リベンジ!御在所岳(中登山道)〜鎌ヶ岳プチ縦走
- GPS
- 05:50
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,179m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
天候 | 晴れ(8時過ぎまで北風強かったですが、その後は穏やかな日になりました) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御在所岳の中登山道の注意箇所は、キレットの下りと8合目看板後の鎖場だけかと思います。 山上公園から大黒岩へ行くには、一ノ谷登山道を少し下って、分岐を登ることになりますが、その分岐箇所を見落としやすいかもしれません。 武平峠への下りは、特に危険箇所は無いかと思いますが、枯葉で滑りやすいので注意が必要です。 武平峠から鎌ヶ岳への登りは、気持ちのいい尾根道です。山頂直下で分岐があり、北側の直登コースは、鎖がありますが滑落の可能性があると思います。西側(進行方向に対して右)への巻き道があるので、自信がない方はそちらに行くほうがいいと思います。私は、前回(ガスで周りが見えなくて、かなりの急登と認識できなかった)同様、直登道へ行ってしまい、少し怖い思いをしました。 鎌ヶ岳山頂から、長石尾根へは、山頂看板の脇から降りますが、しばらくは道が分かりにくいです。尾根を下っているという認識があれば、コースを外すことはないかと思いますが、心配な方はGPSを持っていき、確認しながら下りるほうがいいと思います。私は、iPhoneアプリの山と高原地図とDIY GPSで、確認しながら降りました。 長石尾根から三ツ口谷への分岐は2箇所ありますが、最初の分岐は分かりやすい道標があります。しかし、2つ目は、弥一ヶ岳への登り直前にある、何も書いていない(劣化で剥がれたと思われます)白い看板のあるコルを左へ降りていきます。降りるとテープがあります。 三ツ口谷では、最初の堰堤を右岸から降りたあと、左岸側にある「滑落注意」の看板直後の沢を少し下りますが、沢の左岸に登って行く踏み跡があるので、誤ってそちらに行かないように注意が必要です。そちらに進んでしまうと、戻れなくなり滑落の危険性があります。沢を少し下れば、左岸にちゃんとした道があるのが分かります。 そこを越えれば、大堰堤まで問題なく下れ、その後鈴鹿スカイライン沿いの登山道に出ます。 |
写真
感想
3連休明けでしたが、週間天気予報で晴れる!ということで、なんとか休みをいただいて、御在所岳〜鎌ヶ岳へのプチ縦走のリベンジに行ってきました。前回は晴れ予報にも関わらず、山頂付近がガスガスで全く展望がなかったですが、今回は大陸からの高気圧に覆われる絶好の日でした。
朝6時半から登り始めるつもりでしたが、少し出遅れて、7時過ぎに旧料金所跡駐車場を出発。平日なのでまだ駐車スペースには余裕がありました。
前回は、自転車用のザック(20L位)での軽装備(合羽すら入れなかった・・・)でしたが、今回は、先日購入したザック(オスプレイ・ケストレル38)に、合羽やら防寒着(自転車用のウインドブレークジャージ)、水2L、食料、水筒を入れたら結構な重さになりました。服装は、下はSKINSのランニング用タイツの穿いた上に長ズボン。上はメッシュアンダーに長袖ドライシャツ+自転車用長袖ジャージという、相変わらず山っぽくない格好です。
登り始めたら結構きつくて、暑くてたまらず、御在所ロープウェイ下のオープンスペースで小休憩。上着(自転車用長袖ジャージ)を脱ぎました。長袖ドライシャツの袖をまくってちょうどいい感じ。行動食として持ってきたドライパイナップルを食べました。初めて食べましたがめちゃくちゃおいしかった。
負ばれ石や地蔵岩を楽しみながら登っていくと、キレットではものすごく強い北風が吹いていました。ここって絶好の風の通り道なんですね。下手すると飛ばされてしまいそうでした。しかもかなり体感が寒い。来た道を少し戻って風の弱いところで、自転車用長袖ジャージを着直しました。この分だと山頂はもっと寒いかも・・・。横風に注意しながらキレットを下りました。
山頂に着くと、ようやく高気圧に覆われてきたのか、さっきまでの強風が嘘のようにおさまっていました。富士見岩展望台に行くと、少し霞んでいましたが、とてもいい景色!中腹あたりの紅葉もきれいに見えました。これから向かう大黒岩、鎌ヶ岳もしっかり見えました。
