東赤石山から銅山越へ周回ルート 石鎚トレール第一弾

2021年08月01日(日) [日帰り]

• GPS: 09:13
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,621m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:06

4:22 筏津登山口
5:11 5:14 瀬場谷分岐
7:56 8:04 八巻山
8:32 8:40 石室越
8:55 8:55 前赤石山
9:15 9:26 物住頭
9:56 10:03 西赤石山
10:58 11:02 銅山越
11:06 11:11 別子銅山発祥の地
11:36 11:56 ダイヤモンド水
12:27 12:33 日浦登山口
13:28 筏津登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

筏津の路肩に駐車。トイレあり。
日浦登山口から筏津登山口までの徒歩距離4.5km

コース状況／危険箇所等

＜筏津〜瀬場谷分岐〜東赤石山＞　沢沿いに辿るルートで数回渡渉があるので、
　テープ等を見落とさないように進む。
＜東赤石山〜前赤石山＞　岩稜歩きであるが、特に危険な箇所はない。ただ岩にマー　　キングがないので、踏み跡とテープを確認しながら進む。高山植物も多い。
＜前赤石山〜銅山越＞　稜線歩きだが低木により日陰もあったりするので、夏は助かる。工程差は少ない。
＜銅山越〜日浦登山口＞　銅山遺構を見ながらの快適ルート

その他周辺情報

赤石山荘は休業中。
ダイヤモンド水の近くにバイオトイレあり。

写真

8/1 4:25

4：25　真っ暗な筏津をヘッドライトスタート

8/1 4:57

東の空が白んできた

8/1 5:14

瀬場谷を渡る

8/1 5:27

視界が開け、三ツ森山辺りだろうか。稜線付近が赤く染まる。

8/1 6:30

リョウブの花

8/1 6:42

樹々の隙間から東赤石山を臨む。岩稜だ。

8/1 6:48

ハナウドだろうか

8/1 6:58

岩稜直下のトラバース道に合流

8/1 7:02

シモツケソウ　今日一番目立った花だ。

8/1 7:09

オトメシャジン　二番目に多かった花

8/1 7:11

こちらはやや白い色

8/1 7:14

コウスユキソウ

8/1 7:25

ちょうど3時間で東赤石山に着いた。

8/1 7:26

前赤石山に続く岩稜が見える。

8/1 7:26

西赤石山の左側遠くに見えるのは笹ヶ峰〜伊予富士だろうか。

8/1 7:27

瀬戸内海がやや霞んで見える。

8/1 7:47

タカネマツムシソウ　ここで出会えるなんて思っていなかったよ〜　感激〜！

8/1 7:52

八巻山辺りの岩稜帯

8/1 7:59

八巻山から東赤石山を振り返る。

8/1 7:59

八巻山山頂

8/1 8:00

陽はすっかりと高くなりギラギラと照り付ける。

8/1 8:02

前赤石山へも岩稜帯が続く。

8/1 8:03

眼下に赤石山荘が見える。2年前に閉鎖されたそうだ。残念だ。

8/1 9:00

コオニユリ　まるで北アルプスのお花畑を歩いている感覚に陥る。

8/1 9:03

ここで逢えるなんて〜

8/1 9:05

シコクギボウシ　そろそろ時期もおしまい

8/1 9:17

物住頭　なんて読むのだろう〜

8/1 9:58

西赤石山　この辺りの稜線歩きは高低差が少なく助かる〜

8/1 10:04

銅山越が近づいた。遠くの山には雲が掛かってきた。今日は雷予報が出ていた。

8/1 10:55

西山とツナクリ山　雲が掛かる

8/1 11:00

銅山越　明治の頃、この峠を越えて銅を新居浜まで運んだそうだ。

8/1 11:00

なるほど〜

8/1 11:13

見事な石積み　ここで初めて坑道が掘られ銅が産出したそうだ。

8/1 11:54

ダイヤモンド水とキレンゲショウマ

8/1 11:54

キレンゲショウマ

8/1 11:55

蕾もまだたくさんある。

8/1 12:01

馬車道だそうだ。

8/1 12:07

劇場があったという見事な石積み

8/1 12:09

劇場への階段？　石積みが美しい〜

8/1 12:11

歴史を感じます

8/1 12:16

接待館があったという。

8/1 12:16

レンガ積みも見事！

8/1 12:31

日浦登山口　トイレあります。

8/1 12:31

駐車場は20台ほど

8/1 14:25

帰路、国道319号の具定展望台から四国中央市を臨む

8/1 14:25

夜景が素晴らしいそうだ。

8/1 14:27

こんな看板があります。

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

tekapo

四国・高松に出張中に石鎚トレールを少しでも踏破しようと、
花の百名山にも選出されている東赤石山を今日は目指す。

高松市内は連日35℃前後の猛暑が続いているが、
今日の稜線は標高1600mほどなので地上よりは10℃は低いだろう。

未明より登り始めて、まだ涼しいうちに山頂まで行こう。
瀬場谷沿いのルートは沢のおかげで涼しく、
予想通り汗もあまりかかない。

東赤石山に着いた。
新居浜の街の向こうには瀬戸内海が霞んで見える。
地図で見るよりも海が近くに感じられる。

東赤石山から前赤石山までは岩稜が続き、
日差しはモロに受けるが岩場を歩くことで
汗をかいているのも忘れてしまえる。

なによりも岩稜の斜面に咲く高山植物が思っていたよりも凄い。
オトメシャジン、コオニユリ、シコクギボウシなど
さすが花の百名山だ。
季節がもう少し早ければもっと違った花も楽しめたことだろう。


銅山越からは別子銅山の遺構を巡りながらの下山だ。
今は石積みだけが斜面に残るが、その様子に明治の頃の賑わいに思いを馳せる。


瀬戸内海の絶景、連なる山並み、岩稜と高山植物、そして銅山遺構と
見どころ満載の一日であった。