蓮華岳・針ノ木岳扇沢周回

2021年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: 11:41
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,447m
• 下り: 2,495m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:47
• 休憩: 1:53
• 合計: 11:40

距離 23.2km 登り 2,461m 下り 2,495m

4:00 扇沢駅
4:38 4:40 大沢小屋
6:24 6:28 針ノ木小屋
7:17 7:20 蓮華岳
8:01 8:06 針ノ木小屋
8:46 8:56 針ノ木岳
9:18 小スバリ岳
9:25 9:26 スバリ岳
10:34 10:54 赤沢岳
11:27 11:28 鳴沢岳
11:52 11:58 新越山荘
12:32 岩小屋沢岳
13:20 14:19 種池山荘
14:33 富士見坂
14:45 水平岬
15:02 15:03 駅見岬
15:06 15:07 ケルン（柏原新道）
15:30 柏原新道登山口
15:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第一扇沢無料駐車場前日の20:00に到着時、2割ほどのスペースしか空いていませんでした。

コース状況／危険箇所等

扇沢針ノ木岳登山口に登山届ポストがあります。
針ノ木雪渓に雪渓はほとんどありません。暗闇の中での下部の渡渉地点。そこが分からずに渡れそうな所を探して石を飛び乗りながら渡りました。濡れている石が、滑りやすく川に落ちそうになります。
それ以外は、特に危なそうな箇所はなかった。

　針ノ木峠〜蓮華岳は、上り始めが思った以上に急登に感じられます。それ以降は、緩やかな上り坂。素晴らしい景色が広がっていました。
　針ノ木小屋は、早々クローズされています。
　針ノ木峠〜針ノ木岳も、上り始めは急登。一旦、緩やかになり再び急登。ここも、時に危険な個所はありません。
　針ノ木岳〜スバリ岳、下り坂が急でザレている為。気が抜けません。その後、上り坂が急登。
　スバリ岳〜赤沢岳、この間のアップダウンがキツク感じますが。黒部ダムを眼下に見えるし立山・剱岳を近くに見ながらの稜線歩きが醍醐味。
　赤沢岳〜鳴沢岳は、見た目よりアップダウンがキツクないし距離も大したことはありませんでした。
　鳴沢岳〜新越山荘〜岩沢小屋〜種池山荘、良く整備された登山道。たまに、泥濘がありますが木板が敷いてあり靴底を汚す程度です。
　種池山荘〜扇沢の柏原新道は、安心して使える登山道で良く整備されています。

