雲取山 西武秩父駅から歩いて縦走 見事な雲海に、ハセツネロスの気持ちも解消
- GPS
- 15:52
- 距離
- 47.2km
- 登り
- 2,946m
- 下り
- 2,637m
コースタイム
- 山行
- 13:52
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 15:49
天候 | 曇り一時小雨 晴れてた時間もあった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武線は、ガラガラ。 西東京バスは、増便していたそうでゆったり座れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峯神社表参道は、一部柵の支柱が全部露出するほど崩落している所もあった。 三峰から雲取山頂は、滑落注意の立て札が多数。 雲取から鴨沢は、このコースでは一番安全。 |
その他周辺情報 | バスも電車も、ほぼ待ちなし乗車だったので、寄り道なし。 青梅線のホリデー快速は、快適。 (奥多摩からも御岳からも、ほぼ座れていた。) |
写真
感想
40年前に初めて登った、雲取山。秩父から奥多摩への縦走。
そのときは、三峰ロープウェイで上がり、雲取ヒュッテに泊まる1泊2日でした。
それを一気に1日で歩けないかと考えたのが、去年の春。
しかしロープウェイも廃止され、バスも減便している秩父側の交通が不便です。
そこで考えたのが、このコース。バスが不便なら、歩いてしまえという発想。
秩父に終電で行けば、大輪に5時頃になるので、夜が明けるという読みです。
ただ、新型コロナでずっと棚上げでした。
一方、ハセツネの準備を着々と進めていたのに、中止を知ったのは十月になってから。私の所に、中止メールは届きませんでした。
3度目のハセツネロスの気持ちをおさめるため、準備した装備でこの計画を実現させることにしました。
終電で西武秩父駅に到着し、真っ暗な国道140号を歩くこと、約5時間。予定通りに、大輪到着。雨が降ったりやんだりの嫌な天気でしたが、夜明け前には雲が切れ、オリオン座が見られました。
三峯神社への表参道は、ロープウェイ駅跡をすぎると意外と狭く、足元への注意が必要です。清浄の滝あたりですっかり明るくなり、楽な気持ちで歩けるようになりました。
残念ながらガスの中だった三峯神社にお参りをした後、雲取山に向かいます。
今回の絶景は、霧藻ヶ峰から白岩山の間あたりで見られた雲海。このまま気持ちよく、石尾根を奥多摩駅まで歩くつもりでした。
が、突然、女坂を登り始めた途端に両足がつってしまい激痛。3年前のハセツネと同じ状態です。そのときは、レースをリタイヤし、痛む足をだましだまし下山しました。その反省から、今回は「芍薬甘草湯」持参です。どれほど効く物かと、すぐ1回の規定量飲むと、飲んだ薬がまだのどを通過中じゃないかと思うくらいあっという間に、痛みは引き、つった状態も元に戻りました。
・・・この「魔法の薬」があれば、3年前もゴールできたのか・・・
この日の天気予報は、「朝方まで雨が残るものの、日中は晴れ」でした。その通りに晴れたので、安心して山頂に向かっていたのに、雲取りヒュッテの跡あたりからガスの中に戻り、雲取山荘から先はしっかりと雨になってしまいました。
そのため、石尾根歩きはあきらめ、鴨沢までの最短下山ルートをとりました。
秩父側に比べて奥多摩側の交通は本数も多く、増便されたバスとホリデー快速とで予定よりも早く帰宅できました。
久々に、距離も時間も長い山歩きで、楽しい思いができました。
気持ちを切り替えて、来年のハセツネに臨みたいと思います。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
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