花崗岩祭りの中央アルプス

2021年09月18日(土) ~ 2021年09月19日(日)

• GPS: 23:48
• 距離: 22.2km
• 登り: 3,189m
• 下り: 1,474m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:26
• 休憩: 0:14
• 合計: 1:40

16:01 駒ヶ根高原スキー場駐車場
16:24 16:24 空木岳登山道取付地点
16:28 16:29 空木岳登山道入口
16:39 16:39 空木岳登山口駐車スペース
16:39 16:52 林道終点
17:02 17:02 タカウチ場
17:33 17:33 池山尾根水場
17:41 池山小屋

2日目

• 山行: 11:14
• 休憩: 1:30
• 合計: 12:44

3:05 池山小屋
3:30 3:31 尻無
3:38 3:39 マセナギ
4:17 4:19 大地獄
4:23 4:23 小地獄
4:40 4:40 ヨナ沢ノ頭
5:23 5:23 空木平カール分岐点
5:52 5:58 駒石
6:22 6:36 空木駒峰ヒュッテ
6:43 6:50 空木岳
8:07 8:20 木曽殿山荘
8:39 8:40 東川岳
9:42 9:43 熊沢岳
10:58 11:07 檜尾岳
12:28 12:31 濁沢大峰
13:18 13:19 島田娘
13:26 13:26 極楽平
13:34 13:34 サギダルの頭
13:38 13:47 三ノ沢分岐
14:09 14:22 宝剣岳
14:30 14:31 宝剣山荘
14:31 14:31 天狗荘
14:40 14:40 中岳
14:45 14:46 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
14:57 15:03 木曽駒ヶ岳
15:09 15:09 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
15:22 15:22 宝剣山荘
15:22 15:22 天狗荘
15:25 15:26 乗越浄土
15:49 ホテル千畳敷

天候

9/18:雨、9/19:晴れ

アクセス

往路は駒ヶ根駅から登山口まで徒歩。
復路はロープウェイとバス利用で下山

コース状況／危険箇所等

＜池山尾根＞
よく整備されている。池山の湧水は十分
＜空木〜島田娘＞
緩いハイマツ漕ぎと花崗岩巻きが終始続くが、道はわかりやすい
＜島田娘〜木曽駒〜千畳敷駅＞
浮石に注意。宝剣岳のみ滑落しないよう慎重に通過した方がよい

