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Yamareco

記録ID: 380295
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

雨乞岳〜イブネ・クラシ・チョウシ〜御在所岳 (武平峠から周回)

2013年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:46
距離
13.9km
登り
1,326m
下り
1,305m

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
0:48
合計
7:46
8:20
8:20
54
9:14
9:14
28
9:42
9:42
15
東雨乞岳
9:57
10:01
19
雨乞岳
10:20
10:35
41
11:16
11:16
18
11:34
11:34
15
11:49
12:18
10
12:28
12:28
35
13:03
13:03
12
13:15
13:15
15
神崎川
13:30
13:30
30
御在所岳北西尾根取り付き点
14:00
14:00
17
1066mピーク
14:17
14:17
18
1155mピーク
14:35
14:35
35
15:10
15:10
6
天候 晴れときどき曇り。
標高1000Mより上は,積雪。
深いところ,東雨乞岳から雨乞岳あたりで3〜4センチでした。
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
武平トンネルの滋賀県側入り口付近の駐車場。
下山後は,鈴鹿スカイライン沿いの希望荘で,日帰り入浴(大人500円)
  www.kibousoh.or.jp/‎
(178K)
コース状況/
危険箇所等
■武平峠入り口から雨乞岳を経て杉峠までは,
危険箇所もなく,道もしっかりしています。

■杉峠からイブネ・クラシ方面は,踏み跡はあります。
でも,雪が積もっていると踏み跡が見えず,
頼りは赤や黄色などのテープですが,ときどき見失ってウロウロ。
とくに,イブネ北端からの尾根の下りはかなりの激下りで,
落ち葉に足を滑らせながら,テープを探しながらで疲れました。

