赤牛.鷲羽.水晶〜紅葉の奥黒部を歩く〜双六.三俣蓮華

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月22日(水)

• GPS: 78:02
• 距離: 58.2km
• 登り: 4,595m
• 下り: 4,576m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:19

距離 18.2km 登り 2,016m 下り 535m

4:22 新穂高温泉バス停
4:30 4:34 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:52 お助け風穴
5:07 中崎橋
5:17 5:18 笠新道登山口
5:29 5:50 わさび平小屋
6:08 小池新道入口
6:52 秩父沢出合
7:06 チボ岩
7:25 7:26 イタドリが原
7:54 7:55 シシウドヶ原
8:36 8:39 鏡池
8:41 8:45 鏡平山荘
9:32 9:48 弓折乗越
9:57 9:58 花見平
10:10 くろゆりベンチ
10:32 10:33 双六池
10:37 11:09 双六小屋
11:26 双六岳巻道分岐
11:29 11:30 双六岳中道分岐
12:11 中道分岐
12:41 丸山
13:05 13:12 三俣蓮華岳
13:17 三俣峠
13:41 三俣山荘

2日目

• 山行: 10:24
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:34

距離 18.6km 登り 1,576m 下り 1,574m

1:45 三俣山荘
2:43 2:45 鷲羽岳
3:11 3:14 ワリモ岳
3:30 3:31 ワリモ北分岐
4:06 4:35 水晶小屋
5:13 5:24 水晶岳
6:16 6:29 温泉沢ノ頭
7:34 7:35 南赤牛岳
8:15 8:38 赤牛岳
9:09 9:10 南赤牛岳
10:28 10:29 温泉沢ノ頭
11:17 11:24 水晶岳
11:51 12:14 水晶小屋
12:43 ワリモ北分岐
12:50 12:55 岩苔乗越
13:39 13:49 黒部川水源地標
14:19 三俣山荘

3日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 2:24
• 合計: 7:43

距離 8.2km 登り 878m 下り 865m

4:07 三俣山荘
5:04 5:42 鷲羽岳
7:03 8:05 三俣山荘
8:44 三俣峠
8:56 9:10 三俣蓮華岳
9:33 9:34 丸山
9:57 9:58 中道分岐
10:29 10:52 双六岳
11:30 双六岳中道分岐
11:33 双六岳巻道分岐
11:45 11:50 双六小屋
11:50 宿泊地

4日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:35

距離 12.9km 登り 127m 下り 1,588m

5:48 宿泊地
6:20 くろゆりベンチ
6:32 花見平
6:43 6:52 弓折乗越
7:19 7:27 鏡平山荘
7:31 鏡池
7:58 シシウドヶ原
8:15 イタドリが原
8:25 8:26 チボ岩
8:35 秩父沢出合
9:09 9:11 小池新道入口
9:27 9:29 わさび平小屋
9:39 笠新道登山口
9:47 中崎橋
9:58 9:59 お助け風穴
10:11 10:14 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:20 中崎山荘 奥飛騨の湯
10:23 ゴール地点

天候

9/19(Day1)：朝方小雨→晴れ
9/20(Day2)：朝霧、強風→晴れ
9/21(Day3)：晴れ・風、夜間強風・雨
9/22(Day4)：強風・雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場
新穂高登山者無料駐車場。
前日18日16時到着時8割埋まっていた。3段目に駐車。
19時前には満車。

