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Yamareco

記録ID: 3927711
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

表銀座・氷河公園    -思い出の山々-

2016年10月05日(水) ~ 2016年10月08日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
45.1km
登り
3,409m
下り
2,929m

コースタイム

1日目
山行
11:00
休憩
0:20
合計
11:20
5:10
210
8:40
0:00
70
9:50
0:00
110
11:40
0:00
70
12:50
13:10
150
16:30
2日目
山行
9:10
休憩
1:00
合計
10:10
6:00
10
6:10
6:20
10
6:30
0:00
60
7:30
0:00
160
10:10
10:30
60
11:30
11:40
130
13:50
0:00
70
15:00
15:10
30
15:40
15:50
20
3日目
山行
7:20
休憩
0:40
合計
8:00
6:10
110
8:00
0:00
40
8:40
9:00
30
9:30
0:00
60
10:30
10:40
80
12:00
12:10
120
14:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バス 竹橋〜ゲ−ト(観音峠)
 
中房温泉までは台風による倒木で通行止めのため、ここまで
コース状況/
危険箇所等
(ゲ−ト〜中房温泉)
 中房温泉までの林道で猿の集団に取り囲まれてしまった。猿を刺激しないようにして、道路の真ん中を歩いてクリヤ−しました。

(中房温泉手前)
 倒木は、登山初日に片づけられたようでした。私は、20本くらい乗り越えてゆきました。
燕岳 今回はこれから大天荘まで行くため、パス
燕岳 今回はこれから大天荘まで行くため、パス
大天荘へ続く道
大天荘と大天井岳
大天荘と大天井岳
大天井岳からの朝焼け
大天井岳からの朝焼け
大天井岳山頂
槍ヶ岳
大天井岳山頂
槍ヶ岳
ビックリ平
ビックリ平〜赤岩岳
槍ヶ岳がだんだん大きくなってくる。
ビックリ平〜赤岩岳
槍ヶ岳がだんだん大きくなってくる。
ビックリ平〜赤岩岳
赤岩岳付近
ビックリ平〜赤岩岳
赤岩岳付近
赤岩岳
 槍ヶ岳が美しく見えました
赤岩岳
 槍ヶ岳が美しく見えました
ヒュッテ西岳の前から
ヒュッテ西岳の前から
水俣乗越
水俣乗越〜槍ヶ岳
梯子の登り
水俣乗越〜槍ヶ岳
梯子の登り
水俣乗越〜槍ヶ岳
槍ヶ岳が間近に見えてきました
水俣乗越〜槍ヶ岳
槍ヶ岳が間近に見えてきました
水俣乗越〜槍ヶ岳
眼前に槍ヶ岳
水俣乗越〜槍ヶ岳
眼前に槍ヶ岳
槍ヶ岳山頂から
眼下に見えるのは、槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂から
眼下に見えるのは、槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂から
槍ヶ岳山頂から
ブロッケンらしきものが一瞬雲の中に見えた。
槍ヶ岳山頂から
ブロッケンらしきものが一瞬雲の中に見えた。
氷河公園 天狗池
 小雨でガスり、槍ヶ岳は湖面に映らず
氷河公園 天狗池
 小雨でガスり、槍ヶ岳は湖面に映らず
槍沢ロッジ

