蓮華温泉から朝日岳、雪倉岳、白馬岳のお花畑を初小屋泊で周回
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- GPS
- 53:33
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 3,158m
- 下り
- 3,156m
コースタイム
5:50蓮華温泉駐車場-6:50瀬戸川橋-7:45白高知沢橋7:55-9:20花園三角点9:40-12:00吹上のコル-12:40朝日岳13:00-13:35朝日小屋
<2日目>
5:30朝日小屋-(水平道)-7:20ツバメ岩-9:15雪倉岳9:50-10:20避難小屋-11:15鉱山道分岐-12:05三国境12:30-13:10白馬岳13:25-14:00白馬岳頂上宿舎
<3日目>
4:30白馬岳頂上宿舎-4:50白馬山荘-5:10白馬岳5:30-5:55三国境-6:30小蓮華山-7:15船越ノ頭-7:50白馬大池8:00-9:00天狗ノ庭-10:20蓮華温泉駐車場
天候 | 8月28日:晴れのちくもり 8月29日:はれ〜〜♡ 8月30日:大雨☂ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平岩駅から山道を登ること22キロ、途中濃霧にまかれ徐行しながら、 なんとか蓮華温泉駐車場に前日の20時30分ごろ到着。 30台くらい止まっていた。 8月30日の下山時11時頃は10台くらい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓮華温泉からの木道は、湿ってぬるぬるしていて滑りやすい。 また、沢を横切るポイントが多いので、増水時は注意が必要。 朝日岳から朝日小屋への道では、登山道の整備工事が行われていて、 道をふさぐ形でド〜〜〜ンと資材が置かれているので、通過時に気を付けること。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ビニール袋
替え衣類
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
サングラス
ツェルト
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル
ファーストエイドキット
医薬品
デジタル一眼
三脚
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感想
いつも日帰りのピストンもしくは周回していた私。
ついに山小屋泊デビュー。
山友から朝日小屋の食事のことを聞き、ここを初の小屋泊りの地に選定。
お花畑が広がっているとも教えられ、白馬岳頂上宿舎での宿泊を加え、
2泊3日の山行になりました。
コースタイムは、登山地図によれば、1日目8時間、2日目9時間、3日目6時間。
ラクではないですが、朝日小屋での夕食、オコジョとの遭遇、白馬岳からのご来光、蓮華温泉の露天風呂などなど、期待に胸躍らせて歩ききるぞ!!
1日目(蓮華温泉〜朝日岳〜朝日小屋)
精神衛生上よくないのですが、しばらく下ります。登山道は整備されていて、赤いテープもついています。ただ、木道は水平ではなく傾斜がついていたり、微妙な段差があったり、ぬるぬるしていて滑りやすいので要注意。
また、沢を通過する場所かあり、雨の日や増水時はかなり危険。天候の悪い時は、避けた方がいいかも。
道中は終始お花が咲いています。特に花園三角点を過ぎたあたりから、さまざまな種類のお花の競演がすばらしい。夏の花、秋の花が咲き乱れています。
朝日岳山頂付近では、登山道の整備工事が行われていて、道の真ん中に資材が置かれていたりするので通行に注意。特にガスで視界の悪い時は、ぶつかったり、コケたりしないように。
朝日小屋
この日は、団体さんもなく8畳部屋に4人。
同室には、福島のお兄さん(この人も蓮華温泉から朝日岳、白馬岳の周回)新潟のおじさん(この人も蓮華温泉から朝日岳、白馬岳の周回)山口のおじさん(焼岳から槍穂連峰、後立山連峰を縦走して、明日明後日で栂海新道を親不知へ)そしてわたし。山の話をいろいろ聞かせていただきありがとうございました。
部屋には扇風機があり、一晩ハンガーで吊るしておいたら乾きます。
夕食は、食前酒のグラスワイン、富山産コシヒカリのごはん、コンブ〆、ホタルイカの沖漬け、富山おでんなど品数豊富でおいしい。
朝食も、富山産コシヒカリごはん、もずく味噌汁、ベーコンスクランブルエッグ、ふき味噌など、これまた朝から美味しい。
なお、あたたかいお茶は食堂にある魔法瓶から、セルフサービスで水筒に入れることができます。