コース状況／危険箇所等

■新穂高〜双六小屋
新穂高センターから小池新道入口まで林道歩き。
特に危険個所はないが、地震の影響で斜面が崩落している箇所があったらしい。（下山時には問題なし）
とにかく帰りが長く感じる。
■双六小屋〜(中道)〜三俣蓮華岳〜三俣山荘
・小池新道は登りも下りも歩きやすい道。鏡平山荘から弓折乗越まで少しつらいが、稜線に乗れば天気が良ければ非常に気持ちの良いルート。
・双六小屋から、稜線/中道・巻道ルート分岐まで短いが急登。
今回初めて中道ルートを使ったが、カールが目の前にありなかなか迫力があった。
双六岳は巻くことになり、丸山〜三俣蓮華まではそれなりのアップダウンあり。
・三俣蓮華〜三俣峠までは斜面が急なので注意。
■三俣山荘〜鷲羽岳〜水晶岳〜赤牛岳〜岩苔乗越〜黒部源流〜三俣山荘
・鷲羽までは見た目急だがよく整備されており登りやすい。（深夜でも安心）
・鷲羽〜ワリモ〜水晶もよく整備されているがガスや深夜は少し注意が必要かも。
・水晶〜赤牛は水晶→赤牛は原則下り基調なのでよいとして赤牛→水晶は登り基調となりしんどい。
・岩苔乗越〜黒部源流。今回初めて使った。紅葉が非常に良かったが設定コースタイムに対して長くそしてダルイ・・赤牛ピストンしたせいもあり脚が疲れているのもあったと思うがもう使わない。。
■三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳
三俣山荘から三俣蓮華までは我慢の登り。三俣蓮華から双六岳まではアップダウンはあるものの気持ちの良い稜線漫歩。
今回双六台地からの槍を初めてみることができたが、これは感動。写真が止まらない。

その他周辺情報

◼︎三俣山荘
テント1張り1,000円/1人1,000円(1張り2人3,000円)
テント泊者も小屋内のトイレを利用。和式
◼︎双六小屋
テント1人2,000円(で4,000円)、外トイレは100円/回
洋式
■下山後の温泉
ひがくの湯 750円。登山者申告で700円
https://shinhotaka.com/place/766/
素晴らしいの一言に尽きる。ご飯も美味しい。