その他周辺情報

大町市内のセブンイレブンに「上原の湯」の割引き券をもらい入浴料500円→400円で入って来ました。ほとんどは、地元の方々のようです。

写真

10/3 3:57

まだ、暗い中での出発。満天の星が見守ってくれそうです。

10/3 4:23

大沢小屋へ、ショートカット
ソロなので、熊に合わないように歌を歌いながら歩きます。

10/3 4:27

まだまだ、暗い中での歩行。
ここを、渡ると本来の登山道が近い。

10/3 4:33

大沢小屋に到着。

10/3 4:34

本来の登山道だと、ここまで3km。
ショートカットだと、2.16km

10/3 5:14

振り返ると、トワイライト。
でも、登山道は暗い

10/3 5:16

かすかに残る雪渓。渡渉地点が、暗くて分からず、川を渡れそうな所を見つけて石の上を飛びながら渡る。濡れている石が滑りやすく慎重に渡りました。

10/3 5:23

ここも、渡渉地点。

10/3 5:24

左岸の高巻き。4段の鎖場

10/3 5:27

高巻き

10/3 5:29

ノド上部に、わずかに残る雪渓

10/3 5:42

モルゲンロート

10/3 5:42

ウサギギク

10/3 5:42

10/3 5:49

レンゲ沢の渡渉地点。

10/3 6:18

針ノ木小屋が見えました。

10/3 6:19

針ノ木峠に到着

10/3 6:19

針ノ木小屋は、もうシーズンオフで閉まっていました。
ちょっと休憩しながら、カロリー補給。

10/3 6:24

10/3 6:37

気温が低く、寒い。蓮華岳に向かいます。

10/3 6:41

10/3 6:45

蓮華岳に向かう途中。

10/3 6:58

しっかり富士山が見えています。

10/3 7:09

眩しい朝日が差し込んで来ました。
長い霜柱が出来ていました。

10/3 7:10

蓮華岳の祠に到着。
風が冷たく、一枚シャツを重ね着しました。

10/3 7:10

山頂は、もう少し先

10/3 7:12

蓮華岳山頂に到着

10/3 7:12

もう少し先へ

10/3 7:13

蓮華岳の三角点タッチ

10/3 7:13

眼下の大町市

10/3 7:13

爺ヶ岳の向こうに鹿島槍ヶ岳

10/3 7:13

蓮華岳から針ノ木岳へ向かいます。

10/3 7:15

雲海が綺麗だ

10/3 7:18

向こうに見える立山がくっきり

10/3 7:25

10/3 7:31

正面に槍ヶ岳

10/3 7:47

青空と朝日で、くっきり見える針ノ木岳

10/3 7:53

針ノ木小屋に戻って来ました。

10/3 8:01

さあ、針ノ木岳に向けて上りましょう。

10/3 8:03

前にいるトレランの方。飛び跳ねるように走って登って行きます。こんな所を走れるなんてビックリです。

10/3 8:19

あの頂が、山頂です。

10/3 8:39

針ノ木岳山頂に到着

10/3 8:43

針ノ木岳三角点タッチ

10/3 8:44

これから向かうスバリ岳

10/3 8:54

針ノ木岳からの下りは、慎重に歩を進めます。

10/3 8:57

こんなザレた所を下ります。

10/3 9:01

先ずは、小スバリ岳へ

10/3 9:11

こんな所を通ります。怖さはありません。

10/3 9:15

もうすぐスバリ岳

10/3 9:18

振り返って見る針ノ木岳

10/3 9:19

スバリ岳山頂

10/3 9:19

次は、赤沢岳へ

10/3 9:21

黒部ダムを上から望む

10/3 9:22

スバリ岳の下りも慎重に

10/3 9:45

赤沢岳

10/3 9:47

扇沢側の崩落地。富山側に登山道があります。

10/3 9:52

あの長そうな上り坂を上がらないと

10/3 9:58

10/3 10:05

コルから赤沢岳を見上げます

10/3 10:11

一歩一歩の足上げが大変

10/3 10:11

紅葉が綺麗

10/3 10:15

10/3 10:22

赤沢岳山頂に人が見えます

10/3 10:29

赤沢岳山頂直前

10/3 10:30

赤沢岳山頂に到着

10/3 10:30

赤沢岳三角点タッチ

10/3 10:30

立山と剱岳

10/3 10:38

赤沢岳山頂で、景色を眺めながら朝食。おにぎりと豚汁。
残念ながら、コーヒーを持参するのを忘れました。

10/3 10:46

朝食時、目の前の景色

10/3 10:50

鹿島槍ヶ岳・五竜岳、奥に白馬山山が見えています。

10/3 11:10

鳴沢岳へ

