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Yamareco

記録ID: 354391
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢仙人がいう十年に一度の見事な紅葉 涸沢-奥穂高岳-涸沢岳

2013年10月05日(土) ~ 2013年10月07日(月)
 - 拍手
terra023m その他2人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
24:53
距離
39.0km
登り
2,086m
下り
2,085m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:47
休憩
1:21
合計
7:08
距離 16.4km 登り 909m 下り 112m
6:39
7
スタート地点
6:46
6
7:26
20
8:27
8:37
13
9:34
10:06
61
11:07
11:45
122
2日目
山行
6:14
休憩
2:26
合計
8:40
距離 5.8km 登り 1,074m 下り 1,022m
7:36
139
9:55
10:39
37
11:16
12:21
37
12:58
13:01
51
13:52
14:11
12
14:23
14:38
98
16:16
3日目
山行
4:30
休憩
1:11
合計
5:41
距離 16.8km 登り 124m 下り 966m
6:48
78
8:06
8:20
59
9:19
10:05
32
10:37
10:38
10
10:48
10:57
41
11:52
11:53
27
12:25
4
12:29
ゴール地点
10/4(金) 19:00着で平湯オートキャンプ場でバンガロー泊

10/5(土) 平湯あかんだなに車をおいて5:50発シャトルバスで上高地入り

上高地バスターミナル 6:35 → 7:15 明神 7:25 → 8:28 徳澤園 8:38 → 9:31 横尾山荘 9:41 → 11:08 本谷橋 11:30 → 13:39 涸沢(テント泊)

10/6(日) 涸沢7:30 → 8:47 ザイデングラード 8:55 → 9:55 穂高岳山荘 10:45 → 11:22 奥穂高岳山頂 12:20 → 13:00 穂高山荘 13:15 → 13:50 涸沢岳 14:00 → 14:20 穂高山荘 14:30 → 15:15 ザイデングラード 15:25 → 16:30 涸沢(テント泊)

10/7(月) 涸沢 7:00 → 8:08 本谷橋 8:20 → 9:17 横尾山荘 9:30 → 10:49 徳澤園 15:10 → 11:40 明神 11:50 → 12:29 上高地バスターミナル
12:29 上高地

