西穂〜奥穂縦走
- GPS
- 20:01
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 2,435m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 2:44
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 3:18
- 合計
- 9:52
天候 | 晴時々曇り、3日目は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山登りを始めたころ、穂高縦走が最終到達点かなと思っていました。そのうち、山スキーや沢などもやり始めて初心を忘れていました。
先日、西宮山岳会の人達と沢に行った際、穂高縦走の企画話が出てそういえば!と無性に行きたくなって着いて行ってしまいました。足指を骨折したばかりなのに、台風が連続して日本を横断する天気予報なのに、ギリギリまで中止宣言せず粘って実現までもっていった企画主のB東さん、Iさん(会社都合で最終不参加)、ありがとうございました。
(1日目)
・宝塚駅でB東さん、M月さんをピックアップ、信州へ出発。
・平湯温泉アカンダナ駐車場へ。バスで新穂高へ向かう(900円位)。
・ロープウェイで山上駅(2000円位)、山上駅13:00着。
・西穂山荘ラーメン(14:00ラストオーダー)のため、飛ばす。途中間に合うと思えた時点で失速。何とか間に合った。普通においしいが普通。ビールが美味い。ここで先に到着していたI崎さんと合流。
・昼食後、丸山へ散歩。トランシーバーの操作確認。
・今回は軽量化のため、小屋泊。コロナ対策で人数を絞っており、4人で結果的に個室をあてがわれた。ラッキー。小屋で歓談。
(2日目)
・4:00出発。独標辺りで明るくなる。予定通り。
・西穂高山頂通過。紫の花がキレイ。名前は、、、、です!
・間の岳前後は、前情報通り浮石が多い。落石に注意して進む。
・寸足らずの鎖下降を経て逆層スラブだったかな。岩が乾いていれば問題なし。
・ルートをたどれば極端に難しい所はないが外すと岩が脆く落石を誘発しやすいので注意が必要。一度はスラブを滑り落ちてきた漬物石大のラクが直撃しかけて飛び上がりそうになった。
・さすがは有名なクラシックルート!一つ一つの迫力や景観は素晴らしい!
・天狗のコル辺りから、高山病の様相が強く出てきて頭痛がひどい。ひとつひとつ慎重に行動したので少し遅れ気味になってきた。足指を骨折中のB東さんがこの位のペースで助かると言ってくれて逆に助かる。
・ジャン登頂!天使にあう。かわるがわる写真撮影。ジャンへは西穂側コルから基部を左に巻いて南から登るのが一般的。傾斜も緩い。コルにザックをデポできる。
・奥穂到着。心配した馬の背は登り通過の場合、難所とは感じられない。むしろその上の痩せた尾根の方が直立して歩くので自分としてはそっちの方がよほどオッカナイと思います。
・奥穂山頂でマッタリ(´ー`)
・穂高山荘着。疲れすぎて吐くかもしれないと思いながらビールを飲んだが意外と美味しく飲めた。
・M月さん、言葉にならない言葉【〇※△×】(音としてはむしゅにゅるひゅるるるに近い)を連発。今回はこれが一番面白く、最後まで鮮度があった。
・夜中頭痛で寝れずロキソニンを飲む。おかげでその後、ぐっすり寝れた。
(3日目)
・4:00出発。夜半降っていた雨も止んでいる。ただ長くはもたないだろう。
・足早にザイテン降る。ヘッデンだとルートミスしやすい。2度ほどロスするが後続の方のアドバイスもあって早期に復帰する。
・涸沢辺りで明るくなる。雨が降り出し徐々に強まる。
・上高地着。4人なのでタクシーで平湯まで戻る。7000円弱。
・ひらゆの森で入浴、露天風呂の種類が多くて良かった。定番らしいがはじめてだったかも。
(まとめ)
岩稜の尾根歩きで好きな人ならすごく楽しめます。写真も映えるものが撮れるのでおすすめです。
落石を起こさないよう、そして常に上方にも注意下さい。岩場好きなら難所はありませんがワンミスが命取りになります。そして夏山装備だと気象次第で簡単に追い込まれます。突入判断は慎重に。
全体通じてかなり満足です。今度奥穂から西穂へも歩いてみたくなりました。
リーダーB東さん、M月さん、I崎さんありがとうございました。
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