紅葉と冠雪の鳥海山!じっくり撮影しながら11時間!
- GPS
- 10:43
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
超スローペースです。
03:53 ビジターセンター
04:14 展望台
04:38 尾根渡り
05:29 賽ノ河原
06:03 御浜小屋
06:37 御田ヶ原分岐
07:00 七五三掛
07:52 文珠岳
08:28 伏拝岳
08:35 行者岳
09:11 七高山
09:42 御室
10:04 新山
10:39 御室
-大休憩-
11:25 御室
12:34 七五三掛
12:49 御田ヶ原分岐
13:14 御浜小屋
13:34 賽ノ河原
14:02 尾根渡り
14:18 展望台
14:36 ビジターセンター
平面距離 15.1km
沿面距離 15.6km
総移動時間 10:43:25
最高標高 2236m
最低標高 1160m
累計標高(+) 1663m
累計標高(-) 1656m
平均速度 1.4km/h
最高速度 4.4km/h
天候 | 文句なしの快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新潟からは、酒田みなとICから7号線へ。 ブルーラインの手前にコンビニあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から七五三掛までは登山道の整備もされており、 歩きやすいです。 そこから先、外輪山ルートはところどころ梯子や、手を使うような岩場もあります。 千蛇谷ルートは分岐してすぐに、長い梯子があり、 今回は下りで通ったので、梯子を登るほうでしたが、 登りでこのルートを選んだ場合は、梯子を下るわけで、 ちょっと怖いかも。 新山へのファイナルアプローチは、雪があったこともあり、 ちょいちょいルートを見失い、ちょっと危険な岩場を通ることにもなってしまいました。 |
写真
装備
個人装備 |
ガスカートリッジ 1
アクエリアス 2L
ハイチュウ 1コ すっぱいやつ
ウィンナー 1袋分 半分に切りジップロック
コンビニおにぎり 2コ
カメラ CanonEOS50D
レンズ SIGMA 10mm FISHEYE
バーナー 1 SOTO WIndmaster
トレッキングポール 2本
ジャケット マムートWindStopper
サングラス ESS CROSSBOW
レンズ TAMRON 18-270mm
手袋
ニットキャップ
カメラ用三脚
水(調理用) 1L
ネックウォーマー
|
---|
感想
ダ・イ・マ・ン・ゾ・ク
大満足!!!
前から気になっていた鳥海山へ登ることに。
久々に2連休だったので、13(日)の夜に新潟市を出発。
鳥海山ビジターセンターへは深夜1時ころ到着。
駐車場には10台程度。
とりあえず一番奥に停めて、車中泊モードへ。
すぐに寝て登山に備えようと思っていたのだが、一歩外へでて絶句!
まさに満点の星空。
これだけの星空を見たのはいつ以来だろうか。。
むちゃくちゃ寒かったが、ついつい見入ってしまう。
何枚か写真を撮影し、いよいよ寒くなってきたので、
車内にこもって寝ることに。
あまりに寒くて目が覚めたのがAM3:30。
朝焼けも見たかったので、そのまま用意して出発!!
寒いので長袖2枚の上にフリース、その上にダウンを着こんで、
さらにソフトシェルジャケットを着て出発。
ヘッデンを装着して暗い中歩くのは初めてだったが、
登山道が整備されていることもあり、とくに怖いことは無かった。
歩き始めて1時間経ったころ、気温は3.6℃。
どうりで寒いわけである(笑)
空が白んで、だんだんグラデーションが変化し、
まわりが明るくなるに従って、自分がどんなところを歩いていたのか、
初めて見渡せたのが、賽ノ河原付近。
足元の水たまりなどは軒並み凍っている。
ほとんど明るくなってきたころ、御浜小屋付近に差し掛かってふと振り返ると、
それはそれは見事な”影鳥海”が!
天気は相変わらずの100点満点。
夢中で写真を撮りながら、小屋をまわりこんで反対側に出ると。。
日本人なのに思わず叫んでしまった「OH MY GOD !!」(笑)
駐車場到着も登り始めも暗いうちだったので、全く気付いていなかった、
山頂付近、雪積もってる!?
朝日を受けて後光が差す冠雪の山頂と眼下で強烈な存在感を示す鳥海湖。
そして、月山をはじめ、地平線上どこまでも見渡せる山々。
これがうわさに聞いていた「どこからどこを見ても絶景の山」なのか!
