初雪の竜ヶ岳から初の三池岳縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
距離: 約17.1km、約8時間40分 停止時間含む
竜ヶ岳往路:約5.6km、2時間56分 *停止時間含む
竜ヶ岳表道:約2km, 約45分
三池北尾根:約3.4km, 約1時間56分
三池岳復路:約5.8km、2時間10分 *停止時間含む
・三角点 - 難路降り口 約0.61km
・難路 約1.4km
東海自然歩道:約3.7km, 約1時間18分
・林道 約0.7km
・東海自然歩道 約2km(不動滝往復込)
・国道421号線 約1.1km
竜ヶ岳往路:金山尾根
07:00観光案内所発 - 07:21裏道入口 - 07:39谷道分岐1 - 07:44金山尾根入口
08:10山頂展望(172) - 09:03山頂展望(160) - 09:38金山尾根降り口
9:54治田峠分岐 - 10:12竜ヶ岳山頂
(滞在約12分)
竜ヶ岳復路:表道
10:24竜ヶ岳山頂発 - 10:46重ね岩 - 11:13石榑峠
三池岳往路:北尾根
11:15石榑峠 - (ランチ) - 11:27NTT無線中継所跡 - 11:37 P792
12:09[8/16] - 12:39[12/16] - 13:00三池岳山頂 - 13:11三池岳三等三角点
三池岳復路:東尾根・福王山難路
13:16三池岳三等三角点 - 13:25お菊池 - 13:30東尾根・福王山難路降り口
13:51迷い尾根 - 14:09尾根分岐 - 14:22東尾根・福王山難路入口
14:36東海自然歩道八風分岐 - 14:45大きなモミの木 - 14:54渡渉 - 15:06水晶吊橋
15:25水晶キャンプ場 - 15:40観光案内所
区間タイム
【竜ヶ岳往路】金山尾根 約5.6km、2時間56分 *停止時間含む
観光案内所 - 裏道入口 約29分 [+1]
裏道入口 - 金山尾根入口 約65分 [+10]
金山尾根入口 - 山頂展望(172下) 約17分 [-3]
山頂展望(172下) - 山頂展望(160) 約30分 [±0]
山頂展望(160) - 金山尾根降り口 約
金山尾根降り口 - 治田峠分岐 約
治田峠分岐 - 山頂 約22分 [-13]
【竜ヶ岳復路】表道 約2km, 約45分
竜ヶ岳山頂 - 重ね岩 約22分 [+2]
重ね岩 - 石榑峠 約23分 [+3]
【三池岳往路】北尾根 約3.4km, 約1時間56分
石榑峠 - 8/16 約54分
8/16 - 三角点 約1時間2分
【三池岳復路】東尾根・福王山難路 約2km、1時間6分 *停止時間含む
三角点 - お菊池 約9分 0.4km
お菊池 - 難路降り口 約5分 0.2km
難路降り口 - 迷い尾根 約21分 0.5km
迷い尾根 - 難路入口 約31分 0.9km
【林道〜東海自然歩道〜不動滝〜国道421号線】3.7km(不動滝往復0.5km込), 1時間18分
難路入口 - 東海自然歩道分岐 約14分 0.7km
東海自然歩道分岐 - 水晶キャンプ場 約30分 1.2km
水晶キャンプ場 - 不動滝往復 約20分 0.5km
水晶キャンプ場 - 観光案内所 約15分 1.1km
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
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アクセス |
普通車 : 500円 二輪車 : 200円 自転車 : 無料 駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。 車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500 3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。 有料駐車場を利用せず無料駐車場を利用した場合や自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。BBQ利用の場合は協力金は不要。 最寄り駅:三岐鉄道大安駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 ☆宇賀渓キャンプ場内の観光案内所横 ☆石榑峠 【北河内林道】 ☆林道だけあって車一台分の幅あり。 ☆部分的にアスファルト舗装だったりコンクリだったり砂利だったり。 ☆全般的に歩きやすいけど一部で湧水があり足元が濡れやすい。 ☆途中に「竜の雫」という水のみ場あり。軟水。 【金山尾根】 バカ尾根あり、やせ尾根あり、ガレ場あり。 ☆上部は幅の広いバカ尾根。下草が少なく踏み跡が分かりづらいけど基本的に尾根伝い歩く。 ☆一部で下草が生い茂ったり枝がせり出して踏み跡が隠されてる場合あり。目印をよく探しながら慎重に進めば大丈夫。 ☆No.160付近からは中道を正面とした山頂がおがめる。 ☆No.168付近は尾根の分岐になってるので下る尾根を間違えないようにロープでガイドしてある。目印の確認を怠らないように。 ☆No.168よりNo.172はヤセ尾根区間があるので踏み外しに注意。 ☆No.169上部に麓に対して見晴らしのよい場所あり ☆No.173上部に山頂をおがめるポイントあり 『ヒル』金山尾根自体にはいなさそう。ただしキャンプ場から金山尾根の入口までの谷道にはいるかも。 【表道】 ☆ザレ場あり、ガレ場あり、尾根道あり、樹林帯あり、調子がいいと一時間弱で山頂へ行けるバリエーション豊かな登山道。 ☆笹原の稜線に出るまでは樹林帯のおかげで日陰も豊富ですが適度に見晴らしのいい箇所もあり。 ☆えぐれたザレ場の登山道で滑りやすいですが登山道脇にも踏み跡があり登山道脇を歩いた方が滑りにくく歩きやすい。 【三池岳北尾根】 ☆基本的に尾根道 ☆踏み跡はしっかりついてて迷いにくい ☆アップダウンを繰り返しながら小ピークを幾つか越えて登る ☆尾根道のせいか急登でもジグザグに九十九折にならずほぼ直登 ☆200mポスト10/16のピークから右(東)へそれる。 ☆200mポスト15/16付近が分岐のようになってるけど真っ直ぐ南へ進むのが正解 東へ境界線沿いに進む踏み跡は間違い。「田光區」という石柱があったら間違い。 【三池岳東尾根】三角点〜難路降り口 ☆特に問題なし ☆ザレ場のトラバースあり 【三池岳福王山難路】 ☆登山地図に記載なし ☆踏み跡不明瞭 ☆急斜面直登 ☆基本的に尾根だけど一部に迷いやすいバカ尾根、尾根分岐あり ☆目印少ない ☆ソフトバンク圏外 ☆上級者向け 【八風牧場跡周辺の林道】 ☆廃道と思われるけどさほど荒れてなく歩きやすい ☆一部で路肩が崩落してる箇所あり 【東海自然歩道:八風牧場跡〜水晶キャンプ場】 ☆整備された遊歩道で歩きやすい ☆一部で斜面崩落箇所あり ☆崩落した橋があるけど渡渉しやすいように石が置かれている 【東海自然歩道:水晶キャンプ場〜宇賀渓キャンプ場】 ☆宇賀渓キャンプ場から東海自然歩道へは国道を渡る必要あり 落合橋駐車場からは不要 ☆登山道ではなく整備された散策道なので歩きやすい。 ☆宇賀渓から水晶キャンプ場までは国道421号線と併走 ☆旧登竜荘で一度国道に出る必要あり 【飲食店】 みどりさん カフェ&ギャラリーコナラさん http://konara2005.blog110.fc2.com/ グリーンハットさん 寿司小料理の春美さん http://foodpia.geocities.jp/walemokoo/ 涼風軒さん うどんならみどりさん、軽食ならコナラさん、がっつりなら春美さん、幅広く涼風軒さん。 営業時間、定休日が決まってない店がほとんど(笑 気になった店の戸を開けて、開かなかったら営業してないって事(笑 最初は入りづらいと思うかも知れないけど思い切って入ってみて。どれも素敵な店だから。 【温泉】 いなべ市内に「阿下喜温泉 あじさいの里」車で10分 http://ajisainosato.com/ いなべ市内「六石温泉(六石高原ホテル)あじさいの湯」車で15分 http://www.rk-hotel.com/hotspring.html 滋賀県に「永源寺温泉 八風の湯」車で30分 http://www.happuno-yu.com/ 菰野町内に湯ノ山温泉。例「アクアイグニス」車で40分 http://aquaignis.jp/ |
写真
感想
竜ヶ岳の南隣に三池岳という山がある。
知られてるようで知られてない山。
山と高原地図には記載されてるけど地図によっては記載されてなかったりする山。
鈴鹿セブンマウンテンから漏れたせいか標高が1,000mに満たないせいか余り名前を聞かない。
夏に竜ヶ岳より北方面の藤原岳まで縦走を果たしたので次は南へと思っていた都合で三池岳は必然的にターゲットになってた。
とりあえずは竜ヶ岳から三池岳までの2座縦走をしてみようと地図で確認したらそんなに無理する事もなく行けそうな感じだった。
ネックとなるのは三池岳からどうやって宇賀渓へ戻るか。
北尾根をピストンするのはつまらないので出来れば東尾根を下りたいけどかなり大回りになりそう。
なんとか八風牧場跡付近に下山できないものかと色々調べてみたらあるではないか。
地図には記載されてないけどちゃんとルートがあるみたいで龍ヶ岳〜三池岳縦走決定となったわけです。はい。
三池岳の所要時間が読めないため竜ヶ岳への往路は距離が短めの金山尾根を選択。
竜ヶ岳山頂からは表道で石榑峠まで下り、石榑峠からは北尾根で三池岳へ。
そして三池岳からは八風牧場跡へのルートを経て東海自然歩道で宇賀渓へ戻る。
時間の節約のためにいつものご来光はあきらめて日の出とともにスタートする事に。
宇賀渓まで自転車を走らせてるとみるみるうちに空が赤く染まっていって久しぶりに見事な朝焼けだった。
宇賀渓キャンプ場入口の温度計は4℃
さほど寒さは感じない。チャリこいで体があったまってるから当たり前か(笑
竜ヶ岳の紅葉は地味。
辺り一面の紅葉ってエリアは極一部。
ただ、たまに見かける色鮮やかな紅葉はすごく雰囲気がよくてそれはそれでまた良い。
全面の紅葉よりも一部だけ紅葉してたほうが自然でいい。
全面の紅葉なんて人工的でなんだかね(←負け惜しみ)
白滝吊橋を渡ったところで川原に下りて白滝を間近から撮影しようと渡渉してたら
ドボン
ドボン?
