裏銀座縦走(新穂高→黒部五郎→雲の平→野口五郎→七倉山荘)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 56.9km
- 登り
- 4,757m
- 下り
- 4,574m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:23
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 11:25
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:51
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:47
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2597636.html
この時は、計画が遅すぎて、双六小屋のテン場に泊まれず三俣山荘テン場まで行ったんですが、とにかく疲れて、重くて双六岳にも登る余裕が無く新穂高に戻りました。今回は、双六岳、黒部五郎岳、野口五郎岳、に登る計画にしました。かなり歩くので、テン場が2泊分予約できれば、テン場。しかし、野口五郎小屋のようにテン場が無い所もあるし、山荘が2泊できればテントは無しで山荘に宿泊。でも、山荘も人気でキャンセル待ちの状態で、黒部五郎小舎、雲ノ平山荘、野口五郎小屋とし、なんとか予約ができました。あとは、晴れることだけを願っていましたが、これも叶いました。スタートが新穂高で、ゴールが七倉山荘なので、友人と車2台でそれぞれに停めておきました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な所はありません。ただ、薬師沢小屋から雲ノ平へ向かう登りがなかなか急登で、長い。 |
写真
感想
7月21日 22:30 七倉山荘の駐車場で友人と待ち合わせて、新穂高に向けて出発。1時くらいに到着しましtが、今回も深山荘の駐車場に行きましたが、すでに満車でした。鏡平駐車場に今年も停めました。
7月22日 3:30に起きて準備し、4:05に出発。前回は、新穂高バス停まで降りる登山道を確認していたけど、わからなくてかなり時間を費やした。今回は、完璧にすぐ降りられました。新穂高センターでトイレに行き、スタートしました。すでに、ヘッデンは必要無い明るさでした。前回はスタートが6:09で、三俣山荘テン場には16時過ぎでした。今回は、さらに先の黒部五郎小舎なので急いでスタートです。
4:39 新穂高スタート まずは、鏡平山荘まで行ってみます。とにかく、15時までには休憩入れても黒部五郎小舎に到着したいので。
天気もいいし、汗はかくけれど寒くないし、リュックは軽いし前回とは疲れ度合いがラクでした。
8:11 鏡平山荘 人が多くてテーブルには座れませんでしたが、ここで朝食休憩。昨年は無かったコーラもあって自分的には今年は最高!
10:24 双六小屋 ここも人が多かったです。やはりこの4連休は人気なんですね。ここでもコーラを飲んでちょい休憩。
さて、いよいよ双六岳に向かいます。昨年は、三俣山荘に行く途中に登りたかったんですが、もうヘロヘロで時間も無くとにかく三俣山荘のテン場に行かなくては!でした。今回は、巻道ではなく中道を行きました。稜線の道は残雪で通行止め。で、稜線に到着し槍を見たかったんですが、すでに雲が。。。。何分か待ったんですが駄目でした。しかしこの真っ直ぐな道は画になりますね。とても好きです。また、逆側の双六岳側もカッコイイ。ここで、写真を撮りまくっていました。
12:07 双六岳 ついに、来れた!だけど槍は見えない。。。。。雲もいっぱいで、遠くが見えない。まぁ、しょうがないですね。で、次は三俣蓮華岳です。
13:23 三俣蓮華岳 ここも、ガスガスでした。でも、鷲羽岳と三俣山荘はいい絵でした。
ここから、下るんですがなんか距離が長いというかゴールの黒部五郎小舎も見えないし。。。。今日は、結構登ったと思いますが、ここで、こんなに降ろされたら明日はどんだけ登るの?って感じでした。黒部五郎小舎が見えた時はようやく安心できました。
15:02 黒部五郎小舎 到着
夕飯はトンカツでしたね。美味しかった。20時には寝たと思います。
7月23日 4:30に起きて準備。
4:56 黒部五郎岳カールコース 出発
今日もいい天気。稜線に出ると見たことのない絶景が! 写真は頂上に行ってから。肩にリュックを置いて頂上に行きました。
6:51 黒部五郎岳 頂上
槍ヶ岳、薬師岳、水晶岳、赤牛岳、360度何でも見える所です。素晴らしい!ここに登れて良かったぁ。頂上で、写真を撮っていただいた方とお話しました。もう見た感じが陸上選手のようで、お聞きするとフルマラソンサブスリーの選手でした。どおりで速いです。次どこに行かれるか聞いたら雲ノ平山荘でした。何と我々と同じゴール。この方も黒部五郎小舎から登られた方でした。そして朝食を食べられていたので、「雲ノ平で!」と言い先にスタートしました。
7:18 黒部五郎 肩 出発 ここから、太郎平小屋までは何とか行けそう。逆に薬師岳にも登りたいくらい。でも、時間的に無理。それに雲ノ平に登る道がどこかわからない状態だけれど、最後はとにかく急登を登らないとゴールできない!というのは感じました。それにしても、ここからの稜線は歩きやすい感じです。景色もいいし、up/downも少ないし。
10:54 太郎平小屋
ここで、ちょい早いですがランチとしました。ちょうど11時からランチオーダーも可能となり大行列でした。太陽が暑かったので、屋根の下で食べました。ここはいいですね!
11:46 太郎平小屋 出発
ここからが、いよいよ本日の最難関というか、雲ノ平への急登なわけです。16時からは雨も降るそうなので、とにかく雨が降らないうちに山荘に到着したいです。薬師沢小屋までは下りなんですが、太郎平小屋から薬師沢まで降りたらもうほぼ平坦な道でした。川を何本か渡りますが、川が近づくとup/downがあります。
13:26 薬師沢小屋 天気が明らかに悪くなってきました。雨は降ってないですが、雲だらけになり、日光もほぼなし。やっぱ15時に振りそう。。。。。
でも、熱くなくて歩きやすいかも。ここでコーラを飲んでから出発。吊橋を渡ったらいよいよ分岐。
13:55 薬師沢出合 スタートからいきなり急登。そして、苔がついてるからとにかく滑りやすい。これは、降りるほうが辛いかも?と思いながらも、登りもとにかく時間がかかりました。で、ようやく登り終えたらすぐに雲ノ平山荘かと思ったら、さらに50分。。。遠い。。。。。
16:21 雲ノ平山荘 ようやく到着でした。ヘロヘロでした。雨にも降られると思ってましたがなんとか、濡れずに来れました。その後、かなり降ってきました。そうすると、山荘前の水晶岳から虹が出ました。虹を見たのは初でした。
中も満員でした。そんな時に、黒部五郎の頂上で写真を撮っていただいた方に偶然お会いできました。そういえば、雲ノ平山荘に行くとおっしゃっていたのに、なかなか抜かされなかったと思ってたら、彼は三俣山荘経由で来られたとの事でした。事前にそれも考えていたんですが、黒部五郎小舎に降りた所をもう一度登るくらいなら、薬師沢小屋から登るのも変わらないなんて考えてましたが、結構辛かったですね。 この日も疲れて爆睡でした。
7月24日 5時に起きて朝食食べて出発。
当初の予定では、雲ノ平山荘から高天原に行き温泉に入ってから水晶小屋を予定していましたが、この2日間で疲れてしまい、温泉は次回としました。時間的には余裕ができたので野口五郎小屋まではゆっくり行きました。
5:26 雲ノ平山荘 出発
本日もいい天気。少しだけ高天原方面に登り黒部五郎岳から太郎平小屋方面の縦走ルートを逆から見て、なかなかの感動でした。
7:15 祖父岳 ここは、昨年も来ましたが、一応写真撮影してたら、なんとサブスリーランナー登山者さんとまた会えたのです。一緒に下山し、岩苔乗越から三俣山荘経由で新穂高温泉だそうです。素晴らしく速い!
8:46 水晶小屋
ここで、コーラを飲みましたが、すでに野口五郎岳は見えていて、稜線も晴れでバッチリ。下っていく人は休憩中は誰もいませんでした。でも、上がって来る人は何人かいました。
9:16 水晶小屋 出発
ここからは下りで、稜線は今までのルートと比べると、岩場も多かったです。すれ違う人はまぁまぁいました。
9:55 東沢乗越
真砂岳の左側のルートを進むわけですが、右側にもルートが。調べてみると竹村新道で、湯俣温泉経由で高瀬ダムへのルートでした。是非次回行きたいと思いました。
野口五郎岳の頂上は、稜線をそのまま登るルートと、左側のスルーのルートと2つあり、稜線をそのまま登りました。
11:53 野口五郎岳
すでに、ガス状態で誰もいませんでした。とりあえず、写真撮って小屋に向いました。ここからは、下りです。青い屋根が見えてちょい嬉しい!
12:17 野口五郎小屋到着
本日も満室との事でした。とりあえず、夕飯17:30までのんびりしました。夕方からは結構雨が振りました。まぁ、明日は降りるだけだし、降ってもいいかな。
7月25日
4:07 野口五郎小屋 出発
朝食はお弁当にしてもらったので、早めにスタート。新穂高に行ってから東京に戻らねばならないので。
雨も降っていませんでしたが、ガスガスでした。烏帽子小屋に近づいてくると空も少し晴れてきました。そしてコマクサがたくさん咲いていてとても綺麗でした。燕岳、唐松岳でもよく見ましたが、ここの量はスゴイです。時期的にもちょうど良かったのかもしれません。
6:20 烏帽子小屋
ここで、朝食食べました。でも、蚊が多い。すでに刺されました。大したこと無いですが。笑
8:28 裏銀座登山口
やっぱ、下は暑いですね。
8:51 高瀬ダム到着
タクシーが2台もいてくれたので、乗って七倉山荘。ここで、お風呂に入り食事して、新穂高温泉に向いました。
今回は、3泊4日での裏銀座縦走。とても絶景でした。薬師岳、赤牛岳、高天原温泉これを次回の目標とするとルートはどうなるのか?楽しみです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する