10/3 11:22

山頂は目の前

10/3 11:23

鳴沢岳山頂に到着

10/3 11:24

鳴沢岳三角点タッチ

10/3 11:26

新越山荘が見えました。新越山荘で、ビールが飲みたい！

10/3 11:30

足元を気を付けながら下ります。

10/3 11:42

低木の樹林帯

10/3 11:43

10/3 11:44

10/3 11:48

あら〜！新越山荘、閉まっていました。
ビール、飲みたかったなあ

10/3 12:06

新越岳

10/3 12:15

新越岳山頂、標識はありません

10/3 12:16

次は、岩小屋沢岳

10/3 12:24

10/3 12:26

岩沢小屋岳山頂

10/3 12:30

崩落地際にある登山道

10/3 12:43

10/3 12:47

ここを、少し上がり樹林帯に入る

10/3 13:00

正面に爺ヶ岳

10/3 13:05

池塘

10/3 13:15

種池山荘間近

10/3 13:16

種池

10/3 13:17

種池山荘に到着

10/3 13:31

生ビールは、販売していないようです。缶ビールを買っいました。美味い！ランチはスープカリーとロールパン

10/3 15:25

前の方に引っ張ってもらいながら、小走りに下って来ました。
汗が滴り落ちます。暑い！

10/3 15:25

コロナ禍の注意書き

10/3 15:27

白く見えるのが種池山荘。意外と近くに見えるんだなあ

撮影機器：

FinePix XP140 XP141 XP145 FUJIFILM

iPhone 12 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ

2

ソフトシェル

1

ズボン

1

ﾌｧｲﾝﾄﾗｯｸ(ﾄﾙﾈｰﾄﾞ)

靴下

1

グローブ

2

予備に雨天用

雨具

1

帽子

1

靴

1

ザック

1

28L(ｻﾞｯｸｶﾊﾞｰ付)

朝食

1

おにぎり・豚汁

行動食

2

ｶﾛﾘｰﾒｲﾄｾﾞﾘｰ・ｱﾐﾉ酸ｾﾞﾘｰ・ｶﾛﾘｰﾌﾞﾛｯｸ

非常食

1

ﾄﾞﾗｲﾌｰﾄﾞ(ﾄﾞﾗｲｶﾘｰ)・板ﾁｮｺ・ｶﾛﾘｰﾒｲﾄ

飲料

1

500mlｽﾎﾟｰﾂﾄﾞﾘﾝｸ

コンパス

1

笛

1

ヘッドランプ

1

GPS

1

iPhone

ファーストエイドキット

1

日焼け止め

1

携帯

1

時計

1

サングラス

1

ハンドタオル

1

ストック

1

BD

カメラ

1

コンロ

1

ｼﾞｪｯﾄﾎﾞｲﾙ

熊鈴

1

ポケットティッシュ

1

ネックゲーター

1

インナー

1

ｽｷﾝﾒｯｼｭ

ウエストポーチ

1

ナイフ

1

ライター

1

予備バッテリー

1

エマージェンシーシート

1

カラトリー類

1

カップ

2

お金

1

カウンターアソート

1

熊対策

カーフコンプ

1

昼食

1

ﾛｰﾙﾊﾟﾝ・ｽｰﾌﾟｶﾘｰ

感想

So-pia

　2年ぶりの扇沢周回(時計回り)
　10月に入り、天気に恵まれた日程を選んで蓮華岳と針ノ木岳扇沢周回に行って来ました。
　長野市方面から向かう、19号線深夜の通行止めによる関係で、前夜に扇沢無料駐車場で睡眠を取りました。
　この時期、夜明けがam.5：40過ぎになるため、真っ暗な中でam.4：00にスタートしました。満天の星空を仰ぎ見て、日中の好天を確信しました。
　外気はひんやりしていますが、登山には適していました。途中、ショートカットして大沢小屋に。このショートカットコースは、特にソロだと熊の気配に五感を研ぎ澄まして行きました。
　針ノ木雪渓下部の渡渉地点時、まだ暗くヘッドライトで照らしながら見回したのですがピンクリボンが探せずに渡り易そうな所で渡渉しました。この時期なのか、濡れた石が滑りやすく気を使いました。
　針ノ木峠近くなると、霜柱が立っていて前夜の気温が、かなり下がったことが推察されます。
　明るくなると、朝日に照らされる山々が美しく輝いていました。
　扇沢周回コースは、何回かしていたのですが、蓮華岳に行ってからの扇沢周回コースは初で時間と体力が持つのか心配でした。
　蓮華岳山頂では、風があり寒くてインナーグローブとシャツを一枚重ね着しないと行けないほどでした。山頂から見えるパノラマが素晴らしかった。
　その後の、針ノ木岳〜赤沢岳まで黒部ダムの対岸に見える立山・剱岳・薬師岳の美しい大自然にため息をつくほどでした。また、紅葉が見られ秋登山の醍醐味を堪能しました。花が咲き誇る時期も好きですが、秋のこの時期も良いものですね。