鹿島槍ヶ岳 (柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳北峰ピストン)

2021年10月08日(金) [日帰り]

• GPS: 13:49
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,303m
• 下り: 3,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:11
• 休憩: 2:10
• 合計: 14:21

距離 28.9km 登り 3,332m 下り 3,346m

4:53 柏原新道登山口
5:56 6:00 ケルン（柏原新道）
6:06 6:10 駅見岬
6:53 水平岬
7:19 7:26 富士見坂
7:44 7:48 種池山荘
8:29 8:30 爺ヶ岳南峰
8:44 8:58 爺ヶ岳中峰
9:16 爺ヶ岳北峰
9:37 9:41 冷乗越
9:51 9:58 冷池山荘
10:05 冷池山荘テント場
10:50 10:51 布引山
11:36 11:49 鹿島槍ヶ岳
12:16 12:25 鹿島槍ヶ岳北峰
13:00 13:49 鹿島槍ヶ岳
14:24 布引山
15:08 15:11 冷池山荘テント場
15:14 15:16 冷池山荘
15:28 15:33 冷乗越
15:54 爺ヶ岳北峰
16:09 爺ヶ岳中峰
16:20 爺ヶ岳南峰
16:49 16:51 種池山荘
17:17 富士見坂
17:40 水平岬
18:14 駅見岬
18:21 ケルン（柏原新道）
19:09 19:10 柏原新道登山口
19:14 ゴール地点

天候

どぴーかん

アクセス

利用交通機関：

自家用車

�’雜凝仍蓋�無料駐車場(登山口より道路を挟んで向い側＆扇沢方面に橋を渡ってすぐの2ヶ所有り)：トイレ無し、登山ポスト有り
�∪霏�有料駐車場(1日1000円)、手前に無料駐車場も有り:ターミナルのトイレ利用

今回は柏原登山口の橋を渡った駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

柏原新道は良く整備されていて歩きやすいが1か所のみ危険箇所有り(写真参照)
鹿島槍ヶ岳南峰と北峰を結ぶ吊り尾根は滑落が見込まれるので要注意
鹿島槍ヶ岳南峰からの下り、布引山からの下りは滑るので転倒注意

その他周辺情報

大町温泉郷
前日よりルートイン信濃大町駅前に宿泊 (２泊3日15000円)

写真

暗闇の中、行程の長さとクマ出没に不安を感じながらスタート

オリオン座

さらに心細くなる

私、初ヘッドランプです

東の空が明るくなってきた
新しい日が生まれます

柏原新道はこういった登山者への配慮が色々となされてます

モルゲンロート✨

モルゲンロートと紅葉のコラボ

扇沢ターミナルと夜明け

ついに夜が明けていつもの登山の雰囲気に

種池山荘から鳴沢岳へ向かう稜線

こういう道、ありがたい😊

たまに出てくる看板、なんか気分がホッとする

このベンチ、何気に座り心地いいんですよ〜

柏原新道の唯一危ない場所です
石ベンチの先のガラ場です
細くて地面がもろいので滑落注意
この先、U字に巻いていきます

左に見えるのが前写真の道

クマ鈴付けてます

ここまで約3時間

ここで赤沢岳、鳴沢岳方面と分岐します

種池山荘と立山連峰のパノラマ
中央が剣岳

先ずは爺ヶ岳南峰へ

頂上より立山連峰

穂高連峰と槍ヶ岳
クリアです✨

今回のターゲット、鹿島槍ヶ岳

お次は爺ヶ岳中峰

後方には鹿島槍ヶ岳
なんか怪しい雲が・・・

種池山荘からは左側にずっと剣岳がお供してくれます
何より心強い

もしかして鹿島槍ヶ岳雲隠れする気？
やめてよ〜😞

よく見ると立山に目ん玉が？
雪渓です

ここでトイレ、200円

この辺は紅葉が素晴らしい

青空により映える

布引山への急登
これがたまらなくこたえる😢

目ん玉立山(左)と剣岳

晴と雨の境目かい！
でもなんかキレイ✨

最後の登り

鹿島槍ヶ岳取り〜😊
しんどかった〜
嬉しさで思わず抱きつく

ホントに気持が良い
顔がニヤケまくり（・∀・）ニヤニヤ
さっきの爺と鹿槍の写真、歩くスピードは違うがたまたま山頂で一緒になる同じ方に撮って頂きました。
後ろで立山が見てるよ

今度は角度を変えて📸

足パンパンで腹ペコだけど先に北峰踏みに行きます
す、吸い込まれそう😲
今日一番の難所

思ってたより離れてる

ステキな山頂です
独り占めでした😊

落ちたらアウト

五竜へ向かう危険な道

南峰への登り返し
岩が好きな私もエネルギー切れの為テンション上がらず・・・

人が居るのを見ると吊り尾根の怖さがさらに強調される

無事南峰に生還

エネルギー補給
電池残量1％です😢
スマホも5％でしたm(__)m
お互い充電中

さ〜て、下りるよ

すっころばないように慎重に

サヨナラ鹿島槍ヶ岳
ありがと〜

しばらくガラ場だったので
木のある所へ来ると
ホッとします

かわいい池

ブロッケン現象、始めて体験しました
真ん中の黒いの私
一応手を振ってるんですよ

冷池山荘が見えてきた
まだまだ道のりは長い

日没が迫っているので爺ヶ岳はスルー

ここもエスケープルート

すっかり陽は傾いてます

種池ですって
この小屋の由来？
すっかり陽は傾いてます

黄昏てる間は無し

さっさと山を下りる

もう写真を撮る気持のゆとりがなくなってきた
必然的にあせりが・・・

登山道が薄暗くなってきた
種池山荘からまだ半分
足はパンパン、心も折れそう😞

ついにヘッドランプ登場

扇沢ターミナルが大きくなってきた
UFOじゃないよ

げざ〜ん😊

今日は頑張った。
自分へのご褒美

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

すっちゃん🌠

8月に立山からこの鹿島槍ヶ岳を眺めていつか登ってみようと思ったのが登山のきっかけです。　目的は今度はこっちから立山を眺めること。　柏原新道を選んだ理由は爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の両方を登頂したかった為です。　この登山を振り返ってみます。　まず柏原新道ですがとてもきれいに整備されていて歩きやすく、約1000m登っているのに全くその高度感、疲労を感じさせない不思議なコースでした。　種池山荘から鹿島槍ヶ岳までは展望の良い稜線歩きで天気も見方してくれ、とても気持ちよく歩けました。　爺ヶ岳はいずれも360度パノラマの素晴らしい山頂でした。　布引山と鹿島槍ヶ岳の登りはとてもきつかったです😢　鹿島槍ヶ岳山頂に着いた時にはバテバテ。　頑張って北峰へ。　南峰へ戻ってダブル(スマホ)で充電、日没を気にしながらの下山。　この鹿島槍ヶ岳登山は暗い時間の単独歩行に対しての心細さ、クマ出没の不安、長距離登山への心構え、危険な道への挑戦、山への概念を考えさせられるとても厳しい山行となりました。　それとは逆に早朝のモルゲンロート、素晴らしい絶景、最高の天候、美しい紅葉、初体験のブロッケン現象などこの上ないものをプレゼントしてくれました。　私自身、この登山で一回り大きくなれたと思います。　いつの日か剣岳も登りたいですね。　そうそう、今回の登山は距離、所要時間共に過去最長を記録しました。　最後にこのコース、全てが絶景でした。　立山を眺める目的、達成できました😊　ありがとう鹿島槍ヶ岳。