記録ID: 3428237
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
ツクモグサを見に(八ヶ岳縦走)
2017年05月27日(土) ~
2017年05月28日(日)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 26:56
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,575m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 3:52
- 合計
- 11:07
距離 14.8km
登り 1,553m
下り 1,024m
17:36
2日目
- 山行
- 1:33
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:34
距離 4.6km
登り 13m
下り 542m
今回の行程は、赤岳山荘から北沢ルートで赤岳鉱泉に入りテントを設営し、身軽になった状態で、行者小屋に向かい文三郎尾根を登って、赤岳、横岳、硫黄岳と縦走して、赤岳鉱泉に戻り宿泊、次の日はゆっくり下山という行程で歩きました。
1日目は赤岳鉱泉でテント設営、行者小屋でランチとなりました。
1日目は赤岳鉱泉でテント設営、行者小屋でランチとなりました。
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道の諏訪南インターを下りて左折、県道425号線(八ヶ岳ズームライン)を白樺湖・原村・富士見高原方面に進み、県道484号線につき当たったら蓼科高原・美農戸口方面へ左折、3kmほど先の五叉路を美濃戸口・八ヶ岳登山口の案内板に従い右折し、八ヶ岳山荘の脇より左手に延びる未舗装林道を約3キロ進むと駐車場に到着です。 林道は整備したばかりは綺麗な状況になっていますが、未整備だとわだちが多く、車高の低い車はなかなか厳しい道路となっています。 【駐車場】 赤岳山荘駐車場 1日:1,000円 約80台程度止めることが出来ます。 満車の時はやまのこ村の駐車場に回されます。1日:1,000円 【トイレ】 赤岳山荘前にトイレがあります。(100円) 登山道の途中では、行者小屋、赤岳鉱泉にトイレがあります。(100円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆赤岳山荘駐車場〜(北沢ルート)〜赤岳鉱泉 赤岳山荘駐車場を出発し、橋を渡ると美濃戸山荘まで急傾斜の林道を登ります。 5分程度ですが、スタート直後なのできつめに感じます。 北沢ルートは、堤防広場まで林道歩きとなり、堤防広場からは沢沿いを歩きます。 比較的に傾斜のすくないルートとなりますが、沢沿いの傾斜が厳しい箇所もありますので慎重に歩きましょう。 ◆赤岳鉱泉〜行者小屋 地味に登りが傾斜と段差の大きい登りが続きます。 行者小屋までの間は樹林帯のため、雪が結構残っていました。 最後の下りでチェーンスパイクを装着しました。 ◆行者小屋〜(文三郎尾根)〜赤岳 行者小屋から文三郎尾根に入るところで一部不明瞭な箇所があります。 間違えて入ると、森の中に入ってしまいますので、右側に向かう感じで歩いて行きましょう。 今回は阿弥陀分岐手前から階段がスタートするまで残雪が残っていました。 文三郎尾根は階段が始まると、中岳分岐に手前まで一段の大きな階段が続きます。 急がずゆっくり登りましょう。 中岳分岐からキレット分岐まではザレ場をジグザグに登って行きます。 キレット分岐を過ぎると鎖場、岩場となりますが、手掛け足掛けがしっかりありますので、三点支持で登って行けば問題ないと思います。 ◆赤岳山頂 赤岳山頂はあまり広くありませんので、休憩等は赤岳頂上山荘付近が良いと思います。 展望は360度の展望が楽しめます。 近くには、阿弥陀岳、中岳、横岳、硫黄岳が見え、遠望には富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、立山連峰等を見ることが出来ます。 今回は遠くは雲がありあまり展望がありませんでした。 ◆赤岳山頂〜赤岳展望荘〜地蔵の頭 赤岳山頂をスタートするとすぐに赤岳頂上山荘に到着します。 頂上山荘からの下りは、傾斜も厳しくまた、スラブ状の岩場(鎖場)やすり鉢状の岩場(鎖場)が続きます。 傾斜もかなりあり、高度感がありますので、慎重に下りましょう。 岩場等を下ると、赤岳展望荘手前からザレ場となり、かなり滑りますので、落石をしないように慎重に下りましょう。 赤岳展望荘から地蔵の頭までは狭めの岩稜帯歩きます。 ◆地蔵の頭〜横岳 地蔵の頭をスタートすると目指す日ノ岳がよく見えます。 