静かに雪の降る中,冬季閉鎖後の石川県道53号線(岩間一里野線)をぽくぽく歩く。路上の積雪は5cm〜10cmほどで問題なく歩けるが,ここを安全に歩けるのは今の時期だけだ。もっと積雪が増えると,県道は雪崩の巣になり危険が伴うようになる。
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静かに雪の降る中,冬季閉鎖後の石川県道53号線(岩間一里野線)をぽくぽく歩く。路上の積雪は5cm〜10cmほどで問題なく歩けるが,ここを安全に歩けるのは今の時期だけだ。もっと積雪が増えると,県道は雪崩の巣になり危険が伴うようになる。
ロックシェッド内では,取り外されたガードレールが遠い春を待っている。
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ロックシェッド内では,取り外されたガードレールが遠い春を待っている。
雪に埋もれつつある山崎旅館(当然閉鎖中)
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雪に埋もれつつある山崎旅館(当然閉鎖中)
楽々新道登山口に到着。既に積雪は50cmほどで,スノーシューを履く。
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楽々新道登山口に到着。既に積雪は50cmほどで,スノーシューを履く。
まだ藪が埋まり切っておらず,中途半端な積雪で灌木が登山道に倒れ掛かって歩きにくいところもあるが,同じ時期の加賀禅定道よりはまし。
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まだ藪が埋まり切っておらず,中途半端な積雪で灌木が登山道に倒れ掛かって歩きにくいところもあるが,同じ時期の加賀禅定道よりはまし。
時折,雪が強まり,視界が真っ白になる中を黙々と登っていく。重い湿雪で,常時膝位のラッセルがあり苦しい。
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時折,雪が強まり,視界が真っ白になる中を黙々と登っていく。重い湿雪で,常時膝位のラッセルがあり苦しい。
標高1300m位を越えると,風が強まり始めた。下部の湿った雪で濡れてしまった手袋が早々に凍り付いてしまい,スペアに交換。(夜,寝袋に入れて解凍しないと…。)
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標高1300m位を越えると,風が強まり始めた。下部の湿った雪で濡れてしまった手袋が早々に凍り付いてしまい,スペアに交換。(夜,寝袋に入れて解凍しないと…。)
楽々新道は広い尾根が続くため,風雪の中,慎重に読図しながら少しでも効率がいいと思われる方向に向かってラッセルを続けていく。
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楽々新道は広い尾根が続くため,風雪の中,慎重に読図しながら少しでも効率がいいと思われる方向に向かってラッセルを続けていく。
ひたすら続く凍り付いたオオシラビソの森。夏は緑が美しい朗らかな尾根である楽々新道も,今は暗い迷いの森のように見える。
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ひたすら続く凍り付いたオオシラビソの森。夏は緑が美しい朗らかな尾根である楽々新道も,今は暗い迷いの森のように見える。
小桜平手前のだらだら坂は特に雪が深く,ラッセルが本当にしんどかった…。
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小桜平手前のだらだら坂は特に雪が深く,ラッセルが本当にしんどかった…。
小桜平避難小屋に着。そそくさと雪を溶かして水を作って食事をし,ちょっとでも乾かすために濡れた手袋やら何やらをありとあらゆるポケットに詰め込んだまま寝袋に入り,就寝。(写真撮り忘れてて暗くなってから撮ったので,すみません…)
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小桜平避難小屋に着。そそくさと雪を溶かして水を作って食事をし,ちょっとでも乾かすために濡れた手袋やら何やらをありとあらゆるポケットに詰め込んだまま寝袋に入り,就寝。(写真撮り忘れてて暗くなってから撮ったので,すみません…)
翌朝。小屋を出たのは5時ごろ。風雪の昨日とは打って変わって,満天の星空が広がる中,軽い新雪を踏んで尾根に向かって登っていく。(写真を撮る都合上,ヘッデンを付けたが,星明りと雪明りでヘッデンがなくても十分歩けるくらい。)
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翌朝。小屋を出たのは5時ごろ。風雪の昨日とは打って変わって,満天の星空が広がる中,軽い新雪を踏んで尾根に向かって登っていく。(写真を撮る都合上,ヘッデンを付けたが,星明りと雪明りでヘッデンがなくても十分歩けるくらい。)
東の空が淡いサーモンピンクとコバルトに染まり始めた。
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東の空が淡いサーモンピンクとコバルトに染まり始めた。
眼下に広がる雲海が,朝日に染まる。
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眼下に広がる雲海が,朝日に染まる。
水平線から打ち寄せる幾重もの波濤のようだ。
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水平線から打ち寄せる幾重もの波濤のようだ。
行く手の稜線も,次第に黎明の中で薄紫色の形象を現し始めた。
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行く手の稜線も,次第に黎明の中で薄紫色の形象を現し始めた。
雲海の上に浮かび上がったかのような,真っ白な雪の尾根を行く。
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雲海の上に浮かび上がったかのような,真っ白な雪の尾根を行く。
