東多古知谷(ひがしたこちだに)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 553m
- 下り
- 561m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:40
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
多分今年最後の沢登り。大峰の初級沢をネットで検索するつもりで【多古、沢登り】と入れると東多古知谷がヒットした、鈴鹿は御在所の沢で70mもある大滝があるらしい。行程は短く下山は登山道で楽々。A松さんのリクエストもあってここに決めた。西宮山岳会からB東さん、神戸山スキーからはM崎さん、A松さん、T佐さんが参加してくれました。
鈴鹿スカイライン表登山道のパーキング駐車、少し下って登山道入口すぐの堰堤を越えて沢に降りる。
早速のCS6mは右岸岩棚巻き、続く岩間滝5mは岩の隙間をザックを外してずり上がる。V字ゴルジュだが明るく綺麗。
さらに右に折れて斜瀑20m、階段状に見えるが念のためロープを引く。Tさんにはロープワークの練習のため?と冷やかされるがトップだと緊張する。中ほどでファッションアイテム?のカムを入れたらすぐ上にリングボルトがあった。後続は中間エイトでビレイする。
で、すぐ大滝70m、展開早っ!まだ入渓30分くらいかな。上部は見えませんが見事な滝です。事前情報で大滝登はんの離陸ポイントは分かっていた。難しいらしく動画でもてこずっていた。今後も登るつもりは全くありませんがあーだこーだと議論するのが楽しい。大滝は左岸をトラバースしながら戻り小尾根に沿って高度を上げ落ち口に出る。巻き道は急だがしっかりしており問題はない。
二又の滝はセオリー通り水流の細い右又を登りきってから樹林帯をトラバース、右又は滑っておりおっかなかった。T佐さんがサラッと登り僕らが手こずっているのを見て確保のため、ハーケンを打ち出した。ロープを出す前に全員フリーで登れたがここは確保が正解だった気がした。
その後も滝はじゃんじゃん続き、最後まで楽しめた。いよいよ標高1000m近くまで来るとダムが近いのか水質がやや悪化してきたところで、登山道が横切り遡行を打ち切った。
表道経由で山頂を踏んでダムを周回するルートで再度表道に合流し下山した。下山後はアクアイグニスで汗を流し、帰路についた。
ということで、楽しい一日が過ごせました。皆さんありがとうございました。
【今回のヒヤリハット】
1.岩間の段差で上からザックを掴んで後続をフォロー(ザック重量を軽減する程度のつもり)していた。足がスリップしたのを一度降りて仕切り直すのだと勘違いして手を離した。仰向けに転倒、後ろにいたM崎さんがとっさに止めて事なきを得た。
2.斜瀑で後続を中間エイトで確保したが、ロープダウンの際、中間エイトが岩間に引っかかり、Tさんが下からグイグイロープを引いたところ、スッぽ抜けて勢い余ってひっくり返りそうだったらしい。斜瀑でのロープダウンの際、結び目は解くことと、あらかじめロープダウン、アップのサインを決めておくべきだった。
事故は一見なんでも無い所で起きるを今回もまた実感、ヒヤリハット事例は備忘録として集計し、今後に生かしたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する