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ハイキング
栗駒・早池峰

平津戸からの静寂ルートは訳ありだった。早池峰山から早池峰剣ヶ峰

2013年09月23日(月) [日帰り]
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GPS
06:30
距離
28.0km
登り
1,708m
下り
1,707m

コースタイム

平津戸駅6:45-登山口7:20-6合目8:25-早池峰山頂上10:00-早池峰剣ヶ峰10:20-5合目(安倍ヶ城)11:00-吉部沢林道合流12:00-平津戸駅13:15
天候 晴れ、のち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
JR山田線、平津戸駅
林道から登山道に入るところに8台位の駐車スペースありますが、道が良くないので注意して下さい。
コース状況/
危険箇所等
途中で会った監視員の方の話です。
平津戸からの登山道は正式なものではない。山田線が現役だった頃(今でも一応現役です)、汽車で来る登山者が多く利用するようになったので、なし崩し的に登山道になった。基本的に今後、整備はしない。入り口の登山届けポストも撤去した。門馬からの登山道を整備して、登山口の駐車場にトイレも設置した。

国道106号には、門馬登山口を示す看板はありますが、この登山口への看板はありません。
平津戸駅から6合目、門馬からの登山道の合流点までは要所に道標がある程度です。
早池峰剣ヶ峰分岐から吉部沢林道合流まで、道標は全くありません。頂上の標柱、5合目のプレートだけです。
ただし、いずれもピンクテープがうるさい位あるので、迷う恐れはありません。
林道分岐。右の材木沢林道に入ります。左は下山してくる吉部沢林道です。左上に登山道の標識があります。
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林道分岐。右の材木沢林道に入ります。左は下山してくる吉部沢林道です。左上に登山道の標識があります。
登山道入り口。駐車スペースはありますが、ここまで道が悪い所あります。未舗装道路に慣れていない方は注意が必要です。
2013年09月23日 07:22撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 7:22
登山道入り口。駐車スペースはありますが、ここまで道が悪い所あります。未舗装道路に慣れていない方は注意が必要です。
最初の沢を渡る橋です。橋といっても苔むした倒木です。
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最初の沢を渡る橋です。橋といっても苔むした倒木です。
登山道から一度林道に出て、しばらく林道を進み、また登山道に入る入り口です。ここから尾根をひとつ越えて、また隣の沢に標高で100mほど下ります。
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登山道から一度林道に出て、しばらく林道を進み、また登山道に入る入り口です。ここから尾根をひとつ越えて、また隣の沢に標高で100mほど下ります。
尾根をひとつ越えて、次の沢を渡る橋です。先程の橋と違って、一応、半分に割って、平面を出しています。でも表面は苔むしています。
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尾根をひとつ越えて、次の沢を渡る橋です。先程の橋と違って、一応、半分に割って、平面を出しています。でも表面は苔むしています。
沢からひと登りで6合目。門馬からの登山道と合流します。ここからは、登山道もよく整備されています。ここまではとにかくピンクテープを辿って下さい。
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沢からひと登りで6合目。門馬からの登山道と合流します。ここからは、登山道もよく整備されています。ここまではとにかくピンクテープを辿って下さい。
8合目。樹林の中で展望がありませんでしたが、この辺りから展望が良くなります。
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8合目。樹林の中で展望がありませんでしたが、この辺りから展望が良くなります。
9合目にある水場。水はポタポタ程度なので、あまり期待しない方が良いです。というか、あまり飲みたい気分にならない水場です。昔は頂上避難小屋に泊まった方の水場だったのでしょうか。
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9合目にある水場。水はポタポタ程度なので、あまり期待しない方が良いです。というか、あまり飲みたい気分にならない水場です。昔は頂上避難小屋に泊まった方の水場だったのでしょうか。
9合目付近より西、中岳方向。まだ紅葉には早いようです。
2013年09月23日 09:44撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 9:44
9合目付近より西、中岳方向。まだ紅葉には早いようです。
頂上避難小屋が見えてきました。
2013年09月23日 09:53撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 9:53
頂上避難小屋が見えてきました。
頂上からの岩手山。頂上が雲の上にわずかに出ています。さすがにここまで来ると、登山者多いです。
2013年09月23日 09:59撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 9:59
頂上からの岩手山。頂上が雲の上にわずかに出ています。さすがにここまで来ると、登山者多いです。
早池峰剣ヶ峰の頂上です。ガスにまかれました。なにも見えません。
2013年09月23日 10:21撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 10:21
早池峰剣ヶ峰の頂上です。ガスにまかれました。なにも見えません。
徳兵衛山頂上。やっぱりガスです。
2013年09月23日 10:43撮影 by  740SC, SAMSUNG
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9/23 10:43
徳兵衛山頂上。やっぱりガスです。
五合目の印。この上に少し上ると安倍ヶ城です。
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五合目の印。この上に少し上ると安倍ヶ城です。
安倍ヶ城の標柱です。登山道から外れていますので、注意が必要。
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安倍ヶ城の標柱です。登山道から外れていますので、注意が必要。
まだ新しい倒木が道をふさいでいました。通過に問題ありません。とにかくピンクテープを辿れば間違いありません。
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まだ新しい倒木が道をふさいでいました。通過に問題ありません。とにかくピンクテープを辿れば間違いありません。
下の方にくると、道も広く、木々に樹名の書いた綺麗なプレートがついています。大きなイチイの木です。
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下の方にくると、道も広く、木々に樹名の書いた綺麗なプレートがついています。大きなイチイの木です。
吉部沢林道に出ました。道標などありません。林道から、左上に行く道が下ってきた早池峰山からの登山道です。悠久の道トンネルから登ってくると注意が必要です。ピンクテープがついています。
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吉部沢林道に出ました。道標などありません。林道から、左上に行く道が下ってきた早池峰山からの登山道です。悠久の道トンネルから登ってくると注意が必要です。ピンクテープがついています。
こちらがこれから歩く吉部沢林道の平津戸方向です。廃道のため、真ん中に草が生えています。
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こちらがこれから歩く吉部沢林道の平津戸方向です。廃道のため、真ん中に草が生えています。
廃道のため、倒木、落石多いです。カーブミラーが無残なことになってます。崩れて通過困難な所はありません。
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廃道のため、倒木、落石多いです。カーブミラーが無残なことになってます。崩れて通過困難な所はありません。
車が入れるような道になって、暫く行くと鍵のかかったゲートがありました。
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車が入れるような道になって、暫く行くと鍵のかかったゲートがありました。
よくみると、国道から入ってしばらくした民家の脇に、扉の壊れた登山ポストがありました。監視員の方は撤去したと言ってましたが、誰も使っていないでしょう。
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よくみると、国道から入ってしばらくした民家の脇に、扉の壊れた登山ポストがありました。監視員の方は撤去したと言ってましたが、誰も使っていないでしょう。
撮影機器:

