剱岳・立山
- GPS
- 20:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,919m
- 下り
- 1,918m
天候 | 9/21 晴れ 9/22 晴れ 9/23 晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳以外はかなり整備されていて、初心者向き。 鎖場は剣山荘から少し先で発生。前剱〜剱岳に危険箇所は集中している(平蔵の頭・カニのたてばい、よこばい等)。 別山〜真砂岳間の稜線歩きが高度感があり、転倒したり、すれ違い等上手くいかずよろけた場合には雷鳥沢側への転落もあるかも? 真砂岳〜富士ノ折立間の内蔵助カールも高度感バツグン!で万が一強風などであおられたら・・・以下略。 雄山からの下りがザレザレで石を落とさず下るのにかなり苦労した。 また、登山者より観光客が非常に多く、登山道通行のルールやマナーがわからない人たちの中を歩くのは至難の業であった・・・。 一ノ越〜雄山間は観光客にはレベルが高いような気がするのは私だけでしょうか?ケガ人とかいっぱい出てそうだけど、案外安全なんだろうか??? |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
ガイド地図 1
笛 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 2 500ml
ティッシュ 1
バンドエイド 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 3
替え衣類 2
入浴道具 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
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共同装備 |
テント 1 モンベル
テントマット 2 サーマレスト
コンロ 2 プリムス
ガスカートリッジ 2 プリムス
コッヘル(鍋) 1 MSR
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1 ニコン
ビデオカメラ 1 パナ
ポリタンク 2 プラティパス1L用
車 1 フォレスター
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感想
1日目(9/21)
初日は室堂から剱沢キャンプ場までの道のり。多少の寝不足もなんとか我慢できる行程。
雷鳥沢から剱御前小屋までの登りでは眠くて暑くて汗をかいてふうふう言いながらゆっくり歩く。単独行ではなさそうな一人の女性登山者がなぜか私のすぐ後ろをずっと着いて歩くのが気になり(嫌な意味ではなく抜かしづらいのではないかという意味で)「先どうぞ」と声をかけると「このペースがとても良くてすぐ後ろで一緒に着いてきてしまいました。ごめんなさい。」とのこと。なんだか嬉しくて「じゃあ一緒に登りましょう^^」と三人でふうふう言いながら登りました。
知らない人とも苦楽を共にできる。これぞ登山の醍醐味!
剱御前小屋前で彼女と分かれた後は剱沢キャンプ場へ。ここで剱岳とご対面。
剱岳がどんどん近づいてくるので気持ちよかった〜。
キャンプ場についたらさっさと受付&幕営。昼食をすぐ食べ、まずは昼寝。起きたら夕方でまたご飯の仕度をする。なんと贅沢な1日でしょう!?
天気が良かったので夜は張り切って夜景を撮影。満月に近い状態の月で、かなり明るかったため、月夜に浮かぶ剱岳が綺麗に撮影できました。
2日目(9/22)
翌朝、3時頃起きるとすでに前剱まで登山者のライトの道が続いてました。
そうか、こんなに早く行かないといけないコースだったのか・・・気づいてもどうしようもなく、予定通りの時刻に出発しました。
もちろん剱岳に登るまでに大渋滞発生。後ろの登山者が「小仏トンネル+首都高状態」とか言ってて、私は首都圏の生活者では無いがすごく納得してしまった。
