日本2500m峰硫黄岳は間違っていました。！藪漕ぎシャワー浴びてきた

2021年08月01日(日) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,641m
• 下り: 1,632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:58

距離 16.2km 登り 1,641m 下り 1,640m

4:56 十石山登山口
5:02 スーパー林道方面道標
5:36 湯沢ノ平
6:19 十石東尾根
7:01 7:12 十石峠避難小屋
7:15 7:16 十石山
8:04 金山岩
8:20 8:21 乗鞍権現社
9:10 9:27 硫黄岳
10:14 10:15 乗鞍権現社
10:35 10:36 金山岩
11:22 十石山
11:26 11:38 十石峠避難小屋
11:57 11:58 十石東尾根
12:26 湯沢ノ平
12:47 十石山方面分岐
12:53 十石山登山口
12:54 ゴール地点

天候

朝は晴れていたが直ぐにガスる。
(常に全身シャワーを浴びている状態なので風さえ吹かなければ天気関係ない）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白骨温泉の公衆トイレ駐車場で車中泊しましたが夜は涼しくて、とても快適でした。

コース状況／危険箇所等

十石山まで、向こう三年間は草刈りされてない状態、なのでササの朝露で全身ずぶ濡れ状態になりました、多分カッパ着ていても濡れると思います。
十石山から先はバリルートなのでしょうか？調べてませんが笹とハイマツの藪が酷くて漕いで進む感じです、特に乗鞍権現から登山道合流までは背丈より高い藪で全身シャワー浴びている感じでした、もう2度と行きたくないかな(笑)
因みに合流した平湯温泉からの登山道も藪漕ぎシャワー道でした。
この後、硫黄岳行かれる方はフル防水でお願いします。