写真

9/19 4:19

sayoshida)前日16時着で登山者駐車場に停められました。
翌朝、、霧雨。止んでるんじゃなかったっけ？
回復基調のはずなので、予定通り出発です。

9/19 5:48

sayoshida)長丁場なのでゆっくり歩いて1時間ちょっとでわさび平小屋。
s_iwa)雨が止んだのでレインをここでお片づけ。

9/19 6:08

sayoshida)小池新道入口についた時にはすでに快晴

9/19 8:19

sayoshida)誰もいなかったので熊の踊り場にて熊ダンス。

9/19 8:20

s_iwa)私も負けじと踊ります。余計な体力を使う2人。

9/19 8:36

s_iwa)ヤーリホーヽ(´▽｀)/小池さんでへとへとでしたがテンション爆上がり。

9/19 8:41

s_iwa)鏡平山荘。今日は立ち寄りなし。

9/19 8:44

s_iwa)小屋前の池、少しずつ紅葉が進んでいて綺麗です。

9/19 9:12

s_iwa)弓折乗越への道のり。

9/19 9:31

s_iwa)乗越到着。

9/19 9:43

s_iwa)笠への稜線。

9/19 10:02

s_iwa)紅葉が進んできましたね。

9/19 10:06

s_iwa)チングルマのかほいっぱい。草紅葉が見事でした。

9/19 10:14

s_iwa)鷲羽と双六小屋！素晴らしいロケーションです！！

9/19 10:26

sayoshida)双六小屋到着。入口に体温測定器もありすごい！

9/19 10:47

s_iwa)お昼は双六小屋でラーメン。\1,000

9/19 10:50

sayoshida)山菜うどん。出汁がおいしい。1,000円

9/19 11:45

s_iwa)今回は中道を使います。

9/19 11:59

s_iwa)中道を振り返って。稜線ルートとの合流点の最後の登りがなかなかしんどい。結局巻道が1番楽かと思いました。

9/19 13:02

s_iwa)三俣蓮華到着。

9/19 13:04

s_iwa)かっこいい！薬師！！

9/19 13:30

s_iwa)鷲羽！！三俣山荘と紅葉と。

9/19 14:42

sayoshida)最高の展望。晴れた槍とサイフォンコーヒー

9/19 14:58

s_iwa)ケーキセット。サイフォアコーヒーとリンゴのシブースト(*⁰▿⁰*)うまー \1,300

9/19 17:36

s_iwa)中秋の名月が近いので月が丸く明るいです。

9/19 17:44

s_iwa)夕飯は小屋でジビエシチュー(*⁰▿⁰*)うまー。2日連続で頂きました。\2,800

9/19 18:07

sayoshida)槍と月。地震後だったけど、大丈夫だったんだろうか。

9/19 18:08

sayoshida)微妙にそまった鷲羽

9/20 2:43

sayoshida)翌朝。ガスと強風の中またも白い山頂と。

9/20 3:13

sayoshida)ワリモ岳。さみぃ、、

9/20 3:30

sayoshida)ワリモ北分岐。

9/20 5:18

s_iwa)ガスが晴れてきた！槍穂！！

9/20 5:19

s_iwa)朝日と共にガスが晴れてきました。幻想的な水晶岳山頂！

9/20 5:19

s_iwa)晴れてきたので記念撮影。

9/20 5:34

sayoshida)これから向かう赤牛。読売新道に滝雲がかかってましたが取れつつあります。

9/20 5:34

sayoshida)薬師

9/20 5:34

sayoshida)モルゲンにそまった薬師

9/20 5:35

s_iwa)薬師と読売新道と。

9/20 5:35

s_iwa)染まる黒部五郎岳。

9/20 5:36

s_iwa)アップで、読売新道の奥で染まる剱。

9/20 5:38

s_iwa)雲海が美しい。

9/20 5:45

sayoshida)燃える太陽

9/20 5:49

s_iwa)こうしてみると赤牛すごく近く見えるのに…

9/20 5:53

sayoshida)きれいー

9/20 5:53

sayoshida)幻想的

9/20 5:56

s_iwa)読売新道本当に美しい稜線。

9/20 6:01

s_iwa)歩いて来た道と雲が晴れた水晶。

9/20 6:10

s_iwa)温泉沢の頭。今まで死角に入っていた道が見えてきました。

9/20 6:18

sayoshida)雲海と滝雲

9/20 6:19

s_iwa)黒部五郎岳と雲ノ平山荘。美しい。

9/20 6:30

sayoshida)振り返れば槍もばっちり

9/20 6:35

sayoshida)遠い赤牛・・

9/20 6:49

s_iwa)何度も振り返ってしまう、美しい稜線。

9/20 6:57

s_iwa)バリエーションに飛んだ稜線。

9/20 7:05

sayoshida)南赤牛岳斜面の紅葉

9/20 7:08

s_iwa)花崗岩がごろごろ。

9/20 7:10

s_iwa)雷鳥家族！6羽で朝ごはん中可愛い(о´∀`о)