感想

早池峰山に登ったのは20年以上前なので、久しぶりでした。花が終わって、登山者が少なくなってからと思ってましたが、どうも少なくならないようです。北側からのルートは登る人が少なく、早池峰山剣ヶ峰への縦走コースも人が少ないらしいので、このコースをたどることにしました。

早池峰山までの登りでは、監視員の方に8合目で追いついただけでした。剣ヶ峰分岐からの下りでは1組2名の登山者と、監視員一人とすれ違っただけで、非常に静かな山歩きが楽しめました。
道標がいっぱいなきゃダメ、人がいない道はダメって人にはお勧めしません。

平津戸からの登山道には、この道は森林の管理のために整備した道です、という看板がいくつか設置してありました。林道にも、許可なく車も歩行者も立ち入り禁止、事故が起こっても責任をもたないという看板があり、なんか突き放した書き方だなと思ってましたが、監視員さんの話から、状況が少し理解できました。
地元としては、あまり登ってほしくない、訳あり登山道のようです。かといって、急に入山禁止にもできないし、ジレンマなんでしょうね。できるだけ門馬口を利用した方が良さそうです。

登山者が事故や遭難した場合、すぐに登山道の管理責任を問われる世の中になったせいでしょうか。なんか山も変な意味で登りにくくなってきました。

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