剱岳 室堂→剱岳→真砂沢→黒部ダム テントはやっぱり重いよね(^^;;
- GPS
- 16:00
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,569m
- 下り
- 3,507m
コースタイム
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 2:33
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 3:19
- 合計
- 7:57
天候 | 1日目:快晴のち時々キリ 2日目:快晴のち時々曇り 3日目:雷雨のち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●扇沢有料駐車場 1,000円/1日 私の利用した精算機は千円札しか利用できませんでしたので、事前に日数分の千円札を準備しておく事をお勧めいたします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【主な危険箇所】 ●山と高原地図上に記載のキケンの文字はおおよそその通りです。 ●この時期の劔沢雪渓の融解は激しく、基本的にこの時期限定の夏道に誘導されています。ただし、通年登山者が入る道と言うわけではなく、雪により毎年踏み跡がリセットされる所もあることから、トラバース路の大半が足場が脆くて危険だと感じました。足腰に自信のない方は、通行に関して細心の注意を払って通過した方が良さそうです。 ●真砂沢ロッジから黒部ダム方面へのルートは、沢筋を通過します。大雨により涸沢が一気に増水した場合は登山道が水没して無くなりますので、天候による判断が重要です。詳細は下記に記載します。 ●剱岳山頂付近、カニの縦ばいを登った辺りから朝露の凍結が見られました。これからの時期は早朝は特に凍結にご注意下さい。 【コース状況】 ●室堂→雷鳥沢キャンプ場→剱沢キャンプ場:雷鳥沢キャンプ場までは観光ルート。そこから少し登山道らしくなりますが、全体を通じて特に問題となる場所はありません。道も広く、スライドもしやすいです。 ●剱沢キャンプ場→剣山荘→一服剱:キャンプ場出口で迷いましたが、キャンプ場受付の奥にルートが続いています。また剱澤小屋周辺も少し迷いやすいかも知れません。小さな案内看板を見落とさないように。 ●一服剱→前剱→剱岳山頂:前剱までは上り下りともに同じルートを通行します。前剱からは上り下りのルートが別れますので、登りの方は特に前剱を巻かないように進まないと、その後上りルートに出られませんのでご注意を。何名か下り専用ルートに侵入してきている方がいましたので、戻った方が良いと促しました。 その他、有名な鎖場等は皆さんが言われているとおり、注意を払って通行が必要です。 ●剱沢キャンプ場→剱澤小屋→真砂沢ロッジ:夏道は右岸からスタートします。平蔵谷出合が見えてくる辺りで、若干ルート不明瞭な場所があり、踏み跡を辿ると雪渓近くのガレ場まで誘導されがちですが、夏道としては間違いです。今の時期には平蔵谷出合までずっと右岸のトラバース路を進みますので道迷いに注意。なお、不明瞭な踏み跡辺りから雪渓に降りて、平蔵谷出合辺りまで雪渓も歩ける様子(真砂沢ロッジ情報によるもの)。ルートファインディングや雪渓の状態判断、またその後の夏道への復帰場所など、安全性において不確実な場合は夏道ルートを辿ることをお勧めします。 また現時点では、平蔵谷出合で1度雪渓に下されますが、雪渓は渡らず、またそのまま直進もせずに再び右岸に登ります。 長次郎出合で初めて雪渓を横断します。その後はピンクテープを外さずに左岸を進めば間も無く真砂沢ロッジです。 ●真砂沢ロッジ→ハシゴ谷乗越:渡渉後、まもなくかなりの急登が始まります。乗越まではこれでもかと登らされます。また増水時には二股方面への分岐の渡渉が出来ない事があるとの事。天候によってルート取りの判断が必要です。 ●ハシゴ谷乗越→内蔵助平→内蔵助谷出合:下り基調となります。途中から、涸沢そのものが登山道となります。河原石がゴロゴロとしている道を長く歩くため、怪我などに注意。また、大雨増水時には、普段は涸沢のこのルートが全て川となり、通行不可となるそうです(真砂沢ロッジ情報)。天候の判断が必要です。 また、涸沢以外の部分も細い斜面トラバースが非常に多く、足元の笹や石に躓かないように注意が必要です。 ●内蔵助谷出合→黒部ダム:出合からは黒部ダム方面へトラバースルートとなりますが、少し上り基調です。引き続きトラバース路での転倒などに注意。 また、ダム放流時には、最後の渡渉が困難になる事もあるようです。増水に注意。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●大町温泉郷 薬師の湯 JAF割引あり https://www.omachionsen.jp/shops/2012/03/post-7.php |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
