前穂・奥穂高岳・涸沢岳(上高地BT〜岳沢小屋泊〜穂高岳山荘泊〜上高地BT)
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- GPS
- 17:03
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,316m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
- 山行
- 2:02
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:16
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:20
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:05
天候 | 全行程中、ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地BTから新島々経由で松本駅まで 今年?から松本・新島々〜上高地BT間のバスは発車オーライネットでの予約が可能・必要になったようです。予約は便のみで座席は先着順でした。往復割引が無くなった分値段が高くなった気がする。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
重太郎新道〜吊尾根はやはり厳しかった。特に吊尾根は全く尾根道ではなくほぼ左が切れ落ちた厳しい岩々のトラバース道です。右手に力が入らなくなるほど疲れました。また自分たち的には前穂高岳への往復が一番気を遣う難しい岩々でした。また奥穂高岳から山荘に降りる最後も怖かった。ここまでに比べればザイテングラートの下りは核心部を除けばそれほど難しくはない印象でした。 |
写真
感想
夏休み第一弾(cd的には第4弾)として、長年の憧れだった岳沢から重太郎新道・吊尾根を経て奥穂高岳まで辿るルートを登ることにしました。
上高地にお昼に到着して腹ごしらえをしてから岳沢小屋に向かいます。ただのアプローチだと思っていたら結構な急登の上、とっても暑い!その上晴れてるわりに雷鳴が鳴り響いてます。バテバテで天然クーラーに辿り着いてようやく一息つきました。
岳沢小屋は三段に分かれていて、中段に受付&食堂があります。お部屋は上段で3組のペアの大部屋でした。トイレは広いけど男女1室のみ。下段にもありますが2〜3室なので朝は渋滞必至です。ただお弁当で早出するハイカーも多いので、多少分散されるようでした。下段には乾燥室もあって、雨ではなかったけど使用可能でした。あとジョッキ生があって、これは飲むしかないでしょ!ちなみに1000円/杯です(笑)。この小屋は美味しい雪解け水が無料でいただけます。
朝食は5時からですが、10名弱。準備して出発です。すぐに岩々の急登が出現するので、ストック不要・メット必須です。ハシゴやらクサリやらでどんどん高度を稼ぎます。カモシカ立場・雷鳥広場を越えて紀美子平に到着します。ここでザックをデポして前穂高岳に登りますが、これがエグい!長い上に難しいとこもあって気を遣います。で割と広い山頂では360度のパノラマが広がります!北アルプスはもちろん、ヤツ・富士から南ア・中央アルプス・御嶽・乗鞍・白山におそらく妙高火打まで!お腹いっぱいの絶景を堪能してから紀美子平に戻ります。
さて本日のハイライト・吊尾根ですが、全く尾根道ではありません。左が切れ落ちた岩々のヤバいトラバースが延々と続きます。前方からのハイカーとのすれ違いも多く梯子やクサリも出てきます。笠ヶ岳を真横に見ながらの緊張のトラバースで右手に力が入らなくなりました。長い長い岩場を抜けてようやく奥穂に辿り着いた時には心底ホッとしました。
奥穂山頂には数名のハイカーがいて写真を撮ってもらいました。そこにジャンを越えてきた若いハイカーが現れ会話を交わし、所望された水を分けてあげました。
穂高岳山荘に下りますが、直前までは遊歩道だったのですが、最後エグい下りがありました。山荘で腹ごしらえをして部屋には行かずそのまま涸沢岳に向かいます。山頂では証拠写真だけ撮影してすぐに下山。その後ようやくのお疲れタイムとなりました。夕食は2部制で自分たちは5時から。食後の反省会の後はアッという間に夢の中でした。この小屋のお水は宿泊者は無料、美味しいお水でした。
翌朝食は5時からでしたが、この山荘は宿泊者専用および外来者兼用の2つのデカいトイレがあって全く問題はありません。下りではザイテングラートを降りますが、途中一ヶ所のハシゴ&クサリの短いトラバース核心部以外は前日の長い長い岩場に比べれば割と楽でした。涸沢小屋でソフトクリーム休憩ののち、本谷橋を越えて横尾まで。徳澤で昼食を摂ってから明神・小梨平を越えて河童橋で終了となりました。
今回はcdかなり苦手な岩場続きのコースでしたが、二つの台風に挟まれたものの連日好天に恵まれ憧れのコースを予定通り完歩・堪能することができ、とっても充実した山歩きができました!
