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Yamareco

記録ID: 3898322
全員に公開
雪山ハイキング
氷ノ山

❄️氷ノ山❄️どこまでも青い空,雪原ハイク

2022年01月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
satopan7 その他4人
GPS
09:04
距離
10.5km
登り
869m
下り
872m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:47
合計
5:37
8:54
4
スタート地点(駐車場)
8:58
10
駐車場前バス停
9:08
9:15
6
若桜氷ノ山スキー場第二リフト前
9:21
9:23
15
若桜氷ノ山スキー場第三リフト前
9:38
18
自然探勝路・三の丸コース分岐点
9:56
10:12
64
わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
11:16
8
三ノ丸休憩所
11:24
11:25
38
三ノ丸
12:03
17
1448m点
12:20
12:39
5
12:44
12:45
4
12:49
5
12:54
33
13:27
13:28
8
13:36
35
14:14
11
14:31
ゴール地点
全線先行者多数,踏み跡明瞭,ラッセル無し。はじめは,若桜氷ノ山スキー場の第一リフトを使って上まで。第二リフトの上からリフトトップまではつぼ足,上に上がったらワカンで楽しくハイキング。
天候 ☀超,超,超☀快晴(^^)/
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
午前6時,赤磐市役所駐車場に集合。美作道,国道53号,鳥取道を通って若桜氷ノ山駐車場へ。駐車場までは融雪装置完備,快適な道中でした。
コース状況/
危険箇所等
若桜氷ノ山スキー場から第ニリフトの終点まで楽ちんに上がる。第三リフトは運行していないので,そこからはつぼ足でリフトトップまで上がる。上に上がったらワカンを着けて雪原ハイクをスタート。甑岩の下のみ雪のトラバースがあるので注意して歩く。下りの雪原は昨年は雪崩があったそうだ。雪原を切らないように直降した。
その他周辺情報 オミクロン...。岡山でも増えてきてます。温泉等寄らずに直帰。
職場の先達にお誘いいただき,冬の氷ノ山へ。この時期に訪れるのは初めてです。今日は朝から超ピーカンで猛烈に期待する。装備を整えて5人パーティで出発。
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職場の先達にお誘いいただき,冬の氷ノ山へ。この時期に訪れるのは初めてです。今日は朝から超ピーカンで猛烈に期待する。装備を整えて5人パーティで出発。
文明の利器,若桜氷ノ山スキー場のリフトを使って上まで楽々アプローチ。距離が長い割には300円ぽっきりと,非常にリーズナブル。こっちから上るのは初めてです。暗い斜面を進むと稜線から太陽が覗いた。
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文明の利器,若桜氷ノ山スキー場のリフトを使って上まで楽々アプローチ。距離が長い割には300円ぽっきりと,非常にリーズナブル。こっちから上るのは初めてです。暗い斜面を進むと稜線から太陽が覗いた。
第三リフトは動いてません。ここからワカンを装着?と思ったが,パーティーの皆さんに習ってつぼ足で。奥のリフトトップまで,ゲレンデの脇につづら折れの道がジグザグについている。
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第三リフトは動いてません。ここからワカンを装着?と思ったが,パーティーの皆さんに習ってつぼ足で。奥のリフトトップまで,ゲレンデの脇につづら折れの道がジグザグについている。
嵌まりながらリフトトップまで上がった。振り返ると正面に陣鉢山と若桜の山々。ここまででずいぶん上がった感じ。
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嵌まりながらリフトトップまで上がった。振り返ると正面に陣鉢山と若桜の山々。ここまででずいぶん上がった感じ。
そしてここからはワカンを着けた。霧氷と雪を纏った木々の間から日が差してくる。これだ!これが見たかった!まずは三ノ丸をめざす。
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そしてここからはワカンを着けた。霧氷と雪を纏った木々の間から日が差してくる。これだ!これが見たかった!まずは三ノ丸をめざす。
木の切れたところから氷ノ山の山頂も見えるようになる。三ノ丸をぐるっと回るようにして進む。
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木の切れたところから氷ノ山の山頂も見えるようになる。三ノ丸をぐるっと回るようにして進む。
氷ノ山ブルーをバックにブナの木が美しい。
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氷ノ山ブルーをバックにブナの木が美しい。
ずっとこんな感じの道が続く。同行されたうちのお二人は氷ノ山は初とか。初氷ノ山でこんなにすばらしい眺望とはラッキーすぎる。自分も雪の氷ノ山は初だが(^^;)。
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ずっとこんな感じの道が続く。同行されたうちのお二人は氷ノ山は初とか。初氷ノ山でこんなにすばらしい眺望とはラッキーすぎる。自分も雪の氷ノ山は初だが(^^;)。
辺りを見渡しては,「すごい,すごい」の言葉ばかり。
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辺りを見渡しては,「すごい,すごい」の言葉ばかり。
パーティの先頭,今回車を出してくださったYさん。踏み跡のないところをガシガシ進んでいく。パワフルでついて行けない。さすがアルパイン・クライマー!
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パーティの先頭,今回車を出してくださったYさん。踏み跡のないところをガシガシ進んでいく。パワフルでついて行けない。さすがアルパイン・クライマー!
横を見る。ウサギやキツネの足跡だけが続く雪の道。時々暖まった霧氷がシャラシャラと落ちていく。
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横を見る。ウサギやキツネの足跡だけが続く雪の道。時々暖まった霧氷がシャラシャラと落ちていく。
上を見上げる。美しい霧氷が白く輝く。
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上を見上げる。美しい霧氷が白く輝く。
歩いて来た方向を振り返る。雪原に轍が伸びる。
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歩いて来た方向を振り返る。雪原に轍が伸びる。
パーティの皆さんの足取りも軽い。アルミワカンと雪が擦れる音が,カシャッ,カシャッと響く。
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パーティの皆さんの足取りも軽い。アルミワカンと雪が擦れる音が,カシャッ,カシャッと響く。
稜線は少し風があったが,太陽が照って暖かい。まさしく雪山ハイキング。
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稜線は少し風があったが,太陽が照って暖かい。まさしく雪山ハイキング。
氷ノ山山頂が少しずつ近づいて来る。
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氷ノ山山頂が少しずつ近づいて来る。
この時期,氷ノ山は周囲の山から山頂部に白い雪原がよく見える。初めてこの雪原に足を踏み入れることができた。
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この時期,氷ノ山は周囲の山から山頂部に白い雪原がよく見える。初めてこの雪原に足を踏み入れることができた。
遙か西の方には,ピラミダルな大山東壁も見えるようになった。歩いて来た方向には白い部分が目立つ東山。訪ねてみたい山。
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遙か西の方には,ピラミダルな大山東壁も見えるようになった。歩いて来た方向には白い部分が目立つ東山。訪ねてみたい山。
三ノ丸の手前から氷ノ山。左には甑岩,岩の覗いた赤倉山。