12:30発シャトルバスで平湯あかんだなへ戻る
天候 10/5 曇り
10/6 晴れ
10/7 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯あかんだな
コース状況/
危険箇所等
穂高山荘から奥穂高岳への登り口のみはしご鎖場あり
早朝のバスで平湯より上高地へ
2013年10月05日 05:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 5:35
早朝のバスで平湯より上高地へ
30年ぶり上高地バスターミナルだ!
2013年10月05日 06:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 6:35
30年ぶり上高地バスターミナルだ!
3000m級の山々がそびえ立つ
2013年10月05日 06:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 6:35
3000m級の山々がそびえ立つ
早朝からこのバスの数。昼には満車になる
2013年10月05日 06:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 6:35
早朝からこのバスの数。昼には満車になる
河童橋よ、久しぶり…
2013年10月05日 06:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 6:44
河童橋よ、久しぶり…
梓川の支流に水藻流る
2013年10月07日 22:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 22:50
梓川の支流に水藻流る
清流梓川沿いの遊歩道を行く
2013年10月07日 22:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 22:50
清流梓川沿いの遊歩道を行く
まるで飲料水の透明度(但し飲料禁止)
2013年10月05日 07:14撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 7:14
まるで飲料水の透明度(但し飲料禁止)
明神から紅葉がぼちぼち
2013年10月05日 07:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 7:15
明神から紅葉がぼちぼち
ガレ場を想起する川原を行く
2013年10月05日 08:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 8:17
ガレ場を想起する川原を行く
徳澤園到着
2013年10月05日 08:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 8:28
徳澤園到着
横尾山荘の山の看板に死亡の張り紙が…
2013年10月05日 09:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 9:31
横尾山荘の山の看板に死亡の張り紙が…
横尾山荘は山ガールから中高年でごった返す
2013年10月05日 09:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
10/5 9:31
横尾山荘は山ガールから中高年でごった返す
遊歩道に別れを告げる横尾の橋。
2013年10月05日 09:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 9:49
遊歩道に別れを告げる横尾の橋。
槍にも行ってみてぇ!と思いつつ涸沢へ
2013年10月05日 09:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 9:50
槍にも行ってみてぇ!と思いつつ涸沢へ
この辺の標高から紅葉が始まる
2013年10月05日 10:59撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 10:59
この辺の標高から紅葉が始まる
本谷橋でしばしの休息。この先、等高線キツし
2013年10月05日 11:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/5 11:08
本谷橋でしばしの休息。この先、等高線キツし
紅葉の出迎え受けて
2013年10月05日 12:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 12:11
紅葉の出迎え受けて
屏風岩が迫ってくる。
天気予報は雨。何とか持ってくれ!
2013年10月05日 12:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 12:24
屏風岩が迫ってくる。
天気予報は雨。何とか持ってくれ!
針葉樹とのコントラストが美しい
2013年10月05日 13:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 13:23
針葉樹とのコントラストが美しい
涸沢ヒュッテ到着
2013年10月05日 13:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 13:39
涸沢ヒュッテ到着
ガレ場に敷くコンパネ板はとうに品切れ。岩を避けて設営スペースを探す
2013年10月05日 14:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 14:17
ガレ場に敷くコンパネ板はとうに品切れ。岩を避けて設営スペースを探す
これが10年に一度の涸沢の紅葉だ
2013年10月05日 14:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/5 14:17
これが10年に一度の涸沢の紅葉だ
まだ残る残雪。今月には初雪で万年雪かぁ
2013年10月05日 14:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/5 14:17
まだ残る残雪。今月には初雪で万年雪かぁ
テントも紅葉
2013年10月05日 15:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
10/5 15:37
テントも紅葉
奥穂高岳-穂高山荘-涸沢岳の朝。まだ谷に陽は射さない
2013年10月06日 05:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 5:48
奥穂高岳-穂高山荘-涸沢岳の朝。まだ谷に陽は射さない
北穂高の頂きに朝日が…
2013年10月06日 05:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 5:48
北穂高の頂きに朝日が…
涸沢ヒュッテの九割の人口がミーアキャットみたいに立ち尽くし、この風景にカメラを向ける
2013年10月06日 05:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
4
10/6 5:48
涸沢ヒュッテの九割の人口がミーアキャットみたいに立ち尽くし、この風景にカメラを向ける
おお〜〜
2013年10月06日 05:51撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 5:51
おお〜〜
ああぁ〜〜
2013年10月06日 05:51撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
10/6 5:51
ああぁ〜〜
ううぅ〜ん
2013年10月06日 05:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 5:52
ううぅ〜ん
ふぅぅ〜
2013年10月06日 05:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/6 5:52
ふぅぅ〜
はぁ〜
2013年10月06日 05:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 5:53
はぁ〜
日の出と共に変化する絶景に声も出ない
2013年10月06日 07:34撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
19
10/6 7:34
日の出と共に変化する絶景に声も出ない
陽が射すとともに鮮やかな紅葉
2013年10月06日 07:46撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3
10/6 7:46
陽が射すとともに鮮やかな紅葉
奥穂高岳に向けてパノラマコースをとる!赤の正体はナナカマドだった
2013年10月06日 07:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3
10/6 7:48
奥穂高岳に向けてパノラマコースをとる!赤の正体はナナカマドだった
緑ははい松。黄色はダケカンバ。三原色を織りなす
2013年10月06日 08:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 8:10
緑ははい松。黄色はダケカンバ。三原色を織りなす
ザイデングラード。直登に見えるがジグザグしてる
2013年10月06日 08:47撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 8:47
ザイデングラード。直登に見えるがジグザグしてる
北穂高に連なる山々
2013年10月06日 09:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/6 9:31
北穂高に連なる山々
穂高山荘まで後20分標識。青空へ向けて登る
2013年10月06日 09:32撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 9:32
穂高山荘まで後20分標識。青空へ向けて登る
石畳の穂高山荘。立派な建物だ!
2013年10月06日 09:55撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 9:55
石畳の穂高山荘。立派な建物だ!
奥穂高岳へのハシゴと鎖場!難関はここだけ
