病みつきになる丹沢バリ・ルート(榛ノ木丸東尾根・姫次東南尾根・大滝新道)
- GPS
- 08:44
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
カサギ沢への下降点 08:08 → 姫次東南尾根1384のP付近 08:42 → 08:57 姫次 09:07 →
10:24 蛭ヶ岳 10:40 → 鬼ヶ岩 11:06 → 大滝新道分岐点 11:43 → 12:41 早戸大滝上部 12:49 →
12:56 大滝下部 13:00 → 雷平 13:44 → 造林小屋 14:25 → 伝道 14:34 → 14:52 車着
天候 | 朝の内は晴天なるも昼近くには曇ってきた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・魚止橋〜榛ノ木丸東尾根〜榛ノ木丸 棒立ちになると後ろへひっくり返る程の急な登りから始まり、 取付き部よりガイドロープ(?)が約100mほど張ってある。 植林帯を過ぎると明るい尾根になるが急登は続く。 踏み跡は場所によっては濃くあり、かと思うと全く見えなくなったり。 登りは高みへ辿って行けば榛ノ木丸東峰(仮称、1292のP)まではそれ程問題ないが、 この尾根を下りに使うとかなり悩ましい部分がある。 勿論、道標など全くないので、下りは少なくとも登りで一度でも使ってからにした方が絶対に良い。 榛ノ木丸東峰(仮称)のピークは馬酔木に覆われていて展望はない。 無理に中を突破して出た先が下りとなっていて道間違いに気が付き元の場所まで戻った。 東丹沢登山詳細図(12500分の1)では地形の状態がやや見難いので25000分の1の地形図を良く見て 馬酔木の北西側を巻くように進むと榛ノ木丸ピークへ出る。 先月ここを下ろうと思ったがここで不安になり榛ノ木丸ピークまで引き返して 造林小屋へ下りる榛ノ木丸縦走ルートで下山したが、今思うと大正解だった。 下りの場合、馬酔木を上手く巻いて先へ出ると安心感から編著な尾根をそのまま北へ進む筈。 ところがこれでは大間違い、馬酔木を巻いたあとは東へ進まないと東尾根は下れない。 地図読みのみならず、東尾根を取り巻くロケーションが頭に入っていないと痛い目に逢うトラップです。 ・榛ノ木丸〜カサギ沢〜姫次東南尾根〜姫次 カサギ沢下降点までは榛ノ木丸縦走路なので赤テープも踏み跡もかなりあるが、 榛ノ木丸の先の小ピークを越えた向こう側の鞍部よりカサギ沢へ下降すると 姫次までは全く踏み跡も無ければ赤テープもない全く静かな世界を堪能出来る。 ブナの林も今は葉を落としてしまっているが新緑の頃はきっとマイナスイオンたっぷりでしょう。 ・姫次〜蛭ヶ岳〜鬼ヶ岩〜大滝新道分岐 一般縦走路につき省かせていただきます。 ・大滝新道分岐〜早戸大滝〜雷平〜魚止橋 先月登りで使った大滝新道、縦走路からの取付き部は分かっていた筈だが、 丹沢で一番気分の良い場所を楽しみながら、霧氷の素晴らしさに見とれてしまい、 浮かれながら取付き部にアプローチしたところが、鹿柵ひとつ手前で入ってしまい、 一本手前の支尾根を下りかけて間違いに気が付き再び登り返す羽目に。 鹿柵の手前で東にトラバースして本来のルートに復帰、今回二度目のうっかりだった。 標高約1,550mの縦走路より約1,000mの早戸大滝上部まで一気に急な尾根を下る。 大滝上部には悪いルンゼを約100mほどズリズリと半分落ちるような感じで下るが、 ここは要注意個所。 お助けロープが張ってあるが、いつ張られたロープか分からない、 全体重をかけて懸垂下降の真似事で下りる気には到底なれないのでロープには触らずに下りた。 早戸大滝右岸を通って滝下に向かう道はしっかりとついているが急な個所もあるので要注意。 大滝下より雷平までは渡渉8回、その下流での渡渉はルートにより違うが3回〜4回。 前回片足ドボンをやった場所(雷平分岐より上流側最初の渡渉部)で沢タビに履き替え、 ピンクテープがある左岸ルートとは別に、雷平より赤ペンの大岩まで右岸を下りたのでジャブジャブの渡渉は合計5回。 先月より水量は減っていたが、造林小屋より早戸大滝までは最低でも3回、ないし4回は靴を脱ぐ羽目になりそう。 一方、雷滝へは2回ないし3回靴を脱ぐことになります。 渡渉が終わって造林小屋への巻道、途中に腐りかけた木の橋を何ヶ所か渡りますが、 一ヶ所やばい事になりつつある状況です、これからは橋の踏み抜き要注意、シャレではすみません。 |