二十三夜峰を越え、日ノ岳直下の鎖場・岩場が険しいので、三点支持をしっかりとして登りましょう。 日ノ岳直下の岩場には残雪があり、歩きやすい反面、高度感があり怖い感じでした。 日ノ岳を出発すると一端段差の大きい岩場を下りその後登りかえします。 三叉峰まで基本的に細い岩場をあるきますので、気をつけて歩きましょう。 三叉峰を越えると広めの稜線を歩き、岩場を越えると横岳に到着です。 日ノ岳から横岳の間にツクモグサが咲いています。 ◆横岳山頂 横岳の山頂は多少広くなって居るので休憩することが可能です。 展望は、赤岳、中岳、阿弥陀岳がよく見え、主峰の後ろに権現岳、ギボシ、編笠山を見ることが出来ます。 今回も多少雲がかかっていましたが、赤岳、中岳、阿弥陀岳等がよく見えました。 ◆横岳〜硫黄岳山荘〜硫黄岳 横岳をスタートすると、すぐに急傾斜な岩場を下ります。 その後、階段等を下り、カニの横バイを通過します。 多少高度感がありますが、手掛け足掛けがしっかりしていますので、三点支持で慎重に下りましょう。 台座の頭から硫黄岳山荘まではザレ場を下ります。 途中から急傾斜となりますので、転倒に注意して歩きましょう。 硫黄岳山荘から硫黄岳の登りは、ケルンに沿ってい石の敷き並べられた登山道を登ります。 急傾斜となりますので、ゆっくり登りましょう。 ◆硫黄岳山頂 硫黄岳山頂は大変広くなっていますので、ゆっくり休憩することが出来ます。 赤岳等を眺めながらゆっくり休憩するのも良いかもしれません。 展望は、赤岳、中岳、阿弥陀岳が大変よく見え、反対側には南アルプス、中央アルプス、北アルプス、立山連峰等を見ることが出来ます。 ◆硫黄岳〜赤岳鉱泉 硫黄岳から赤岩の頭までは、急なザレ場を下ります。 赤岩の頭から赤岳鉱泉までは、基本的に樹林帯をジグザクに下ります。 危険箇所ありませんが、残雪があるため、チェーンスパイクで下りました。 ◆赤岳鉱泉〜(北沢ルート)〜赤岳山荘駐車場 特段危険箇所ありませんが、堰堤広間まで沢沿いの樹林帯を下ります。 堤防広場の直前に堤防がありますが、堤防を乗り越えると道が見えますので、迂回路に入らずに堤防を越えていきましょう。(増水時除く) 林道は大変歩きやすく危険箇所はありません。 ◆その他 美濃戸口から赤岳山荘までの林道は、結構ワダチが大きく車高の高い車で入らないと厳しいと思います。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 もみの湯 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 TEL:0266-74-2911 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html 日帰り入浴 500円/大人 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館) 【直売所】 たてしな自由農園(原村店) 〒391-0100 長野県諏訪郡原村上里18101-1 TEL:0266-74-1740 営業時間:9:00〜18:00(時期により変わります。) 地場の野菜やお土産、お酒等も扱っています。 お店で売っているお味噌がおいしいです(発芽玄米味噌や白味噌) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
朝飯
昼飯
夕飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
チェーンスパイク
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感想
ツクモグサを見に八ヶ岳に登ってきました。
今回は赤岳鉱泉でテント泊をしながらの1日目強行、2日目まったりの行程となりました。
赤岳鉱泉から行者小屋まで約40分が結構地味にキツイ感じがしました。
目当てのツクモグサは日ノ岳に咲いていましたが、まだまだ咲き始めの感じで数株咲いているだけでした。
ただ、先は時と言うこともあり、新鮮なツクモグサを見ることが出来ました。
天気も良かったことから展望も良く、赤岳、阿弥陀岳等の荒々しい風貌を一日中楽しんでいました。
5月下旬でしたが、朝方に気温が下がりかなり冷え込んでいました。
油断していたので、微妙に寒かったです。
テン場等の写真を撮り忘れたりしておりますが、大変楽しい山旅となりました。
ご一緒した会社の先輩方お疲れ様でした〜
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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