2013年10月07日 22:46撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 22:46
奥穂高岳へのハシゴと鎖場!難関はここだけ
難関の後はこんな道
2013年10月06日 11:04撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:04
難関の後はこんな道
奥飛騨側にピッケル?何の碑?
2013年10月06日 11:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:07
奥飛騨側にピッケル?何の碑?
奇遇!ここでばったり会社山岳部の長崎のOBに出会う。65歳で20kgのザックもへっちゃらのベテラン
2013年10月06日 11:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:17
奇遇!ここでばったり会社山岳部の長崎のOBに出会う。65歳で20kgのザックもへっちゃらのベテラン
この光景を見ながらお弁当。しあわせぇ〜
2013年10月06日 11:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:18
この光景を見ながらお弁当。しあわせぇ〜
魚の背びれみたいなジャンダルムへ続く道。
怖くて行けまへん
2013年10月06日 11:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/6 11:18
魚の背びれみたいなジャンダルムへ続く道。
怖くて行けまへん
わたしゃ天上界!空飛んどるみたい
2013年10月06日 11:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/6 11:18
わたしゃ天上界!空飛んどるみたい
奥穂高岳3190mを拝む
2013年10月06日 11:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:22
奥穂高岳3190mを拝む
テントに荷物を置いて身軽ぅ〜。
ヒュッテの弁当1000。高いか安いか?
2013年10月06日 11:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
10/6 11:35
テントに荷物を置いて身軽ぅ〜。
ヒュッテの弁当1000。高いか安いか?
ジャンダルムに立つ人影
2013年10月06日 11:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 11:37
ジャンダルムに立つ人影
滑落すると天上人へ
2013年10月06日 12:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 12:15
滑落すると天上人へ
穂高山荘を挟んで涸沢岳
2013年10月06日 12:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 12:21
穂高山荘を挟んで涸沢岳
その先に北穂高岳
2013年10月06日 12:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 12:21
その先に北穂高岳
涸沢を眼下に望む
2013年10月06日 12:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 12:21
涸沢を眼下に望む
穂高山荘の屋根で洗濯物が甲羅干し
2013年10月06日 12:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 12:50
穂高山荘の屋根で洗濯物が甲羅干し
奥穂高岳
2013年10月06日 13:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 13:53
奥穂高岳
眼下の涸沢
2013年10月06日 13:55撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 13:55
眼下の涸沢
下界を望む
2013年10月06日 13:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 13:56
下界を望む
北穂高岳が雲に見え隠れ
2013年10月06日 13:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 13:56
北穂高岳が雲に見え隠れ
蝶ヶ岳
2013年10月06日 13:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 13:58
蝶ヶ岳
涸沢岳から伸びる北穂高岳への道
2013年10月06日 14:00撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 14:00
涸沢岳から伸びる北穂高岳への道
涸沢岳から見下す穂高山荘
2013年10月06日 14:02撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 14:02
涸沢岳から見下す穂高山荘
奥穂高岳
2013年10月06日 14:02撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 14:02
奥穂高岳
下山する途中に8/7事故現場
2013年10月06日 15:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/6 15:12
下山する途中に8/7事故現場
涸沢の夕日
2013年10月06日 15:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 15:29
涸沢の夕日
雪渓
2013年10月06日 16:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 16:27
雪渓
涸沢カール
2013年10月06日 16:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/6 16:27
涸沢カール
最終日の朝日を拝む。
2013年10月07日 06:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/7 6:12
最終日の朝日を拝む。
テント撤収。これでもいい設営地。
遅れて到着すれば岩場で寝ることに…
2013年10月07日 06:40撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 6:40
テント撤収。これでもいい設営地。
遅れて到着すれば岩場で寝ることに…
本谷橋で休憩。ここまで散策に来る観光客もいる
2013年10月07日 08:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 8:08
本谷橋で休憩。ここまで散策に来る観光客もいる
屏風岩も晴れると鮮やか
2013年10月07日 08:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 8:08
屏風岩も晴れると鮮やか
青空のコントラストが素晴らしい
2013年10月07日 08:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 8:25
青空のコントラストが素晴らしい
挑戦したいロッククライマーはいないのかなぁ?
2013年10月07日 22:40撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/7 22:40
挑戦したいロッククライマーはいないのかなぁ?
屏風岩
2013年10月07日 08:40撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/7 8:40
屏風岩
屏風岩
2013年10月07日 09:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 9:12
屏風岩
屏風岩に別れを告げて
2013年10月07日 09:13撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 9:13
屏風岩に別れを告げて
梓川を超えて
2013年10月07日 09:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 9:17
梓川を超えて
明神岳
奥にはジャンダルム
2013年10月07日 10:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 10:09
明神岳
奥にはジャンダルム
徳澤園に戻ってきた
2013年10月07日 10:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 10:49
徳澤園に戻ってきた
徳澤園の標識
2013年10月07日 10:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 10:49
徳澤園の標識
梓川から明神岳を望む
2013年10月07日 11:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 11:07
梓川から明神岳を望む
明神岳
2013年10月07日 11:38撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 11:38
明神岳
明神岳
2013年10月07日 11:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 11:56
明神岳
サル軍団のお迎え
2013年10月07日 12:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 12:09
サル軍団のお迎え
木陰に潜む猿が見える?
2013年10月07日 12:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
10/7 12:09
木陰に潜む猿が見える?
12:30の帰りのバスに間に合うように小走りで河童橋を通過
2013年10月07日 12:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
10/7 12:25
12:30の帰りのバスに間に合うように小走りで河童橋を通過
撮影機器:

感想



 思えば5年前、単独で上高地-西穂高岳を計画したが、バイクの自損事故で肩を骨折し断念した。今回会社の山岳部2名と共に、上高地-奥穂高岳を目指すことになった。

 台風23号の影響で10/5(土) はあいにくの小雨の予報。しかし幸運にも台風は西にそれてくれた。
前夜平湯に泊り、翌朝早くにシャトルバスで上高地入りをする。朝早くからバスターミナルは観光客でごった返す。カメラを下げた60代のご夫婦に、3人の記念写真を取って頂いてからスタートした。
懐かしの河童橋。前に訪れたのは30年程前。木立の散策道を観光客とともに歩く。
梓川やそこに注ぐ清流に水藻が揺れて美しい。

 皆さん同じペースで歩くので、先程のご夫婦と休憩の度にお会いした。
お二人は涸沢にキャンプ泊して、紅葉の撮影が目的とのこと。重い荷物は持てないので、テント以外は現地レンタル、食事もヒュッテで取るらしい。我々も軽量化のため行動食のみで、三食をヒュッテにお願いしている。
レンタルは先着順なので自分らが着くまで残っているか心配されているご様子なので、我々が先に付いたらシュラフ・マット・コンパネ板を確保しておくことをお約束した。

 観光客は横尾山荘までで、ここから先は登山の装備が必要となってくる。看板の地図を見ると「滑落 死亡」などの張り紙が、事故ポイントに貼ってある。今回は低山歩きの私もレスキュー保険に入り、ヘルメット持参だ。

 ここまでくると紅葉が美しい。屏風岩の紅葉が出迎えてくれるポイントで、誰もがシャッターを切っていた。
本谷橋から傾斜が急になり息が切れる。心配された雨は一瞬で、徐々に雲が切れてきた。
涸沢に到着して絶句!
赤・黄・緑の三原色が、涸沢カール全面を色鮮やかに染めている。雪渓もまだ残っていた。

 氷河が削り取ったすり鉢状の底がテント場だ。全面ガレ場になっており、岩の上に寝ることになる。そこでコンパネ板を敷いてテントを貼るのだが、既に品切れ(シュラフ・マットは充分残っていた)。残念ながらご夫婦への約束を果たせなかった。
しかしすり鉢の上の方は石の粒度が細かくなり、砂地とも言えるテント場を確保した。遅れて到着したご夫婦をご案内すると「レンタルが残っているかを心配することなく、マイペースで登ってこれただけでも感謝です」と、とえらく感謝された。
 何かしら無欲に生きてこられたご夫婦の生き様が感じられ、私もこんな風に年を取りたいと思えた。

 涸沢ヒュッテの売店は大盛況で、生中が飛ぶように売れていた。我々もテーブルを囲み、他の登山者と飲み交わした。ここでガイドをしている方に聞くと、今年の紅葉は素晴らしいとのこと。

 翌朝早朝、涸沢ヒュッテの回りでカメラ持った人々がミーアキャットのように立ち尽くしている。
何事かと思えば、北穂高の頂きに射した朝日が、徐々に裾野ヘ広がり、紅葉が光輝く。
「おお〜〜」と人々のため息が漏れ、シャッター音がけたたましくなった。

 今日は荷物をテントにおいて奥穂高岳に登る。楽勝だ。奥穂高岳に到着すると奇遇!ここでばったり会社山岳部の長崎のOBに出会う。65歳で20kgのザックもへっちゃらの超ベテラン。53歳の方と二人で、一週間ほど北アルプスを彷徨されているらしい。
穂高山荘に降りると「ここまで来て、涸沢岳登らんでどうすると!」と、涸沢岳まで引っ張って行かれた。
お陰で3000m級を二座制覇。お二人は穂高山荘に泊まるのでお別れして、涸沢に戻った。

 涸沢小屋で、雪解けから初雪までを、涸沢の天然の岩棚で暮らすというご老人と出会った。「人はわしを仙人と呼ぶ」とのこと。定年後は弟子入りしたい所だが、家族が許してくれないだろうなぁ。
ご老人の話では、今年は十年に一度の見事な紅葉とのこと。
台風もそれたし、今回はラッキー続き。今年の幸運全部を使い果たしたかもしれない。

 最終日。空は快晴で赤・黄・緑の三原色に、澄みわたった青が加わり、この上もなく美しい紅葉だ。
名残りを惜しみつつも下山。昼に上高地ヘ着いても、それから延々と高速を走らなければならない。
ついつい足早になる。

 平日だというのに老若男女がぞろぞろと登ってくる。20,30名のツーリストの団体が10組はいただろうか。
またまた偶然に、初日に飲み交わしたガイドさんとすれ違うことができた。
30分置きのシャトルバスも、ドアが閉まる寸前に間に合った。
 もう来年分の幸運まで手を出したかもしれない…

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