9/20 7:32

s_iwa)振り返って水晶。帰りも長いな…

9/20 7:34

sayoshida)槍・水晶・笠

9/20 7:40

s_iwa)赤土ゾーン、赤牛もそろそろもうすぐでしょと思わせてから結構長い。

9/20 7:43

sayoshida)あの遥か遠くから歩いてきたんですよ。
s_iwa)遠かった。

9/20 7:47

sayoshida)赤牛岳到着。ちょうどだれもおらず独占！！

9/20 8:17

s_iwa)このために持ってきましたレッドブル。

9/20 8:18

s_iwa)レッドブルでカンパーイヽ(´▽｀)/シャッターありがとうございました。

9/20 8:46

sayoshida)景色堪能後、戻ります。なげぇ、、

9/20 9:17

sayoshida)紅葉と水晶
s_iwa)この辺りの紅葉はちょうど当たりの時期に来られたのかも！

9/20 9:55

s_iwa)歩いても歩いても水晶はまだ遠く。

9/20 10:23

sayoshida)温泉沢の頭まで。ここまでも登りがしんどかったな、、

9/20 10:24

sayoshida)赤牛を振り返って。ガスがかかってきた。

9/20 10:35

s_iwa)水晶がやっと近づいて来た。

9/20 10:39

9/20 11:46

s_iwa)水晶小屋。裏銀からどんどん上がってきていますね。

9/20 12:11

s_iwa)水晶小屋の前で一休後、三俣山荘へ向けて帰ります。

9/20 12:24

s_iwa)行きはがすがすでしたが、通って来たワリモ鷲羽。

9/20 12:26

sayoshida)水晶小屋〜岩苔乗越途中。ここも晴れているのは初。いい紅葉。

9/20 12:28

sayoshida)鷲羽とワリモ

9/20 12:42

sayoshida)疲れているので、ワリモ・鷲羽は寄らず源流ルートで戻ります。

9/20 12:47

s_iwa)紅葉の美しい黒部の源流へ。

9/20 12:50

sayoshida)岩苔乗越

9/20 13:08

sayoshida)源流ルート、紅葉よさそう。

9/20 13:25

sayoshida)祖父岳斜面と紅葉

9/20 13:33

sayoshida)いい感じに染まってます。

9/20 13:43

s_iwa)ふかふかの紅葉の絨毯。

9/20 13:51

s_iwa)黒部川水源地標。岩苔乗越からここまでが大変辛かったです。この山行で1番辛かった_(┐「ε:)_足が棒。
sayoshida)膝も死んだ、、

9/21 5:06

s_iwa)翌朝！晴れたので鷲羽に再び登って朝日を堪能いたします。

9/21 5:09

s_iwa)鷲のポーズのつもりが…ブーン…

9/21 5:10

sayoshida)ようやく見えた鷲羽池

9/21 5:12

s_iwa)焼けてきた。

9/21 5:15

9/21 5:17

sayoshida)富士山と八

9/21 5:19

s_iwa)シルエットですが、2人で記念撮影。シャッターありがとうございました。

9/21 5:21

s_iwa)カッコよく撮ってくれた(*⁰▿⁰*)

9/21 5:22

s_iwa)月と黒部五郎。

9/21 5:33

s_iwa)御来迎！

9/21 5:33

s_iwa)染まって来た薬師。

9/21 5:33

s_iwa)水晶、薬師も染まる。

9/21 5:35

9/21 5:37

s_iwa)染まる笠と黒部五郎。

9/21 5:37

9/21 5:39

sayoshida)シュ！バサバサ〜。

9/21 5:39

9/21 5:45

sayoshida)きれいだー。

9/21 5:51

s_iwa)美しい！鷲羽大池と表銀座、槍穂！これが見たかったのです。

9/21 5:54

sayoshida)鷲羽池と槍

9/21 6:22

sayoshida)硫黄沢付近から水蒸気が。。地震と関係がありそう。

9/21 8:00

s_iwa)三俣山荘、お世話になりました。チャリティー手拭い購入して帰りました。通常手ぬぐいより少しお高めですが、登山道の整備に使われるそうです。

9/21 8:03

s_iwa)撤収済みですがテン場。テント周りに服を干しすぎて、マイテントの写真を毎回撮り損ねました。

9/21 8:39

s_iwa)三俣蓮華再び登るよ！

9/21 8:41

s_iwa)水蒸気ずっと上がってます。

9/21 8:41

9/21 8:57

s_iwa)イワギキョウ。今回の山行は荷物が重すぎでしゃがむのが辛すぎてお花の写真おしまい。

9/21 8:59

s_iwa)三俣蓮華到着。今日は雲ひとつない最高のお天気で槍と表銀座ビューが素晴らしいです！！

9/21 9:00

sayoshida)三俣蓮華山頂標と槍

9/21 9:04

sayoshida)4年前もやった、3県にまたがる男。
s_iwa)と、のんびり写真を撮っていると、山頂標前の岩場に置いていた私のストックを岩場に登った方に踏まれ折れる事件が…その場で弁償すると現金を渡されましたが、その後の山行に支障がなかったか後で心配になりました…が、下山してその足でストック買って帰りました。

