【裏越後三山】陽の水キャンプは天気に恵まれず😭

2021年09月26日(日) ~ 2021年09月27日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 28.3km
• 登り: 2,853m
• 下り: 2,834m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:40

7:20 荒沢岳登山口
11:05 11:45 荒沢岳
14:00 陽の水

2日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:45

5:10 陽の水
6:30 6:40 兎岳
8:45 9:05 中ノ岳
12:25 12:30 越後駒ヶ岳
12:40 13:25 駒の小屋
15:15 15:20 道行山
16:45 石抱橋
16:55 荒沢岳登山口

天候

26日(日) 曇りのち雨
27日(月) 曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平の荒沢岳登山口に駐車。朝7時でほぼ満車。

コース状況／危険箇所等

荒沢岳の前クラは危ないが、鎖やハシゴでプロテクトされているので管理された登山道と言える。ここは想定内だろう。
問題は中ノ岳〜駒ヶ岳の間で、岩場のプロテクトはほぼ無い。木の根も複雑に絡んでいる所が多く滑りやすいので、投降には十分注意が必要。北アルプスも南アルプスも登山道でこれほど危ない箇所は他に知らない。100名山と200名山を結ぶ縦走路とは思えないワイルドさだ。

その他周辺情報

銀山平 白銀の湯650円。関東からの登山者にも親切でなごみました。タオルを忘れたら大声で呼び戻してくれ、助かりました。

写真

9/26 7:16

【1日目】
荒沢岳登山口はほぼ満車。停められて良かった

9/26 8:34

前クラの尖りがすごい。緊張。

9/26 8:57

鎖場。とんでもなく急で縦走装備では辛い。

9/26 9:09

まだまだ難所は続く。この手前で単独の外国人の方が引き返していきました。

9/26 10:18

ナナカマドの実が鈴なり。長居したらクマがやって来そうだ。

9/26 10:27

前クラから山頂部。ここから先は難所はない。

9/26 10:58

秋色。

9/26 10:58

稜線に出た。いやー素晴らしい紅葉。登ってきた尾根も大蛇のような曲線。

9/26 11:09

面白い2人組にお会いし、長話してしまいました。
コロナ禍でも楽しい山話が出来るのは有難いことです。

9/26 11:50

兎岳への縦走路へ。荒沢岳がものすごい鋭角。ちなみに2012年の尾瀬への縦走ではこの辺(荒沢岳西峰)に宿泊しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-186817.html

9/26 12:01

この縦走路は看板が定期的にあって安心です。

9/26 17:51

このあと雨になり写真なし。陽の水はガスで景色なし😭
雨の中テントを張るのは本当にいやなもんですね。

9/26 17:53

Everything is wet😭

9/27 5:41

【2日目】
出発してしばらくガスだった。お、ご来光見えるか？

9/27 5:45

やった！ 一瞬でしたが見られて良かった。

9/27 5:51

群馬県から雲海がモレ出してます。こっちまで来て欲しくないです。

9/27 6:08

遠くから眺めてる分には綺麗な滝雲です。

9/27 6:24

陽が当たると綺麗ね。

9/27 6:45

予報大ハズレのイマイチな天気ですが、降られないだけ幸運と思うことにしよう。

9/27 7:37

越後の山の豪雪ぶりは本当に凄い。この時期で1000mちょいのところにまだ豊富な雪渓が。

9/27 8:27

中ノ岳は完全に秋色。うーんいい迫力。私は越後駒よりも好きですね。

9/27 8:48

あーあガスだ。

9/27 10:20

駒ヶ岳へ向かう。吐きそうなくらい難路。あの三角ピークもっと低くしたい。

9/27 11:20

晴れてきた！ グシガハナの稜線がすごい。

9/27 11:20

御月山から八海山のオカメノゾキの稜線が全部見える。20年前に通ったがとにかく暑くてキツかったな

9/27 11:30

荒沢岳も姿を表した。やはりあの鋭鋒はどこからも目立つ。

9/27 11:31

グシガハナ尾根の北沢源頭。物凄いスラブだ。雪崩で磨かれまくって植物は生息できないのだろう。

9/27 11:54

ところどころに残雪。こんな沢には入れないな。

9/27 11:56

越後の沢はどこも険悪😱💦

9/27 12:05

駒ヶ岳までもう少し

9/27 12:18

駒ヶ岳の山頂部も良い色。

9/27 12:29

何で山頂に来るとガスがかかるの？怒

9/27 12:59

駒の小屋で大休止。水も汲んでラーメンにしました。

9/27 15:09

道行山経由で銀山平に下ります。道がキチンとしてるか気になりましたが、よく踏まれていて問題なし。

9/27 16:04

林道の最奥に下山。看板も何もありません。ピンクテープだけでした。

9/27 16:08

川沿いの林道をひたすら歩く。荒沢岳登山口まで休み無しで歩いて50分かかりました。

9/27 16:35

枝折峠への車道に出ますが、ここの分岐も看板なし。逆ルートで登る人は知識がなければまず辿り着けないでしょう。

9/27 19:20

関越ぶっ飛ばして帰りました。塩沢石打SAでメシ。ハードな縦走で体重も落ちたかも知れんが、こんなに食べたら体重もすぐ元通りだな。

撮影機器：

OPPO A5 2020 OPPO

感想

triglav

陽の水にキャンプがしたくて、前々から秋の天気のいい日を狙っていましたが、見事に予報に裏切られました。雨の中のテント設営撤収は全く憂鬱です。私はこんな所で何やってるんだろうと思いました。しかし晴れればほんと素晴らしい場所です。いつか必ずリベンジします。
とはいえ、裏越後三山の縦走はとても充実度が高く、改めて越後の山が好きになりました。豪壮な荒沢岳と中ノ岳がイイ。体力が必要で危険も多いですが、それに見あった充実感が得られます。
中ノ岳〜駒ヶ岳の区間は20年前の真夏に一度歩いてますが、こんなに難路だったか全く記憶がありません。巨大な雪庇が出来、雪解けのたびに稜線がとてつもない力でえぐられる環境では恒久的な登山道の整備は難しいことはよく分かります。ヤブを漕がなくても良いと言うだけで感謝すべきことでしょう。

コメント

Junjapa

陽の水の宿泊って何か夢がありますね。参考になります。そもそも裏越後三山というものがあるのは最近知りました。でもよく考えると、エチゴ三山より、ウラの方が、三山がまとまっているような感じがしています。それにしても紅葉・黄葉が素晴らしい。大変な山ですが、いい時期に訪問しましたね。

triglav

せっかくの良い場所なのに天気が悪くて残念でした。またいつか再訪するつもりです。
私は表側の越後三山は20年前に縦走しましたが、その時は荒沢岳〜兎岳の縦走路は廃道で、その後復活したと記憶しています(私の手持ちの昭文社の古い地図には登山道が書かれてません)。裏越後三山の名前は最近になって聞くようになったと私も思っていましたが、昔は縦走が出来なかったせいで、3つまとめて登れなかったせいもあるのかもしれません。