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飲料
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ヘルメット
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感想
秋の剱岳と、一度泊まってみたかった高評判の真砂沢ロッジを満喫するために、再び立山を訪れました(^^)
当初の予定は1泊2日の土日真砂沢ロッジ宿泊。でも天気予報では日曜日が✖️となり、そうすると元々予定していた黒部ダム→真砂沢ロッジ→剱岳→室堂 のルートだと、悪天候の日曜日に剱アタックとなってしまう。。。飛び石連休を元々有給で埋めて本物の連休にしていたので、前日に急遽テントをパッキングして、逆ルートの剱沢からゆったり2泊でスタートすることに決めました。
何気に今年お初のテントだったのかな?久々の19kg越えは身体にずっしりきます。けれども、雷鳥沢キャンプ場を過ぎて本格登山道に入ったところから、それほど身体にキツさが無くなり、休むことなく淡々と登ることが出来ました。
雷鳥坂を登っている途中、久しぶりに同業者でかつ山友達でもあるスギちゃんにバッタリ出来たのもすごくうれしかった出来事でした✨かつて一緒に阿弥陀の南陵などをご一緒したスギちゃんともまた今度歩きたいな〜♪
剱岳には予想以上に早く着いてしまって、運良く山頂で御来光が拝めました!下山はカニの横ばいの下で1組抜かせてもらってそのまま1番手でゴール。すれ違う方々10数人に『1番ですね!何時に出たんですか?』と言われました 笑
その流れで二つ目の目的地の真砂沢ロッジへも若干早めに着いてしまい手持ち無沙汰に。でもここは何と小屋泊の人限定で、シャワーが使えるのです♡ 早く着いたのでゆっくりシャワーを浴びさせてもらって、午後からポツポツ到着してくるテン泊の方々とビール片手に語り合う時間が最高でした(^^)
ロッジ自体も、噂通りの素晴らしいご主人と奥様の対応で大感動✨ 隅々まで清潔で、登山者のことを本当に丁寧に対応してくださって、またいつか必ず訪れようと思うロッジでした!
3日目は雨の中、これまた超苦手な沢沿いルートを進みます。夜中の2時半に突如として稲光と雷鳴で起こされた私は、沢が増水するところを流される光景ばかりが頭に浮かんでしまってその後は怖くて寝れませんでした。悶々としながら本気で『今日は剱沢へ登り返して室堂経由で帰ろう』と決心したほどです。けれども朝になると雨も止み、剱岳方面もキレイに見えています。小屋のご主人がまだ沢は増水してないから早めに出た方が良いと教えてくれた事で、渡渉嫌いの私も心を決めました。『渡渉は怖いけど恐怖心から早く歩く自信だけはあるゾ😅』と。ご主人のアドバイス通りに増水する前に全部の渡渉と危険地帯を終えようと足早に歩くことにしました。
間も無くすると、昨日テント泊の方で歓談させてもらった方に追いつきます。人気の無さそうなこのルートを一緒に歩ける人がいると心強く、その方とは結局最後まで即席パーティーとしてご一緒させていただきました♪♪ 最後までこのルートでは誰にも会うこともなく、ご一緒させていただいて本当に良かったなと安堵しました。不安な渡渉を乗り切れた御礼に、薬師の湯まで車でお送りして別れを告げました(^^)
久々のテント泊とマッタリ一人旅の3日間。
先週からの立山界隈歩きを含めると、もう当分はこのエリアは来なくても良いかなと、今のところはお腹いっぱいです(*^^*)
緩めの里山ハイキングが恋しくなりました〜。
久しぶりの一番コメントゲットかな。
百高山コンプリ後の1座目が劔岳、アルプスは思い残すことないね!
自分も百名山コンプリ後の一座目は、どこにしよ。。甲斐駒ヶ岳たたりかな。なんか、ちょっと迫力にかけるな。。
自分も3,4年前の夏に、重いテントで剣沢にテントして、早朝から剱岳に登ってスゴイ感動したのをこのレコで思い出しまた行きたくなりました。でも、北アルプスはもう来年かな。
で、この日程で剱岳なら、木曜日、笊ヶ岳誘っても登れないでしょ?笑。あんな山登って翌日から剱岳は無理だわ笑。
イチコメです(^^)
剱沢キャンプ場のレコはよく見てたけど、秋の季節が本当に美しいなと思っていたので、いつかこの時期にテントしてみたいと思っていた場所でした✨ イメージ通りに秋の剱は一層美しかったよ〜!
ザルは、山百やってないので自ら行こうと言う気持ちにならず、誰かに乗っかれば行くかな〜って思ってたから、実は murphyさんのお供を心底狙ってました🤣ご一緒出来ずに残念だったけど、また自分で行く気になったら気合い入れて行ってきまーす♪♪
当分はまったり里山がいーなー、、、という気分です。
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