9/21 9:27

s_iwa)鷲羽と双六小屋からの巻道。

9/21 9:36

s_iwa)いやー本当に今日はいい天気。

9/21 9:39

9/21 9:44

s_iwa)笠を眺めながら双六岳へ。

9/21 10:29

9/21 10:30

s_iwa)来たー双六台地。

9/21 10:44

s_iwa)笠どーん。

9/21 10:46

sayoshida)いつかは行きたい笠ヶ岳

9/21 11:03

sayoshida)素晴らしすぎて足がとまっちゃうよ。。

9/21 11:06

sayoshida)ようやく見られた双六台地からの槍

9/21 11:06

s_iwa)槍を見ながら双六台地が歩きたかった！4年前雨とガスの中歩いたけれど今回は晴れてるよ！やった！！

9/21 11:11

s_iwa)双六台地から笠ヶ岳。

9/21 11:19

9/21 13:03

s_iwa)本日の我が家。風があまりにも強く、フライの設置を諦める。

9/21 13:16

s_iwa)お昼ご飯は双六小屋でカレーうどん。\1,000
今季最後のうどんです。皆さん双六小屋は今季うどんはもうありませ。最後のうどんは私が食べちゃいました。

9/22 4:20

sayoshida)夜は雨風強くほとんど寝られなかった、、雨はやんで風は相変わらず。皆さん起床済み。

9/22 5:49

sayoshida)出発前。ガスガス＋強風です。

9/22 6:45

sayoshida)初日とは大違い。

9/22 10:26

s_iwa)げざーん。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

E-PL9 OLYMPUS CORPORATION

SM-A750C samsung

感想

sayoshida

シルバーウイークに休みをとり、ついに念願の赤牛岳メインで縦走してきました。
18日は台風影響のため、移動日にし19日から入山。
19日（Day1）
　えっ、、なんかガスで小雨なんですけど、、。(　゜д゜)
レイン（上）を来てAM4:20頃スタート。さすが3連休で初日が台風でつぶれたからなのか、笠新道方面に行く人が多し。ガスも取れ快晴。かといって暑くもなく適度に涼しい風が吹く中、勝負は2日目と体力を温存するためゆっくり登ります。
しかーし、熊の踊り場で熊踊りをして無駄な体力を使い、AM10:30頃双六小屋へ到着。昼食後、初めての中道ルートで三俣蓮華へ。双六小屋から三俣蓮華までがザックの重さに疲れてヘロヘロ。。三俣山荘到着しテント受付後、山荘の食堂でケーキ＋サイフォンコーヒーでようやく休憩。
まったりテント内で休んでいたら地震。槍ヶ岳付近が震源でしたが、鷲羽でも土砂が崩れる音がして砂煙が上がりました。幸い登山道に影響はありませんでしたが。

20日（Day2）
　赤牛岳ピストンの本番。AM1時起床。・・・ってめちゃめちゃガスってるじゃん(´；ω；`)ウッ…。
それでも晴れると信じて、AM1:45発。ガスガスの鷲羽・ワリモ岳を越えてAM4時頃に水晶小屋到着。めちゃめちゃサムイ。。めちゃめちゃきれいなトイレ（4年前に来たときは新築中だった）で、ついでに暖も取らせてもらい、水晶岳で日の出を見るため出発。水晶岳の日の出は何とか見ることができました。雲海もあり感動！
赤牛岳に向かいます。温泉沢の頭を越え、アップダウンを繰り返して残り30分？くらいのところで赤牛から来る人と数分会話。後で確認すると水晶小屋泊 AM3時発の「yonayo3」さんでした。・・・で赤牛岳到着〜。ちょうど誰もおらずしばらく独占状態でした。そしてド定番のRedBull！
奥黒部ヒュッテから登ってきた方と「（RedBull）ですよね〜」と言いながら、30分近く滞在。
戻ります。。が復路（赤牛→水晶）は絶望的なくらいしんどい。疲れながら水晶岳に到着。が、ガスに微妙にまかれ、水晶から雲ノ平を拝むことはかないませんでした。
（疲れているので）ワリモ岳〜鷲羽岳経由ではなく、岩苔乗越からの源流ルート。紅葉はキレイなものの、きらいな微妙な段差・石/岩・斜度で脚＋膝がアウト。
ヘロヘロになってテント場につき2日目終了。

21日（Day3）
　AM3時半に起きるといい感じの晴れ具合なので、日の出を目指して鷲羽岳へ。ようやく晴れた鷲羽岳山頂からの眺望を見ることができました。
元々Day3は黒部五郎予定でしたが、昨日の疲れもあり、、無理無理。休養も兼ねて双六小屋までの短時間ルートです。
双六台地も4年前はガスにまかれたので、今回見ることができてこちらも感動！写真撮りまくり。
　終始強風で、夜に風＋雨となり雨が止むAM1時頃？まではほとんど寝付けず。（が、クロスオーバードームの風雨テストができた）

