鳥甲山---秘境秋山郷の盟主
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
料登山口とも登山ポスト有り。特に危険個所は無いですが、切れ落ちているところがおおいので気を抜かないように。 |
写真
感想
昨年6月熊に阻まれ白瑤瞭から撤退して、再来のチャンスを窺っていたが、ちょうど手頃のオフが一日でき、しかもGPV天気予報では新潟県付近は快晴のようだ。
そして一昨年苗場山の平太郎尾根を登って、小赤沢コースを降りた後登り口までの1時間以上のアスファルトの道に閉口し、折り畳み式自転車(カモシカ号)を購入した。しかしなかなか活躍する機会が無かったのだが、今回ようやく登山で活躍。
屋敷登山口は昨年とは違って、トンネルの手前に移っていて、しかも登山口付近はかなりの傾斜で少々ビビった。とりあえずカモシカ号をデポして和山登山口へ。
和山登山口には既に4台駐車されていた。軽く朝食を採って、登山カードを投函して出発だ。
事前にWEBを見たところ、多くは6時ごろ出発して3時過ぎに下山しているので、秋の日は釣瓶落としの諺が少し気になっていた。
前回白瑤瞭まで行っているので、気楽に進む。
白瑤諒に出て間もなく万仏岩に。前回は鎖に頼っていた。今回は梯子も鎖も新しくなっているが必要はなかった。
振り返れば苗場山が朝日でまぶしい。
その右側に佐武流山、岩菅山・横手山がくっきり見える。
ピークを一つ一つ越えてやがて白瑤瞭へ。
日差しはけっこう強いが、登山道は木陰が多くちょうどいいくらい涼しい。白瑤瞭を過ぎたところから山頂方面を見ると大きなピークが見え、てっきりそれが1908mピークと思っていたが、実は山頂であった。
そして有名なカミソリ岩に着く。始めは両側が切れ落ちている下りだが、鎖が確りしているし、木の根等の手がかりも多く特に問題なし。少し進んでからカミソリ岩の東側を下降し、巻いてからコル部に出る。この崩れかけているナイフリッジは長さが3m程しかないので、落ち着いて通過する。少し登り返して振り返るとカミソリ岩の全貌が見えてくる。いったい両側が切り立ったあの岩のどこを通ってきたのだろう?
前方の白峰の右側には雄大な赤瑤隆瀛匹見えている。
その後は緩やかな道を進み、赤瑤箸諒岐を左に進むと間もなく山頂となる。時刻はなんと!9時半前だ。確かにいつもより少しペースが速かったような気もする。
2組3人がいるだけの静かな山頂だ。いずれも茨城県からだという。ご夫婦の方はピストンだが、もうお一方は赤凜魁璽垢魏嫉海訓様に迎えに来てもらうそうだ。少し羨ましい。
山頂も樹林帯ではあるが、木はまばらでそこそこ視界は良い。雲はほとんどない晴天だが、遠くの山ははっきりしなく、西側は妙高・火打山までは見えるが北アルプスは見えない。
下りの尾根は右側がスパッと切れ落ちている部分が所々あり気が抜けない。相変わらず天気はいいが、汗ばんでいる体には秋の風が冷たく感じる。
途中2か所のピーク付近で小休憩した。東側斜面の崩れ具合や周りの景色に見とれながら、暖かい日差しの中でのんびりしていると実に気持ちいいーーー
赤尾根を過ぎて屋敷地区に下るルートはかなりの急傾斜が続く。雨天の日は危険なので避けた方がよさそうだ。そして傾斜が緩やかになるとすぐに堰堤に出るこれは通常の沢用ではないらしく、堰堤の端は高さの低いところを通過できる。その後はマップの登山道ではなく、工事用の道路を下り、もう一つの堰堤(これも端が途中で終わっている)を通過して、林道の新登山口に達する。後刻中津川の向かい側から見てみたら、どうやら林道の雪崩避けのようだった。
今日は日帰り用の荷物なので下りもそれほど疲れず、思ったより随分早く下山してしまった。
屋敷登山口からはデポしておいたカモシカ号で帰ったのだが、標高差約70mの登りを折り畳み自転車の6段変速で登ることはできず、全体の3割位は自転車を引いた。その結果約9kmは平地なら約30分のところ55分かかった。
帰りに十日町市の酒屋で、大好きな「天神囃子」の酒蔵が出している「縄文の響」を勧められ、試しに4合瓶を買った。酒米は地元の品種で古くからあったそうだが、病気等に弱く収穫量が少ないため、他ではあまり作られていないそうだ。しかし味は原酒のような芳醇なとのことで楽しみだ。
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