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雲海の水平線に見える山並みは,北アルプス。
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雲海の水平線に見える山並みは,北アルプス。
歩いてきた尾根を振り返る。
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歩いてきた尾根を振り返る。
夜明け。
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夜明け。
モルゲン。
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モルゲン。
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見返坂の途中から,最後の急登と,その背後の清浄ヶ原の頭(2415m)を望む。
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見返坂の途中から,最後の急登と,その背後の清浄ヶ原の頭(2415m)を望む。
その奥には,七倉山の姿も。もう完全に雪山の姿となっている。
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その奥には,七倉山の姿も。もう完全に雪山の姿となっている。
おっと,ここでブロッケン現象が。(写真によく写ってないのが残念…) ちなみに,手前の陰は雲海に映った白山の山影です。
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おっと,ここでブロッケン現象が。(写真によく写ってないのが残念…) ちなみに,手前の陰は雲海に映った白山の山影です。
ここまでほとんど無風だったが,この高度になるとさすがに風が強まり始め,時折,地吹雪のように雪面の新雪をさらっていく。
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ここまでほとんど無風だったが,この高度になるとさすがに風が強まり始め,時折,地吹雪のように雪面の新雪をさらっていく。
見返坂から清浄ヶ原の頭に登り上げる急登は,直登を避けて,斜面を右上トラバース。(でも,ここ,雪崩れるかも…雪の状態によっては注意。)
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見返坂から清浄ヶ原の頭に登り上げる急登は,直登を避けて,斜面を右上トラバース。(でも,ここ,雪崩れるかも…雪の状態によっては注意。)
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急登を登り終え,なだらかな稜線に乗った。
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急登を登り終え,なだらかな稜線に乗った。
凍り付いたモンスターなりかけ群。背後は加賀禅定道の稜線。
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凍り付いたモンスターなりかけ群。背後は加賀禅定道の稜線。
七倉山に向けて,コバルトと白銀の稜線を進む。
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七倉山に向けて,コバルトと白銀の稜線を進む。
振り向くと…氷のモンスターが大挙して追ってきているみたいでちょっとぎょっとする。(凍り付いたオオシラビソです)
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振り向くと…氷のモンスターが大挙して追ってきているみたいでちょっとぎょっとする。(凍り付いたオオシラビソです)
この頃になると,稜線上の雪は硬くクラストしてほとんど沈み込まず,快適に歩けるようになった。
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この頃になると,稜線上の雪は硬くクラストしてほとんど沈み込まず,快適に歩けるようになった。
右手に並走する加賀禅定道の稜線。美しい。誰か登っているだろうか。
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右手に並走する加賀禅定道の稜線。美しい。誰か登っているだろうか。
左奥に,大汝峰が姿を現した。
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左奥に,大汝峰が姿を現した。
清浄ヶ原を見下ろす。凍り付いた小さなオオシラビソが無数に散らばる不思議な世界。帰りは夏道通りにあそこを横断してみよう。
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清浄ヶ原を見下ろす。凍り付いた小さなオオシラビソが無数に散らばる不思議な世界。帰りは夏道通りにあそこを横断してみよう。
左手には,地獄尾根(手前)と,中宮道の稜線(奥)。三方崩山と奥三方岳(右奥)も見える。
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左手には,地獄尾根(手前)と,中宮道の稜線(奥)。三方崩山と奥三方岳(右奥)も見える。
初冬の火の御子峰。
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初冬の火の御子峰。
七倉山の最後の登り,結構急だが,スノーシューの歯を効かせて登っていく。
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七倉山の最後の登り,結構急だが,スノーシューの歯を効かせて登っていく。
七倉山の山頂に立った。加賀禅定道方面を見渡す。こちらも辿ってみたいが,今日は泊まり装備を小桜平の小屋にデポしてきてしまったので,またの機会に。