肝心のカニのたてばいは行列しながら登ったこともあり、非常に怖かった。
まず、待ち時間中にたてばいで2回ほど落石(おそらく上の登山者が落とした)を目撃したのでたてばいでの行列中での落石に対する恐怖。
次に、これも待ち時間に前の小柄の年配の女性登山者が足が届かず落ちそうになっているのを見ていて「こりゃ私も足が届かないな。本当に滑落するかも。」と人事では無かったこと。
やはり最後の登り部分に足が届かず、変な足裁きをすることになり、かなり体が不安定な状態になった。あまりよく覚えてないが、上の足場(金属性の棒)に足が届かず、右足・左足を同じ場所に置く羽目になり、鎖にしがみついて手の力でよじ登った・・・気がする。下の登山者から若干悲鳴が聞こえたが、おそらく原因は私のこんな危険な登り方だろう。
この部分に関しては本当に死ぬかと思った。私は剱岳をなめていたと反省もした。去年歩いた大キレットよりもっとずっと怖かったと感じた。
やっとの思いで剱岳山頂に着くも、次々と人が押し寄せ、とてものんびりできそうな雰囲気ではない。私たちは早々に立ち去り、下りの行列の最後尾について並んだ。今度はカニのよこばい渋滞。
行列して40分ほどたった頃、すぐ前の人が道を間違えたことに気づき、離脱した。馬場島(早月尾根)へ下る予定だったらしい。行列は山頂付近にまで伸びていたので、その人はカニのよこばい付近から山頂近くの分岐まで行列中の登山者みんなに「頑張れ!」と声をかけられていた。24時間マラソンのような状態に見えた(笑)
次にすぐ前になった男女二人パーティー(おじさんとおばさん)はなんと、源次郎尾根から登ってきたツワモノだった。その二人と話しながら一緒によこばいを歩いたおかげでよこばいは何にも怖く感じなかった。
友人の話だと「たてばいよりもよこばいの方が怖かった」と聞いていたのでかなりビビッていたのだが、前のパーティーの気遣いにより、安心できたことと、現場で足場の位置を教えてもらえたので難なく通過できた。
テン場に帰ると急におなかが減って、急いでご飯を作って食べた。今まで緊張していてあまり空腹を感じていなかったようだ。すでに16時近かったので昼・夜兼用でモリモリ作ってモリモリ食べた。
その夜も天気が良く、テン場の夜景が撮影できた。
3日目(9/23)
翌朝、そのまま雷鳥沢に下りて帰るか、立山三山を縦走してから帰るか少し悩んだ。天気予報は晴れのち曇りなので午前中勝負になるだろう。でも今現在、すごくいい天気。早朝の稜線歩き、絶対に気持ちいいよな・・・。
出発の日に偶然立山駅で会った友人が「もしかしたら最終日に立山に来るかもしれない」と言っていたので、可能性を信じて縦走することにした。
剱沢から別山方面への分岐を過ぎ、急坂を登り始めた6時半ごろ、キャンプ場からラジオ体操第一が流れてきた。テン場のみんながラジオ体操している。なんか楽しそうだ!羨ましい。
稜線に出ると、期待通り素晴らしい景色だった。登ってきてよかったとしばし感動。分岐に居たおじさんと共感。朝日・夕日はすごくドラマチック!
雄山を目指して縦走していたら、真砂岳あたりで雄山がガスってきた。
大汝山までは何とか間に合ったが、雄山に着いたらガスで眺望が無くなったので、お守りを買ってすぐにでも下山しようと思ったが、観光客がワサワサ登ってくるので降りられずにいた。
で、しばらく登山者を眺めていると、その中に見たことある人の姿が!!
初日に立山駅で偶然会った友人が登ってきていたのだ!スゴイ偶然!スゴイ奇跡!
後はもう観光客を交通整理しながらザレた下りを必死に降りて、一ノ越〜室堂までヨロヨロと帰った。まだお昼の時間帯。今のうちに下らねば、今日も渋滞・行列になってしまう!
室堂の駅でさっさとバスに乗り、ケーブルカーに乗り継いで難なく下山。
本当に無事に下山できてよかった。
次回、剱岳に登ることがあったら早月尾根から登ろうかな、と思っている(^^;)
写真も良かったですが、ビデオがなかなか良いですね。
剣の難易度の様子が良く分かりました。
それにしても、旦那の荷物の多いこと!
なんkg担いで行きましたか?
剱岳登頂おめでとう!!