写真

9/18 14:23

入山前にランチ

9/18 14:33

名物ソースかつ丼。全国各地で名物と謳っている市町村は多いが、なぜソースかつ丼なのか

9/18 15:13

山は曇天

9/18 15:30

いつの間にか国定公園に昇格していた。次なる目標は国立公園か？

9/18 15:57

到着

9/18 15:57

登山口

9/18 15:58

来年の話

9/18 16:12

道は十分すぎるほど整備されていた

9/18 16:24

普通に雨が降っていた、しかも強め

9/18 16:36

林道終点の東屋に駆け込んだ。ここで装備変更

9/18 17:10

相変わらず歩きやすい

9/18 17:28

この看板の後ろに

9/18 17:29

湧水。かなり勢いがあった

9/18 17:37

笹に囲まれた池山小屋。
こんな天候では誰もいないと思っていたら大阪の人が1名いた

9/18 17:37

小屋の目の前にデジャブな湧水。
こちらは先程より勢いがあった。

9/18 17:37

小屋はかなりきれい。安心して寝れた。
大阪の人とは六甲全山や大峯の話で盛り上がった。登山歴2年ということで、今が一番面白い時期なので山を楽しんでほしい

9/19 3:04

大阪の人とは予定が異なるため、ソロでナイトハイク。
まだ雨が降っていたが、標高が上がればやむと思いそのままGO

9/19 3:21

気付けばブナの森

9/19 3:28

標高はなかなか上がらない

9/19 3:34

それでも無心で歩けるきれいな道

9/19 3:56

何mか教えてくれない点が不安を煽る

9/19 4:05

木段

9/19 4:05

シャクナゲ登場

9/19 4:06

この看板があるから道を外すことはない

9/19 4:10

気付けば

9/19 4:11

鎖場

9/19 4:12

セクション

9/19 4:13

突入

9/19 4:19

気付けば雨は止み、南アルプスの稜線が見えた

9/19 4:20

どこのことかわからなかった。そのくらい整備がしっかりしていた

9/19 4:22

積雪期は要注意ポイント

9/19 4:29

見上げると空が開け、星が瞬いていた

9/19 4:40

ここらで小休止

9/19 5:05

尖ったところが宝剣

9/19 5:17

予想通りの雲海

9/19 5:19

紅葉、はじめました

9/19 5:20

南アルプス北部に後光が差す

9/19 5:22

モミと駒石とハイマツ

9/19 5:27

雲海タイム

9/19 5:28

宝剣方面もバッチリ

9/19 5:28

空木と駒石

9/19 5:32

南ア

9/19 5:32

八ヶ岳、浅間

9/19 5:32

日光浴待ち

9/19 5:32

甲斐駒の右からご来光

9/19 5:33

おはようございます

9/19 5:33

モルゲンタイム

9/19 5:33

中央アルプス

9/19 5:48

駒石着

9/19 5:52

折角だから駒石に乗った

9/19 5:52

雲海の陰影が

9/19 5:52

素晴らしい

9/19 5:52

見える植物全てがヤクシマザサなら、屋久島の奥岳の景色と見間違うんじゃないか。久しぶりに屋久島行きてー

9/19 5:56

駒石を後にし

9/19 5:58

空木はもうすぐ

9/19 5:59

山肌の一部も紅葉が始まっていた

9/19 6:00

ヘリポートと八ヶ岳

9/19 6:03

相変わらず花崗岩の積まれ方は独特

9/19 6:18

駒峰ヒュッテ

9/19 6:19

山頂近過ぎ

9/19 6:19

御嶽と乗鞍もバッチリ

9/19 6:20

小屋番不在

9/19 6:22

御嶽山噴煙なし

9/19 6:32

甲斐駒から聖まで見えた。久しぶりに南アルプス縦走したい

9/19 6:40

山頂

9/19 6:41

北部

9/19 6:40

南部

9/19 6:41

端的に指定地以外でテントを張るなってことか

9/19 6:41

木曽路方面も雲海の下

9/19 6:42

空木カール全景。
BCの記録もあるからスキーで滑れるのか。斜度が緩そうだけど

9/19 6:42

塩見の後ろには富士山

9/19 6:43

山頂は広め

9/19 6:43

北へ向かう

9/19 6:45

けっこう好みな景色

9/19 6:51

岩稜帯を越えたり巻いたり

9/19 6:52

鎖もあった

9/19 6:56

稜線はきれい

9/19 6:58

南駒

9/19 7:02

の手前の尾根のザレ場がスゴイ

9/19 7:05

巨大な花崗岩を巻く

9/19 7:07

快晴

9/19 7:08

木曾殿山荘

9/19 7:10

あの右側が

9/19 7:10

熊の顔に見えた

9/19 7:13

350mくらい下り

9/19 7:17

花崗岩の群れ

9/19 7:24

本日1人目の登山者を見送り

9/19 7:39

2人目の登山者は、なんとあのカリスマさんだった。山スキーと自転車の共通の話題で盛り上がり、結局10分くらい談笑していた。
伊奈川ダムからの周回ルート、私も予定山行に入れておこう