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三ノ丸の手前から氷ノ山。左には甑岩,岩の覗いた赤倉山。
ひときわ目立つ大山山系。雪深いのだろうか?蒜山三座の上も白い。
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ひときわ目立つ大山山系。雪深いのだろうか?蒜山三座の上も白い。
前方に最初のピーク三ノ丸が見えて来た。本当に雲一つ無い快晴。
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前方に最初のピーク三ノ丸が見えて来た。本当に雲一つ無い快晴。
三ノ丸避難小屋。この辺りは雪が1〜2mは積もっているようだ。
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三ノ丸避難小屋。この辺りは雪が1〜2mは積もっているようだ。
雪が貼り付いた三ノ丸の展望デッキ。
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雪が貼り付いた三ノ丸の展望デッキ。
スギの木に積もった雪は溶けた後に氷柱になってぶら下がる。三ノ丸からの道中,スギの木がモンスターに変身中。
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スギの木に積もった雪は溶けた後に氷柱になってぶら下がる。三ノ丸からの道中,スギの木がモンスターに変身中。
スギ,ブナの林を過ぎる。
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スギ,ブナの林を過ぎる。
ホワイトモンスターがいくつも並んでお出迎え。
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ホワイトモンスターがいくつも並んでお出迎え。
1448m点を過ぎて山頂への最後の上り。夏はネマガリダケの中の道だが,冬は遮る物なし。
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1448m点を過ぎて山頂への最後の上り。夏はネマガリダケの中の道だが,冬は遮る物なし。
上からスキーで下る人もいる。バイオトイレの横を直登すると...。
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上からスキーで下る人もいる。バイオトイレの横を直登すると...。
本日のピーク,氷ノ山山頂1509m。山頂標,避難小屋の展望デッキや梯子はエビのしっぽまみれ。前回訪ねたのは一昨年の6月。1年半ぶりに来ました。
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本日のピーク,氷ノ山山頂1509m。山頂標,避難小屋の展望デッキや梯子はエビのしっぽまみれ。前回訪ねたのは一昨年の6月。1年半ぶりに来ました。
一等三角点,タッチ!この後,避難小屋の東側でランチタイム。
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一等三角点,タッチ!この後,避難小屋の東側でランチタイム。
東方面,神大ヒュッテの方から上がってくる人もいる。雪原の向こうにモンスターの行列。遙か東の方にはうっすらと白く高い山が見えた。「天気がよいと白山が見える」そうなので,多分白山だと決めた。
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東方面,神大ヒュッテの方から上がってくる人もいる。雪原の向こうにモンスターの行列。遙か東の方にはうっすらと白く高い山が見えた。「天気がよいと白山が見える」そうなので,多分白山だと決めた。
向こう側にはなだらかな裾野を広げた扇ノ山。あちらも深い雪に覆われているだろう。
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向こう側にはなだらかな裾野を広げた扇ノ山。あちらも深い雪に覆われているだろう。
ハチ高原方面。ぶん回しは歩いたことがないので,いつかの宿題に。
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ハチ高原方面。ぶん回しは歩いたことがないので,いつかの宿題に。
後は下るのみ。山頂避難小屋を振り返ると,日の当たらない反対側の屋根は,クリームのたっぷりのったお菓子の家。
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後は下るのみ。山頂避難小屋を振り返ると,日の当たらない反対側の屋根は,クリームのたっぷりのったお菓子の家。
こちらからは尖った大山。こちら同様,あちらもすばらしい眺望だろう。先月末の視界ゼロのリベンジはいつか...。
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こちらからは尖った大山。こちら同様,あちらもすばらしい眺望だろう。先月末の視界ゼロのリベンジはいつか...。
甑岩方向にまっすぐ下りる。夏ならずいぶん巻いて下りるが,どこでも道になるのが冬ならでは。
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甑岩方向にまっすぐ下りる。夏ならずいぶん巻いて下りるが,どこでも道になるのが冬ならでは。
日の差さない山の陰は,この時間になっても霧氷(着氷?)が美しい。甑岩を巻いて下って行く。
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日の差さない山の陰は,この時間になっても霧氷(着氷?)が美しい。甑岩を巻いて下って行く。
甑岩を振り返る。岩の上まで踏み跡があった。北の眺望はいいだろう。
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甑岩を振り返る。岩の上まで踏み跡があった。北の眺望はいいだろう。
扇ノ山や鳥取の町を前に見ながら,氷ノ山越えをめざして進む。
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扇ノ山や鳥取の町を前に見ながら,氷ノ山越えをめざして進む。
氷ノ山山頂と昼間の月。月齢は6。
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氷ノ山山頂と昼間の月。月齢は6。
夏の道と全く違う。まっすぐショートカットする場所多数。
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夏の道と全く違う。まっすぐショートカットする場所多数。
下りも霧氷の中をどこでも歩くことができる幸せ〜♪。
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下りも霧氷の中をどこでも歩くことができる幸せ〜♪。
氷ノ山越えの避難小屋まで下ってきた。正面赤倉山。楽しい稜線歩きはここまで。
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氷ノ山越えの避難小屋まで下ってきた。正面赤倉山。楽しい稜線歩きはここまで。
最後に氷ノ山山頂を見納め。楽しい雪山ハイキングだった。
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最後に氷ノ山山頂を見納め。楽しい雪山ハイキングだった。
で,ここからはスタート地点まで下る。ここも夏道ではないルートを下って行く。
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で,ここからはスタート地点まで下る。ここも夏道ではないルートを下って行く。
開けた場所に出て下る。昨年雪崩があった場所だそうだ。こういう場所は雪面をトラバースすると表面から雪崩れやすくなるそうなので,下りるときはまっすぐ下るようにすると危なくないそう。
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開けた場所に出て下る。昨年雪崩があった場所だそうだ。こういう場所は雪面をトラバースすると表面から雪崩れやすくなるそうなので,下りるときはまっすぐ下るようにすると危なくないそう。
ほどなく氷ノ山命水の水場に下り立った。冬の間は水場は雪に埋もれて休業中。ワカンを外して,後は下まで車道歩き。
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ほどなく氷ノ山命水の水場に下り立った。冬の間は水場は雪に埋もれて休業中。ワカンを外して,後は下まで車道歩き。
駐車場から氷ノ山を見上げる。美しい雪山ハイキングを堪能した一日でした。
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駐車場から氷ノ山を見上げる。美しい雪山ハイキングを堪能した一日でした。

