三ノ沢岳と将棊頭山〜ロープウェイ利用の楽々百高山
- GPS
- 25:59
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 7:00
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 5:35
天候 | 金曜日は完璧な晴れ!土曜日はガスったり晴れたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
10/14(THU) 伊那北駅側の美義屋旅館(素泊まり3000円)前泊 10/15(FRI) 伊那北6:14→6:40駒ヶ根(JR飯田線, 240円) 駒ヶ根駅前7:00→7:45しらび平駅(路線バス, 1050円) しらび平8:00→8:10千畳敷(駒ヶ岳ロープウェイ,往復 2540円) 【復路】10/16(SAT) 千畳敷11:00→11:10しらび平(30分毎運行) しらび平11:20→11:50菅の台途中下車(駒ヶ根駅まで通しで1050円)→♨→ 菅の台バスセンター14:25→14:36すずらん通り下車→徒歩2分→ 駒ヶ根BT15:00→18:45新宿BT(高速バス伊那・駒ヶ根線3800円) ※しらび平から駒ヶ根駅へのバスはロープウェイ窓口で通しの乗車券を買っておけば無料で途中下車出来ます。 ※駒ヶ根BTは昨年窓口が閉鎖され,今はベンチしかありません。周辺にも時間をつぶせる所が何もないので早く来すぎない方が良いです。 ※帰りの高速バスは中央道渋滞で実際の到着は19:40。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【三ノ沢岳まで】千畳敷から極楽平を経由し三ノ沢分岐まではクロックスでも歩けそうなフル整備路,分岐からは三ノ沢岳までは所々ハイマツが攻撃してきて歩き難い場所があるものの危険箇所はありません。とは言えハイマツは結構くせ者で,弁慶の泣き所を何度かヒットし痣が出来ました。 【宝剣岳】ステップや鎖で良く整備されていますが,高度感はあります。頂上のお立ち台は背が低い人は一人では登れないかも。長野県山岳ヘルメット着用奨励山域です。 【将棊頭山】先に駒ヶ岳に登り馬ノ背経由で行くと降りていく途中にある小ピークという感じで登頂感はあまりありません。特に難しい所はなく,途中の稜線はなかなか見応えがあります。木曽駒に登るならこちらにも足を伸ばすことをオススメしたい所。帰路に使った濃ヶ池,駒飼ノ池を経由するルートは,濃ヶ池を通過する部分に罠がありました。通常ルートだと靴を濡らさず通過出来るコースを見つけられず,戻って池の反対側の外周を回りました。その先のルートも少しの間まるで川のようなところを歩きます(ピンクテープあり)。他は特に問題ありません。最後の宝剣山荘への登り返しがこの二日間の一番の急登でした。 |
その他周辺情報 | 【宝剣山荘】一泊二食10000円。更に昼弁当1100円。窓の無い狭い部屋に3名が同室でした。布団一枚貰えているので十分なのですが,最近小屋では甘やかされ続け,すっかり甘えた根性が染み付いていたので少し窮屈に感じました…いけませんね。小屋番さんは男気タイプなので優しくはありません。でも朝弁当を食べていたらお茶を出してくれたので実は優しいかも。飲料水は蛇口から飲み放題なのはありがたい。昼軽食は10時〜14時半までだったと思います。 |
ファイル |
【後日参考用】当日と二日目の天気予報
(更新時刻:2021/10/17 12:35) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
防寒着(ダウン薄上下)
夏帽子
靴
ザック
朝昼ご飯
行動食
非常食
飲料(計1L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
マキロン
ラジオ
着替え(下着)
感染対策グッズ(インナーシーツ・消エタ・マスク等)
|
---|---|
備考 | 出発時重量:7kg |
感想
来週から一気に気温も下がりそうで,今年は長かったアルプス夏山シーズンの延長戦も今週が最後となりそう。しかも天気がよさそうなのは土曜日までだったので,私が用意していた百高山狩り計画書の中ではお手軽なロープウェイを利用して中央アルプスの将棊頭山(しょうぎがしらやま)と三ノ沢岳(さんのさわだけ)を繋ぐ旅を選びました。
実際,累積標高は筑波山に毛が生えた程度でしかも小屋泊装備。これで百高山とは笑止!と陰口を言われても否定出来ないこの計画。実際,三ノ沢岳ではしっかり麓から登りこの二つを日帰りで繋ぐ予定の方にもお会いしました(凄い!)。でもこのお気軽なルートだからこそ,朝から晩まで最大限楽しめるのです(言い訳)。
金曜日は一日中ガスが上がらないほどの乾燥した快晴で,しかも真夏の日差しではなくなっているので山頂に長居しても快適。この日に登った三ノ沢岳も木曽駒ヶ岳も,これ以上無いという程の秋らしいクリアな360°のビューを余すことなく堪能出来ました。
一方,翌土曜日は今シーズン最後(?)を締めるべく強風にも負けず駒ヶ岳山頂からのご来光を目指しましたが,残念ながらガスに勝てず。日の出の時間を迎え山頂に落胆の空気が流れかけたところ,突然冬毛に変わりつつある雷鳥4羽が飛来。山頂を大いに湧かせてくれました。その後,馬ノ瀬経由で将棊頭山へ向かいましたが,強風とガスで目まぐるしく変わる風景はダイナミックで素晴らしいものでした。ただ,このルート,将棊頭山に向かうより,帰るルートの方が登山してる気になります。実際,将棊頭山より下山ルートが経由する宝剣山荘の標高の方が高いのです。ロープウェイ利用のマジックですね(苦笑
ちなみに前泊した木曜日,大きなニュースになったドコモの通信障害があり,私も伊奈のカツ丼屋でスマホを開いたら圏外になっていて焦りました。宿に着いてからもスマホを再起動したりSIMを拭いたりあらゆる手を講じましたが使い物にならず,登山の直前に故障かと真面目に困りました。まさかドコモ側の故障とは…ドコモ何やってんねん!でも夜には回復し,無事登れて素晴らしい景色を見ることができて良かったです。
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