写真
感想
丹沢のバリエーション・ルート、病みつきになります。
本当は忙しくて山どころじゃないが、ストレスフリーの為に出かけてきました。
先月、一日の山行で違うルートを歩きながら三度もお会いしたkurihoさん。
そのkurihoさんがその時に登りで歩いたルートをまんま真似させていただきました。
魚止橋→榛ノ木丸東尾根→姫次東南尾根(仮称)→姫次→蛭ヶ岳→鬼ヶ岩→不動の峰→
東屋→大滝新道→早戸大滝→伝道→魚止橋
深夜到着し、駐車スペースでソロのプチ宴会後に爆睡。
5時行動開始のつもりでしたが、気持ち良〜く目が覚めたら既に5時45分。
1時間以上も寝坊してしまいました。
榛ノ木丸東尾根は取り付いて暫くのあいだ急登です。
踏み跡は概ねありますが、頼りにしすぎると焦る箇所もあります。
榛ノ木丸のひとつ先のピークを過ぎた鞍部よりカサギ沢に下りて渡渉しますが、
その先、姫次東南尾根(仮称)への取付きが、
kurihoさんのレコでは急登って書いてあったような気がしますが、
急なんてもんじゃありませんでした、まるで崖を攀じ登って行くみたいでした。(笑)
この尾根は破線ルートでもないので人はほとんど入りません、
それゆえにこの明るくて広々とした場所は静かでとてもよかです。
なのであっと云う間に姫次に着いてしまいます。
バッテン、視界不良の時はちょっと不安ですね。
蛭ヶ岳山頂へ着いてみると木々が霧氷で化粧を施したようで、まるで桜の花が咲いてる感じ。
大滝新道分岐まで素晴らしい霧氷を楽しむ事が出来ました。
早朝はとてもいいお天気だったので早い時間はさぞかし素晴らしい霧氷だったに違いない。
大滝新道は急な分、下ると早いです、あっと云う間に早戸大滝上部に着きます。
しかし、榛ノ木丸東尾根、姫次東南尾根と同様に熊の糞があっちこっちにあります。
一体何頭の熊がこの辺りに生息しているのでしょうかねぇ〜
渡渉箇所、水量は先月と比べて少なくなってますが、
やはり靴を脱いで渡らなければいけない箇所は数箇所はあります。
水は益々冷たくなってますので素足での渡渉はこたえると思います。
今回も心地良い疲労感を味わう事が出来ました。
次回はどこを歩こうかなぁ〜
ご無沙汰しております。
姫次東南尾根やりましたね。おっしゃる通り静かな歩きもできブナ林も広々して良い所です。新緑時は林相も素晴らしいと思います。
ちょっとした間にも山中は変化してしまいますね。
それにしてもこの時期の濡れる徒渉は一層寒気がして私にはムリムリ〜です
当分は早戸川は遠慮します...。
落葉のこの時期のVRはし易くなると思いますがお互い気を付けていきたいものです。
kurihoさんの歩いた姫次東南尾根、やっと行けました!
ブナ林はやはり新緑の頃がいいのでしょうね、
しかし山ヒルが出てくると私は行く気がしなくなるので4月しかないかも。
早戸川も雨さえ降らなければこれからは水量も減ってくるかも(期待)
いくら沢靴持って行っても履き替えたりとか結構面倒ですからね〜
丹沢も色んなルートがあるのでもう少し調べてみたいと思ってます。
その内にマイナーな尾根でバッタリとか・・・
noborunda さん、こんにちは。遅コメですみません。
自分もはまっていますが、面白いでしょう、丹沢のバリルート ところで渡渉は、探せば靴を脱がなくても行ける場合も結構ありますよ。もちろん川の水量次第ですので、常に脱ぐ覚悟はいりますが。。。
ちなみに11月23日、12月8日、1月5日、1月13日は一度も脱ぐ必要が有りませんでした。滝が凍り始めていてこの写真の景色とは全く変わっていますよ。丹沢でも氷瀑が見れそうです。丹沢の積雪期のバリルートも是非
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