紅葉散歩〜東沢〜ドーカク尾根〜同角山稜〜石棚山稜
- GPS
- 09:16
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■仲ノ沢経路 ・小川谷廊下の遡行の後など、県民の森駐車場へ戻るときに使うルートです。 ・崩落したトラバース道から転落して亡くなった方もいます。通行には注意が必要です。 ■東沢 ・沢登りというより沢歩きですが、滑りやすい箇所やちょっとした滝もあります。 ・濡れた斜面を四足でトラバースすると手袋が濡れてしまいますので、予備手袋を持参した方がいいです。 ・坑道跡のすぐ下に湧き水があり、給水できます。(沢沿いなのでどこでも水は汲めますが) ・東沢乗越直前の崩落箇所は、大きく高巻きしました。 ■ドーカク尾根 ・バリエーションルートですが、登りで使えば迷うことはないと思います。 ・キレット越えは大変です。ロープで確保して脇の谷に降り、脆い岩肌に難儀しながら登り返しました。通過に1時間以上もかかってしまいました。 ・キレットを越えてからひたすら登ると、やがて同角ノ頭山頂の看板の後ろから一般登山道に合流します。 ■同角ノ頭〜石棚山稜 ・一般登山道です。特に問題はないでしょう。 ■石棚山稜分岐〜西丹沢県民の森 ・私は数年前の地図しか持っていないので確認していませんが、最新の地図では破線ルートになっているそうです。(?) ・前半は岩と土が混じった斜面の広葉樹林帯、後半は針葉樹林帯になります。どちらも急坂が続きます。 ・やがて道は明るく開け(防火のために尾根上の木を切ったのでしょうか)、少し進むと県民の森です。ベンチがあって休めます。 ・そのまま直進すると、仲ノ沢林道から仲ノ沢経路へ入る地点のすぐ先へ下りられます。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 2
1/25,000地形図
ガイド地図 1
コンパス 1
デジカメ 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1 1.5リットル程度
ティッシュ 2
笛 1
獣避け鈴 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
レインスーツ 1
防寒着 1 薄いダウン、フリース
ストック 2
時計 1
非常食 1 500kcal以上
ツェルト 1
ファーストエイドキット 1
コンロ 1
コッヘル 1
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感想
8月に檜洞で怪我をして以来、約3ヶ月ぶりの山行になりました。普段は座り仕事なので、これだけ間が開くと筋力もすっかり衰えてしまい、同角ノ頭に登るだけで精一杯かとも思いましたが、意外と最後まで歩き通せて嬉しくなりました。
ヤマレコに掲載されるたくさんの丹沢の紅葉レポに誘われて、堂平、水晶平、鍋割山北尾根、畦が丸などの紅葉スポットへ行く事も検討しましたが、今まで歩いたことがなく、一人ではなかなか行けないルートとして、山仲間と一緒にドーカク尾根へ。
東沢乗越から同角ノ頭までの間のドーカク尾根では誰にも会いませんでした。渋い紅葉を眺めつつ、しんと静まり返った山の雰囲気を味わいました。
途中のキレットは…百聞は一見に如かず。怖い!私一人ではとても越えられなかったでしょう。ボロボロと崩れる斜面に何度か挑みましたが、危険だと判断し、崩れた沢を10mほど降りた場所から強引に取り付き、木の根を頼りにしつつ、力量のある同行者にロープや簡易ハーネスで確保してもらって、やっとのことで尾根に登りました。
同角ノ頭でゆっくりと昼食を楽しんでいると、ユーシンから来たという単独登山者3名とお会いしました。朝8時半の時点で林道ゲート前駐車スペースは車でいっぱいで、溢れた車は林道に路駐していたとのこと。 来週は家族で来ようと考えていますが、そんな朝早くに(夜明け前に)1歳の子どもをどうやって連れだそうか? 幼い子のいる他のご家庭はどうしているのかしら。
同角ノ頭の先、稜線上の紅葉はもう終わり、多くのブナの葉も落ちていました。冬のようなモノクロの世界。ガスで枝が汗を書き、水滴となってポタポタと落ちてきます。秋の爽やかな稜線歩きを期待したのですが、寂しげな情景でした。さっさと歩いて西丹沢県民の森の駐車場を目指します。
ヤブ沢ノ頭手前の分岐から穴ノ平橋(県民の森)までのルートは、未踏であるが故に楽しみでもあったのですが、噂通りの急坂の連続に閉口しました。上りで使ったら相当しんどいでしょう。
久しぶりに山を楽しめて、一緒に歩いてくれた山友達と、協力してくれた家族に感謝です。
コメント
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melonpanさん、復活山行ですね!
