【会越】広谷川御神楽沢遡行(御神楽滝も直登)
- GPS
- 18:37
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
天候 | 2日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・御神楽滝の直登は結構難しい。気軽に取りつかないほうが良い。 ・奥壁スラブの登攀は、登りやすい方へ行くとどんどん右へ進み、山頂から遠ざかってしまう。隙を見て左へトラバースしたほうが山頂近くに出られる。フリーソロ可。 ・山頂〜蝉ヶ平間の山と高原地図のCTは辛いので注意。 |
その他周辺情報 | ・参考にした遡行図 https://tomanokaze.sakura.ne.jp/Kiroku/2008/20081003_MikaguraSawa.pdf ・参考にした御神楽滝左壁の登攀記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2003081.html ・同日に遡行したPの記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3540110.html https://chigasaki-alpine.club/report/2021/09/2021-9-19%e3%80%9c20%e5%be%a1%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e6%b2%a2%e5%a5%a5%e5%a3%81.html |
写真
装備
備考 | ラバーソール推奨 |
---|
感想
【計画の経緯】
3連休で大畠谷を狙っていたが、土曜日が雨のため、1泊で行ける御神楽沢へ。
【山行】
○御神楽沢まで
広谷川の本流部分、特に期待はしていなかったが、早速泳がされたり、微妙なへつりがあったりと、結構面白かった。
○御神楽沢遡行
御神楽沢に入ると、すぐに御神楽滝。今回はこれを登るのが目的の1つだったので、早速登攀準備。確かに、登れそうだが容易ではなさそうに見える。登り始めてみると、結構ぬめっているし、ホールドも甘いものが多く、厳しい。A0とタワシを駆使して慎重に登り、結構かかって無事に登攀成功。しかし、これをノーロープソロで登ったというyamakurumiさんはやばい。フォローもエイドやらタワシやら使いまくって何とか登攀。これをやっている間に確か2パーティに抜かれたが、登れてよかった。
御神楽滝以降も登れる小滝が連続し、景観も良く、素晴らしい。詳細は忘れたが、上部ゴルジュを抜けるまで、全く飽きなかった。上部ゴルジュを抜けると、奥壁を見上げる素晴らしいロケーションの幕営地だが、御神楽滝で抜かれたため最良っぽい場所は埋まっている。水晶沢の先を整地してタープを張った。
○奥壁スラブ
朝、早出して登り始めるパーティがいるだろうとゆっくり目に準備したが、そんなパーティはなく、結局1番乗りで登り始める。ラッキー。最初はゴルジュ状だったが徐々にスラブになり、快適そのもの。多少厳しいところではお助け紐を出しつつ、右に行きすぎないように気を付けながら登っていくと、どうやらいつの間にか核心を越えてしまった雰囲気。遅ればせながら2ピッチ程度ロープを出して一層簡単になったスラブを登り、多少藪っぽくなった斜面をさらに登ると、登山道に出た。
○山頂往復と下山
せっかくここまで来たので、残り体力に余裕のあったtamoshimaとkaiseiは御神楽岳の山頂を往復することに。よく覚えてないが、よい山だった。しかし、だんだんと暑さが酷くなってくる。下山路は、この山域らしく植生が貧弱な尾根であるため、日当たりが良くクソ暑い。ともかく暑くてペースが落ちる。へろへろになってきた頃に湯沢出合に到着。水浴びが最高。遅れてyoriponとdeepblueが合流し、車に戻った時には、もう夕暮れだった。
【総評】
広谷川御神楽沢は文句なく素晴らしい沢で、2021年のベスト沢はこの沢だった。これまであまり書籍などでは紹介されていないが、名渓中の名渓なので、是非多くの方に味わってほしい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する