装備

個人装備
長袖インナー タイツ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 輪カンジキ 行動食 GPS 日焼け止め サングラス ストック

感想

職場の先達にお誘いいただき,冬の氷ノ山へ。今日は朝から「どうしたん?」と言うくらいのすばらしい晴天に恵まれる。今回も先達のパーティーに加えていただき,車に乗せて来ていただく。積んできてもらうのって本当にありがたい。
氷ノ山は何度か足を運んでいるが,この時期に上がるのは初めて。いつも仙谷で花を眺めて上がってばかりだったので,若桜氷ノ山スキー場から上がるのは初。雪の景色を楽しみにしていた。
上りは第二リフトで途中まで楽をする。第三リフトは停止中。そこから上は正しく歩いて山頂をめざす。昨年末からの寒波で鳥取地方はかなりの降雪があり,ゲレンデの積雪は1m以上はありそう。ワカンをはくまでは嵌まりながらつぼ足で上をめざす。リフトトップに上がると空の青さと霧氷を纏った木々,眩しい雪原が続く美しい世界が広がった。
三ノ丸から氷ノ山山頂までは快適な雪原の道。夏はネマガリダケのびっしりと生えた山頂平原の中の道を進む。冬は遮るものは全くなし。少しずつ近づく氷ノ山山頂のトンガリハウスをめがけて,一歩一歩進んだ。
山頂は雲一つ無い快晴で,大山,那岐山,後山,東山,三室山と岡山から宍粟の山々を見渡すことができた。東の方向には,遠く白山(おそらく)の眺望も得ることができた。さすが展望至上の冬の山だ。
冬山は自分の歩きたいところがコースになる自由な山。どこまでも青い空と雪原を堪能することができた。山行を計画してくださった皆様に感謝。

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体力レベル
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