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七倉山の山頂に立った。加賀禅定道方面を見渡す。こちらも辿ってみたいが,今日は泊まり装備を小桜平の小屋にデポしてきてしまったので,またの機会に。
一路,大汝峰へ。昨夜までの嵐で氷化した稜線がまぶしいくらいに光り輝いている。
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一路,大汝峰へ。昨夜までの嵐で氷化した稜線がまぶしいくらいに光り輝いている。
純白の七倉山の斜面を,クラストした部分は慎重に,柔らかい部分は大胆に下る。
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純白の七倉山の斜面を,クラストした部分は慎重に,柔らかい部分は大胆に下る。
白山釈迦岳が見えた。奥には大長山と経ヶ岳(たぶん)も雲から顔を出している。
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白山釈迦岳が見えた。奥には大長山と経ヶ岳(たぶん)も雲から顔を出している。
現代芸術風の看板。
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現代芸術風の看板。
御手水鉢の水は,固く凍り付いていた。来年の春まで溶けることはないだろう。
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御手水鉢の水は,固く凍り付いていた。来年の春まで溶けることはないだろう。
御手水鉢から,七倉山と,四塚山を振り返る。
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御手水鉢から,七倉山と,四塚山を振り返る。
大汝峰への最後の登り。ここも結構急だが,スノーシューの歯がクラストした雪面に痛快に効くので直登していく。
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大汝峰への最後の登り。ここも結構急だが,スノーシューの歯がクラストした雪面に痛快に効くので直登していく。
大汝峰山頂に到着。標柱が3本揃って氷の造形に。
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大汝峰山頂に到着。標柱が3本揃って氷の造形に。
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大汝小屋。夏場は緊急時のみ使用可だが,冬場は緊急時でも使用不可なので注意。(理由は見ての通りです。)
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大汝小屋。夏場は緊急時のみ使用可だが,冬場は緊急時でも使用不可なので注意。(理由は見ての通りです。)
大汝峰のお社に参詣。半分クリスタルパレスと化していた。
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大汝峰のお社に参詣。半分クリスタルパレスと化していた。
大汝峰から見下ろす,南方に打ち続く雲海の世界。手前に白山釈迦岳,中央付近に大長山,赤兎山,経ヶ岳が頭を出している。
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大汝峰から見下ろす,南方に打ち続く雲海の世界。手前に白山釈迦岳,中央付近に大長山,赤兎山,経ヶ岳が頭を出している。
御前峰方面の眺め。翠ヶ池や紺屋ヶ池は,完全に凍り付いているようだ。
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御前峰方面の眺め。翠ヶ池や紺屋ヶ池は,完全に凍り付いているようだ。
山頂風景。
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山頂風景。
さて,御前峰へ。大汝峰から白銀斜面を尻セード。
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さて,御前峰へ。大汝峰から白銀斜面を尻セード。
大汝峰から御前峰への間のコルも,空中に浮かんだような景観が広がる。
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大汝峰から御前峰への間のコルも,空中に浮かんだような景観が広がる。
この区間は巨岩が点在しているのだが,氷が張り付いてアイスナゲット状態に。
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この区間は巨岩が点在しているのだが,氷が張り付いてアイスナゲット状態に。
白亜の現代彫刻が立ち並ぶ中を縫っていく。
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白亜の現代彫刻が立ち並ぶ中を縫っていく。
剣ヶ峰。夏季には何となく印象の薄い(すみません…)岩山だが,冬季はその白い魁偉が目を引く。
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剣ヶ峰。夏季には何となく印象の薄い(すみません…)岩山だが,冬季はその白い魁偉が目を引く。
御前峰へは,夏道のあるルートではなく,御宝庫岩の右側を巻くようにして北西尾根を直登していく。(写真は御宝庫岩)
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御前峰へは,夏道のあるルートではなく,御宝庫岩の右側を巻くようにして北西尾根を直登していく。(写真は御宝庫岩)
御前峰の稜線は,岩がことごとく分厚く凍り付いていた。
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御前峰の稜線は,岩がことごとく分厚く凍り付いていた。
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爆風が瞬間冷凍されたように見える。