22日（Day4）
　雨はやんでるもののガスと強風。ヘッデン不要となる時間までまって下山開始。鏡平付近では結構な雨に降られましたが、約4.5Hで下山。
　ひがくの湯で4日間の汗を流し、飛騨牛を堪能し帰宅。

総評：
（天気もよく）すばらしかった。黒部五郎＆薬師は折立経由で来年かな。赤牛はきつかったけど、あまりある眺望だったのでまたやってもいいかな。

s_iwa

5年くらい前に遠くから見た赤牛のカッコ良さに一度は行ってみたい、と軽く思い。
それ以降赤牛のレコをひたすら読み漁った。
やっぱり行ってみたい。
私の体力だとテント装備で赤牛を目指すとどうやっても3日は必要。できれば4日欲しい。
そんなに連休の取れない私ですが、なんとか無理矢理休みをねじ込んだ日に限って台風や雨に諦め、流れに流れ、やっと赤牛へ行ってきました！
新穂高から目指すので、4年振りに鷲羽、水晶、三俣蓮華、双六にも行ける！
この辺りは前回雨に降られて展望を全く見ることができなかった白い白い世界しか見たことがなかったのでリベンジできる！！

8月はお天気が良くなかったため、あまり山に行けていないので体力的に不安はあったが、このお天気に休みが取れそう。行くしかない。
とはいえ、久々のテン泊装備で新穂高から三俣までの道のり。
しっしんどい！足が重たい。最近12リットルザックばっかり使ってたから体を甘やかしすぎてた。双六から三俣山荘まではきつかった。

2日目2時前にテンバを出発するもののガスで真っ白。鷲羽はリベンジならず1メートル先も真っ白！鷲羽との相性の悪さに涙。
一瞬ガスが晴れて、月明かりに照らされた鷲羽と水晶が美しかったですが、一瞬の出来事でした。本当なら中秋の名月前の明るいお月様と星空を堪能しながら歩ける予定だったのでテンション上がらず。そして防寒のチョイスをしくじり、ダウンやフリースをテントに置いて来てしまい、ウインドブレーカーとレインだけで、水晶小屋前で朝食休憩中寒くて心がぽっきり折れそうでした。トイレチップを200円お納めし、トイレで20分近く暖をとる怪しい夫婦。
意を決して水晶の山頂にたどり着くと、ガスが晴れて少しずつ周りの山々が見えて来て感動もひとしおでした。
そして憧れの赤牛へ。温泉沢の頭までは行きは下りでかなり楽ですが、帰りのことを考えるとなんてえげつない下り。温泉沢の頭からはひたすら小さなアップダウンを繰り返し、このアップダウンは山レコで色々見て来たつもりでしたが、想像以上の長さでした。
辿り着いた赤牛からの展望は素晴らしく、本当に行ってよかった。
3日目は体力が残っていれば黒部五郎岳へ、などと言っていましたが、体力は残っていない！せっかく晴れたので、鷲羽に再度登って今度こそ鷲羽大池を見に行くことに。
鷲羽の山頂からの景色は素晴らしく、無理して黒部五郎へ行かず、鷲羽に行ってよかった。また鷲羽は白くて何も見えない山と思いながら帰ることになるところでした。黒部五郎は薬師とセットでまたの機会に。

双六小屋へ移動してテントを張替え、しかし風が強くて苦戦。1人でささっと張っている方すごすぎる。後から我らと同じテントを張っている2人組を観察させていただいたところ、私達とやること一緒で、やっぱそうなるよね…と眺める。
夜から朝にかけて暴風と雨でしたが。クロスオーバードームがあれくらいの雨と風が大丈夫なんだと言ういいテストが出来て良かったのではとプラスに考えようかと。翌朝もちょうど撤収時に雨が止んでくれたのもありがたかったです。
全日快晴とは行きませんでしたが概ね天気に恵まれ楽しい山行でした。

反省点！荷物の重さに弱すぎる！！