晩夏の奥久慈路:月居山から明山へ縦走。そして、竜神峽ナイトトレイル
- GPS
- 07:09
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,027m
- 下り
- 2,050m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風の影響か、倒木多数、枝もトレイルに散乱。沢沿いのトレイルでは土砂崩れで一部消失しているところも。 危険箇所はありませんが、地盤が緩んでいる可能性があるため、降雨時には充分注意した方がいいでしょう。 踏み跡はしっかりしていますので、道迷いの心配はありません。 |
写真
感想
袋田から日立までを考えていましたが、日立市に入る前の里見大橋でDNFでした。ルートは、袋田温泉街から月居山、奥久慈男体山、鷹取岩、釜沢越のこれまでも辿ったことのある奥久慈縦走路。今日はさらに南に延びる尾根路を籠岩山、明山と辿り、亀が淵へ降りて竜神ダムへ。あとはロードでした。
#GPSログは竜っちゃんの湯まで。その後の里見大橋までのGPSログはありません。
全体的に過日の台風の影響だと思いますが、倒木多数。枝などもトレイルに落ちていてなかなか走り辛かったです。沢沿いでは土砂崩れもあり、トレイルを見失い、それを見出すのに手間取りました。
特に、日没を迎えた明山から亀が淵への沢沿いでの斜面崩壊地では、暗いこともあり、正規のルートを探し出すのに難儀しました。沢まで下りて亀が淵まであと500m足らず地点。強引に沢を下るのは道迷い遭難の第一歩。来た道を登り返して西金駅方面へ下山することも選択肢のひとつに考えていました。冷静に崩壊の状況や周囲の地形を観察した結果,その先のトレイルを発見出来た時には安堵しました。
ライトの使い方や2灯(予備でハンドライト)は昨年のハセツネ参戦の経験が生きていたと思います。また,夜間は,ハセツネのような尾根を辿るのは比較的楽というのも今回実感しました。夜の沢沿いトレイルは今の僕にはまだ早い感じがしました。少なくともトレラン装備では天候の急変などには対応できないですね。一方,初の籠岩山もアプローチも沢沿いを登るのでは同じでしたが、まだ明るかったため、比較的難無くルートを見つけることが出来ました。エスケープルートも近くにあり,心に余裕をもって周囲の地形を観察できた結果だと思います。
初の籠岩山。面白かったです。トレランでもなく、ハイキングでもなく、あれはクライミングですね。ヤバイ岩登り岩下りが数カ所ありました。日没まであと1時間ぐらいの時間。ここで滑落したら重症あるいはビバーク必須だよと言い聞かせ,集中集中とゆっくり両手両脚を動かしました。というのも片手でも怪我していれば登れない降れない5mほどの垂直の崖を上り下りする必要があり(一応ロープや鎖はある),場所によっては小さいながらもキレットなので,怪我=遭難となりそうです。単独行には装備をきちんとしておく必要がありました。無事通過できたことに感謝しきりでした。
籠岩山の開けた岩場からの眺望はすごく良く、うっすらと富士山も。この時期に富士山が見れるとは思いもよりませんでした。明山山頂で夕陽をみながら、夜間装備の準備。ヘッデン、ハラデンの2灯。久しぶりのナイトトレイルも楽しかったです。
まだ9月。暑いトレイルでした。早く日没にならないかな〜と思いながら進んでいましたが、日没しても蒸し暑かった。それに蜘蛛の巣にも難儀した。低山はもうちょっと先かな〜。
里見大橋から日立まで、まだ、足は残っていましたが(若干強がりですが)、日立アルプスにも待っているだろう倒木や蜘蛛の巣のことを考えてたら、テンションダウンしちゃいました。
1917mD+
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する