■御在所岳の北西尾根は,ひたすら尾根筋を登っていきます。
バリエーションルートですが,はっきりした尾根なので,
迷うこともなくただただ上へ上へ。
武平トンネルの滋賀県側入り口付近にある登山口。ここから出発です。
2013年12月08日 07:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 7:30
武平トンネルの滋賀県側入り口付近にある登山口。ここから出発です。
ササの葉の上に,うっすらと雪。
2013年12月08日 07:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 7:51
ササの葉の上に,うっすらと雪。
すっかり落葉した木立の中を進みます。見通しはいい。
2013年12月08日 08:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 8:04
すっかり落葉した木立の中を進みます。見通しはいい。
登山口から雨乞岳までつづく案内板 銑。これは。沢谷峠の手前。
2013年12月08日 08:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 8:09
登山口から雨乞岳までつづく案内板 銑。これは。沢谷峠の手前。
ふり返れば,木々の向こうに鎌ヶ岳が見えます。
2013年12月08日 08:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 8:09
ふり返れば,木々の向こうに鎌ヶ岳が見えます。
案内板ぁ.ラ谷分岐。
2013年12月08日 08:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 8:21
案内板ぁ.ラ谷分岐。
案内板
2013年12月08日 08:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 8:38
案内板
案内板Α\磴ふえてきました。
2013年12月08日 08:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 8:52
案内板Α\磴ふえてきました。
一面の雪。きれいです。
2013年12月08日 09:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 9:09
一面の雪。きれいです。
東雨乞岳と七人山との鞍部に到着。
2013年12月08日 09:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 9:12
東雨乞岳と七人山との鞍部に到着。
東雨乞岳へ向かって,尾根道を登っていきます。
2013年12月08日 09:16撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 9:16
東雨乞岳へ向かって,尾根道を登っていきます。
鎌と御在所。
2013年12月08日 09:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 9:19
鎌と御在所。
反対側には,イブネ・クラシ。
2013年12月08日 09:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 9:20
反対側には,イブネ・クラシ。
樹氷がきれい。強い風で,エビのしっぽ状態で凍りついています。
2013年12月08日 09:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
12/8 9:39
樹氷がきれい。強い風で,エビのしっぽ状態で凍りついています。
東雨乞岳に到着しました。雨乞岳もきれいな樹氷におおわれています。
2013年12月08日 09:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
12/8 9:43
東雨乞岳に到着しました。雨乞岳もきれいな樹氷におおわれています。
御在所岳と鎌ヶ岳。
2013年12月08日 09:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 9:43
御在所岳と鎌ヶ岳。
雨乞岳へ続く道。
2013年12月08日 09:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 9:47
雨乞岳へ続く道。
ガスの向こうには,輝く伊勢湾。
2013年12月08日 09:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 9:49
ガスの向こうには,輝く伊勢湾。
ふり返って,東雨乞岳をのぞむ。
2013年12月08日 09:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 9:55
ふり返って,東雨乞岳をのぞむ。
雨乞岳山頂に着きました。ここが案内板。
2013年12月08日 09:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
12/8 9:59
雨乞岳山頂に着きました。ここが案内板。
東雨乞岳の向こうに御在所岳。
2013年12月08日 10:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 10:00
東雨乞岳の向こうに御在所岳。
杉峠へ下る途中,東雨乞岳の北斜面には一面の樹氷。
2013年12月08日 10:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
12/8 10:08
杉峠へ下る途中,東雨乞岳の北斜面には一面の樹氷。
西には,遠く近江の平野が見えます。
2013年12月08日 10:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 10:08
西には,遠く近江の平野が見えます。
北には,これから向かう杉峠ノ頭からイブネ・クラシ。
2013年12月08日 10:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
12/8 10:08
北には,これから向かう杉峠ノ頭からイブネ・クラシ。
杉峠に到着。立ち枯れの杉が2本。
2013年12月08日 10:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 10:22
杉峠に到着。立ち枯れの杉が2本。
杉峠ノ頭へ向かう途中,ふり返って雨乞と東雨乞。
2013年12月08日 10:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
12/8 10:44
杉峠ノ頭へ向かう途中,ふり返って雨乞と東雨乞。
杉峠ノ頭を通過。
2013年12月08日 10:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 10:55
杉峠ノ頭を通過。
ここらあたりこんなふうで,晴れていて見通しがきいて,だいたいの向かう方向がわかるのでいいですが,それでもテープの目印を探してキョロキョロ。
2013年12月08日 10:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 10:58
ここらあたりこんなふうで,晴れていて見通しがきいて,だいたいの向かう方向がわかるのでいいですが,それでもテープの目印を探してキョロキョロ。
佐目峠へのゆるやかな下り。前方にはイブネ。北西斜面だけに樹氷。コントラストがきれいです。
2013年12月08日 11:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:01
佐目峠へのゆるやかな下り。前方にはイブネ。北西斜面だけに樹氷。コントラストがきれいです。
佐目峠を通過。
2013年12月08日 11:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:04
佐目峠を通過。
佐目峠からの雨乞岳。こちらから見ると,きれいな双耳峰です。
2013年12月08日 11:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:07
佐目峠からの雨乞岳。こちらから見ると,きれいな双耳峰です。
イブネに到着。山頂部はまるで公園のよう。
2013年12月08日 11:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:17
イブネに到着。山頂部はまるで公園のよう。
ふり返ると雨乞岳。
2013年12月08日 11:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:18
ふり返ると雨乞岳。
イブネから御在所岳。前方に伸びるのが,このあと登る予定の北西尾根です。
2013年12月08日 11:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:18
イブネから御在所岳。前方に伸びるのが,このあと登る予定の北西尾根です。
イブネからクラシ方面へ歩いてきました。雨乞岳がだんだん遠ざかります。
2013年12月08日 11:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:23
イブネからクラシ方面へ歩いてきました。雨乞岳がだんだん遠ざかります。
イブネ北端からクラシ。
2013年12月08日 11:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:24
イブネ北端からクラシ。
クラシの1145Mピークから,はるか遠くに雪をかぶった御池岳。
2013年12月08日 11:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:31
クラシの1145Mピークから,はるか遠くに雪をかぶった御池岳。
この「クラシ」の標識は,1145Mピークのその向こう,細い尾根の先にありました。
2013年12月08日 11:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:34
この「クラシ」の標識は,1145Mピークのその向こう,細い尾根の先にありました。
戻って,クラシからチョウシへ。
2013年12月08日 11:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:40
戻って,クラシからチョウシへ。
ここを左へ行けば,チョウシ。
2013年12月08日 11:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 11:45
ここを左へ行けば,チョウシ。
チョウシからイブネ・クラシ。ここは南斜面なので雪は消えています。
2013年12月08日 11:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:47
チョウシからイブネ・クラシ。ここは南斜面なので雪は消えています。
「イブネ北端」の標識。ここから右へ尾根を下っていきます。
2013年12月08日 11:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 11:26
「イブネ北端」の標識。ここから右へ尾根を下っていきます。
「イブネ北端」の標識から北方をのぞむ。
2013年12月08日 12:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 12:28
「イブネ北端」の標識から北方をのぞむ。
尾根の下り口です。前方には御在所岳。
2013年12月08日 12:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 12:28
尾根の下り口です。前方には御在所岳。
落ち葉の積もった急斜面を,目印のテープを探しながら,小峠まで下ってきました。この山行で一番イヤなところでした。
2013年12月08日 13:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 13:03
落ち葉の積もった急斜面を,目印のテープを探しながら,小峠まで下ってきました。この山行で一番イヤなところでした。
小峠から左に下って,神崎川に出ました。
2013年12月08日 13:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 13:14
小峠から左に下って,神崎川に出ました。
ふり返れば,「小峠出合」の標識。
2013年12月08日 13:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 13:15
ふり返れば,「小峠出合」の標識。
神崎川を渡り,千草街道のほうへ向かいます。
2013年12月08日 13:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 13:17
神崎川を渡り,千草街道のほうへ向かいます。
千草街道。右はコクイ谷から杉峠。左は根ノ平峠から朝明渓谷。ボクは左へ。
2013年12月08日 13:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 13:27
千草街道。右はコクイ谷から杉峠。左は根ノ平峠から朝明渓谷。ボクは左へ。
上水晶谷に出たところから,右手の尾根に強引に取りつきました。これが北西尾根。急登を立木につかまりながら登ります。
2013年12月08日 19:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 19:35
上水晶谷に出たところから,右手の尾根に強引に取りつきました。これが北西尾根。急登を立木につかまりながら登ります。
1066Mピークを過ぎ,1155Mピークからのぞむ雨乞岳。
2013年12月08日 14:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 14:17
1066Mピークを過ぎ,1155Mピークからのぞむ雨乞岳。
北西尾根から御在所岳の望湖台。
2013年12月08日 14:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 14:20
北西尾根から御在所岳の望湖台。
望湖台がさらに近づいてきて,もう北西尾根の登りも終わりが間近。
2013年12月08日 14:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 14:30
望湖台がさらに近づいてきて,もう北西尾根の登りも終わりが間近。
はい,御在所岳山頂に到着です。
2013年12月08日 19:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
12/8 19:35
はい,御在所岳山頂に到着です。
望湖台に来ました。北西尾根の1155Mピークの向こうに,今日歩いた雨乞岳〜イブネ〜クラシの稜線。
2013年12月08日 14:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 14:39
望湖台に来ました。北西尾根の1155Mピークの向こうに,今日歩いた雨乞岳〜イブネ〜クラシの稜線。
望湖台から北をのぞめば,鈴鹿北部の山なみ。
2013年12月08日 14:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 14:42
望湖台から北をのぞめば,鈴鹿北部の山なみ。
武平峠への下り。四日市方面。
2013年12月08日 14:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 14:53
武平峠への下り。四日市方面。
最後に,鎌ヶ岳。
2013年12月08日 14:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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12/8 14:55
最後に,鎌ヶ岳。
武平峠を通過。
2013年12月08日 15:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
12/8 15:11
武平峠を通過。
武平トンネル滋賀県側にある登り口に帰ってきました。
2013年12月08日 15:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
12/8 15:23
武平トンネル滋賀県側にある登り口に帰ってきました。