ドーガク尾根はアスレチックなところがイイですね、自分は季節ごとに行ってます。
東沢乗越から同角ノ頭までは、小キレットが厄介です。
自分も去年の夏に単独で下ってきて通過に苦労しました
でも、登りより下りの方が楽だと思いましたね。
去年11月中旬ですけど、ドーガク尾根の芋ノ沢ノ頭と敷地山間の紅葉がきれいでした。
本当は内緒にしたいところですが、ちょっとお気に入りなので、
機会があったら行ってみてくださいね
こんばんは、こちらもお邪魔します
石棚山の下山道がかぶるなんて珍しいですよね^
丹沢は結構きてますがこの登山口は実は初めて(モグリですねw)。車の多さにはビックリでしたね。自分は最後の方でした。
ちなみにキレットはゲタ沢ノ頭手前でしょうか?ザンザ洞キレットは通らないですよね? このあたり疎いもので。。
同角山稜は近いうちにいってみたいと思ってます
melonpanさん 復活登山おめでとうございます
一発目としては、また難易度高い所にしましたね
信頼のおける同行者がいらしたとは言え、おんぶにだっことはいきませんからね
でもこれでちょくちょく丹沢にお出ましですね
何処かで再会できることを願ってます
山への復帰おめでとうございます
三ヶ月ぶりの山行は感動もひとしおですね。
ご家族のご理解とご協力も嬉しいものですね。
自分も今年は山で怪我をしたのでなんかうるっときてしまいました
同角のキレットは写真をみる限り崩壊が進んでいそうですね。
復帰戦としてはかなりハードなコースだったのでは?
でも個人的には大好きなルート選定で楽しく記録を拝見させて
いただきました is隊、melonpanさんの歩き方、山の楽しみ方は
とても共感できます。ある意味変態?
丹沢ほんとうに色々な表情があってすばらしい山域ですね
激渋な紅葉散歩お疲れさまでした。
melonpanさんおはようございます。
怪我のあと、凄いコースを歩いてますね
同角ノ頭からユーシンに下って来ましたが
同角山稜からも、少し落葉したので
同角尾根のキレットが見えましたよ
あのコースを登り、県民の森への急下降
完全復活ですね
皆さん、コメントありがとうございます
>isさん
ビビリ屋の私は、アスレチックは苦手なのです
スリルを味わう前に恐怖心が出てしまいます。
今回のキレットでさえ怖かったのですから、
ドーガク尾根の大タギリなんて無理無理!
誰かと行く機会があれば…紅葉を見に行ってきます。
>stkさん
キレットはヒデ沢ノ頭の手前です。
このレポのルート図を拡大すると、
一箇所カクッと小さく折れ曲がっている箇所があります。
そこがキレットです。
地形図では小さなコルのようになっています。
同角山稜を歩くのは今回が3回目くらいで、
久しぶりに歩いてみて、
やはり静かなコースはいいなと思いました。
>niiniさん
難易度がそれほど高いとは思っていなかったので、
キレットを見て驚きました
写真と実物とでは迫力が違いますね
いつまでもオンブにダッコでは恥ずかしいので、
そろそろロープや器具の使い方をしっかり覚えたいです。
丹沢でまたお会いできるといいですね。
>soulさん
怪我のレポを読んだ時は私も気をつけようと思いましたが、
まさか自分が滑落して怪我をするとは思いませんでした。
我が身に起こって初めてわかる怪我の辛さ。
変態?
うーん、フツーに表尾根の稜線歩きをするだけでは
物足りなく感じるのも事実ではあるので、
せめて「フツーじゃない」と言ってください
>kazikaさん
久しぶりだったので、自分の体力が心配で、
同角ノ頭からユーシンへエスケープすることも念頭にありました。
自分の両足は意外と頑張ってくれました。
県民の森への急下降はゆっくりゆっくり歩きました。
同行者と違って、私は下りが苦手です
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