装備

個人装備
ヘルメット ツェルト GPS

感想

前夜発の夜行登山バスで竹橋から中房温泉に向かいました。初日は、予想外の長距離の登山となってしまいました。台風による倒木のため、中房温泉までは通行止め。冬山用のゲ−トまででバスはストップ。運転手は、道路が開通すれば中房温泉までゆきますよと言ったが、いつ開通するのか、しないのか、まったく見込みはたたない。仕方ないので、とりあえず3時間の道のりを歩くことにしました。
 途中、猿の集団に取り囲まれるハプニングはあったが、どうにか中房温泉近くまできた。すると目の前は杉の大木が倒れて、ジャングル状態。数十人の人たちが一生懸命、撤去作業をしていました。通ってよいかと聞くと、通ることができれは、気を付けて行ってください、というので。行くことにした。20本前後はあったのではないかと思う。下からくぐれるものはくぐり、くぐれないものは木の上によじ登り乗り越えた。やっとのことで中房温泉に到着した。登山開始からここまでで3時間半もかかってしまった。
 中房温泉から燕山荘までの登山道も数か所登山道が崩れたり、大木が倒れて登山道をふさいでいた。予定外の倒木のために燕山荘に着いたのは予定とは違い、かなり遅い時間だった。とりあえず腹が減ったので食事を注文し食べました。この日、中房温泉から登ったのは、私の知る限り、私ともう一人の男性の登山者であった。その男性は、燕山荘に泊まると言っていた。時刻は13時ころであった。私は、大天荘まで行くこととし、出発しました。
 大天荘までの登山路は、気持ちの良い登山路でした。歩いてゆく方向には、美しい稜線が続いていました。大下りの頭を下り、登り返してしばらく行くと鎖場のある切通岩につきました。慎重に通過してゆくと、登山路が二つに分かれ、大天荘へは左に結構急な傾斜を登ってゆきました。大天荘に着くころには、秋も終わりの時期のせいか、日がかげると急に風が冷たくなってきました。登りの途中ではありましたが、寒くなってきたので、ライトシェルを着ました。どうにか大天荘に着いたとき、この日の登山者は私一人でした。通行止めのため、ここまでこられた人はいなかったようでした。16:30大天荘に到着。登山開始から大天荘につくまで11時間半かかったことになります。大天荘では食堂を独り占めし、ご馳走になりました。後日、宿泊のお礼状をいただきました。色々とお世話になったのは、私の方です。感謝です。
 翌朝、大天井岳から日の出を見たくて早起きし、小屋の前のベンチで出発の準備をしていると、強い風に飛ばされて手袋の片方がなくなってしまった。探したが見つからない。手袋してないと、手がかじかむ寒さでした。小屋に引き返し、軍手を分けていただきました。大天井岳からの日の出は、すばらしかった。遠く槍ヶ岳や穂高連峰の山並みを見ることができました。今日は槍ヶ岳までゆきます。
 その後、槍ヶ岳へと向かいましたが、大天荘から大天井ヒュッテには1時間で着きました。槍ヶ岳方面からの縦走者に会いました。燕山荘を出てから初めて登山者に出会いました。登山道の状況を尋ねられました。大天井ヒュッテから貧乏沢下降点、赤岩岳を経て、ヒュッテ西岳には大天井ヒュッテから2時間40分かかりました。しばらく休憩しました。ヒュッテ西岳に着いたときも。管理人から、登山道の状況はどうだったか、聞かれました。どうやら、中房温泉直下の倒木は午前中ぐらいに全部撤去されたとそのときはじめて知りました。ヒュッテ西岳まで登山開始から4時間余りかかりました。ここで昼食をとってから出発しました。
 ヒュッテ西岳からはいきなり二連梯子の下りでした。垂直に近いような感じで慎重に下ってゆきました。1時間ほどで水俣乗越。大曲から登ってきた登山者が休憩していて、塩アメを分けてくれたのでいただきました。しばらく雑談し出発。
 難所であるハシゴをいくつか乗り越え、2時間ほどかかってヒュッテ大槍に到着しました。見上げると槍の穂先がせまり、見下ろすと殺生ヒュッテが近くに見えました。
 ここから1時間余りで槍ヶ岳山荘に到着。登山開始から9時間でした。ヘルメットを着けて、槍ヶ岳山頂までピストンしました。山頂からの景色は雄大でした。一瞬でしたが、ブロッケン現象もみることができました。しばらく槍ヶ岳の山頂から遠く穂高の峰につながる稜線を見てました。以前来た時に、槍ヶ岳から奥穂高岳・ジャンダルムを越えて、西穂高岳まで縦走したときのことを思い出していました。2日目は槍ヶ岳山荘に宿泊しました。
 3日目は下山。殺生ヒュッテに向かって濃い霧の中を槍沢を下ってゆきました。播隆窟、坊主岩屋下を経て、途中、槍沢・天狗原分岐から、氷河公園に立ち寄りました。天狗池までは、槍ヶ岳山荘から2時間半かかりました。しばらく休憩しました。池はガスの中でした。天狗池に映る槍ヶ岳は見られませんでしたが、霧の中に静かにたたずむ池も、幻想的でよかったです。
 天狗池から槍沢・天狗原分岐を経て槍沢ロッヂには1時間半ほどで到着しました。しばらく休憩しました。雨や汗に濡れた上着を拭きました。
 槍沢ロッヂから、二ノ俣、一ノ俣、槍見河原を通り横尾には1時間20分で到着。山荘の前でしばらく休憩しました。
 横尾、新村橋、徳澤園、徳本口、明神館、小梨平、河童橋と通過し、上高地バスターミナルには、横尾から2時間で到着しました。槍ヶ岳山荘から8時間でした。

槍ヶ岳は、5回目の登山となりました。色々な思いでを積み重ねてまいりましたが、またひとつ新たな思い出を積み重ねることができました。いい山旅でした。

 

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