《三頭山・御前山》三頭橋〜糠指山〜三頭山〜砥山〜月夜見山〜惣岳山〜御前山〜奥多摩湖

2013年11月18日(月) ~ 2013年11月19日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,825m
• 下り: 1,825m

コースタイム

1日目＝7.55三頭橋口〜10.30糠指山〜11.14ツネ泣峠
　　　11.04入小沢ノ峰〜12.09鶴峠分岐〜12.47御堂峠(三頭山)
　　　14.34鞘口峠先の峰
2日目＝07.00鞘口峠先の峰〜07.37砥山〜08.28風張峠
　　　09.42月夜見山〜10.06月夜見山第二駐車場〜11.00小河内峠
　　　12.54惣岳山〜13.36御前山〜17.10奥多摩湖バス停

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き＝鳩ノ巣までクルマ、JR奥多摩駅からバスで深山橋下車。
帰り＝奥多摩バス停〜奥多摩駅。

コース状況／危険箇所等

★砥山(写真)から風張峠へ向かう下山口は標識がなく不明瞭です。念のため周辺を目視で確認し地図とコンパスで照合してみると、東端の倒木(写真)のすぐ先の急斜面に下山路があるのを発見する？
★小河内峠の先、惣岳山までの所々に痩せ尾根歩きがあり「転落注意」の標識もある。ただし注意して行けば中高年のハイキングもぜんぜん大丈夫です。
★惣岳山から奥多摩湖の堰堤に下りる下山路は傾斜がきついので、つまずき転倒による転落事故に要注意です。ここはできれば下山路にはとりたくないコースです。

写真

11/20 10:42

三頭橋登山口は「深山橋」で下車。

11/20 16:39

三頭橋を渡って...、

11/20 10:42

歩道突き当りの階段から登山口に入ります。

11/20 10:42

三頭山まで4.5キロ。といっても山は急登あり、急下降あり痩せ尾根、岩場ありで距離は当てにならない。

11/20 10:42

深山橋が下に見える。

11/20 12:01

先を急がないと...。

11/20 10:42

糠指山(ぬかざすやま)の鞍部に到着。

11/21 15:59

糠指山はすぐ目と鼻の先です。

11/20 10:42

糠指山の全景。

11/20 10:42

もうちょっと寄って。

11/20 10:43

ツネの泣坂。急坂になるようです。

11/20 10:43

入小沢ノ峰。

11/20 10:43

鶴峠分岐。

11/20 10:43

三頭山かな。

11/20 10:43

10分で御堂峠へ到着。

11/20 18:53

左へ行けば中央縫。

11/20 10:43

右へ上がれば西峰。

11/20 10:43

中央縫、1531m。

11/20 18:55

東峰1527.5m。

11/20 10:43

晴れていればこんな感じで富士山が見えるのに残念。

11/20 18:58

一番広くて人の声も賑やかな西峰1524.5m。西端から東方向、中心部を撮ってみました。

11/20 10:44

北側の展望は木の枝が邪魔をしてよく見えません。

11/20 10:44

展望を満喫したいときは、東峰の先を少し行くと立派な展望台があります。

11/20 12:27

1時を回ってしまった先を急ぎます。

11/20 10:44

左へ下ります。

11/20 10:44

鞘口峠へ...。

11/20 10:44

鞘口峠手前から見えたあの山のてっぺんでテント泊しました。

11/20 19:11

鞘口峠。右へ下りれば「都民の森・森林館」です。御前山へは直進します。

11/20 14:27

峠を登り切ったら小広い峰。陽当たりが良くて落ち葉がたっぷり。足の裏が痛くなってきたことだし、ちょっと早いけど今日はここまでにしょうか。

11/21 10:57

という訳で、ツェルトを広げて寝床づくり。35リットルのザックに入り切れないので、シュラフはまだ夏用です。でもダウンを着込めば全然寒くはありません。

11/20 10:45

夜明けです。超早目の就寝だったので12時間くらい寝ちゃったかな。でもテントから顔を出して眺めた星空はきれいだったなぁ。

11/20 10:45

途中の展望地で北面の眺めです。

11/21 16:04

右に高いのは鷹巣山か。左端に左肩下がりの稜線は飛龍山だろうか。と、雲取山は真ん中やや右寄りの小山か？

11/21 16:05

砥山1302mの全景。

11/20 14:50

砥山から風張峠への下山路が見当たらず地図で確認。北東の方向に登山路が引いてある、ということは...