感想

イブネ・クラシというカタカナの山名を目にしたのは,この1年のことです。
かつて高校生時代,鈴鹿にちょくちょく山登りに行っていたころには,
ボクはその名前を知りませんでした。
このヤマレコで記録を読ませてもらって,
雨乞岳の北にあるその山に興味をそそられました。

雨乞岳は,高校3年生のゴールデンウィークに,
登山部の山行で行ったことがありました。
湯の山温泉から裏道を登って,国見峠から上水晶谷を下り,
コクイ谷の出合で幕営。
次の日に杉峠から雨乞岳に登り,
武平峠を経由して湯の山温泉へ戻るという行程でした。
たしか,あまりお天気がよくなくて,
雨乞岳あたりもガスの中だったという記憶があります。

そこで今回,武平峠まで車で行き,雨乞岳に登って,
そこからイブネ・クラシへ行ってみようという計画を立てました。
さらに,イブネ・クラシから武平峠への帰り道,
これまたヤマレコの記録で見つけた
「御在所岳の北西尾根」というバリエーションルートを登るおまけつきです。

12月8日の日曜日,天気予報では「三重県北部の降水確率0%」
ということだったので,勇んで出かけました。
でも,鈴鹿山脈にはけっこう雲がかかっています。
東名阪自動車道では,
「鈴鹿インターから亀山ジャンクションの間で雨が降っています」とのアナウンス。
それにけっこう冷え込んできて,
「山の上は雪かもしれない」とちょっと不安になりました。
それでも,鈴鹿スカイラインの武平トンネルの滋賀県側,
雨乞岳への登山口には7時20分に無事到着。