なんの音よ?と足元の川を見たら
!?
カメラが落ちてる!?!?!??!?
常用のNEXと予備として、雨の時用として防水のタフデジ「TG-1」も携行してたんだけどカラビナでザックにぶらさげてたのがどういう訳が落下しやがった。
拾ってみるとストラップの樹脂パーツが破損してやがってそれでストラップが抜けたのが原因だった。
防水じゃなかったらやばかった…
金山尾根は下の方は常緑樹が多くたまに紅葉する木を見かける程度。
No.169を過ぎるとふもとが見られるポイントがある。
海が金色に輝いてた。
海が金色に輝いてみえるのってほとんど冬な気がする。
セントレアや三河湾、神島まで見わたせて神秘的で良かった。
そこを過ぎると景色が一変する。
辺り一面黄色の林になる。
すごく気持ちのいい場所。
岩尾根の急登を登りNo161を過ぎると急登も終わり。
山頂がようやく姿を現すけどこの日の竜は照れて雲に隠れようとしてた。
N0.158を過ぎた辺りからポツリポツリときた。
が、
なんと
なんと
ゆきーーーーーー!!!!
天気が崩れる事は天気予報で分かっちゃいたがまさか雪が降るとは!
雪はみるみる積もって金山尾根を登りきる頃には地面も白くなってた。
おかげでガスって竜の山頂の山容は拝めなかったけど。
山頂に着く頃には雪はやんでた。強風でもなかったけど停滞はしたくなかったから早々に下山開始。
表道の亀裂は相変わらず。
亀裂による段差がまた大きくなった気がする。
危険表示もまだない。
笹の背が低いから滋賀県側へやぶこぎしながら迂回した方がいい。
いつ崩落してもおかしくないな。
重ね岩もまだガスの中でザレ場まで降りてきてようやく雲を抜けた。
重ね岩から見下ろす景色が綺麗で好きなんだけど今回はお預け。
足早に石榑峠に降り、そのまま無線中継局跡へ。
小雨が降ってたから途中の木の枝の下で雨をしのぎながら昼食。
といっても携行食を食べただけでものの数分いただけ。
無線中継局跡からはいよいよ三池岳へ。
初めてのルートだから雨だろうが視界がなかろうがワクワクする♪
最初は緩かった登山道も段々険しくなって急登だってのに直登しやがるしのぼりがいのあるルートだね。
目印は少ないけど踏み跡はしっかりあるしほぼ迷う事がなかった。
途中で中高年のグループとすれ違った。ど平日でこんな天気だから、ましてや三池岳だし誰とも会わないだろうと思ってたからビックリ。
北尾根ピストンかな?
三池岳も高度をあげると雪で、でも山頂付近になると雪は止んだ。
三池岳は山頂と呼ばれる場所と三角点がある場所が別でみんなはどっちをもって登頂としてるんだろう?双方の距離は近いし両方訪れるだろうからどっちでもいいだろうけど。
ここも長いは無用とさっさと下山開始。
まずは東尾根を八風キャンプ場方面へ。
少し進むとお菊池があり小さな池だけどしっかり水をたたえてた。
静ヶ岳のセキオノコバは名前がつけられたなかったけどここのはちゃんと命名されたんだね。
そしてお菊池からもう少し先に進むといよいよ八風牧場跡へのルート、福王山難路の分岐の登場。
降り口に標識もあってちゃんとしてるじゃんと思ったのも束の間。
難路に入ってすぐに踏み跡は不明瞭に。
目印なし
急斜面を急降下
ハンパねえ…
難路ってのはダテじゃない
地図に載ってないからあってるかどうかの確認もできん。
下調べして境界線の尾根伝いである事を知ってたから良かった。
GPSの等高線を見ながら八風牧場跡の位置を確認しながら境界線の標識を確認しながらすすむ。
バカ尾根で迷いかけたけど野性のカンでルートに復帰して無事に林道へ抜けた。
目印少ないし急斜面だし迷いやすいしあまりオススメできないね。
東海自然歩道は整備された遊歩道だから多少は荒れてるけど歩きやすい。
途中で不動滝に寄り道しつつ無事に下山。
久々にヘトヘトになったけどおもしろかった。
また同じルートをたどってみたいね。
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