9/19 7:41

お気をつけて

9/19 7:44

東面は基本的に切れ落ちている

9/19 7:58

ここから木曽に下りれる。木曽路は中山道を自転車で走破した時以来行っていない。今度は伊奈川ダムからの周回登山の時に行こう

9/19 7:58

ここで朝飯休憩

9/19 7:59

南駒がきれいに見える山荘

9/19 8:16

さて登り返すか

9/19 8:17

このコルからは八ヶ岳と浅間がきれいに見える

9/19 8:18

キツそうに見えるけど、実際はそうでもなかった

9/19 8:28

全体の半分が岩だと迫力ある構図になるのかも

9/19 8:29

紅葉したナナカマドに背中を押され

9/19 8:36

東川ピークへ

9/19 8:32

空木を振り返る

9/19 8:36

御嶽の後ろには白山

9/19 8:36

雲海が縮小してきた

9/19 8:43

ここから先は岩稜帯を巻いたり上り下りするだけ

9/19 8:43

こんな感じ

9/19 8:45

道がないように見えるけど、ある

9/19 8:59

この角度なら道筋がわかりやすい

9/19 9:05

こんな緩めの藪漕ぎが続く

9/19 9:06

ただひたすら藪漕ぎと岩稜帯巻き

9/19 9:32

伊那地方

9/19 9:32

ながーい池山尾根

9/19 9:40

存在感の強い三沢岳が近づいてくる

9/19 9:44

熊沢ピーク。本当のピークは少し南？

9/19 9:46

伊奈川源流の大きな谷が大迫力

9/19 9:52

南側に雲が湧き始める

9/19 9:55

谷間の紅葉

9/19 10:01

檜尾岳が近い

9/19 10:03

懐の広い三沢岳が好きになりました

9/19 10:07

元気一杯咲くヤマハハコ

9/19 10:11

緩やかに見えて

9/19 10:11

鎖で下って

9/19 10:13

登ったりする

9/19 10:30

駒石は遠くからでもわかる

9/19 10:36

深紅のウラシマツツジが美しい

9/19 10:36

檜尾岳手前で一旦下る

9/19 10:38

この辺からすれ違う登山者が増えた

9/19 10:41

軽い登り返し

9/19 10:55

山頂

9/19 10:55

ピノキオピーク

9/19 11:15

檜尾避難小屋は

9/19 11:16

工事中。テント場も出来るようだ

9/19 11:16

この尾根経由でも菅の台まで下りれる

9/19 11:30

ランチを済ませ、行動再開。今日はのんびりアルプス散歩

9/19 11:36

一旦下り

9/19 11:49

本日最後の大きな登り返し

9/19 12:05

八丁味噌のまんじゅう石みたい

9/19 12:13

三沢カールはスキーで滑れば絶対楽しい

9/19 12:18

あのピークまでいけば、縦走はほぼ終わり

9/19 12:24

濁沢大峰かな

9/19 12:24

強そうな山だ

9/19 12:24

南の方はガスの中

9/19 12:48

藪漕ぎも岩稜巻きももうない

9/19 13:01

千畳敷からの登山者が多い

9/19 13:12

良い稜線だった

9/19 13:12

街が見えるってステキ

9/19 13:13

三沢カール、滑りたい

9/19 13:15

この辺が島田娘

9/19 13:16

イージーモードの道

9/19 13:17

眼下に海が見える山にいる時と同じ感覚

9/19 13:22

千畳敷駅。案外小さい

9/19 13:35

宝剣。左奥が木曽駒

9/19 13:37

鋭鋒ですな

9/19 13:37

カール側も急

9/19 13:42

なかなかの広さのカール

9/19 13:43

開発され過ぎているが

9/19 13:46

宝剣へ

9/19 13:46

苦手な人は苦手だろうな

9/19 13:47

鎖場��

9/19 13:48

まだ続く

9/19 13:48

高度感はなかなか

9/19 13:50

ガスが湧いたり抜けたり

9/19 13:52

コルでナナカマドに癒される

9/19 13:52

鎖場��

9/19 13:53

鎖場��

9/19 13:56

ピークは近い

9/19 13:59

鎖場��

9/19 14:00

滑川源流。
奥は木曽路の上松宿がある街

9/19 14:00

山頂へ

9/19 14:01

気持ちが昂る

9/19 14:05

ピークの岩

9/19 14:06

の下にお社

9/19 14:06

山頂は意外と広い

9/19 14:08

帰りはあの整備された九折の道を行くのか

9/19 14:10

ロープウェイ駅

9/19 14:12

通過待ち

9/19 14:15

外人さんもご満悦

9/19 14:18

小屋2つ

9/19 14:20

山頂にいた人がいう通りこちら側は大したことない

9/19 14:28

中岳へ

9/19 14:35

ピーク

9/19 14:37

木曽駒直下のテント場が密過ぎ

9/19 14:41

駒が顔出しOKしてくれた

9/19 14:53

駒ピーク

9/19 14:54

奥宮

9/19 14:57

晴れた

9/19 15:10

巻き道は

9/19 15:10

迫力あり

9/19 15:15

中央アルプスの槍ヶ岳みたいな感じ

9/19 15:20

帰ります

9/19 15:22

整備されているが

9/19 15:29

渋滞していた

9/19 15:47

千畳敷カール

9/19 15:48

紅葉始まっています

9/19 16:02

ロープウェイ順番待ち

9/19 18:22

この旅は伊那名物のローメンで〆

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

nicopoji

2年前の冬槍以来、アルプスから足が遠のいていた。特に理由はなく、アルプスでなくても夏はロングトレイルが歩ければいいし、冬は山でスキーを楽しめればいいから別に困ってはいない。近場に住んでいれば別だが、たまに行くアルプスだから価値があると思っている。
気付けば紅葉時期に入っており、何だかアルプス歩きをしたくなった。
三連休は台風一過で満喫できる日数は2日間。暑そうだから前泊で周回できるアルプスを探したら、未踏の中央アルプスが今回の天気と相性が良さそうだ。
タイミングが合えば全山縦走したかったが、初回ということで主要なお山をつなげて歩いてみた。このエリアの人気な北部は菅の台を起点にすると、周回登山の計画が立てやすくてよかった。
池山尾根はトレーニングの観点からもかなりコスパのよいルートだった。登山口がこんなにも街から近くて（徒歩圏内）標高差約2000mもあるルートは北アや南アにはない気がする。道もよく整備され歩きやすく、池山小屋の湧水はドバドバ溢れていて水に困らない。
稜線上は、中央アルプス名物の花崗岩を乗り越えたり、アルプスの一般道らしい緩いハイマツ漕ぎがあったりする。周囲を高山に囲まれているため、展望がやたらとよい。リピートしてもいい好ルート。
ただし、檜尾岳より北に入ると行き交う人が増え、休日は宝剣岳と千畳敷カールへの下りで想定以上に渋滞に巻き込まれる。次回の全山縦走時に加味しよう。
テント場が少ないエリアのため、グリーンシーズンなら日帰りで身軽に歩いた方が効率的なんじゃないかな。

長らく県立自然公園だった中央アルプスは、コロナ禍でさりげなく国定公園に昇格していた。そんな中央アルプスが好きになれた山行だった。