2日目(朝日小屋〜水平道〜雪倉岳〜白馬岳〜白馬岳頂上宿舎)
快晴。眼下には富山の街や日本海、能登半島まで見渡せます。
福島のお兄さんと同じ時間に出発したが、あっという間に離されてしまった。
(この方健脚で、白馬山荘に早く着いたので、結局この日は白馬大池まで行ったらしい)
水平道は名前に惑わされてはいけません。普通にアップダウンのある登山道で、水平のフラットな道ではありません。
水平道と朝日岳山頂への分岐は標識がなく、うっかりすると通り過ぎてしまいそう。木道をサクサク歩いていくと、赤いテープが何本もついている場所があるので見逃さないように。
ツバメ岩あたりはガレていて、やや歩きにくい。
雪倉岳への稜線歩きは急登が続き、休み休み進みます。
振り返ると富山の街、日本海、朝日小屋がしっかり確認でき、これまで自分が歩いてきた道もはっきりみえます。ハート形の雪渓を眺め、お花を愛でながら雪倉岳山頂に到着。
白馬からの登山者と、ここで情報交換。目指す白馬岳方面には、その奥に聳える剱岳の姿も。
雪倉岳から三国境まで、だんだんペースが遅くなり、休憩もこまめにとるようになっていました。ザレた道で疲れがたまってきた足には堪えます。
三国境では、新潟のおじさんに追いつき、白馬岳までご一緒させてもらった。
白馬岳山頂。山荘から次々と登ってくる人・人・人・・・
その流れに逆らって、山を下り、白馬岳頂上宿舎に到着。
受付を済ませ、夕食まで部屋でくつろぐ。
白馬岳頂上宿舎
夕食は、受付番号順で、放送が流れます。
この日は、宿泊者が少なく、食堂には9人だけ。
バイキングではなかった。温かい湯豆腐、ごはん、味噌汁をおかわりしておなか一杯。
16人部屋に私一人の貸切状態。のびのびできました。
朝食は、お弁当にしてもらいました。熱いお茶も食堂にて、お茶券を渡せば分けてもらえます。
3日目(白馬岳頂上宿舎〜白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池〜蓮華温泉)
大雨。強風。ご来光なんて拝めません。
天候が回復する兆しもないので、お弁当を部屋でいただいて、レインスーツを身にまとい、朝食の準備に集まってきた宿舎のスタッフに見送られて出発。
雨は容赦なく叩きつけるような感じで降りしきり、痛いくらい。
先日の西穂高岳の下山時の雨なんて、カワイイもんです。
この豪雨で、肝心のカメラも浸水被害。シャッターが切れなくなるという痛恨のトラブル。
小蓮華山の鉄剣、雷鳥坂で出会ったライチョウ、天狗の庭でみられた虹・・・画像がありません(TOT)
小蓮華山を過ぎたあたりで、白馬大池山荘から白馬岳に向かう、高年の20人ほどのグループとすれ違う。この先の雨と強風にお気を付けくださいとお伝えする。
白馬大池から蓮華温泉へ下りる道中、白馬大池から白馬岳行を敗退した方々とお話を伺う。福島の健脚のお兄さんは、朝食後すぐ出立して蓮華温泉に向かったそう。
蓮華温泉駐車場に到着し、サブのカメラで蓮華温泉は撮影。雨のためレンズが曇っています。露天風呂をあきらめ、内湯(800円)に浸かって疲れをいやす。
おまけ
はやめに名古屋に帰ろうと雨の中を歩き通したのに、白馬に通じる国道148号が、トンネル内での事故により通行止め。事故処理が終わって交互通行が始まったのが、20時ごろ。6時間以上ず〜〜〜っと道の駅小谷で足止めを食ってしまい、帰りが遅くなってしまいました。
なんだかんだありましたが、充実した山歩きでした。
お花がいっぱいで、あっという間の至福の3日間でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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お部屋で同室になりました「福島の兄さん」
です
お部屋ではお世話になりました
結局、翌日は白馬大池山荘まで下りてそこで
宿泊しました
ブログアップしましたのでご笑覧下さいましぃ。
http://pub.ne.jp/aizukomagatake/?entry_id=5027377
こちらこそお世話になりました。
その節は、ありがとうございました。
白馬大池まで行けて正解でしたね
私は、悪天候の中、白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池〜蓮華温泉歩きで、疲れました。
白馬大池から蓮華温泉に下る途中で、白馬大池山荘で福島のお兄さんと同室だった男性に会い、お話を伺いました。
ブログ拝見しました。会津駒ヶ岳にも行ってみたいです
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