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Yamareco

記録ID: 3542171
全員に公開
沢登り
甲信越

【会越】広谷川御神楽沢遡行(御神楽滝も直登)

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
18:37
距離
13.3km
登り
1,357m
下り
1,386m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:04
休憩
0:10
合計
8:14
距離 5.8km 登り 643m 下り 111m
6:49
52
7:41
7:51
432
15:03
宿泊地
2日目
山行
9:15
休憩
1:05
合計
10:20
距離 7.5km 登り 728m 下り 1,277m
6:41
279
宿泊地
11:20
8
11:28
11:42
7
11:49
49
12:38
12:53
27
13:20
13:22
89
14:51
15:25
54
16:19
42
17:01
ゴール地点
天候 2日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・御神楽滝の直登は結構難しい。気軽に取りつかないほうが良い。
・奥壁スラブの登攀は、登りやすい方へ行くとどんどん右へ進み、山頂から遠ざかってしまう。隙を見て左へトラバースしたほうが山頂近くに出られる。フリーソロ可。
・山頂〜蝉ヶ平間の山と高原地図のCTは辛いので注意。
その他周辺情報 ・参考にした遡行図
https://tomanokaze.sakura.ne.jp/Kiroku/2008/20081003_MikaguraSawa.pdf
・参考にした御神楽滝左壁の登攀記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2003081.html
・同日に遡行したPの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3540110.html
https://chigasaki-alpine.club/report/2021/09/2021-9-19%e3%80%9c20%e5%be%a1%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e6%b2%a2%e5%a5%a5%e5%a3%81.html
御神楽滝
2021年09月19日 09:17撮影 by  iPhone 8, Apple
1
9/19 9:17
御神楽滝
御神楽滝をリードし始めるtamoshima
2021年09月19日 09:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/19 9:19
御神楽滝をリードし始めるtamoshima
御神楽滝をフォローするyoripon
2021年09月19日 10:25撮影 by  iPhone 8, Apple
9/19 10:25
御神楽滝をフォローするyoripon
ゴルジュのゴルジュらしい部分
2021年09月19日 14:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/19 14:21
ゴルジュのゴルジュらしい部分
奥壁の下で幕営:ロケーションが最高
2021年09月19日 16:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/19 16:53
奥壁の下で幕営:ロケーションが最高
朝日に染まる奥壁
2021年09月20日 05:30撮影 by  iPhone 8, Apple
9/20 5:30
朝日に染まる奥壁
僅かに残っていたスノーブロック
2021年09月20日 06:39撮影 by  iPhone 8, Apple
9/20 6:39
僅かに残っていたスノーブロック
奥壁スラブをフリーソロで登るyoriponとdeepblue
2021年09月20日 07:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/20 7:41
奥壁スラブをフリーソロで登るyoriponとdeepblue
うっかり核心をフリーソロしてからロープを出して登り始めた
2021年09月20日 09:19撮影 by  iPhone 8, Apple
1
9/20 9:19
うっかり核心をフリーソロしてからロープを出して登り始めた
遡行図
2021年09月22日 15:41撮影
9/22 15:41
遡行図

装備

備考 ラバーソール推奨

感想

【計画の経緯】
3連休で大畠谷を狙っていたが、土曜日が雨のため、1泊で行ける御神楽沢へ。

【山行】
○御神楽沢まで
広谷川の本流部分、特に期待はしていなかったが、早速泳がされたり、微妙なへつりがあったりと、結構面白かった。

○御神楽沢遡行
御神楽沢に入ると、すぐに御神楽滝。今回はこれを登るのが目的の1つだったので、早速登攀準備。確かに、登れそうだが容易ではなさそうに見える。登り始めてみると、結構ぬめっているし、ホールドも甘いものが多く、厳しい。A0とタワシを駆使して慎重に登り、結構かかって無事に登攀成功。しかし、これをノーロープソロで登ったというyamakurumiさんはやばい。フォローもエイドやらタワシやら使いまくって何とか登攀。これをやっている間に確か2パーティに抜かれたが、登れてよかった。
御神楽滝以降も登れる小滝が連続し、景観も良く、素晴らしい。詳細は忘れたが、上部ゴルジュを抜けるまで、全く飽きなかった。上部ゴルジュを抜けると、奥壁を見上げる素晴らしいロケーションの幕営地だが、御神楽滝で抜かれたため最良っぽい場所は埋まっている。水晶沢の先を整地してタープを張った。

○奥壁スラブ
朝、早出して登り始めるパーティがいるだろうとゆっくり目に準備したが、そんなパーティはなく、結局1番乗りで登り始める。ラッキー。最初はゴルジュ状だったが徐々にスラブになり、快適そのもの。多少厳しいところではお助け紐を出しつつ、右に行きすぎないように気を付けながら登っていくと、どうやらいつの間にか核心を越えてしまった雰囲気。遅ればせながら2ピッチ程度ロープを出して一層簡単になったスラブを登り、多少藪っぽくなった斜面をさらに登ると、登山道に出た。

○山頂往復と下山
せっかくここまで来たので、残り体力に余裕のあったtamoshimaとkaiseiは御神楽岳の山頂を往復することに。よく覚えてないが、よい山だった。しかし、だんだんと暑さが酷くなってくる。下山路は、この山域らしく植生が貧弱な尾根であるため、日当たりが良くクソ暑い。ともかく暑くてペースが落ちる。へろへろになってきた頃に湯沢出合に到着。水浴びが最高。遅れてyoriponとdeepblueが合流し、車に戻った時には、もう夕暮れだった。

【総評】
広谷川御神楽沢は文句なく素晴らしい沢で、2021年のベスト沢はこの沢だった。これまであまり書籍などでは紹介されていないが、名渓中の名渓なので、是非多くの方に味わってほしい。

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