体力勝負!塩見岳〜白峰三山縦走(塩見岳〜間ノ岳〜北岳〜農鳥岳)
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- GPS
- 25:12
- 距離
- 49.7km
- 登り
- 4,349m
- 下り
- 5,195m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:46
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 10:03
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:37
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
---|
感想
ずーっと行ってみたかった塩見岳〜間ノ岳までの、仙塩尾根を通る稜線歩きに挑戦してみました。今回は3日間ずーっと晴天で素晴らしい点でした。
1日目、鳥倉登山口から塩見岳に向います。まず、バスが停車するゲートから塩見岳の登山口までの1時間くらいの舗装路をダラダラ歩きます。なんと、このルート車に自転車を積んで自転車で移動している人たちが多数。慣れてますね…。
私は、深夜バスなので黙々と歩きます。
登山口から三伏山、本谷山と、登っていきますが、中々に地味な登りです。塩見小屋までは、展望もそこそこで、結構ハードな登りが続きます。
道中の三伏小屋は、営業終了しているし、ベンチは濡れているしで途中もあまり休むことなく、塩見小屋まで一気に登ります。
塩見小屋には10:30くらいに到着しましたが、チェックイン第一号でした。
塩見小屋で休憩&荷物をデポしたら塩見岳へピストン。塩見岳はかなり迫力のある大きな山ですね。見てよし、登って良しの素晴らしい山でした。アクセスが大変なので、なかなか挑戦できなかったのですが思い切って計画して良かったです。天気も晴天!
仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳も見えます。
あとは、塩見小屋に戻って、ゆっくりコーヒーを飲んだり読書して一日目終了。食事のカレーは美味しかったです。
二日目は、もう一度塩見岳を登って、そこから仙塩尾根をたどって間ノ岳方面に重奏します。こちらの尾根については、正直そこまで期待していなかったのですが歩いてみたら素晴らしい。
どーんと抜けた稜線だったり、紅葉がきれいな樹林帯だったり、ちょっとしたキレットっぽい岩稜帯だったり、飽きることなく稜線の景色が変わって飽きません。
その代わり、上り下りがそこそこあって、距離は思いっきり長いのでかなり体力が削られます。
なんと、潮見から間ノ岳の間で、ほとんど人とすれ違いません。
今年は、結構なマイナールートになっているようでした。おそらく原因は道中の熊ノ平小屋が今年営業していなからでしょうか。
こちらの小屋がないと塩見小屋から北岳山荘まで一気に歩く必要があり、それなりの健脚でないときついコースです。そこを歩いてきたのですが…。
北荒川岳、新蛇抜山、三峰岳を超えて間ノ岳へ。間ノ岳は相変わらず絶景で素晴らしい、汐見、農鳥、甲斐駒、仙丈ヶ岳、北岳と全部見渡せる大パノラマです。
疲れながらもなんとか北岳山荘に到着。時間は3時近いのですがチェック心して荷物をデポして北岳をピストン。そろそろ体力が限界でしたw
が、ここでものすごい絶景が堪能できたので万々歳。北岳から間ノ岳に向かう3000m稜線は本当に美しいの一言に尽きます。疲れも吹き飛びますね。
山荘について、ちょっと休憩したらすぐに夕飯。こちらの夕飯すごいのが、ご飯、味噌汁おかわりなのは当たり前として、なんとメインのおかずのさばの味噌煮がお変わり自由でした。これは山小屋では初めてです。タンパク質がたくさん取れるのは嬉しいですね。
三日目は、間ノ岳方面に戻って、そこから農鳥岳に向います。間ノ岳から農鳥岳の稜線もすごくきれいですね、こちらも絵になります。
農鳥小屋はさっと通過(笑)して、西農鳥岳に向います。実は農鳥岳本体より、西農鳥岳のほうが標高が高いんですよね。
西農鳥岳に余裕で登頂して本日のメイン農鳥岳へ。
西農鳥岳と農鳥岳は隣り合っているので、あっという間にたどり着くのかなと思ったら小さなアップダウンを繰り返しながら、結構な距離がありました。これは体力削られますね。
思ったより時間がかかるなーと思いながら、農鳥岳山頂に到着。
農鳥岳からは、北岳や、鳳凰三山、塩見岳がきれいに見えます。あと、忘れてはいけないのが富士山。農鳥岳からは、富士山が結構な大きさで望めます。贅沢な山頂です。
山頂の景色を楽しんだら、後は奈良多方面へひたすら下山です。
標高差2200mほどの高さを地味に頑張って下ります。
途中の大門小屋で休憩を入れましたが、こちらの小屋良さそうですね。機会があったら泊まってみたい。
そこから沢沿いに何回か橋を渡りつつ、減算します。一箇所川を渡河するところで足を滑らせて、靴と靴下ばびしょ濡れになっていまいました(涙)。
あとは、ひたすら体力勝負で下山。
無事に奈良田まで降りてきて、時間もバスまでだいぶ余裕があります。
温泉マニアには有名な奈良田のヌルヌルの温泉に使って疲れを癒やします。あとは時間まで古民家カフェでゆっくりして、バスを乗り継いで甲府へ。。。遠い…。
振り返ると3日間、これ以上にないほどの晴天で恵まれた山行でした。体力勝負のコースだったので天候に恵まれたのは本当に助かりました。
アクセスも、結構不便な山域なので計画には思い切りが必要でしたが、本当に行ってよかったと思える素晴らしい山々でした。南アルプスもいいですねー。
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