寒い中渋滞で大変だったね
けど素敵な写真にビデオに素晴らしいよ〜
またじっく〜り見せてもらわなきゃ
それにしても奇跡の出会いに拍手
11枚目の写真に写ってます!
私のテントが!!笑
中央左、岩に緑のTシャツ干してあるモンベルのテントがそうです
あと13枚目にもくつろいでいる私がちょこっと写ってますね。笑
三脚ビデオカメラ気になってました〜
なーんだ、すぐ近くにいたんですね
渋滞凄まじかったですね・・・
私も3日目は立山三山縦走予定でしたが、源次郎尾根で燃え尽きましてそっこう室堂に戻りました^^;
ラジオ体操も楽しかったですよ〜
お疲れ様です。確かに動画は雄弁ですね。
hzj77さんに褒めてもらって旦那は非常に喜んでいます。
旦那の荷物は大きく見えて18kg、私の荷物は小さく見えてなぜか17kgもありました
当日、バスの荷物料金を払うところで初めて計測して二人でお互いに「何を入れた!?」と笑いました。
お盆に行った薬師岳・黒部五郎・雲ノ平などのレコも最近アップしました。ビデオがありますのでまた時間ある時に是非見てあげてください
おおっ!!
下山後すぐに見てくれてる〜っ
疲れてるのにありがとね
なんかスゴイ渋滞で、どんな場所でもみんなが一歩ずつ詰めて歩くのが怖かったよ。
でも、やっぱり剱岳に登れて嬉しかったなぁ。
もっとのんびり登れたらもっと最高だけど・・・
奇跡の出会いは感動がすごいよ
今度はあえて一緒に登らず、山で待ち合わせしようか?(笑)
おお〜〜!!
本当だ、確かにテントとくつろぐmaedatomo様が!!
すっごく近くに居たんですね、私たち
本当の家だったらご近所さんですね〜
それにしても、冬山で出会うと、お互いに顔が覆われているから夏に会っても気づきませんよね
ラジオ体操は別山へ登る途中に少し立ち止まって一緒にやってました。荷物を担いでるのを忘れて上体を後ろに反らしたら、腰を痛めそうになりました
山で調子にのっていては危険ですね
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
kazuminさん、どうも!
全く同じコースで歩いてたんですね~。動画は、やっぱり臨場感ありますね、また行きたくなってしまいました!
ちなみに僕ららしき奴も一瞬映ってるような(笑)
次回は、御在所で!
13枚目に小さくmaedatomoさんとくつろいでる僕の姿が!
撮られてるのならもっとカッコよく、くつろぐべきでした(笑)
かにのタテバイの渋滞は、源次郎尾根から望遠レンズで撮影してましたが凄かったですね〜
kazuminさん
剣、お疲れ様でした。
二人共ヘルメット似合ってるよ〜
剣の渋滞凄いね〜。
セッキーの2本目の最後の早送り。プロっぽいじゃない!!!
さすがセッカーフィルム。
そして、初日・最終日に会うとは・・・・
(((゜Д゜;)))
運命を感じるよ〜
コメントありがとうございます
11月頃に登れば御在所も紅葉でしょうか。
またどこかの山でお会いしたいですね
再会を楽しみにしてます
はじめまして!コメントありがとうございます
mo-manさんはmaedatomoさんと同じパーティの方ですね。源次郎尾根から登るだなんて、憧れますカッコいいです
写真を見返すと、すごく近くにテント張ってたんですよね〜。お声がけしたかったです・・・
私は山登りを始めてから一眼レフを買ったというカメラに関しては超ど素人です。我流なので綺麗な風景の撮り方とか、良いスポットとかあったら教えてください
最後に、mo-manさんのプロフ写真、超カッコイイです!!冬も登られるんですね〜。
是非ともどこかの山でお会いしたいです。
すごかったね。あれは奇跡だね
行き先が違うのに、出会うなんておもしろいね
また嬉しい偶然があるといいね
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