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爆風が瞬間冷凍されたように見える。
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着いた。
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着いた。
御前峰山頂に到着。
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御前峰山頂に到着。
御前峰のお社にもお参り。
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御前峰のお社にもお参り。
雪に埋もれつつある室堂と,その奥の別山を見下ろす。
御前峰では,先週,痛ましい遭難事故がありました。亡くなられた方のご冥福を衷心よりお祈りいたします。
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雪に埋もれつつある室堂と,その奥の別山を見下ろす。
御前峰では,先週,痛ましい遭難事故がありました。亡くなられた方のご冥福を衷心よりお祈りいたします。
大汝峰。
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大汝峰。
中宮道方面。
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中宮道方面。
北アルプスの山並み(槍・穂高のあたり)。
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北アルプスの山並み(槍・穂高のあたり)。
南方は相変わらずの雲海。
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南方は相変わらずの雲海。
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さあ,戻りましょう。
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さあ,戻りましょう。
帰りは北側の紺屋ヶ池のほうに降りてみたが,案の定,凍り付いた上に厚く積雪に覆われ,単なる雪の窪地となっていた。
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帰りは北側の紺屋ヶ池のほうに降りてみたが,案の定,凍り付いた上に厚く積雪に覆われ,単なる雪の窪地となっていた。
帰りは大汝峰の西斜面をトラバース。
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帰りは大汝峰の西斜面をトラバース。
大汝峰を振り返る。
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大汝峰を振り返る。
雪化粧した火の御子峰。
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雪化粧した火の御子峰。
帰りは清浄ヶ原の上部を横断してみた(ほぼ夏道に近いルート)。予想していた通り,モンスターたちがずらずらと。
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帰りは清浄ヶ原の上部を横断してみた(ほぼ夏道に近いルート)。予想していた通り,モンスターたちがずらずらと。
氷のページェント。
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氷のページェント。
見渡す限り,
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見渡す限り,
紺碧の青空の下,
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紺碧の青空の下,
白亜の彫像の陳列が続く。
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白亜の彫像の陳列が続く。
雲海を背にした氷の大群。
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雲海を背にした氷の大群。
そして,雪原の我が家,小桜平避難小屋が眼下に見えてきた。まるで雲海に浮かんだ純白の庭園のような別天地だ。
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そして,雪原の我が家,小桜平避難小屋が眼下に見えてきた。まるで雲海に浮かんだ純白の庭園のような別天地だ。
ただいま。
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ただいま。
雪の小桜平と,その向こうに浮かび上がる笈ヶ岳・大笠山。笈も,もう雪山になったようだ。
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雪の小桜平と,その向こうに浮かび上がる笈ヶ岳・大笠山。笈も,もう雪山になったようだ。
雪の小桜平は,本当にいいところだ。もう一泊していきたいくらいだが,下山をいそごう。小桜平を名残惜しくゆっくり横断して,いざ下界へ。
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雪の小桜平は,本当にいいところだ。もう一泊していきたいくらいだが,下山をいそごう。小桜平を名残惜しくゆっくり横断して,いざ下界へ。
なんとか暗くなる前に林道に降り立った。昨日,自分が残した足跡がわずかな窪みとなって残っているのを辿りながら,長い雪道を歩いて駐車地へと戻った。
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なんとか暗くなる前に林道に降り立った。昨日,自分が残した足跡がわずかな窪みとなって残っているのを辿りながら,長い雪道を歩いて駐車地へと戻った。
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