記録ID: 3517558
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳 憧れのジャンダルム
2021年09月12日(日) ~
2021年09月14日(火)
m-kiku
その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 20:07
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,686m
コースタイム
2日目
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 10:24
距離 5.3km
登り 1,333m
下り 715m
14:31
天候 | 晴れ 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉🅿〜新穂高ロープウェイ 上高地バスターミナル〜平湯温泉〜新穂高温泉 深山荘前下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一日目 西穂山荘までは登山道もしっかりしてます (^^)v 二日目 独標から徐々に難易度を増してきますが、登山道は問題なし (^^)v 西穂高岳から先 P1からは、手がかり足がかりのある処は鎖無し、手がかり足がかりのない処だけに鎖有り (^^)v 三日目(^^)v 下山時の事故が多いと言う重太郎新道。山旅の疲れがちょっとした油断を引き起こしているのでは? と思える登山道です。 |
その他周辺情報 | 行き帰り共に新穂高温泉「ひがくの湯」 飛騨牛が格安のお値段で食べられます(^^)v 肉が柔らかくて 満足度は補償いたします。 温泉も広い露天風呂で気持ちいい。もちろん源泉かけ流しです (^^)v |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
サングラス
ツェルト
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
地図(地形図)
GPS
ファーストエイドキット
ナイフ
カメラ
予備電池
|
備考 | 穂高岳山荘でご一緒した中高年の4名パーティーのことをこの場を借りて記しておきます。 「リーダー格の男性」と「同年代ぽい女性」、「元気な女性2名」のパーティー 深夜・早朝のおしゃべり。 朝食抜きの早出。 そのパーティーに 南稜の頭のクサリ場で追いついた。 「先にどうぞ」と言っている その声の主が4人パーティーの男性だとすぐに分かった。 クサリの途中に難儀した「元気な女性2名」が四苦八苦している。 登山者たちは仕方なく岩つたいに下りている。 前穂高を往復して紀美子平に戻ると「元気な女性2名」の姿を目視。 岳沢小屋で昼食を頂いている最中に 県警のヘリが上空を・・ やっぱり まさか の予感は的中で 高齢の婦人が行動不能での要請。 それも 吊り尾根で動けなくなった・・とは。 昨日あの時刻に小屋に到着し 山談義に華を咲かせ、早朝の出発、無謀な重太郎新道での下山計画。 「紀美子平の到着時間で前穂高岳を登るかを決める」の昨夜の会話が思い出されます。 安全登山の基本の部分からしてこのパーティーは救助ヘリの厄介になるのがうなづける行動だったと思う。 連れて行く人は パーティーの体調管理の責任があるし ゴール地点までみんなを無事に着かせる義務があると思います。 各人の技量を見定める能力・判断が必要です。 連れて行ってもらう人は 「自分が歩くんだ」を自覚することが大切だと思います。 山経験豊富で情報満載なリーダーだから、って 自分の身体 預けちゃいけません。 ここにこんな風に書きたくなる事例が重なると つい言ってしまいたくなります。 信じられないようなリーダーがいることを。 |
感想
西穂高岳から赤岩岳 間ノ岳 逆層スラブ 天狗岩から天狗のコルに下り 300mを登る ジャンダルム ロバの耳 馬の背 奥穂高岳へ。
このルートを歩く日が来るなんて 現実となって初めて実感できる喜びの一日でした。
ここを歩くにあたって色んな資料をあさり検討し この日を迎えました。
西穂高岳を超すとすぐにP1。
ここからはこれまでとは一線を画す荒々しい岩場の始まり。
岩の登り、岩の下りの連続。
浮石だらけの岩峰。
ここでは、実線登山道でクサリで登下する場面にはクサリはありません。
実線登山道でハシゴ付きのような場面にクサリが設置してあります。
道標のない不透明なトラバース。
ルートファインディングが必要な登山者任せの地帯。
その先に待っていてくれるのが 山の天使
今まで幾度となく 頂の上に わずかに見えていた 山の天使。
いつか行ってみたいと思っていた頂 ジャンダルム。
… その望みが 叶った。
岩稜を上り詰め 天使が視界に入った時は この上なく嬉しかった。
この胸に抱きしめた 感触・・ずっと忘れないでしょう・・。
振り返ってみれば
確かにこのコースは、危ない箇所が山盛りです。
でも、焦らず慌てず確実に コースに挑めば 山はやさしく受け入れてくれました。
山を始めて20年近くなりますが、長時間歩き通せる体力と岩稜帯のノウハウを身に付ける経験が今回活かせたと思います。
備忘録
西穂高小屋 個室利用。快適だった。
穂高山荘 個室利用。
2023.08/12 06:30 ジャン頂上のプレートが新旧入れ替わる。
2024.09.07 08:30 ジャン頂上の山の天使が紛失していたが、三代目が設置された。
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