絶景になんだかぽ〜っとしながら、ゆっくりと進んでいくと、
外輪山と千蛇谷の分岐にさしかかる。
登りと下りのコースタイムを考慮して外輪山コースを選択したが、
これが大正解!
尾根に出てからはひたすら景色を楽しみながら歩き続けた。
そして、早朝に出たことを心から良かったと思ったのが、
霧氷状態のハイマツが一面広がっている。
ビッカビカの太陽と樹氷と雲海と月山。
んん、たまらーん!!
七高山の山頂をしばし休憩した後、新山に向かう。
外輪から御室へ降りるコースは、鎖も設置してある、かなり急な岩場だったが、
雪が積もってしまい、コースも鎖も見えない^^;
少々戸惑いながらも、足跡を追いかけながら慎重に下っていく。
ここは注意が必要。
御室から新山へ向かうのであるが、
これまた雪と氷のために、注意深く登る。
御室から見えているピークは山頂ではなく、山頂はそこからいったん下った先を
また登ったところにある。
その、いったん下るコースを見逃して、山ガールの後を追っていったところ、
絶壁に出てしまった。。
戻って元のコースに戻ることも考えたが、注意すれば何とか降りられそう。。
雪にキックステップしながらなんとか降りたものの、
これはちょっと無理したなぁと反省。。
滑る岩場に注意しながら、新山へのファイナルアプローチ。
そして登りきった先には!
超狭い山頂(笑)
3人も上がればもう満員である。
記念写真もそこそこに、順番を待って御室まで降りることに。
4時前から行動開始して、すでに6時間以上。
やっと食事である。
御室でもよい景色を見ながらゆっくり休憩・食事できてよいのであるが、
やっぱり外輪山の尾根上で、風をよけられる場所を探して、ランチにするのが
一番景色を楽しめて良かったかなーと思う。
外輪から降りてしまうと、海側しか見えなくなってしまうからだ。
御室で小一時間休憩、トイレを済ませて、いざ下山!
千蛇谷を一気に下っていく。
途中、ハート型の雪渓なんかもありつつ、まあ普通に下る。
初めての鳥海山なので、外輪と千蛇谷と両方通ってみたが、
もし次回登ることがあれば、新山には登らずに、外輪を往復でいいかなぁと感じた。
千蛇谷から抜けたあとは、朝来た道を戻るのであるが、
気付いたことがあった。
それは、紅葉を見に来た一般の方々が、たくさん、なんとなぁく登ってきていたこと。
着の身着のまま、登り始めて、なんとなくここまで来ちゃいました。
という感じ^^;
薄着&スニーカーで登ってきた女性2名に話しかけられた。
「あれが山頂ですか?ここから1時間くらいで着くんでしょ?」
・・・・( ̄□ ̄;
丁寧に、1時間では着かないこと、
そして山頂付近は雪山で、そのような格好では行かないほうが良いことを
説明し、記念にと山頂で撮った写真を見せ、
引き返してもらった^^;
時間はもう13時すぎ。
下手に山頂を目指して登ってしまうと、明るいうちに下山できなくなる可能性が高い。
こういう感じで、なんとなく登ってしまい、
遭難してしまうケースもあるんだろうなぁ。。とちょっと心配になった下山であった。
駐車場に近づくにつれ、出発したときとは全く違う場所になっていてビックリ!
すっかり観光地、である。
展望台で今一度紅葉と鳥海山の全貌を見ながら休憩し、
朝は10台程度だった車も、停める場所が無いほど満杯!
まだまだ駐車場に入る車が並んでいる状態なので、
そそくさと装備を下して帰宅の途についた。
夏山では雪渓がのこり、秋は紅葉と山頂付近の冠雪。
いろんなシーズンで絶景を楽しめる山、オススメである!
こんばんは!
快晴の鳥海山を満喫されましたね(^-^)/
凝った構図の鳥海山も斬新です
千蛇谷では丁寧に写真撮られてた様で凄く印象的でした
自分とは何度か前になったり後ろになったりでした
今日も鳥海山がバッチリ見えてましたが
山頂は真っ白で鳥海湖辺りも雪で白くなってましたよ
またいらしてくださいネ!!
D-Metalさん、コメントありがとうございます^ ^
そうでしたか!
何名か、心当たりあります(笑)
夢中で写真撮ってるところを見られるってのも、なんともお恥ずかしいですね^^;
ほんっとに素晴らしい天気で、感動的な鳥海山でしたぁ♪
今度は鳥海湖も回ってみたいし、ご来光も見てみたい。
こりゃ、また行くしかないようですねw
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