頃には、真っ暗。
これから4.5時間運転です
1
食事を終えた頃には、真っ暗。
これから4.5時間運転です
林道通行止めの時間帯
4
林道通行止めの時間帯

感想

ソロテン泊での第二弾として、常念岳〜蝶ヶ岳へ。
最初から最後までテン泊装備を背負った縦走ができ、かつ景色が良く、そして登山口までマイカーでアクセスし易い山として選びました。

今まで北アルプスへは縁が無く行けずじまいでしたので、今回が初めての北アルプスとなります。

中央道と長野道を使い、前日の25:30に梓川PA到着後に少し仮眠をしました。
安曇野ICを下車し西に向かい、きれいな形をした常念岳を正面にしたまま車を走らせます。三股ゲート駐車場に05:45到着。
その日の駐車場は7割位埋まってました。

≪8/28≫
三股登山口で計画書を提出し、常念岳を目指します。

先回のテン泊山行は麓に幕営してからの登山だったので、18圓離謄麈饒備を背負ったまま登るのは今回が初めてです。
ザックが肩に食込みながらも重心を意識しながら、また歩きながらザックの調整を細かにしながら登って行きました。

急登でしたが木陰で気持ちの良い樹林帯を詰めていき、岩に掛かっているハシゴ(脚立?)を越えると岩稜帯に出ます。
その辺りから見晴らしは良くなるのですが、段々ガスがわき出して周りの山々が隠れるようになってしまいました。
あまり高度感も感じることが無いまま、淡々と岩を手足を使って高度を稼ぎ前常念石室に到着。

石室で小休止をとります。
今日の景色はオアズケかな?でも明日の天気は期待できそうだったな…。と何てこと無い事を思いながらガスの合間の前穂を見ながらオニギリを食べました。

前常念経由で登る方はあまり見えないようで、下る方とあいさつを交わす以外ほとんど独りで静かな登りとなりました。

常念小屋の分岐を過ぎ、常念岳山頂までの最後の登りに差し掛かる辺りで、槍ヶ岳がお目見えしました。
恥ずかしい話しですが、生で初めて槍ヶ岳を見ました。若干ガスで覆われてましたがハッキリと分ります。自然と写真を何枚も撮ってました。

常念岳登頂を果たし、山頂では周りの山々をゆっくり見渡しました。
感動的でした。
未だ登れてない穂高エリアをじっくりと堪能してから、常念小屋まで下ります。
小屋で受付けを済ませ、テントの準備に入りました。
先回の山行とは違い、やはりある程度の標高ですので太陽が隠れると肌寒く感じられます。その分、テントの中、またシュラフに包まれる感覚は何とも気持ち良いものです。苦労して背負って登った甲斐があります。

山頂からは、奈良からみえている女性の方と御一緒させてもらいました。
この夏の時期、燕岳ふもとの宿で働きつつ休みの日はこのエリアの山を登られているそうで、非常に羨ましい限りです。

この日の夜空は曇っていてあまり星が見えませんでしたが瞬間的に雲が晴れることがあり、その一瞬見える星が非常に印象的でした。

≪8/29≫
夜は思った以上に冷え込み、何度も寒さで目が覚めました。
そのためとは思いませんが二度寝をしてしまい、出立時間が遅れることに…
開き直って日の出を見たり、少し朝焼けた槍ヶ岳を見ながら朝食を摂りました。

奈良の女性の方とは、燕岳に行くときはまた宜しくとあいさつをして小屋で分れました。

天気は快晴!
槍も穂高も、周りの山々もバッチリ。最高の気分で常念岳を後にします。
蝶ヶ岳までは何度か登り返しがあるので、覚悟して岩場を下ります。

周りには絶景だらけ。
何度も何度も周りの山々を眺めては足を止めてしまい、時間がかせげません。

蝶槍に差し掛かるあたりでは早くも槍穂に雲がかかってきました。
本当はもう少し見れると良かったのですが、こればかりは仕方ありません。

蝶ヶ岳に近づくにつれ風が強く吹き始めました。
蝶ヶ岳山頂でも写真をサクッと撮るだけでサッサと三股に向けて下山します。

まめうち平までの下りでは、落差の大きい箇所が続いたためあまり時間を稼げずにほぼ標準CTとなりましたが、まめうち平を過ぎてからは走りやすい箇所が多かったため可能な限り走りました。
二日目出発時間が遅れた割には林道工事の通行止め解除の時間帯に間に合いそうだったからです。

何とか15時ちょっと過ぎに駐車場に到着しました。まだ通行止め解除中で、なんとかそのまま麓まで車を走らせることができました。
下山後は温泉に入り、そばをいただきました。

今回も大きな失敗はなく、天候に恵まれ充実した山行となりました。
今回の山行ベースで次回はどこに登ろうかな…?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2390人

コメント

お疲れ様でした
 2日目、風が強かったようですが、眺望もよく最高でしたね。

 私は、この山域はまだ未踏なので、何時かは燕岳まで縦走してみたいですね。

 それにしても、いいペースで登っていますね。
2013/9/1 20:04
最高の眺望でした!
ありがとうございます。

生槍は今回が初めてだったので、その分感動も大きかったです。
登りたい気持ちが一段と強くなりました。またいつか槍の企画あれば宜しくお願いします^^

この日は本当に天気に恵まれ、燕岳までの稜線も気持ち良さそうでしたよ。

今度もテント担いで稜線歩きしたいので白峰三山あたりなんか良いかな?と考えています
2013/9/1 22:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
蝶ケ岳〜蝶槍往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら