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Yamareco

記録ID: 3444507
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊連峰 地神山・朳差岳 白いマツムシソウに夢中💘

2021年08月15日(日) ~ 2021年08月16日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 新潟県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:28
距離
24.9km
登り
2,420m
下り
2,452m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:32
合計
6:18
距離 8.6km 登り 1,443m 下り 169m
9:59
10:02
54
10:56
10:57
20
11:17
11:18
51
12:09
12:15
51
13:06
13:07
7
13:14
13:15
21
13:36
35
14:11
14:30
3
14:33
宿泊地
2日目
山行
7:24
休憩
1:11
合計
8:35
距離 16.4km 登り 982m 下り 2,302m
5:42
24
6:06
6:07
13
6:20
6:34
13
6:47
6:48
21
7:09
14
7:23
7:59
22
8:21
8:22
13
8:35
8:36
38
9:14
9:15
26
9:41
6
9:47
9:49
4
9:53
24
10:17
10:18
33
10:51
10:59
8
11:07
11:11
21
11:32
21
11:53
14
12:07
12:08
46
12:54
37
14:17
ゴール地点
1日目 急登の足の松尾根は初めてのルート。しかもテン泊装備は今年初めて。
途中まで順調であったが、残り標高差300mほどの登り区間では足がつりそうで苦戦。稜線に辿り着くと真っ白。しかも霧雨。😭
それでも一気に増えた花の種類に感動。雨に濡れた花々を撮影しながら、ゆっくり登る。
霧は晴れそうもないので、本日は移動するのを諦めて、頼母木小屋に着いたらおしまいにする。

2日目 やはり霧が出たり、流れたりの天気。おテントウ様に嫌われた。
GPSログ開始を忘れて途中からのスタートだが、頼母木山、地神山へと足を延ばす。
頼母木小屋に戻り、テントを片付けて、大石山に移動。ザックを残して軽装で朳差岳を往復。ザックを回収して、足の松尾根を下り、奥胎内ヒュッテまで歩いてゴール。
本来なら時間をかけて足を延ばしたいところだが、天候悪化傾向の為断念した。
天候 曇り時々晴れ 稜線上は霧または曇り
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ヒュッテまで舗装された片側1〜0.5車線の山道を延々と上ってきます。
道はダムがあることから予想以上に快適。たまに落石があるので注意。
また、豪雨の際には通行規制がかかるので情報確認必要。
奥胎内ヒュッテ手前の道路両脇に駐車スペースあり(20台ちょっと)
手前には更に駐車場の案内があったので、まだまだ駐車できそう
コース状況/
危険箇所等
奥胎内ヒュッテから舗装された林道を歩き、奥胎内ダムへの分岐から先は未舗装の林道を歩き、足の松尾根登山口に到着。
奥胎内ヒュッテから自転車で来る人も多い。(ママチャリで来ている人もいた)
足の松尾根は最初松の根っこが多い急登が続く。途中で3箇所ほど岩場あり。
高度感のあるスリリングな部分もあるが、丁寧に道が作られているので、慎重に通過すれば問題ない。ブナの林の急登を抜け、尾根道を延々と登り、大石山に到着すれば、稜線上は危険はなく、花園が迎えてくれる。
途中に水場1箇所あるが、未確認。頼母木小屋までくれば、冷たい水がダボダボ💧と音を立てて流れている。
その他周辺情報 登山基地となる奥胎内ヒュッテで入浴も可能。但し、入浴可能時間は確認要。
玄関横に自動販売機が2台あり、良心価格で飲料水を購入できます。
玄関脇に公衆トイレあり。
登山口への車移動中に猿の軍団と遭遇🐵🐒
すごい数
3
登山口への車移動中に猿の軍団と遭遇🐵🐒
すごい数
奥胎内ヒュッテ手前の駐車スペースに駐車
奥胎内ヒュッテ手前の駐車スペースに駐車
ヒュッテ前の車両侵入防止ゲートから出発
今日は日曜なので送迎タクシーも運行されていたようだが、朝から雨模様なので、天候回復を待ってゆっくり出発👣
ヒュッテ前の車両侵入防止ゲートから出発
今日は日曜なので送迎タクシーも運行されていたようだが、朝から雨模様なので、天候回復を待ってゆっくり出発👣
始めは舗装路をゆっくりと登っていく
始めは舗装路をゆっくりと登っていく
林道歩き飽きた頃に、足の松登山口に到着
林道歩き飽きた頃に、足の松登山口に到着
いきなりの急登が目の前に迫ってくる
2
いきなりの急登が目の前に迫ってくる
濡れた松の根が複雑に絡み合う登山道に苦戦
1
濡れた松の根が複雑に絡み合う登山道に苦戦
岩場手前には注意看板があり、この先は注意❗❗
岩場手前には注意看板があり、この先は注意❗❗
大きな岩を乗り越えて細尾根を進む
大きな岩を乗り越えて細尾根を進む
姫子ノ峰に到着。ようやく視界が開けた
休憩にはもってこいの場所🍙
1
姫子ノ峰に到着。ようやく視界が開けた
休憩にはもってこいの場所🍙
怪しげな岩場が続く
1
怪しげな岩場が続く
濡れた岩で滑らないように、バランスを崩さないように😖
そ〜と進む・・・
3
濡れた岩で滑らないように、バランスを崩さないように😖
そ〜と進む・・・
滝見台から滝が見える
滝見台から滝が見える
蝶とトンボが乱舞💞
1
蝶とトンボが乱舞💞
おぉ〜 ようやく天気好転か!!!⛅
1
おぉ〜 ようやく天気好転か!!!⛅
ブナの美林を進む
1
ブナの美林を進む
足つりそうで苦戦している最中、横で大声で応援してくれた
1
足つりそうで苦戦している最中、横で大声で応援してくれた
テント泊装備に疲れ、ヘロヘロになって稜線到着
2
テント泊装備に疲れ、ヘロヘロになって稜線到着
Nooo のぉーーーー☔
青空の絶景はどこだ😭
Nooo のぉーーーー☔
青空の絶景はどこだ😭
仕方なく、濡れた花々を鑑賞
ヤマハハコ
仕方なく、濡れた花々を鑑賞
ヤマハハコ
ハクサンフウロ
タカネナデシコ
ハクサンイチゲ
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
イチゲさん
トモエシオガマ
アザミさん
蝶 乱舞
イブキトラノオ
大好きなコゴメグサ
大好きなコゴメグサ
シロバナニガナ
真っ白景色に佇む頼母木小屋に到着
1
真っ白景色に佇む頼母木小屋に到着
管理人さんにご挨拶。テン泊1000円!
なんと350ビールも500コーラも500円の激安価格!
し、しかも、なんとキンキンに冷えている❄❄❄
飯豊のオアシス🎶 大好きな小屋です
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管理人さんにご挨拶。テン泊1000円!
なんと350ビールも500コーラも500円の激安価格!
し、しかも、なんとキンキンに冷えている❄❄❄
飯豊のオアシス🎶 大好きな小屋です
なぜなら、稜線上で水が流れ放題
遅くまで残る雪渓から直送するので、めっちゃ冷たい🐧
持ってきたビールを冷やすと冷蔵庫なんていらない。
小屋利用者は、無料で冷やすことができるのですよ、奥さん❗
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なぜなら、稜線上で水が流れ放題
遅くまで残る雪渓から直送するので、めっちゃ冷たい🐧
持ってきたビールを冷やすと冷蔵庫なんていらない。
小屋利用者は、無料で冷やすことができるのですよ、奥さん❗
このご時世でこの価格は頭が下がります。
ごみは持ち帰りですので、ご注意を。
このご時世でこの価格は頭が下がります。
ごみは持ち帰りですので、ご注意を。
到着時は14℃
涼しくて快適
到着時は14℃
涼しくて快適
テント場に1張追加
念願のテント泊です
3
テント場に1張追加
念願のテント泊です
夜には新潟県側の夜景が綺麗に見えるのも特徴👍
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夜には新潟県側の夜景が綺麗に見えるのも特徴👍
翌朝、パッとしない天気なので、ゆっくり地神山目指して散歩
イイデリンドウ会いたいな
ウメバチソウ
翌朝、パッとしない天気なので、ゆっくり地神山目指して散歩
イイデリンドウ会いたいな
ウメバチソウ
頼母木山に登ってきた。
ガスがかかったり、流れたりを繰り返す
赤い屋根の頼母木小屋と後で目指す朳差岳が見える
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頼母木山に登ってきた。
ガスがかかったり、流れたりを繰り返す
赤い屋根の頼母木小屋と後で目指す朳差岳が見える
向かいには今年の残雪時に登った二王子岳・二本木山
その後ろには西蒲三山縦走でも歩いた国上山・弥彦山・角田山も見える
向かいには今年の残雪時に登った二王子岳・二本木山
その後ろには西蒲三山縦走でも歩いた国上山・弥彦山・角田山も見える
これから上る地神山
ここには花園がある
これから上る地神山
ここには花園がある
周囲の山には滝雲となって流れている
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周囲の山には滝雲となって流れている
やっぱりこの天気、この時間だと閉じているよね( ノД`)シクシク…
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やっぱりこの天気、この時間だと閉じているよね( ノД`)シクシク…
大好きなコゴメグサの群落に癒してもらう
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大好きなコゴメグサの群落に癒してもらう
そんな花園の一角に見慣れぬ花を発見
思わず二度見をしてしまったその花とは、、、、
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そんな花園の一角に見慣れぬ花を発見
思わず二度見をしてしまったその花とは、、、、
おぉ〜 純白のタカネマツムシソウじゃないですか!😃
初めて見ました(というか、存在自体初めて知った)
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おぉ〜 純白のタカネマツムシソウじゃないですか!😃
初めて見ました(というか、存在自体初めて知った)
普通のタカネマツムシソウ
普通のタカネマツムシソウ
純白のシロタカネマツムシソウ🎵
今年の白花コレクションズに追加です(カタクリ、ヒメサユリ)
この娘に会う為なら、山越えて会いに来たくなるそんなお花です
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純白のシロタカネマツムシソウ🎵
今年の白花コレクションズに追加です(カタクリ、ヒメサユリ)
この娘に会う為なら、山越えて会いに来たくなるそんなお花です
周囲には普通のタカネマツムシソウ、咲き終わったネギ坊主状のタカネマツムシソウ、白いタカネマツムシソウが4輪咲いていた
すっかり気分↑↑
周囲には普通のタカネマツムシソウ、咲き終わったネギ坊主状のタカネマツムシソウ、白いタカネマツムシソウが4輪咲いていた
すっかり気分↑↑
開いているリンドウをようやく発見💖
開いているリンドウをようやく発見💖
頼母木小屋に戻り、テントを片付け、ガスがかかる朳差岳を目指して出発!
頼母木小屋に戻り、テントを片付け、ガスがかかる朳差岳を目指して出発!
大石山にザックをデポして、軽装にて朳差岳を目指す
前回も歩いて解っていたが、道は狭く朝はビチョビチョになる、鉾立峰のアップダウン往復は非常にキツイ
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大石山にザックをデポして、軽装にて朳差岳を目指す
前回も歩いて解っていたが、道は狭く朝はビチョビチョになる、鉾立峰のアップダウン往復は非常にキツイ
う・・うまそう🍓
う・・うまそう🍓
鉾立峰到着
登りキツイです。なぜトラバースルートがないのか?
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鉾立峰到着
登りキツイです。なぜトラバースルートがないのか?
おおいかぶさるように花々が道を埋める
ハクサンシャジンの群落
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おおいかぶさるように花々が道を埋める
ハクサンシャジンの群落
朳差避難小屋見えた
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朳差避難小屋見えた
もうひと頑張りして、朳差岳到着!
前回はガスで視界なしだったので、リベンジを果たす
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もうひと頑張りして、朳差岳到着!
前回はガスで視界なしだったので、リベンジを果たす
キツイ鉾立峰を上り返し、大石山も登り、ザックを回収。
一気に下山します
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キツイ鉾立峰を上り返し、大石山も登り、ザックを回収。
一気に下山します
食べ散らかした子は誰だ?
ホシガラスにしては標高低いし?
食べ散らかした子は誰だ?
ホシガラスにしては標高低いし?
例の岩場を通過
足の松登山口下山
足の松登山口下山
奥胎内ヒュッテ到着
お疲れ山でした
奥胎内ヒュッテ到着
お疲れ山でした
頼母木小屋にて購入
胎内尾根経由で二ツ峰に登るって、今では地図にない幻ルート
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頼母木小屋にて購入
胎内尾根経由で二ツ峰に登るって、今では地図にない幻ルート

