三国山〜平標山〜谷川岳 コース変更で10万歩超える
- GPS
- 17:05
- 距離
- 63.5km
- 登り
- 3,986m
- 下り
- 3,991m
コースタイム
- 山行
- 16:21
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 17:05
天候 | 晴れ 後半ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
過去に縦走した平標山〜谷川岳を現在の山行スタイルであるサンダルでやってみたくなりました。どうにか公共機関を使わず周回できないかを検討したのが今回のコースになります。
過去に縦走したときは,登山スタイルだったので,土合登山口に車を停め,田尻尾根で谷川岳に登り平標山へ縦走,たしかガスで景色がなかった記憶です。下山後はバスで越後湯沢,そして電車で土合まで戻ってきました。
今回のコース,序盤の三国峠も楽しみです。江戸時代は江戸からこの峠を越えて越後へ向かっていたらしくて,歴史ある峠で,いつかは訪れたいと思っていました。
早朝,猿ヶ京温泉に到着しました。いろいろリサーチして今回のコースに最適な駐車場を見つけました。かっぱ広場という公園の駐車場です。暗いうちに到着したので分かりにくかったです。薄明るくなってからスタートしました。
入口付近は,荒れていましたが山道に入ると歩きやすい緩やかな登りです。唐沢山を越えて三国道に入るとさらに整備万全で素晴らしい遊歩道といった感じでした。念願の三国峠で歴史を味わいます。急登を登り三国山,天候に恵まれて素晴らしい景色です。三国山を越えてから初めての登山者と会いました。
平標の小屋で水分を満タンに補給します。下山まで補給はしない予定です。三国峠から平標山までの区間は長く感じました。平標山は360度のパノラマでさすがは二百名山です。仙ノ倉山へ続く稜線がきれいです。仙ノ倉山も360度ですね。天気も最高で登山者も多かったです。
ここから本格的な縦走に入ります。一気に登山者が少なくなります。谷川岳へ続く尾根は落差があり圧倒されます。長い下りの途中,今から向かう稜線はガスが立ち込めています。先を進むとガスに覆われました。午後の時間帯なのでこんなものでしょうか。登山者とも会わなくなりました。岩場もあって楽しいルートです。脚も疲れてきたので,ペースが上がりません。落差のあるアップダウンが激しくタフなコースです。
ようやくガスの中からうっすらと谷川岳の肩の小屋のシルエットが見えてガッツポーズです。縦走完了です。トマの耳に登ります。オキの耳も行く予定でしたが,ガスと強風でキャンセル。時間的にも下山優先しました。
最高峰を踏んでないためサンダル日本百名山(プロフィール参照)登頂ならず。
全く時間を気にせずここまできましたが,あと1時間ほどで日が落ちます。やはり平標山までの区間、予想より1時間ほどかかりすぎたからかな。とりあえず下山を急ぎましょう。
天神平までは30分ぐらいで下れるのかなと考えていたのが甘かったです。岩場のハードな下りもあり一気にいけませんし,意外に距離もありました。このときの頭の中は,2択でいっぱいでした。予定どおり保登野沢でくだるか,予定変更して田尻尾根に切り替えるかの2択のことで。
確実にヘッドライトの下山になるのは確定なので,保登野沢という初めてのルートに不安が発生しました。渡渉もあり,沢沿いの道はわかりにくそうでリスクが高そうです。田尻尾根であれば一度経験しているので問題ないのですが,土合に下ることになるので水上までロード10キロ走らなければなりません。それもきついですし。
最終的に後者を選択しました。田尻尾根への分岐でヘッドライト装着します。下山開始直後,天神平にあるロープウェイの建物に明かりが灯りきれいでした。人が常駐しているのでしょうか。
滑りやすい道でしたがあっさり下山し車道に出ました。ようやく地上にきたかとやや安心します。ここがゴール地点であればちょうどいいところですが,まだまだ先が長い。水上まで10キロの県道を走ります。保登野沢をいっていたら今頃どのあたりだったのだろうと妄想します。
水上に入り,予定していたファミマに立ち寄ります。夕飯タイムです。コンビニ内でヘッドライトを照らしたままだったことを後から気付きました。怪しい人だと思われたでしょう。
ここからゴールまで15キロ近くあるはずです。車道を標高差300m以上のぼらなければなりません。厳しい区間になるでしょう。
途中までは走りましたが,きつ過ぎて歩きに変更しました。歩きのが早いんじゃねえ。もっと早く歩きに切り替えておくべきだったかな。
長いトンネルを通過して後は下るのみ,ゴール目前です。
リサーチしてあったショートカット道にとりつきます。ゴール地点も1.5キロ程度と目と鼻の先です。このショートカットを行かないとロード4キロ,登り返しありという,とんでもないことになります。
山渓マップにもはっきり赤線ルートある道です。しかし入口がわかりません。ヘッドライトで辺りを照らしスマホで現在地を確認しますがよくわかりません。まさかここかと思われる草藪を入ると踏み後があるようなないような道です。林に入りガサ藪のような道なき道を進み林道っぽいところに出ました。荒れてますが道があります。ようやく明かりが見えてきました,オートキャンプ場です。5分ほど歩いてゴールしました。
まさか22時を超えるとは思ってもいませんでした。距離も60キロ越えて,スマホの歩数計も105,000歩という長丁場となりました。
予定では18時ぐらいに保登野沢経由で水上へ下山し,20時半までにはゴールするだろうと想定していたので甘かったですね。
今回逃してしまったオキの耳は,来期にでも保登野沢ルートでリベンジ確定です。最後に苦戦したショートカット道は,いつか機会があったら確認してみたいですね。
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