写真

8/1 19:08

不帰キレットから帰ると、何時の間にか日本2500m峰は百座を超えていた！

7/31 17:23

案外登ったことに驚き意識し始めました、てことで白骨温泉にやってきた。

7/31 17:26

白骨温泉はとっても涼しく、トイレ駐車場で車中泊します。

7/31 17:40

ジンギスカンつまみに快適な夜を過ごせました。

8/1 4:55

地面に落ちていることからマイナーなのか？

8/1 4:59

登山口に咲いているフジクロセンノウは目立つ花です。

8/1 5:11

これ分かります？いわゆる朝露に濡れたササ藪です！

8/1 5:36

なので10分もたずに全身ずぶ濡れ状態！チョー不快な気分。

8/1 6:11

これ分かります？いわゆるレンズもずぶ濡れ状態です！

8/1 6:21

歩く人は少ないのか？向こう三年は草刈りしてない。

8/1 6:39

乾くことなく不快のまま森林限界に辿り着いた！

8/1 6:44

三百名山の鉢盛山ですがザックまで濡れています。

8/1 6:44

森林限界は快適そうに見えますがベッタベタは変わりません。

8/1 6:49

爽やかな写真に見えますが私はチョー不快です。

8/1 6:50

ここにきて着替えがない事が心配になってきた。

8/1 6:51

稜線で風が吹いたらどうしよう？風ない事を祈り登る。

8/1 6:52

この後も藪で着替えがあっても意味ない事が後で分かる。

8/1 6:53

最悪は十石山ピストンで帰ればいいとこの時は思っていた。

8/1 6:56

見えた避難小屋！かなり大きな小屋です。

8/1 7:01

とった十石山！日本2500m峰追加ですが山頂ではないみたい。

8/1 7:02

この後行く硫黄岳でしょうか？乗鞍山頂は見えません。

8/1 7:03

穂高もよく見えないので山頂に上がってみます。

8/1 7:04

山頂からは霞沢岳も見えるようになりました。

8/1 7:04

高山方面は雲海、この後雲は直ぐに上がってくるでしょう。

8/1 7:04

乗鞍は幾つもの峰があるんだね左が剣ヶ峰でしょうか？

8/1 7:04

まだ7時ですが中ア側からは雲が湧き上がってきました。

8/1 7:05

穂高の賞味期限もあと1時間くらいかな？

8/1 7:07

とった2500峰！十石ブルーの世界へようこそ！とかやってたけど。。

8/1 7:05

十石山の山頂は実は向か側で、ただの丘でやってました。

8/1 7:10

硫黄岳と思っていた山も、これまた違っていた。

8/1 7:13

それではヤブ漕ぎ第二ラウンド開始！ササ藪から這い松漕ぎへ。。

8/1 7:16

あれ藪の中に十石山？こっちが山頂なのかい？改めてとった！

8/1 7:20

稜線のバリは木はなくそれなりの道はあると思っていたけど。。

8/1 7:27

なんとなく道はあるけど、想定外に険しくないかい！

8/1 7:39

這い松の下は笹薮とダブルに阻まれる。

8/1 7:55

泳ぎますか(笑)下が見えないのでスネを何度も強打する。

8/1 7:58

乗鞍権現まで来て改めて地図を確認、もしかして硫黄岳はあの低い山かも？よかった！

8/1 7:58

振り返る、痩せた尾根でしたが危険とかより濡れる事は変わりない。

8/1 8:28

乗鞍権現から鞍部までは更に悲惨、藪漕ぎシャワーのため写真なしです。

8/1 8:31

唯一の濡れない区間は僅かでした。

8/1 8:46

硫黄岳見えていますが、這い松は乾いてはいません。

8/1 8:46

深い所は下を潜るため全身不快は続く。

8/1 8:46

権現を振り返る、戻るなら乗鞍に抜けバスで帰る方がマシなのか？

8/1 8:46

穂高は賞味期限は切れたようです。

8/1 8:49

2500m峰に選ばれた硫黄岳は隣の四ッ岳より随分低いです。

8/1 8:49

こちら四ッ岳が2500峰なら途中でやめてました。

8/1 8:57

硫黄岳直下になり要約ヤブともお別れ、僅かですが稜線楽しみます。

8/1 9:12

てことでココが山頂なの？一番高いところは這い松深くてたどり着けない。

8/1 9:14

とった事にしよう！硫黄グレーの世界へようこそ！

8/1 9:14

もう二度と来ないから、曇った山頂でも、ゆっくりしました。

8/1 9:32

帰りは真ん中の尖ったとこまでヤブなし！それ以降はず〜っとヤブです(笑)

8/1 9:36

白骨温泉までバスはメンドいので、意を決して権現の藪に突っ込む事にします。

8/1 9:42

少しは藪が乾いてきたけど、権現の直下はムリでしょう。

8/1 9:51

鞍部から木がない所までが藪漕ぎシャワーゾーンです(笑)

8/1 9:55

顔が出ている藪は可愛い方ですね。

8/1 10:04

藪の中にも花はあります。

8/1 10:13

分岐にやってきた！矢印の先にあるのは藪漕ぎシャワーゾーンです。

8/1 10:25

しっかりシャワー浴びて振り返る、汗も洗い流せました(笑)

8/1 10:25

ずぶ濡れのままの稜線ですが風なく助かりました。

8/1 10:36

目印などはなく、もう少しガスると方向見失いそうな山頂。

8/1 10:42

上は這い松、下はササの中はこんな感じです、スネのアザは必須。

8/1 10:44

顔と同じ高さは鬱陶しい掻き分けながら進むと更にスネは強打！

8/1 10:47

時々進めんくなりパワーで行ったら今度は頭強打した。

8/1 11:05

藪漕ぎシャワーしながら痩せ尾根も出てくる手強し。

8/1 11:05

因みに下はみえませんのでご安心を。。

8/1 11:15

あそこを越えれば十石山のはず？因みにCWXは2ヶ所破れました。

8/1 11:22

みえた！僅かな距離ですが藪漕ぎシャワーに阻まれました。

8/1 11:28

小屋の中は何でも揃っている感じ、明るく綺麗な小屋でした。

8/1 11:25

外で少しでも乾かそうとするが太陽でず。

8/1 11:32

先ほどの激闘に思いをふせてパン2個食べました。

8/1 11:40

せめて帰りのササは乾いていますように。

8/1 12:53

完了！藪漕ぎシャワーも浴びたし2500m峰2座取れたし、めでたし、めでたし。

8/1 13:21

最後は白骨温泉、あまり白くないのはなんでかな？以上藪漕ぎシャワーでした。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

ルピモさん

日本2500m峰できる限りコレクトしようと思い始めた今日この頃。。
そんな訳で今週はアルプスの天気はパッとしない
家から一番近い未踏の2500m峰を探してみると乗鞍界隈に2座あるではないか！
十石山は聞いたことある程度の知っている山、硫黄岳が乗鞍山麓にあるなんて2500m峰の地図を見て初めて知った山です。
直近のレコを見るとバリとか書いてある、けど自分の解釈ではアルプスの2500mを超える稜線は木など生えていないから、それなりに道はあると想定していた。

いざ行ってみると、別の意味で大変と言うか不快になりました。
十石山の登山道は向こう三年間は草刈りされていません、道は分かるけど背が高いササは伸び放題です、朝露に濡れており開始10分で全身ずぶ濡れになりました。
通常濡れるのはある区間だけと思われがちですが、十石山は違っています。最後までずぶ濡れ、特に森林限界に近づくにつれ濡れは増して行きました。
ですが思いやられるのは十石山から更に先の乗鞍権現です、ササに加えて這松も登場する始末、道が分かるとか、分からんとかの問題ではなく、とにかくベタベタ、パンツまでずぶ濡れになりました。2500mを超える稜線で風が吹いたらヤバかった！きっと低体温症になったかも？です。
おまけにササに隠れた這松でスネは何度も強打！CWXなんて2ケ所も破れて穴があき、スネなんてアザだらけになりました。(帰ってから確認)
おまけに最後は頭まで強打して、やや出血！ヘルメットの大事さを身に浸みて分かり、服は破れるは、怪我はするわ！散々な目にあいました、ですが終わってみると少しは楽しい事もあったと思いました。
もう二度と行く事はないと思うけど日本2500m峰は2座追加しました以上です。

最後に。。白骨温泉は白いお湯と白くないお湯があるけど何でだろう？
できれば白い温泉に入りたいから見分けれ方法はあるのかな？

藪漕ぎシャワー以上です。

PS:山レコの地図は間違っていました、本レコを登録時は乗鞍にある硫黄岳が日本2500m峰にノミネートされていましたが、のちに確認すると大町にある硫黄岳が2500m峰になっていました。偶然にも標高が同じなのが間違いの原因でしょうか？
じゃなかったら、こんな藪山にわざわざ行かないよね！
ヤマレコには文句言ってませんが、2500m峰のカウントが減ったのは残念です。