富士山 御殿場ルート 閉山間近に初富士山
- GPS
- 05:57
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,500m
- 下り
- 2,494m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:57
下山途中間違えて富士宮口から降りてしまい、アプリにコース間違えを指摘され登り返し。
天候 | 霧 時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・御殿場口登山道周辺は樹林もほぼ無く視界が開けており、分岐で標識もしっかりしており、日中明るい時間帯に迷うことまずないと思われます。ただし登山道が何か所かブルトーザー道と交差しており、ガスが出ている時は気付くのが遅れると危ないかもしれません。 ・6合目〜山頂は風が強いことも多く、特に山頂では風が強い箇所が多い印象です。お鉢巡りは今回北西の所で暴風・視界不良で断念しました。 ・山頂付近はいくつか登山道が集まっているので下山の際、間違えないよう注意が必要です(自分は間違えてしまいました::) ・山頂周辺は先日の初冠雪の影響か少し雪が残っていましたが特別冬山装備が必要と感じる箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 時期柄もあり特に周辺施設には立ち寄りませんでした。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
|
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感想
3日は取るように言われている夏季休暇。まとめて取って憧れの泊り山行デビューと行きたいところだが現実は厳しく1日ずつ取らざるを得ない状況のため、今の所は山に行けることを感謝しつつ日帰り山行に励む所存だ。
県内で候補を探したがどこも天気が今一つで、富士山をふと調べてみると概ね天気が持ちそうであり、急遽候補として浮上した。開山期間も今週末までとぎりぎりで、コースはマイカーで確実に停められそうで人も少ないらしい御殿場コースを選択した。
御殿場駐車場が近づくにつれ雲も増え雨も舞っている所もありスタート前から不安になったが駐車場に着く頃には雨は止んでおり霧だった。
登山口前に検問(24時間?)があり、体温チェックやコロナ問診チェックを受け協力金1000円を支払った。受付の人が、6合目で引き返し来られた人も多いよと仰るのを聞き、不安が増したがとりあえず行けるところまで行ってみようとスタートした。
登り始めから砂利というか砂が多い広大な道で、これまで自分が登ってきた長野県内の石やら岩やら草や樹林帯の登山道と大きく異なり、これが富士山か、と新鮮な気持ちで登り始めることができた。登り始めて30分ほどで霧が晴れ前方に二つの山が確認できた。左前方は宝永山だと事前に地図を見ておりすぐに分かったが、同じくらいの大きさに見えた右前方の山は地図を何度も確認することで富士山だとやっとわかった。これまでの経験から見える距離にある山は比較的すぐに到着する印象だったので意外にすぐつくのかなと期待したが、登れども登れども富士山はなかなか近づかず、かえってメンタルが削られてしまった。恐るべし御殿場コース!
標高もあがり息も切れやすくなり、さらに上記でメンタルも削られ、ペースも落ち立ち止まる事も増えてきた。心配していた6合目にようやく到着したが、自分が着いたころは晴れておりひとまず安心して先へ歩を進めたが、このあたりから風が強く感じるようになり一旦脱いでいた上着を羽織った。富士山山頂付近を見るとかなり早いスピードで雲が流れており、晴れていると思ったらあっという間に雲に覆われたりと安定しなかったが、とりあえず山頂目指していくことにした。
7.5合目辺りにあるわらじ館が営業しており、持ってきたランチパックを食べ、せっかくなのでコーヒーを頂くことにした。休憩とコーヒーのお陰か身体が軽くなり山頂まではいいペースで登ることができた。高山病も少し心配だったが、3500m越え辺りで少し頭が重く感じたぐらいで、深呼吸と小休憩ですぐに治まった。霧の中を無心で登っていると鳥居が見えた。御殿場山頂である。
山頂はガスガスで、さらに風も強かった。時計回りに進むとすぐ富士宮口山頂の鳥居があり、さらに進みブルトーザー道の急登を越えると剣が峰に到着した。
展望もなく写真だけ撮り、せっかくなのでお鉢巡りをすることにし、さらに時計回りで進んだが途中暴風かつ視界不良個所あり今回は断念した。下りは意外に脚が残っており良いペースで下ることができた。大砂走りは初めてだったが意外にスピードに乗って気持ちよく下ることができた。何かに似ていると思って記憶を辿るとスノーシュー(スノーラン)で雪山を下るときの感覚に似ていた。
すごく爽快でお鉢巡りができなかったことなど些細な事だと思えるくらいだった。(バックカントリーはやった事がないが、想像するにおそらくこれに近い感覚なのだろうと思った)。下山は大砂走りのおかげであっという間だった。
ちなみにヤマレコの先達方の記事を参考にスパッツ(ゲイター)を履いてみたが、砂利や砂汚れはおそらく軽減できたと思われるが、自分の下り方のせいかスパッツの紐がご臨終となってしまったので次回があるなら今度はスパッツ無しで試してみようと思う。。
下山口で受け付けのおじさんにまた来てね!と言われ気分良く帰途に就いた。
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