感想

遅い夏休みを取り、計画していたアルプスへの縦走は豪雨による天候不順で中止。
さて、県内でテント泊できる場所、天気を調べると朳差岳なら行けそうと判断。
天気予報も雨が止んで、お日様が出て、星空まで眺められる・・・はずであった。
雨に降られることはなかったが、稜線上には厚い雲がかかり、霧雨状態。
好天するはずなのだが? 夜空も星空が見えたり、雲がかかったりと不安定。
5年ほど前に飯豊連峰縦走時も雨に泣かされたことを思い出す。

宿泊地の頼母木小屋はお気に入り。
前回は雨がひどかったので、避難小屋が空いていたこともあり、テン泊装備なのに避難小屋泊りとなった。今回はリベンジをかけてあえてテント泊!
今回の目的は、涼しい稜線上でゆっくりして、花々を探し、星空を見て、酒を飲む。
できれば前回悪天候で、1輪しか見つからなかったイイデリンドウをもう一度探すことができればと思っての山行です。

頼母木小屋に到着した時は霧雨だったので、テントを設置してすぐに潜りこんで何もせず、過ごす。夜な夜な外を覗くと、ガスっていたり、たまに星空が見えたり。
それでも麓の夜景は良く見えた。星空撮影は残念でした。

翌日、朝からガスっていたので、御来光も望めず、早立ちする方々がひと段落したあと、地神山方向に散歩。イイデリンドウさんどこですか〜と探すも、残念ながら、未だ蕾のまま開かず。

シクシクと泣きながら周囲の花々を眺めていると、花々の中に見慣れたはずの花なのに、色が違うんじゃないの?と思った花を発見。
白花のマツムシソウ😍。初めて見ました。初めて知りました。
この花を見つけただけでも今回来た価値は十分にありました。
また、この花に会いに来たくなる。ずっと咲いていて欲しいと願ってます
気分上々で頼母木小屋に戻り、誰もいなくなった小屋(管理人さんまで草刈りに出掛けてしまった)に別れを告げて、朳差岳に向かう。

朳差岳へのルートはアップダウンが激しくて、キツイのは解っているのだが、前回はガスの中で視界がなかったので、今回は景色を拝みたいと思ってのチャレンジ。
ようやくガスの切れた時間に頂上に立てたので、満足です。

その後、足の松尾根を一気に下り、無事帰還。お疲れ山でした。

※感想追記
蛇神様🐍が苦手で、見つけるたびに悲鳴をあげているのだが、今回は10匹を超える皆さまが登場。いくらなんでも、多すぎだろ!!!😡
最初から、マ○シさまが登場。その後も大小ゾロゾロと・・・
呑気な方は、登山道の横の笹の葉の上に丸丸と乗っかって日向ぼっこ
いかにも怪しげな赤い色の入った蛇神様を見つけた瞬間、卒倒しそうでした
チキン野郎な登山者を驚かす真似は、厳に謹んで頂きたいと願うものですm(._.)m🙏

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