7時30分に登山口を出発。
樹林の中をトラバース気味に,いくつかの涸れ沢を横切りながら歩いていきます。
広葉樹はすっかり葉を落として,林の中が明るいです。
下生えのササの葉に,うっすら雪が乗っています。
山の上はどのくらい積もっているのでしょう。

沢谷峠はいつの間にやら通過して,クラ谷分岐に8時20分に到着。
さらにクラ谷を登っていくと,雪化粧の東雨乞岳がみえました。
まわりにも雪が増えていきます。
七人山と東雨乞岳の鞍部に着くと,あたりはもう一面の雪です。
東雨乞岳の登りは,雪の中の登り。
とはいえ,ほんの2〜3センチほどの積雪で,歩くのに支障はありません。
先行者の足跡が雪面に残っています。3人ぐらいいるようです。
そういえば,今日はまだ人に会っていないなぁ。
木々には樹氷がついて,きれいでした。

東雨乞岳山頂は吹きさらしで,風が強く寒かったですが,
東方面には御在所岳や鎌ヶ岳。北方面にはイブネ・クラシがみえています。
でも,雨乞岳付近の上空には雲が低くかかって,ときどき視界が悪くなります。

雨乞岳山頂には10時に到着。
たぶんあの足跡の先行者の方2人が,
コンロでなにか飲み物をつくっておられましたが,
ボクは写真を撮っただけで,すぐに杉峠への下り道へ。
足元がみえないほどのササの中を下っていきます。
途中でふり返ると,東雨乞岳から雨乞岳の北斜面が
一面の樹氷でとってもきれいでした。

杉峠からはイブネ・クラシをめざします。
まずは杉峠ノ頭へのゆるやかな登り。
ここを通るのは,今日はボクが最初のようです。
杉峠ノ頭付近は樹林の中で,地面は雪におおわれて,
目印の赤や黄色のテープを探しながら歩きます。
この先のイブネ・クラシもそうだったけど,
こんな平坦な地形で踏みあとも見えず,
もしガスにまかれたら,地図とコンパスだけが頼りでしょう。
今日は視界はいいので,目印を見失っても適当に歩いていきます。

杉峠ノ頭から佐目峠にゆるく下り,イブネへの登り。
登り切ると,そこはヤマレコの記録の写真で見たとおりの,
なだらかな山頂部が広がっていました。
まるで,ところどころに植え込みのある,
芝生の上に雪が積もった公園のようです。
周囲の山々の眺望は抜群です。
鈴鹿山脈の主稜線が北から南まですべて見渡せます。樹氷もきれいです。

イブネからクラシ,そしてチョウシまで歩いて,
チョウシ山頂の南斜面で,イブネ・クラシの樹氷を見ながら,
ガスコンロでココアをつくってゆっくりしました。
誰もいません。今日は,この風景をボク一人で独占です。

さて,のんびりしたあとは,イブネ北端からの尾根の下りです。
今回の山行では,ここが一番イヤだったな。
バリエーションルートで,ところどころに目印テープはあるとはいうものの,
ときどき見失い,はっきりした尾根だからルートに迷うことはないけれど,
途中の落ち葉の積もった激下りは,何度も足を滑らせてヒヤッとしました。
小峠からは,左の小さな沢の中を神崎川へ下りました。
ここもあまり足場がよくなかったなぁ。

神崎川を渡渉し,上水晶谷左岸の平坦地を歩き,
千草街道を左へ折れて,上水晶谷へ出たところから,
右手の急な尾根に取りつきました。これが御在所岳の北西尾根でしょう。
ここもバリエーションルートですが,
尾根筋ははっきりしているし,下生えもなく,それなりに歩きやすいです。
ただし,かなりの急登で,生えている木につかまりながら,グイグイ登る感じ。
どんどん標高をかせいで,1066Mピークを越え,1155Mピークまで登ると,
西方面の視界が開けて,雨乞岳がみえました。

そして,14時30分,御在所岳山頂に到着。
望湖台まで足を伸ばすと,
今日歩いた雨乞岳からイブネ・クラシの稜線がきれいに見えていました。
あとは武平峠へ下るだけ。
正面に鎌ヶ岳を見ながら,花崗岩の砂礫の道を下って,
武平峠の駐車場に戻りました。

今日もこれといったトラブルもなく,
予定どおりのルートを歩くことができました。
イブネ・クラシは写真で見ていたとおり,
のんびりとしたくなるようなステキな場所でした。
それに,今日は樹氷がとってもきれいだった。
今度は,新緑のころにまた行ってみたいと思いました。

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