南アルプス白峰三山縦走（北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳）

2013年09月06日(金) ~ 2013年09月07日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,609m
• 下り: 3,259m

コースタイム

6日：7:20広河原-9:00白根御池-9:20大樺沢二俣-（右俣コース）-11:10小太郎尾根-11:30北岳肩の小屋（休憩15分）11:45-12:15北岳山頂（休憩10分）12:25-13:05北岳山荘（テント泊）
7日：4:10北岳山荘-4:45中白根山-5:35間ノ岳山頂-7:20西農鳥岳山頂-7:50農鳥岳山頂-8:25大門沢下降点-10:10大門沢小屋-12:15奈良田第一発電所バス停

天候

6日晴れのち曇 夜半から強風
7日曇のち弱雨 稜線上は最大12mくらいの強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：芦安無料Pから乗り合いタクシーで広河原入り
帰り：奈良田第一発電所バス停から広河原経由芦安へ戻る。

コース状況／危険箇所等

西農鳥岳から農鳥岳への岩稜帯は若干緊張します。
今回は天候が悪かったのもありましたが。
農鳥岳から大門沢への下降はなかなかの急降下です。
下山口の奈良田までかなり長いので体力的に自信が無いかたはムリをしない方が良いと思います。
あと、奈良田第一発電所バス停の近くの橋の欄干にスズメバチの巣があります。
バス待ちでブラブラしてて下手に近づくとヤバイです。

