槍ヶ岳_新穂高より日帰り
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- GPS
- 01:37
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,201m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
- 山行
- 15:53
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 17:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私は日付が変わった辺りに到着しましたが無料駐車場がいっぱいと言うことで、有料に停めました。 金額は『6時間500円』 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新EK度数 http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974 (2707/100)+(2700/200)+28.37=68.94 ●新EK16未満 非常に楽 ●新EK16〜24未満 比較的楽 ●新EK24〜32未満 ふつう ●新EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい ●新EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい ●新EK50〜60未満 超きつい、止めた方が無難 →●新EK60〜70未満 忍者!達人! ●新EK70以上 スーパーマン、神業(かみわざ)! 白出沢までは林道なので、今回のように夜出てもヘッドライトで楽に行ける。熊よけの鈴を忘れてびくびくしたので持っていた方がいいと思う。熊は明け方に出会うことが多いと言うことなので。 滝谷の避難小屋を過ぎた辺りの沢を渡る辺りが暗くて解り辛いかったが、帰りの日中は問題なかった。 また注意看板も出ているけれど、何度かある徒渉は水位が上昇していると渡れないこともあるそうなので、その時は水が引くのを待つようにということである。 有料駐車場を出てバスターミナルのところにある奥飛騨の湯で帰りに汗を流しました。大人800円。 ※GPSが途中で電池切れを起こしてしまったので、ルートは手書きのものです。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
3週間前に笠ヶ岳に登ったら槍ヶ岳に登りたくなりました。
200年前の播隆上人と同じですね。
しかし3連休は小屋が混むだろうなとか、しかし来週や10月は山に行けなそうだなと考えていると、そうだ、小屋泊まりの装備を一応して、日帰りできたら日帰りをやってみようと思いつきました。
ヤマレコなどの日帰りの人はもの凄く足が速い人が多いので参考になりませんが、自分の足でもなんとかなると考える理由は下記の点でした。
(1)私は休憩など入れてトータルの時間が昭文社の歩行時間と一緒(と言うことは往復17時間かかる)
(2)最初の2時間は林道歩き。その後もほぼ一本道なので暗くても道迷いは注意すれば防げるはず
(3)中秋の名月から2日と月齢が17位なので雲がかからなければ明るいはず
(4)天気は一日快晴の予定
このような点から1:00に駐車場出発→(17時間)→駐車場到着18:00と予定しました。
途中、山頂を○○時に踏めなければ槍ヶ岳山荘泊、○○時に槍平に着かなければ槍平小屋泊。疲労感があり下まで着けなそうなら途中の小屋泊など、色々と自分の中でルールを作って登り始めました。
予想通り、雲はなく月明かりだけで十分に明るく、木が密集していなければヘッドランプに頼らずとも歩けるほどでした。
槍平で月は隠れ日の光で歩けるようになりヘッデンをしまいました。
9時間半にて槍ヶ岳山荘に到着。今のところ疲労感なし、時間も10時を少し超えたくらい。よし、日帰りいける!
穂先は渋滞は全くありませんでした。確かに槍ヶ岳山荘に泊まった人はもう帰っているだろうし、ヒュッテ大槍や殺生ヒュッテの人ももう登り切っているだろうし、逆に槍沢ロッヂの人はまだ着かないだろうしという合間の時間だったのかもしれません。
時間に関して少し貯金があったので、槍ヶ岳山荘の公衆電話でその日発売の切符の手配を取って(笑)、いざ下山。
最近下山が急に苦手になってきていて、早速、乗越から下のザレた下りでズルズルしながら降りてゆきます。
槍平までは登っていき登山者と話したりして余裕があったのですが、槍平小屋に着いたら実は結構な疲労感があることを認識しました。
(ここの小屋に泊まろうかな)
(いや、2時間で林道。林道に出ればヘッデン付けてゆっくり歩いて帰ればいいじゃないか)
結局下りました。
行きはこんなに長かったっけなーと思いつつ下っていきます。しかしちゃんとコースタイムで歩いているのでまあ安心していました。
先月の空木岳往復も最後はヨレヨレになって帰ってきましたが、それと同じくらいの残り体力で林道に到着。しかし今日はここから1時間半あります。
ここからの林道歩きで何度か幻覚を体験しました。
幻覚は白い岩が自動車に見え(すぐそこが駐車場じゃないか)とか、黄色の重機がバスに見えて(乗せてくれないか)とか。
知り合いもあるはずのない山小屋が見えるといった幻覚のことを聞いたことがありますが、それに近い状態なのかもしれませんね。
まあ、前日6時起床で仕事してから一睡もせずにの登山ですから、体の限界だったのかもしれません。
17:50に駐車場の到着。ヘッデンを出さずに帰ることができました。車で休みたかったですが、こうしている間にも高い駐車料金がかかっているので、急いで外に出したら18時間1,500円でした。
すぐに運転して帰る気にもならず、前から気になっていた硫黄の臭いのする駐車場近くの奥飛騨の湯へ。
源泉掛け流しでちょっと熱めのお湯ですが、疲れた体に染みいってきました。遅い時間だったので、お客さんも少なめでした。
幾分体力が回復したので、安房トンネルを越えて安曇野のほりがねの里で車内泊。
20時台でしたが軽く一杯飲んだら意識が薄れていき、起きたら6時でした。
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