奥穂高〜前穂高縦走
- GPS
- 17:21
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,976m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 10:09
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:07
天候 | 28日 晴れ後霧雨 風強め 29日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんど⇄上高地往復 バス2400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地-横尾 平坦/良好 横尾-涸沢 良好 涸沢-穂高岳山荘 ザイテングラードはヘルメット推奨 穂高岳山荘-奥穂高岳 ヘルメット推奨 奥穂高岳-紀美子平 鎖場あり 下りは慎重に 紀美平-前穂高岳 浮石注意 紀美平-岳沢小屋 下りは慎重に 浮石注意 岳沢小屋-上高地 良好 |
写真
感想
穂高岳山荘のテント場の予約ができたため、1泊2日のテント泊山行で奥穂-前穂縦走をしてきました。下界は晴れ予報が出ていましたが、ヤマテンによれば28日は昼過ぎから稜線は風が強まり雨の可能性もあるとのこと。29日は朝から晴れの予報のため、吊尾根は晴れているときに歩こうと思い、涸沢から穂高岳山荘を目指し、翌日に前穂へ縦走し岳沢から下山の予定としました。
人生初の上高地を通り過ぎ、横尾へ。この10キロの道のりは高低差はないものの、テン泊装備を抱えての歩行ではじわじわ足の疲労がたまります。
横尾から涸沢までは歩きやすい登山道です。ほぼ樹林帯の中のため、直射日光を遮ることができます。
涸沢ヒュッテで休憩。ここまでは快晴。気温も高く、ビールを飲みたい衝動にかられますが、この後ザイテングラードののぼりが待っているため我慢。
40分ほど休憩し、涸沢小屋からザイテングラード方面へ向かいます。このころに高曇りになってきました。ザイテンへ向かう道を上っていると風が強まり、雨もぱらついてきました。その後完全に霧に覆われ雨は強くないものの風が強まり寒さが増してきました。
やっとの思いで穂高岳山荘に到着。テント場はまず山荘の窓口で指定地の地図を渡され、そこに荷物をおいて再度窓口に来るよう指示されます。到着が遅かったため山荘に近い所はすでに確保されていました。ヘリポートの広いところにザックを置き、山荘へ戻り受付。受付は確認事項も多いようで結構長い列ができていました。到着からテント設営にかかるまで30分ほど要したように思います。
穂高岳山荘は岐阜県に位置するため、緊急事態宣言地域としてお酒の提供に制限があり、テント泊は17:00-19:30の間のみ、売店で酒類の購入がOK。飲酒はテント内のみで山荘やテラスはNGだそうです。
夜も雨はやみましたが風が強く、終始テントはバタバタしていました。
29日は3時に起床。食事をとり4時過ぎにテント撤収。
5時から奥穂に向けて出発しました。
ちょうど西側に回った時に日の出だったようで、モルゲンロートは涸沢岳や槍ヶ岳がわずかに見えるだけでした。
50分ほどで奥穂山頂へ。東側は雲海が広がり南アルプスから富士山までの眺望が広がっていました。初めてみるジャンダルムは険しい岩峰で圧倒されます。ジャンダルム山頂には人の姿もあり、向かう人も何名か見ました。
山頂を堪能して吊尾根へ。南鐐の頭から前穂へ進むとすぐに急な長い岩場が。ここが吊尾根では一番険しいような気がします。前穂から奥穂へ向かうときは最後にこの登りかと思うとちょっと辛いですね。
紀美子平では岳沢から前穂ピストンの人も多数いました。
重いテン泊装備をデポして前穂へ。前穂からの展望も素晴らしく、先ほどまでいた奥穂の大きさが目立ちました。
前穂で景色を堪能し、紀美子平から岳沢小屋までの重太郎新道を下山します。ここがこの山行の一番の核心部でした。特に紀美子平直下の下りは慎重に歩きます。足が疲れてくるカモシカの立場あたりでまた浮石が多い急なくだりもあり、本当に気が抜けません。岳沢小屋では疲労困憊でザックを背負うのも辛い状況でした。
何とか岳沢から上高地へおり、山行終了。無事下山できました。
上高地は観光客で賑わっており、観光した気分もありましたが、コロナ禍のため素早くバスに乗ってさわんどへ戻りました。
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