写真

9/6 7:15

乗合タクシーの1便目は5:10に出たのですが、乗り遅れてしまい、6:30の2便目で7:20に広河原から歩き出しました。

9/6 7:17

ゲートの直ぐ先でこのような吊り橋があります。
結構揺れますw

9/6 7:17

吊り橋から北岳が見えました。
タクシーの運ちゃんが久しぶりに見えたと言ってましたんで期待します。

9/6 9:05

白根御池まで来ました。
小屋の直ぐ先のこの池の所で草スベリと大樺沢への分岐があります。

9/6 9:26

小屋のHPで右俣コースがオススメとあったので、大樺沢分岐から右俣コースに入ります。
これからあの尾根までの急坂を登ります。

9/6 9:26

大樺沢にはトイレだけが設置されてます。もちろんチップ制です。

9/6 10:16

雨は大丈夫だったけど、かなり雲が多かったです。
急登の途中で小太郎尾根が見えてきたのでとりあえず撮っておきました。

9/6 11:02

ようやく小太郎尾根にでました！
仙丈ケ岳が出迎えてくれました。

9/6 11:02

尾根をしばらく歩いて振り向くと甲斐駒ケ岳が頭を出してくれました。

9/6 11:02

北岳は雲が掛かっていて見えません。
写真にあるように東側の斜面だけ雲があってそっちは展望がありません。

9/6 11:41

北岳の肩（小屋）に到着です。
しかし右俣コースの急登にやられました〜。

9/6 11:32

振り返ると雲上に突き出した甲斐駒ケ岳が堂々の姿で現れました！

9/6 11:41

北岳の山頂方向も雲が切れてきました！

9/6 12:07

小屋でコーラチャージをして山頂を目指します！
もう少し！

9/6 12:17

来ました！日本で2番目の高さの北岳です！
もう少し眺望がよければ最高なのですが。

9/6 12:07

テント泊予定の北岳山荘が下に見えます。

9/6 12:07

今日は仙丈ケ岳はずっと見えてました。
キレイな山稜ですよね。

9/6 12:15

富士山は頭だけわずかに見えました。

9/6 17:06

さて今日はテント泊です。
幕営地の北岳山荘で受付します。
しかし立派な山荘です。
開設期間は決まってるようですが診療所もあります。

9/6 17:05

公衆トイレもあります。
かなり高度な設備のバイオトイレです。
ここまでのものは初めてみました。

9/6 17:05

というわけで今日の寝床を設営。

9/6 17:53

夕日を見に稜線まであがります。

9/6 17:53

北岳の姿です。
もう少し光線の具合がよければね〜

9/6 17:54

間ノ岳方面はガスってます。

9/6 17:59

仙丈ケ岳はシルエットになりますね。

9/6 18:02

雲があるので、これが今日の太陽の見納めです。

9/7 4:46

翌日3時起き4時10分出発で白峰三山縦走を実行します。夜半から強風が出てきてテントの撤収にも気を使いました。
写真は真っ暗な時に通過した中白根山の山頂です。

9/7 5:23

間ノ岳へ向かう途中で朝日が登ってきました。
雲が垂れ込めていて太陽は見えませんね。

9/7 5:24

北岳方向を振り返ってます。
強風で手ブレしまくりです。

9/7 5:32

だんだん雲が下がってきてます・・・。

9/7 5:36

間ノ岳に来ました！

9/7 5:37

ここまで先行の方とほぼ一緒に登ってきました。
その方に撮っていただきました。ありがとうございました。先行の方はこの後戻るとのことで、ここでお別れです。

9/7 5:48

間ノ岳から農鳥岳へ向かいます。
少し行くと農鳥小屋が下に見えてきました。
午後から雨という予報ですが、山ではもう少し早くなりそうです。

9/7 6:10

富士山の裾だけ見えました。

9/7 6:27

少ししたら山頂まで見えてきました。
雲の動きが激しいです。

9/7 6:27

鳳凰三山が見えてます。

9/7 7:18

急登をクリアして西農鳥岳に来ました。

9/7 7:15

展望50mですw
風も強く結構寒い・・・。

9/7 7:42

西農鳥岳から農鳥岳の区間は岩稜帯です。
ガイド登山であればこの区間ではストックをしまうように指導する場面なんでしょうね。
登山道は西側の岩稜をあるきます。写真は東側の絶壁が見えたので撮ってみました。

9/7 7:51

農鳥岳にきました。
西農鳥岳の方が標高高いんですよね。

9/7 7:52

やっぱり視界50mでオマケに雨まで降ってきました。

9/7 8:23

大門沢への下降点へ向けてあるきます。
農鳥岳からのこの区間は広い尾根伝いで起伏も大したことありませんが、ガスで視界がなくなると厄介かもしれません。

9/7 8:23

こんな感じですので。

9/7 8:24

大門沢への下降点には立派な道標があります。
遭難碑と道標が一緒になっているようです。

9/7 8:26

ここで3000mの稜線歩きは終了です。
もう少し天気がよければな〜

9/7 8:26

足元は奈良田の集落です。
ここからがまた長いんですよ。

9/7 9:27

しばらく下降して水音が聞こえてきました
写真は大門沢の最上流部です。

9/7 9:51

このルートにはいくつか沢を越える部分があるのですが、このような木橋がいくつも出てきます。
かなりスリリングです。

9/7 11:01

登山道の途中にアヤシイキノコを発見！
密生してて気持ち悪い！

9/7 11:01

近づいてみても何のキノコかはわかりません。
これから秋に向けて旬になるんですね。

9/7 11:27

ワイルドな木橋だけでなく写真のような吊り橋もあります。かなり高いところを渡るものもあり、しかも揺れる揺れる！思わずヒエーとか言ってました。

9/7 12:13

そんなこんなで奈良田第一発電所まで下山してきました。広河原を経由して芦安まで戻らなくてはならないのですが、バスがくるまで相当な時間があります。ストレッチしたり居眠りしたりしてすごしました。ちなみにこの近くの橋には欄干にスズメ蜂の巣があるとのことですので、バス待ちがヒマでも下手にブラブラしない方がいいですよ〜。

撮影機器：

FinePix XP60 FUJIFILM

感想

okkie

山男塾の剱岳が催行中止になってしまったため、休みもせっかくあって個人的なリベンジということでアクセスが大変な南ア白峰三山縦走にチャレンジしてきました。
当初は3日かけて塩見岳も行くつもりだったのですが、天候が悪化するとのことで白峰三山だけにしました。
しかし2日かけたとは言え結構ハードな山行でした。
1日目はまずまずの天気でしたが、2日目は強風＋弱雨といったコンディションで最悪とは言えないまでも良くは無かったですね。

さて、山男塾リベンジの予定も入って来たみたいですので、仕事の調整を考えますか〜！

コメント

GYU

お疲れ様です。
最終日の林道からゲートまで、ご同行していただき、大変助かりました。
あの地点での体力と気力には、良い気分転換になり、奈良田まで調子よく動くことができました。
またの御活躍を楽しみにしております。

tekutekugo

こんばんは
右俣上部でお話した方ですよね？
芦安で隣に車とめていたモノです。
天気が崩れたので塩見どうされたのかなと思っていました。
翌日、私が戻った時には車もう無かったから
コース変更されたんだとは思っていましたが、
見事な切り替えですね

こちらも二日目は天気との闘いでした。
でも思ったほどの荒天にならなくて良かったです。

剱行かれるのですか？
頑張ってください。

minosuke

お疲れ様です
okkieさん

お疲れ様です。どなたか同じ時期に山に行かれるのではないかと思っていましたが、やはり行かれていたのですね。

北岳は私もいってみたい山の一つです。なかなか泊まりで山にいけないので、いつになることやら。

北ア、南アはこれからもちょくちょく行くと思うので、またどこかであいましょう。