今週は「何処へ行ったのかなー」と思っていたら、北アルプスでしたか。
天気に恵まれて、今までのモヤモヤが一気に解消されたのではないですか。
素晴らしい写真がたくさん撮れたようですね。
北アルプスは、ん十年前、高校の行事で西穂へ行ったことがあるのですが、
当時は特別山に興味もなかったので、ほとんど記憶にないのが残念です。
本格的に山を歩くようになってからは、日帰り専門なので北アルプスは射程外
ですが、奥穂と槍だけは、いつか行くつもりでいます。
昨年は行けませんでしたが、夏の北アルプス遠征はいつも快晴
今年も絶景を堪能できました
混雑した山小屋やら煩いにわかハイカーとうんざりすることも多いのですが
時勢柄小屋も色々配慮してるので、まぁギリ大丈夫な感じでした
重太郎新道、きついですよね。数年前一気に登りましたがぐいぐい標高を上げていく感じと、どんどん呼吸がキツくなってくる感じ、身体中に乳酸が溜まっていく感じ、思い出されます。
それにしても晴天でいいですね。本当に四方八方見渡せる山なので、それを見ているだけでも疲れが吹っ飛んだのではないでしょうか。
各小屋の食事、そしてお疲れ様の黄色い飲み物、この辺りの小屋は本当に充実しているなあと改めて思いました。
aideiei@北海道でした。
aiさんが以前辿った岳沢〜奥穂、僕らも思い切って行ってみました
といっても僕ら
雷鳥に会えなかったのが残念でしたが、あの好天ではね〜(笑)
すごい、岩々の怖いコースです!こんな怖いところを、ciaociao4155さんは、楽々と越えていくなんて、本当にすごい!爪の垢を煎じて飲みたいです。
私だったら、ビビッて、足が前に進まないと思います。
小屋に着いた時に、生ビールがあると、とってもうれしいですね。
最高のお味だったことと思います。
今回の重太郎新道〜吊尾根はかなりヤバかったです
行ってはいけない道を除けば、赤実線では最も厳しい道ですからね〜
でも結構
行ってみれば何とかなるのかもしれませんね〜
生
今年からネット予約できるようになったのも助かりました
毎週の連投、からの今回の奥穂ですか~。
ヤリは行ってみたいですが、穂高あたりのキレットは怖くて行けませんわ(*_*)
それと、これに一緒に行かれた奥様がスゴいです!!
個人的に今しかないと思い定めて連投してます
重太郎新道〜吊尾根はやっぱりcd
でもトレラン姿で走ってる?方も大勢いましたよ
kpさんと日帰り周回でどうでしょうか
残りは剣ですが、どうすればいいか・・思案中です
もう重太郎新道を登る根性はないかなぁと思ったり、昔、めげた日帰り1周の再チャレンジをしなくてはなんて思ってます。
次回は西穂高からジャンダルム・奥穂高岳の赤線繋ぎレコが楽しみです
この周回を日帰りでやっつける猛者も多いようで
暗いうちに上高地を出て時計回りなら夜中に上高地に戻れるかも
なんて夢想しますが、年々高所恐怖症がひどくなってるので
これ以上の赤線繋ぎはcdには無理のようです
台風来てるのに何で晴れてんの?
奥様はともかく、日頃の行いが良い方ではないcdさまなのに、何で晴れてんの?
不思議だなぁ ( ̄∇ ̄)
さて、前穂、奥穂、涸沢登頂お疲れさまでした〜 (≧∇≦)b
以前私はH先輩と重太郎新道を降ったのですが、記憶が薄れたのか、はてまた馬の背の後だったからか、恐かった覚えがないっす。でも私、奥穂高と奥穂高山荘の間が赤線で繋がっていません (T_T)
てか、奥穂高山荘って個室があるんだぁ。これならうちの奥様の許可も得やすい!
晴天の3日間、お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
追伸、日頃の行いが良い私は昨日、荒天のため蔵王山登頂を断念いたしました。今年、登山口にて百名山の登頂を断念したのは3座目です (T_T)
登山の基本は好天
穂高岳山荘からすぐの直登以外はカズさまには刺激少ないと思いますよ〜
穂高岳山荘は今年から繁忙期も個室をネット予約できるとのことです
カズさんに連れてもらった「黒部五郎」部屋、感慨深かったですけど
部屋の中のナンバーは12まであったので、ここに12人か〜と思うとゾッとします
そういえばcdが荒天で百名山断念したのはカズさまと同行したときだけのような・
おかしいな〜、cdかなり持ってるほうなのに(笑)
昼休みにコメント書いたのに投稿する前にリロードしちゃってコメントが消えてしまい、はぁ〜がっかりなAmeでございます。
今回は珍しく自力登山ですね、お疲れ様でした^m^
さて、自分は吊尾根を降りで通過しましたが、確かに落ちたら死ぬで〜なところもありましたが、ゆうほどヤバさは感じませんでした。歩き始めで気力体力がみなぎっていたからでしょうかね。登りで使ったザイテンは脚が削られまくって、最後ヘロヘロで小屋に着いたのは覚えています。おかげで涸沢岳に登る気力はありませんでした。翌日も上高地に降り立った頃には生まれたての子鹿状態でしたね(~_~;) 次は頑張って前穂も涸沢も登ることにしようと思います。
二人だといろいろ自力で計画するのも楽しいのですが
独りだと面倒&割高なので楽々ツアー利用しちゃってます
Ameさんは以前天候で逆回りにしたんでしたよね
cd隊
吊尾根は行っちゃいけないとこでした
奥穂も槍も、正直もういいかな〜と思ってます(笑)
写真の青空と雲がすごくきれいですね!
好天での穂高周回コースは、やはりいいですね。
私は、昨年同ルートを検討したのですが、前穂、吊尾根が不安で、涸沢ー北穂ピストンにしました。それでも厳しかったです。
僕らもまず北穂ピストンを4年前に登って、一昨年の表銀座から槍
そして今回ようやく奥穂の重太郎新道〜釣尾根に挑戦しました
やっぱり前穂ピストンが技術的にはキツいかもしれませんね〜
ただ距離は短いですし、人がたくさんいるので安心感はありますよ
吊尾根は長い間緊張を強いられるのが嫌ですね〜
最後の剣をどうするか、今思案中です
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