11/21 14:34

..先方の倒木があやしい。行ってみるとやっぱりすぐ後ろに急下降の道がうっすらとありました。

11/20 10:45

かなり下って奥多摩湖がこんなに近くに。

11/20 15:09

風張峠。右手下に多摩湖周遊道路が。

11/20 10:45

先を急ぎます。

11/20 15:15

鉄人レース？もうそんな年はとっくに過ぎたし。

11/20 10:46

再び車道に。

11/20 10:46

車道の左端を進んでいくと、

11/20 10:46

左手に登山道が。

11/20 10:46

なに？、またかよ〜。

11/20 10:46

ずんずん行きます。

11/20 10:46

左入る。

11/20 15:21

大きな岩を回り込んで。

11/21 16:07

20分ほどで「月夜見山」へ到着。

11/20 10:46

どの道も落ち葉のマウンテンロード。気持ちいいね！

11/20 15:28

いきなりフェンスにぶつかり左に急下降。

11/20 15:29

すぐ車道に出る。右に数分行くと月夜見第二駐車場がある。

11/20 10:46

駐車場が見えてきた。

11/21 11:48

位置と距離関係を確認。ここまで予定のまだ半分くらいかぁ。

11/20 10:46

先は長い！

11/20 15:32

駐車場からはいきなりの下りがはじまる。

11/20 10:46

惣岳山？

11/20 10:46

小河内峠全景。

11/20 10:46

小河内峠からの距離。

11/20 10:47

しばしうっとり。

11/20 10:47

至福の道。すこし風が冷たい。

11/20 10:47

この先に痩せ尾根が何ヶ所かある。

11/20 10:47

足元注意喚起の張り紙。

11/20 10:47

ちょっと危なっかしいけど至福の道。

11/20 10:47

惣岳山の尾根道は危ないらしい。見るとほとんど落ち葉は踏まれていない。

11/20 10:47

巻き道は風がなくて暖かです。

11/21 12:03

惣岳山から高齢の男性三人がにぎやかに下りてきました。

11/20 15:41

惣岳山到着です。

11/20 10:47

陽だまりで温かそうですが、風は冷たく乾燥しています。

11/20 15:43

惣岳山の全景。樹間の向こうに奥多摩主稜が影絵のようです。

11/20 15:43

さて御前山へ。

11/20 15:45

トンと上がった鞍部の左手に見晴らしのいい岩場が。

11/20 15:46

年季の入ったベンチもあって一休みしたいところ、北面の展望地です。

11/20 15:47

六ツ石山から氷川(奥多摩駅)へ下っていく稜線が目の前に横たわって見えます。

11/20 15:47

右手奥には長沢背稜が。酉谷山、蕎麦粒山あたりでしょうか。

11/20 15:48

鞍部を右に上がるとこれまた絶景の展望地が。

11/21 12:07

なんと今回の山行き初めての富士山様です。逆光に霞んでいますが立派な姿を披露してくれています。距離はあるのになぜか高尾山の富士山より大きく見えます。

11/20 10:47

ここもベンチがあってのんびりできるところです。

11/20 10:47

御前山の広い峰が見えてきました。

11/22 15:22

証拠に一枚。

11/20 10:48

端っこから北西方面(雲取山)へのショット。

11/20 10:48

いったん惣岳山まで戻り、奥多摩湖ダムサイトへの道を下ります。

11/20 10:48

西日に照らされる痩せ尾根。

11/20 10:48

こんな道を歩いているときは、幸せだなぁ。

11/20 10:48

サス沢中継所からの展望。小広い展望地からは倉戸山へ上がっていく稜線が目の前に迫ってくる。

11/20 10:48

半島の右、トンネルの脇に「倉戸口」バス停がある。

11/20 16:27

紫式部？色は似ているけど違うよね。でも鮮やかな紫です。

11/20 10:48

西日に照らされる晩秋の秋色です。

11/20 16:31

急下降が1時間ほど続きます。

11/20 10:48

ダムサイトの南園地に下りた頃にはほとんど真っ暗。

11/20 10:48

湖面はもう少しです。

11/20 10:48

10分ほどで堰堤に降り立ちました。きのうスタートした深山橋方面は西日を受けて影絵のようです。

撮影機器：

Optio E80 ペンタックス

感想

tomioooo

予想に反して？なかなか手応えのある山行でした。計画では、御前山の避難小屋で一泊し大岳山から日出山経由し、JR二俣尾駅までのロングを見込んでいたが見事に打ち砕かれました。
深山橋バス停からスタートし、ヌカザス山までの急坂で時間を食い、三頭山に着いたときにはすでに午後1時ちかく。地図を確認すると御前山まではまだかなりの距離がある。という訳で足もだいぶへたってきているので、予定よりうんと手前の「鞘口峠」を少し上がった、落ち葉がふかふかで寝心地の良さそうな平地でテント(ツェルト)泊となった。
下山路も惣岳山から奥多摩湖の堰堤を下るルートに変更、バス停に着いた頃にはとっぷりと日も落ち、バスの時間にも余裕のセーフ。
奥多摩といってもあなどってはいけません。急坂あり痩せ尾根あり、かと思えば前飛龍のような急な岩場もあります。山に入る前に綿密にルートの状況を調べてあげて臨む大切さを学びました。