山上公園へ向かい、一ノ谷登山道を少し下って大黒岩へ。大黒岩からの景色って最高ですね。なかなか高度感があって怖いですが、ロープウェイが真横から見えるし、展望はいいし、ポスターで使われるだけあって素晴らしかったです。
山上公園へ登り返して、一路、一等三角点へ。望湖台からの景色を堪能しに行きました。残念ながら琵琶湖は見えませんでしたが、雨乞岳〜イブネ・クラシ、藤原岳〜竜ヶ岳までのパノラマを堪能しました。この時点でまだ9:30過ぎで、三角点付近は人もまばらでした。
ここで、まだ行ったことのない国見岳に行って裏登山道から下りようか悩みましたが、やはり晴れの鎌ヶ岳は捨てがたく、また前回見通しの利かないガスの中で且つ先行者に着いての長石尾根下山だったので、コースを確認すべく鎌ヶ岳に行くことにしました。
鎌ヶ岳への登りは、山頂直下まではたいしたことはありませんでしたが、山頂直下の北側直登ルートはかなり勾配がきつく、しかも荒れていて、鎖はあるものの結構気を使いました。前回はガスの中を登ったので気づきませんでしたが、滑落したら大怪我では済まなさそうなルートでした。西側に巻き道があるようなので、そちらを通る方が安全なんでしょうね。
11時過ぎに鎌ヶ岳山頂に到着。南側のスペースに7人ほどの方が居られました。後からも数名の方がやってきました。みなさんここで早めのランチタイムのようでした。私もここでコンビニのおにぎりとPETボトルのお茶でランチタイム。皆さん、ガスストーブで調理されてるようで羨ましい。私は灯油ストーブを持っていますが、重いので今回は持ってきませんでした。ガスストーブ買おうかなぁ。
晴れの鎌ヶ岳山頂からの景色もとても良かったです。西側の展望はあまりありませんが、南側の入道岳〜鎌尾根、東側の雲母峰、北側の御在所岳〜雨乞岳まで見ることができました。鎌尾根を通っている人が見えましたが、いつかはチャレンジしてみたいですね。
30分ほど景色を堪能しながら休憩した後、長石尾根を下りました。藪の中を5分ほど下ったところでオープンスペースに出ますが、その後しばらくは急な下りが続きます。踏み跡が不明瞭なところがありますが、尾根を下っていることを意識しながら、GPSで現在位置を確認しながら、最初の三ツ口谷分岐まで下りました。ここまでくれば、道もはっきりしており、間違えることはないかと思います。
弥一ヶ岳手前のコルにある、何も書いてない道標?の箇所から三ツ口谷へ下りました。ペンキマークやテープもありました。谷を左岸に渡渉すると、小さいながらも滝がいくつかある気持ちのいい下り道が続きます。しばらく下ると小堰堤に出るので右岸側の巻き道で堰堤下へ降りました。
小堰堤直後の沢で、前回は道を間違えたので確認しました。沢の手前に「滑落注意」との看板がありますが、素直に読むと「沢を滑落しないように注意して渡ること」と読めると思います。読めませんか?? 前回は、そう読んでしまい、沢を横切って左岸にある踏み跡を辿ってしまいました。しかし、その踏み跡は急斜面の途中で消えてしまい、戻るのが困難になります。正解は「沢を滑落しないよう気をつけて下る」です。少し沢を下ると、左岸にちゃんと道があります。上りでくると間違えないんでしょうね。
ここを越えると、大堰堤まで快適な道のりです。大堰堤に出ると、堰堤越しに平野部が見通せます。ここまで来れば、鈴鹿スカイラインがすぐ脇にあるので、登山道で下りるもよし、スカイラインを下るもよしです。
13時過ぎに旧料金所跡駐車場に到着。無事下山できました。ルートの再確認もできたし、天気も景色も最高の一日でした。
風にあおられたキレットの人物と、
8合目の上に写っている人物は、ワタシですね。
鎌ヶ岳まで行かれたんですね。
ワタシは一ノ谷新道で下山したのですが、
レコにご指摘の通り、分岐の標識を見逃して、
大黒岩に行けませんでした。
次回は、trekmadoneさんのレコを頼りにリベンジします。
munesanさん
キレットや山頂でお見かけした方ですね(^^)
コメントいただいてうれしいです 。ありがとうございます。
大黒岩への分岐ですが、私も初めて行ったので、見落とすところでした。あそこは分かりにくいですね。私の場合、たまたま先行された方々がいまして、大黒岩へ行くような会話をされていたので、着いていった次第です (一応、GPSでコースと現在位置をチェックしながら)。
この日は、絶好の登山日和でしたね
また御在所でお会いしましょう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する