折立〜薬師岳、黒部五郎岳 至高の稜線
- GPS
- 50:42
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,381m
- 下り
- 3,367m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:30
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:55
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日泊で土日、御嶽山と雨飾山に行って帰ってきて、水曜夜出発で今度は薬師岳、黒辺五郎岳というやりすぎスケジュールだったのと、当初の予定をキャンセルしなくてはならず、結構直前まで行くか迷っていたのだけど行ってよかった山行でした。
当初7月に行く予定が天気が悪くて他の山に行くことになったりと二転三転していた計画 。
いつも計画をしてくださる同期のtakatakasun様には感謝しかない。
折立までなら毎日あるぺん号で行くのが効率良いみたいなのですが、今回は車で行くということで。ロングドライブ。takatakasun様運転ありがとうございます。折立へ入るために有峰林道の入口で6時に開くのを待ちつつの車中泊。
折立まで小一時間。からの出発!
みんなスタートは同じぐらいの時間帯なので急な登りも多い樹林帯はまあまあ人がって感じだったけど、樹林帯を抜ける頃にはバラけてきて良いペース。開けた視界、なだらかな(なだらかそうに見えるだけなんだけど)山並が美しかった。紅葉も少しずつ始まっていて秋の空と相待って平和な空気に包まれつつ、太郎平小屋まで。まさか竹の皮に包まれた中華ちまきに会えるとは思わなかったけど、元気が出る滋味深い美味しさよ。
そこから20分ほどの薬師峠キャンプ場へ。平らな地面があるし、ペグも刺さるし快適なテント場でありがたし。そこまで混んでいない。テント場の受付で35缶のビールとコーラのみ買える。500缶が欲しい人は太郎平小屋で買ってから行くといいと思う。ささっとテントを張ってからの薬師岳へ。
おなかが空いたし寒いしで薬師岳の小屋でラーメン。おいしい!沁みるねえ〜
紅葉し始めたカールが美しい。にしても、あまりに寒い。風が強い。ガスガスで山頂の眺望なし。。。風速1mで体感温度が1度下がるらしい。間違いなく体感は氷点下でした。山頂滞在時間約5分。((´∀`))ケラケラ
テント場に戻って宴会。
化粧ポーチを忘れ、日焼け止めもリップクリームも忘れたくせに、食糧は忘れず持ってきた。家で干してきたシイタケにコンビーフ×マヨを詰めて焼きました。
ビールすすむ〜
飲んで食べて、一日目終了。
2日目4時起床の予定でしたが、勘違いで3時起床。長丁場だし、午後から曇ってきたので、正解でした。ゆっくり朝食を食べて、夜明け前に出発。
刻々と陽の光で映しされされていく広がる景色にうっとりしつつ、霜のついた滑る木道を歩くのでした。池塘がキラキラ。穏やか。広がる遠景の山並みが美しい。素敵な稜線歩き
つっても、なかなか黒部五郎岳は遠い。広がる風景になだらかそうで、なかなかの距離と高低差もあったりする。スピードの差も感じる。私はよく躓くのでびっくり心配される。。。色々、どうにかしないとなあ。。。日々の積み重ねですが。。。
無事、黒部五郎岳山頂まで。
360度のパノラマ。若干霞んでいるけど遠くまでよく見える。本当に気持ちのいい天気だなあ。で、この後カール側からの黒部五郎がおすすめと聞いて、降りて行くことに・・・
確かに絶景。こりゃすごい。山頂についたのが雲が出る前で本当に良かった。
でも登り返すのよね・・・そしてあの長い道のりを帰るのか・・・と思ったりも。
荷物は軽いけど、ピストンはやっぱりつらいなあ。しかもガスガス。案の定飽き気味。でもビールが待ってるから頑張った。二日目の宴会メニューはかに玉よ!山の中でいただける幸せよ。なんやかんや結構飲んで食べて就寝。
3日目は下るだけ。稜線上は写真を撮り景色堪能しつつも、3時間かからずサクサク下山。
また来ればいいけど、やっぱり終わっちゃうのはさみしい。また違うルートで来たいなあと思ったのでした。楽しかったなあ。
takatakasun様ありがとうございました。また行きましょう!
至高の稜線。最高の眺望。人生で一番かもしれない。時間が経つのを忘れる。ずっとここにいたい。毎年来たい。
ずっと行きたかった薬師岳と黒部五郎岳。今年も天気悪く何度か延期したけど、ようやく実現。同期のkzmixと。KEIJIは残念ながら仕事でキャンセル。
前夜。松本ICから下道で有峰林道東谷連絡所前で車中泊。下道100kmはなかなか長い。林道もワインディング続きで楽しいかど、ちと長過ぎる。運転疲れた。軽く飲んで就寝。
初日。有峰林道6:00開通。一番乗りで折立まで快調に進む。折立出発は快晴。樹林帯を抜けて三光ベンチで眺望が開けて薬師岳と太郎山の稜線が。いきなりテンション上がる。
再びの樹林帯を抜けると太郎平の絶景の中、木道を進む。幸せの道。なんて幸せなんだと噛み締める。太郎平小屋に到着。風が冷たい。中華チマキをいただく。めちゃ美味い。
薬師峠キャンプ場にテント張って薬師岳へ。ガスガス強風。かなり寒い。この時期の北アルプスの午後だとしょうがないよね。薬師岳山荘でラーメン食べて温まってから登頂。眺望なし。ここから剱岳方面の眺望を見たかった。またの機会に。初日は太郎平までの眺望で満足。下山してテントで宴会。
2日目。この日も朝から快晴。夜明け前から歩き出す。朝霜で木道がツルツル滑って怖い。朝焼けに焼ける池塘を眺めながら進む。北ノ俣岳への稜線が素晴らしい。ビクトリーロードと呼びたい幸せの稜線。
前方にはこれから向かう黒部五郎岳、振り返ると薬師岳。左手には水晶岳と赤牛岳。絶景。これ以上ない眺望。水晶岳から朝日が昇る。感動が凄すぎる。おかしくなりそう。
黒部五郎岳への最後の急登もご褒美に感じる。山頂からの眺望はまさにパーフェクトなパノラマビュー。北アルプスの山々が一望。南には槍穂高、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山が連なる。北には水晶岳、赤牛岳、薬師岳。その奥には剱岳と後立山連峰。黒部五郎カールの奥の鷲羽岳もカッコ良い。
せっかくだからと黒部五郎カールまで降りて山頂を見上げる。登り返しも気にならない素晴らしい眺め。わざわざ降りてくる価値あり。ずっと楽しい。にやけっぱなし。
登り返すと山の反対側はガスガス。ホント山の天気は変わりやすい。良いタイミングで山頂とカールに来れました。帰りはガスの中をのんびり進む。いい道だけど、帰りはやっぱり長く感じる。太郎平小屋でビールを買って、再びテントで宴会。
幸せ満喫した後の宴会は殊更美味しい、楽しい。
この日のメインのアテはkzmixのカニ玉。山の上で食べられる幸せ。美味しかった。ありがとう。
最終日。今日も晴れ。黒部五郎岳と北ノ俣岳が朝日に焼けるのを眺めながら撤収。太郎平の下りの景色も素晴らしく、下山も楽しく歩くことができました。
ホントにこんなに幸せでいいの?と何度も思う素晴らしい縦走路、素晴らしい山行でした。来年もまた来たい。次は室堂から笠ヶ岳まで縦走したいな。
同期のkzmixには前夜泊付2泊3日の長旅に付き合ってくれてありがとうございました。ホント楽しかったです。また行きましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する